半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

楽しく稼ぐ

2012年07月10日 | これからしたいこと、すること♪
「楽しく稼ぐ」。これが最近のテーマです。

前職を辞める際に、色々妄想を練り上げていたのですが、結局は会社員である以上、そこでの仕事はまっとうせねばならないという意識が強くあり、「辞めてみないと始まらない」、という気持ちで「生計を立てる手段を考え、実行するのは辞めてから」という考えでした。


しかし、拾う神もいて、たまたま脱サラする2週間ほど前に、友人が声をかけてくれて、その友人の会社をお手伝いしながら、細々と生きてきました。


声をかけてもらわなければ、今頃どうなっていたか

妻子がいる身としては、なかなかのチャレンジでした


しかし、その会社もそろそろ恐らく離れることになります。
相変わらず、「次」が決まっていませんが、夜中、妄想、いや構想をしていてあまり眠れませんでした


先月、たまたまコーチ仲間のひとみさんにコーチングをしてもらいました。

そのときに出てきたのは「楽しく稼ぐ」という言葉でした。

ブログにも細かく書きましたが(→こちら)
出てきたキーワードは
「お日様の下、白昼、堂々と稼ぐ

でした。

このキーワードは、私にとっては「恥ずかしさ」を感じるものでした。


というのも昔から「努力をしなくてはいけない、苦労をしなくてはいけない、好きなことや楽しいことは選んではいけない」といったマゾッけがあったのです

しかし、やっぱり「お金」が無いと妻子を養いませんし、そこから目をきちんとそらさず、堂々と「稼ぐ」ことを目指す「時」に来たのだと思います。

人生には「流れ」があります。今のような生活スタイルになってから「ご縁」と「流れ」をとても大切にするようになりました。

「今は、そういった時なんだ」と事ある毎に思ってきました。
そして、今回も「そういった時」なんだと実感しています。


トランジションシンポジウムでお会いした榎本(ヒデ)さんも、一昨日お会いした藤野電力の小田嶋さんも、「稼がないといけない」という事で共通認識を持ち、具現化していました。


「そんな簡単には稼げない」という心の中の「安全弁」を取り払い、「お日様の下、白昼堂々と稼ぐ」よう、シフトしたいと思います

ちなみに、昨夜、色々浮かんできたのはこんな感じ。

・農村交流事業(「みん村」ですね)
・物販事業(野菜やお米、その他の販売)
・コンサルティング事業(農村企画コーディネート、流通など)
・個人の幸せ開発事業(発酵教室ぷくぷく、ソースなど)
・農村コンシェルジェ事業(不動産、草刈、よろづや機能)

地域密着で、色々な事を重複しながらやっていくことで、楽しく稼ぎ、ゆくゆくは仕事=お金をみんなでシェアしていく、そういった状態を「実現」したいと思います。

それは、とっても楽しいこと

誰もがボトルネックになる「地域の雇用」を創り出せる、そんな男になろうと思います
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トランジション・タウンについて

2012年05月26日 | これからしたいこと、すること♪
本日、「トランジション・ジャパン」の創設メンバーのお一人、ポールさんのお話を聞いてきました。

そこで、「トランジション・タウン」が確実に日本で根付きはじめているということを感じました。

う~ん、成田でもゆくゆくは立ち上げたい


その前に、「トランジション・タウン」といっても、なんのことやら?という人がほとんどでしょう。

「トランジション・ジャパン」のHPを見ても、ちょいと難しいと思うので、私なりに解説します。

ざっくりいうと「石油をベースにした持続不可能な現代社会に依存する生活をやめて、市民1人1人が、どうしたら持続可能でワクワクする楽しい町を作れるか?を考えて、実際に作っていく活動」というものです。


もうちょっと補足説明しますね。

・昨年の原発事故で、多くの人々が太陽光などによる「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」に関心を持つようになりました。

・しかし、世界的にはもっと深刻に「地球温暖化」や「石油の枯渇」が問題視されています

・特に「ピークオイル」という概念を考える必要があります。ピークオイルとは、石油の産油量(供給量)が今現在はピークであるといわれており、既に国によっては産油量が減り始めています。油田があっても、例えばアメリカでは1930年頃(?)と2000年頃で掘り出した石油の質は50倍ぐらい悪くなっている、というデータもありました。
 
 一方で、世界でみれば石油の消費量は日に日に増えています。石油がある日から突然無くなるということではなく、世界的な需要は増え続ける一方で生産が減少していく段階に入っており、需要と供給のバランスが大きく崩れ始めています。つまり、これから「今までと同じような価格では手に入れられない=これまでのように石油に依存した社会は持続不可能」ということを前提において、これからの社会を考えようという発想です。

・具体的に言えば、小麦、大豆、とうもろこし、そしてそれを飼料としている畜産、牛乳、あるいは果物、あるいは肥料など、食糧を輸入に頼っている日本は、今の状態は続けられなくなります。生産、管理、加工、輸入、全てに石油が使われていますしね。

・100円ショップで売っているもの、衣類、住宅木材など、多くの工業製品も今の価格での輸入が難しくなります。

・車、船、飛行機などの移動に使う機械を動かすのも同様。

・電力などのエネルギーも、石油を使えなくなります(採算が合わなくなる)

・「石油は3世代まで」という言葉もあるようです。
  ●おじいちゃんの代は、移動手段はラクダだった
  ●お父さんの代は、移動手段は車が当たり前になった
  ●自分の代は、移動手段は飛行機が当たり前になった
  ●子供の代は、移動手段は車が普通になる
  ●孫の代は、移動手段はラクダに戻る

という笑い話のようで、本当にそうなるかもしれない、という話です。


日本では戦後間も無い1950年代は、単位はよくわかりませんが、5,000ぐらいのエネルギー消費量だったのが、現在は24000ぐらいになっています。人口の問題もありますが、5倍近くに膨れ上がっています。そして、このエネルギーの消費量のうち、石油を使ったエネルギーはオイルショックがあった1973年の75%と高依存だったのが、今では40%ちょっとに落ちていて、その代わりに原子力や天然ガスなどによるものが増えています。

でも、ウランや天然ガスだって、結局は「輸入」しているのです。


「自分たちの代ぐらいは今の生活はそうは変わらないだろう」、といって「思考停止」をするのではなくて、理性を働かして2030年~2040年ぐらいには、石油を極力使わない社会になっていることを認めようというのが第一段階。

その上で、自分たちの老後はもちろん、子供や孫達のあるべき社会はどういった社会がよいのか?それをどうやって作っていくのか?を市民1人1人が「創造力」という最大限の資源を使って考えて、実践していく活動のことを「トランジション・タウン」と言うわけです。

大上段に言えば、「石油に頼った持続不可能な社会」から「石油が無くても持続可能な社会」への「移行(トランジション)」を目指す活動ともいえますね。、

具体的には、エネルギーの自給や、食べ物の自給など色々テーマがありますが、神奈川県藤野市の「トランジション藤野」でやっている活動を紹介すると、まるで地域で色々な部活動が盛んに行われている様相です。

・森部→荒れた里山の木を老若男女問わず参加できる「皮むき間伐」で行う活動をしています。

・地域通貨→「自分の出来ること」「他人にしてもらうこと」を円ではなく地域通貨を通じてやりとりする活動をしています。

・お百姓クラブ→地域の自立には食糧はとても大切で、みんなで開墾をし、共同で農場を作り、野菜を作る活動をしています。

・長屋→有志が集まり、長屋を作り、大型の冷蔵庫やキッチンは共同の大部屋でまかない、各自の家(部屋?)は最低限のものだけにして、木材も地元の木を使い、エコで協働的な生活を志向しています。

・藤野電力→今、一番有名だと思いますが、ソーラーパネル作りワークショップなどをしながら、地域での電力自給を目指しています。


ポイントは「楽しく繋がること」、「創造力を発揮して地域の底力をあげること」だそうです。


お聞きしていると、コーチングの「場の形成」に非常に似ています。指示せず、強制せず、義務感ではなく、自分の中から湧き出るやりたことをどんどんやっていこう、それを認め合い、承認し、つながっていこう、という感じです。


トランジション・タウンはイギリスで2005年に始まったばかりですが、世界には既に数千ものトランジション・タウンがあります。

そして、日本では2008年に始まったばかりですが、既に30もの地域で「トランジション・タウン」が作られています。驚くべき広がりようです


私が3年ほど前に、生きる原点、生活感を実感できる生き方が「農村にある」という確信を持ちました。

なので「村みたいな共同体を作りたいな~」というのが大きなビジョンでした。

そして、今年1月、私のコーチングの尊敬する師匠の榎本さんが、トランジションタウン藤野の事を海外のメディアに語っている映像をFBで見たとき、「あれ、これが私がやりたいことなのかな?このことのために、今までの流れがあるのかな?」と思いました。

ちなみに、榎本さんとは、コーチの養成期間のCTIジャパンの創設者です。イギリスノフィンドホーンに渡り数年暮らしたり、アメリカなどから色々な概念、活動を貴日本に帰化させた人で、セブンジェネレーションズトランジションタウン・ジャパンを立ち上げた人です。


話を戻すと、農村に出入りしながら色々模索をしていく中で、昨年の原発事故があり、そして今年、コーチング時代の仲間からのお誘いで、「第四の革命」というドイツの反原発に多大な影響を与えると言われた映画を千葉に見に行きました。

そこで、「再生可能エネルギーによる電力供給が可能」という事実を知りました。さらに、その映画上映の主催者である「千葉自然エネルギーの会」のみなさんとご縁がつながり、さらにそのメンバーの一人からのご紹介で、本日、トランジション・ジャパンを立ち上げたメンバーの一人のポールさんのお話を生で聴くことが出来たのです。


こういった「ご縁」が繋がる、というのは「流れ」ですね。


そして、ポールさんのお話を聞くために本日集った参加者の方々のお話を聞くと、この潮流はどこまでも加速していく、という確信をますます強くもてました。


経済社会が右肩が上がりにいくのは既に終わっているのが明らかです。特に日本国内では。

若者の就職率が低下し、今の20代の一部は、既に「会社に勤める」という人生観が無く、自分たちで道を創っていくという志向をもった人達が増えています。

そして、「お金」から離れて、農村に「ライフスタイル」の1つの具現化する場として、多くの人々が流入してきているのをこの3年間、目の当たりにしてきました。

それは、かつての「反対運動」や「社会へ順応できない逃げ場」といった感は全くなく、とても緩やかでワクワクした素敵な「生き方」の現われです。肩の力が入っていません。


何年も前に榎本さんが、イギリスのフィンドホーンから帰ってきてお話をしていた時には、トランジション運動という言葉さえ、日本のほとんどが知らなかったはず。私も全く関心が無かったです。

鴨川の林さんも、私がお会いした3年ちょっと前は、まだまだ公には登場していない状態で、鴨川自然王国の正式なメンバーではありませんでした。

しかし、今や、意識を早くから持ち、行動してきたそういった人が、どんどんつながり公に登場し、昨年の震災後、急速に私達一般市民もつながり始めていることを感じます。


実は、千葉自然エネルギーの会の方が、以前、藤野までいって榎本さんのお話を録画してきていました。そのDVDをポールさんに出会う前日、つまり、一昨日に私は見ていました。

その映像の中で、榎本さんは

「以前は、意識を持ってもらうことから始めなくてはいけなかったんです。でも、3.11以降は、説明が必要なくなったんです。みんなが考え方には賛同して『いいと思うけど、本当に出来るの?どうしたらいいの?』という質問に反応が変わったんです」

と語っていました。

なるほど。そうなんですね。
原発が無くなっても、今と同様の電力が再生可能エネルギーで供給できたらいいと思いませんか?と聞かれたら、3.11以前であれば、「再生可能エネルギー?まあ何でもいいんじゃないの」という状態だったと思いますが、今では「そりゃ、出来たらいいけど、できるの?」というのが大抵の反応ではないでしょうか?

私自身、そして私の周りの人からの言動からも実感できます。


エネルギー、食糧、教育(子供を育てること)、伝統文化を繋いでいくこと、などは昔は「村」単位のことでした。ローカル(地域)の力ですね。

そういった「村」というコミュニティーが作れたら、と思っていましたが、今の時代は、こういった全てが行政や他地域と複雑に絡みあっています。だからこそ、「村をつくる」という概念よりは「社会を作る」という概念の方があっていると思います。

旧態依然とした「村」ではなく、今の時代の「流れ」にあるように、ゆるやかに、楽しく繋がる、という思想で、「トランジション・タウン」を作っていくというのは、受け入れられやすい楽しいわかりやすい活動ですよね。


ポールさんが言っていました。

「トランジション・タウンの発祥地のトットネスという町は2.2万人ぐらいの町。小金井市や船橋市などは大きすぎる」

また、事例として「トランジション・ストリート」という概念もあることを紹介してくれました。

1つの並びにある住宅のみんなが集まって、テキストを読みながら10週間ぐらいかけて、食べ物、教育、エネルギー、などを学んでいき、トランジションしていく(新しい生活スタイルに移行していく)というやり方もある、ということです。

思想から言えば、「トランジション・ファミリー」でもいいわけです。
夫婦が同調すれば、2人の有志が集うわけだから。

「トランジション・フレンヅ」、「トランジション・ヴィレッジ」でも良いはずですよね


社会つくりは地域から。地域の底力をあげること。地域に愛をもつこと。
無いものねだりより、あるもの探し。

色々な言葉がありますが、それが新しい生き方、なんでしょうね。


この3年、自分という畑を耕してきました。

そして、時代の潮流を本当に感じるようになった今日この頃。

自分の中にも素敵な種がたくさん蒔かれています。

これからがとても楽しみです
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インプットを増やしていこう

2011年02月06日 | これからしたいこと、すること♪
 将来の生活と収入のことをいろいろ思う今日この頃です。

 土から離れている生活のせいか、思い詰めてしまうのは「やっぱり、鶏飼って、畑やって、田んぼやって半自給の生活をしたい」というものです。

 多分、畑や田んぼは今年も出来るでしょうし、いずれ鶏もやろうと思えば出来る気がします。ただ、やっぱり「家の前に広がる畑で野菜を作り、鶏を飼う」といったイメージがどうしても沸いてきます。ここまで沸いて来るんだから、やっぱりやろうと思うわけです


 じゃあ、どうやるか?という話ですが、とうぜんそのための土地・家・生活を支える収入が必要です。
 とはいえ、今は引っ越したばかりでしばらく街中に家族の拠点を置いた方が良い時期ですので、その時が来るまでの間は「ゆくゆく住む場所」をイメージしてアンテナを張っておこう、と思うわけです。

 また、そういった場所を見つけたとしても、先立つもの、つまりお金のことも、きちんと考える必要があります。

 元来お金には無頓着で、給料日も未だにあんまり良くわかっていない男ですが、基本的には倹約家なので、普通に生きて来ることができました。

 ただ、「鶏飼いたいんですよね~」みたいな話を知り合いの若手農家さんとかにすると、「また、飛んだ話ばかりして(笑)現金収入もちゃんと考えないと駄目だよ」といつも言われます


 この前、朝3時に起きて本を読んだりして考えていたのですが、自分の体はまだまだ全快では働けないようで、あんまり頑張ると無理がくるようです。
 バリバリ働ける状態にはそう簡単には戻れないのでしょうが、私はやっぱり元来本気でビジネスをやるのには向いていないのでしょう

 まあ、最近の本などから一番良い小金持ちになるには、株もそうですが不動産投資なんでしょうね。ただ最終的には「そういった投資が好きかどうか、合うか合わないか」が大事なんだろうな~、と思います。私は合っていない。。。

 私が前職のようなビジネス思考を持っている状態で、本気で将来のことを考えていれば、おそらく出来たのでしょう。しかし、当時は今よりたくさんお金も頂いていましたし、自分の生活は特段不安ではなく、それより会社のことで精一杯でした。

 今は時間がありますし、「さて、将来家の1軒でも買いたいけどお金がな~」みたいに、お金のことを考えるようにはなりました。
 でも、お金の為に働くという概念がすっぽり抜けてしまっているので。。。
 多少軍資金があれば、よくよく調べて勉強して不動産投資などもしていかもしれませんが、まあ、私はそっち方面にどうしても関心が沸かないからいずれにしろやらないんだろうな。。。


 となると、一般的に「お金」から入るセミリタイアというパターンではなく、私の場合は、「生活・暮らし」の転換から入る「好きなことを全部やる」というパターン、つまりやりたくないことは全て手放して自分の思うがまま生きた結果、後から生きていくためのお金がついてきた、という路線で行くべきなのだるうな~、と思います。

 
 ・・・などなど、色々考えてみるわけですが、そう悶々していると、どこかでコップに貯まった水はこぼれるように、自分の中から出てきたのが「動こう」という言葉でした。つまり、インプットを増やそう、ということ。

 こういった時は「インプット」を増やすことが一番

 幸い農関係の人はたっくさん周りにいるし、東京で働く私よりよっぽど鍛えられて優秀な友人・知人もたくさんいます。何ならお客さんだった社長さんにご挨拶に行ってもいいし。
 今の住んでいるところは、素晴らしい図書館も家の近くにあるし、インプットする対象はいくらでもあります。

 前職は使命感が優先して働き続きましたが、田舎に来てしばらくするとどうしても収入の為に働いている、という思いが沸きます。
 普通のサラリーマンでは当たり前のことなのでしょうが、前職でそういった発想をあまり持たないで育てられてきた私には、どうも今の自分が不健全というか、あんまり良い状態ではないと思ってしまいます。

 例えば、今の仕事でもそれほどエネルギーを注ぐことが無いのであれば、働きの分だけ給料をもらって、仕事が無い分、お金の代わりに暇をもらった方が良いのではないか?と思うこともあります。まあ、それは企業経営側の立場にたったら現実的では無いのはわかりますけど。。。

 となると、やっぱり早朝とか休日の使い方だと思います。
 今は土日は基本的に休みですから、本を読んだりどこかに出かける時間は大いにあります。
 夢描く生活はイメージばりばりですが、この3ヶ月間ぐらいはその生活へ続く道を考えていくために、いろんな人と会い、いろんな本を読み、インプットを増やしていきたいと思います
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やっぱり、前から好きだったことをやりたかったんですね~

2010年12月22日 | これからしたいこと、すること♪
 引越しの際に、車で前の家と今の家を1日2回は往復する日々が続きました
 そんな車の中でラジオを聴きながら、ふと色々考えました。
 
 今年の1月から通勤で車に乗り始め、最初はこわごわと乗っていましたが今では立派なドライバー
 そして車に乗ると、自分だけの時間や空間になります。そんな車内では、普段聞かないラジオを聞くようになりました

 主にFMはbay-fm、AMはNHKになります。

 AMって何聞くの?と思うかもしれませんが、それは「英語」なんですね~

 行きの朝の8:30から5分ほどは、時事ニュースを英語で。
 帰りで早く帰れるときは18:45から基礎英語Ⅰ、基礎英語Ⅱ、基礎英語Ⅲと立て続けに流れてきます。夜遅い場合も、21:00ぐらいから同様に基礎英語がやります。

 また、たまに土曜日の朝は「心に響く英語ドラマ・リトルチャロ2」がやっています。
 
 別に誰か外人さんの友達がいるわけではないのですが、やっぱり私は英語が好きなんですね~

 昔、シドニーシェルダンのゲームの達人とか家出のドリッピーとかが流行った時に、借りてきて聞いたものの何がそんなに面白いのかわからず、また言っていることもあんまりわからず、すぐに聞かなくなってしまいました。
 (ちなみに私のベスト英語教材は「小林克也のアメリ缶」でした

 ところがチャロは面白いかわいいだから聞いちゃうんですよね~

 そんな感じで車の中で何となく英語に触れてきた1年でしたが、振り返るとやっぱり「私は英語が好きなんだな~」と思います


 ふとそんなことを考えていると「昔いいな~と思ったことが、結局今自分が好きなこと、やりたいことなんじゃん」と気づきました。

 私の座右の書(?)の1つのわくわく生きるってことを書いた名著『ソース』。
→詳しくはこちら

 ここに書いてある通り、色々な固定概念・外部からのメッセージのせいで「好きなこと」をやるのはなかなか難しかった。。。
 好きなことを好きと普通に思ってそれに触れるっていうことが出来ずに、というか気づかずに、「自分は何をしたいのか?」をもんもんと考えていた時代もあったわけですよね。

 でも、この1年半でずいぶん気楽に好きなことを普通にやれる柔軟性がついてきました


 そんな自分になったから気づいたのかもしれませんが、結局、灯台下暗し、身近なところに好きで触れ続けたいものがあったんだな~と気づけるようになりました

 例えば前述した「英語」もそうですし、「自然と触れ合った生活をすること」もそうですし、「誰かにものを教えること」などは、ぜ~んぶ、学生時代などで既に「やれたらいいな~」と思っていたこと。

 大学受験では英語は趣味のように言語の成り立ちとかが面白くてはまっていたし、大学入学後はESS(英語会話サークル)に入りました。更にコミュニケーションギャップを教えるイギリス人講師(スターマン先生という方でした)の英語の授業に、理学部だった私は単位にはならないのに興味本位で参加して楽しんでいたし。。。

 農に触れたいと今思って色々やっていますが、若い頃から森とかに行くとちょっと恥ずかしいけど、木に耳を当ててみて「木の呼吸が聞こえるか?」と確かめたり、頬を木にくっつけると何ともいえない暖かさを感じて何だか木と会話している気分になったり、目を閉じて風を感じてみたり。。。

 10年以上も前の新聞記事にあった塩見さんの半農半Xというコラムを切り抜いて「これは面白い考えだな~」と眺める時期を過ごしたり。。。(当時は今とは違い無名に近かったはずです)

 国内、海外問わず、旅行といえば建物や風景を見たり、カジノとか娯楽をやってもちっとも面白くなく、一緒に行った友達と会話するかその土地に根ざした人達の生活に触れたりすることが関心の対象だったり。。。何でかな?と思っていましたが、一昨年、鴨川のじいちゃん達の「生活」に触れて、「自分は生きている実感を持てている生活スタイルを明確にして、生きて生きたいんだ」ということに気づき、だから、旅行も「生活」が見えてないと今一つまらなかったんだな~、と思えたり。

 そういえば大学の最後の旅行は、ニュージーランドのアウトドアスクールで、英語とアウトドアを満喫しに2週間ホームステイすることを選んだんですよね。

 その他に、頑張っている中学受験生に勉強を教えてあげると、愛情が湧いてきたり、また一方で自分はやっぱり「教えるって好きなんだな~」と再認識できたり。

 そうこうして引越しの荷物から、昔自分が書いたプランに「英語や自然の中でアウトドアをする学校を設立したい」とか「自然が溢れて、そこにいるみんながそれぞれのギフトをを活かせるフィールドがある村を作って村長になる」(笑)と書いてあるものを発見したり。。。

 
 というように、「やっぱり」昔に「いいな~」と思ったことって、「やっぱりずっといい」んですね~


 そういったものに、何となくでいいので触れ続ける時間や心の余裕、スペースがある生活があることって重要ですよね~。

 やれ目標設定だ、やれどうやってやるか?といった方法論を考えるのが、どうしてもビジネスに足を突っ込むと「考えなければいけないこと」として頭に刷り込まれてしまっていたんですよね。
 しかしそういったものから解き放たれて、「何となくやりたいこと」に対して「最初の一歩」を踏み出せる生き方、、、そんなことが少しずつ出来るようになりました


 変な話ですが、私は田舎の長老達の生活を見て、最終的にはどうやって老いて死んで行くのか・・・といったことを考えながら今の人生を送っています。

 そういった「自分の求める生活像」が大体イメージできているってこと、それは素敵なことだと思います。

 そしてその「イメージ」は、かって漠然とでも自分が学生時代などで既に持っていたものとさほど変わらないものなんだな~、ということに気づきました


 やっぱり好きなものは好き、興味があるものは触れてみる。そんなことを当たり前に出来る生活を今後も過ごしていきたいと思います






 
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人間として素敵な農家さんの素敵なお野菜♪

2010年07月29日 | これからしたいこと、すること♪
昨日、仕事が終わったあとひょっこり農場さんの渡邉さんの畑に行ってきました

仕事で無農薬野菜を扱っているんですが、そこで知り合いになった27歳(?)の若手女性農家さんです

私は、「農家」というとどうしても「生計をたてるために生産性を考えた野菜作り」が必須という固定概念に縛られているのですが、渡邉さんは「農業を通じて野菜が生育していく過程やおどろき、発見などを伝えていきたい」ということを本当にしているんです。ブログをみるとわかりますが、思わずホッとします

草取りをしているときに、進行中ずっと一緒だったカエルの写真とか、思わず笑ってしまいます

渡邉さんのキャラクターを表しているんでしょうね



7月11日のブログでちょこっと書きましたが、自給的に生きて生きたい一歩として、整体とかマッサージとかをしながらお野菜も販売して生きていく、、、なんていうプランを思い浮かべるようになりました。ただ、自分の野菜はとても販売するほど量がありませんまあ、友達が遊びにきてくれたらいっぱい食べてもらったり、お土産に持っていくぐらいで十分だと思っています。

ただ、どこぞの誰がどう作っているかわからない野菜よりは、少しでも「いい野菜」を食べてみたい、という人には、私が代理者となって「この人のこの野菜はいいよ」といって紹介していきたいとおもっています。

きちっとした生計を立てている農家さんは、個人宅配のようなものは正直手間がかかるだけで、やっぱり卸でど~んと大量にやった方が良いんですね。でも、渡邉さんは、まだ畑もそれほど大きくは無いので個人向けの宅配が増えていくことは問題が無いそうです。

これから農家はどんどん減っていきます。
千葉県では、平成17年で70歳以上の農家さんの比率は35.8%まで増えています。60歳台の農家さんの占める比率は28.9%です。60歳台の農家さんはベテランとして精力的に働いている時期なのでまだまだ10年は大丈夫でしょうが、70歳台の農家さんと合わせると64.7%が60歳以上ということなんですよね。つまりあと10年もすると現在の半数以上の農家さんが引退に近い年齢になる、、、ということです。これは千葉県の数値ですが、全国の平均値は、千葉県より更に高齢化比率が高いのです。

そうなると、大手の大規模農業の野菜を流通業を通じて買うか、「顔がみえるこの農家さん」というところを買い支えるようなスタイルで買う、といった2通りのスタイルにより分かれていくんじゃないかと思います。

もちろん、輸入物も増えるでしょうし、家庭菜園をやる人も増えるでしょうね。

で、私は「この●●さんという農家さんの野菜を食べる」といったスタイルの方にお野菜を届けていきたいと思っています。

そのお一人として渡邉さんのことを私はおススメしていきたいと思います。

ちなみに、今お届けできる野菜は

・なす
・緑なす(とろナス、といったネーミングをつけているところもありますね。)
・ピーマン
・モロヘイヤ
・空芯菜
・オクラ
・トマト(5種も!)
・小松菜
などなど。

レストラン向けに野菜も作っているので、ルッコラやバジルなどもたっくさんありますよ

近々、きちんとご案内をしていきたいと思いま~す

渡邉さんの収穫を少し手伝ったときに頂いたルッコラ。実は、、、食べた事がなかったのですが、美味しいですね

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今後についてのコーチング

2009年11月14日 | これからしたいこと、すること♪
 今日は、前の職場の友人で、コーチのプロの資格を持っているT君に、コーチングをお願いしていた日です

→T君のブログ:http://blog.goo.ne.jp/tetsu0330/

 10月末ぐらいから、「仕事探さなきゃな」と思いながら、すぐ動く、っていう感じでなく、ハローワークの情報サイトみたり、リクナビの登録したり、周りに就職しなくちゃ、と話し始めたり、、、という日が続いていましたが、今週は、そろそろ固めないと、年末になっちゃって、仕事見つからないな、って思いが募ってきていました。

 漠然としているのは、仕事のことだけじゃなく、来年以降の生活。でも、コーチングを受けて、やっぱり整理できました。ありがとうございました

 さて、私にとっての考え方は、

1:当面は、収入を得る仕事で、しかし、どうせやるなら、将来やりたいことに繋げられる、より良い経験が積める職業。

2:先々やりたいことは、半自給的生活(場所ももっと山奥へ?)であり、都市の人々と田舎の人々の交流の橋架けをする仕事。出来れば、こういった仕事で、食っていけたら有り難い。

 また、当面の就職にあたって、これは、というものを3つ挙げると

①仕事内容的にも、通勤距離も無理をしないこと
 →また、病気が再発してしまうと困るし、乗り物に余り乗れないので、遠くには通えないため。そして、まだ子供が小さいうちは、家族の時間を大切にしたい為。これは、病気の体にとって支えでもある為。

②仕事内容は、出来れば先に繋がる農業系、地域活性化などの活動が良い


③収入
→出来れば、25万は欲しい。。。まっ、この辺では、20万が精一杯かな。。。

というところに落ち着きました。

 また、自分にとって、上記が重要な優先順位、となると、別に今のところじゃなくて、引越しも手段としてあり得る、という自分でもびっくりの気づきがありました。

 まあ、今のところは、住むに良い家だけど、住宅街の一戸建てだし、家賃は田舎なのに7万、と高いから、この辺りの収入じゃ、家計は赤字になっちゃうんですよね かつ、住宅街の中なので、鶏飼う、とか、炭を焼く、といったことも出来ないし。

 更に、妻にとって、田舎はあまり魅力的ではなく(まあ、都会生まれの都会育ちだからね。。。)、就職にあたって、目先のこと、将来のことを、改めて妻とすりあわせしよう、という結論になりました。

 家族一丸とならないと、誰かに必ずしわ寄せが来るし、それは巡って必ず自分に返ってくるもの、というアドバイスも、もっともでした。

 夕方、妻が帰ってきてから、色々な問題がありますが、ひっくるめて話してみたいと思います。

 そして、月曜日から、TAKE ACTION! です


 お・ま・け

 夕方、家の庭で採ったニンジンを使って、カレーを作っていたら、妙にベランダが紅く染まっていたので、「もしや、夕焼けが」と思って、ベランダに出てみたら、空がオレンジ色に染まって、真っ赤できれいな夕焼けが出ていました 写真だと、なかなか本物のようにきれいに表せないけど、素敵な夕焼けでしたよ


 明日、良い日にな~れ
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これからしたいこと、すること♪

2009年04月22日 | これからしたいこと、すること♪
★★これからしたいこと、すること♪★★

 「夢に日付を」という言葉がありますが、無理に納期をきらず、「したいこと♪」として、心に素直に「わくわく感♪」をもって、イメージし続けることと、家族とそれを常に話し合っていること、また、人にも常にそれを言っていること、が大事だと思い、書いて見ました。ビジネスでは「納期」というのが重要ですが、「生き方」「生活」においては、「納期」より、自分の中の「想い」が大事だと思いますし、常に「やりたいな~、よし、しよう!」とわくわくしていれば、どんどん道は開かれていくことを、この半年で実感しています。ということで、以下、書き連ねて見ました。

●新天地●

・素敵な引越し先が決まること♪

・新天地で、地元の方と仲良く素敵な関係を築くこと♪

・今までにご縁が出来た方と、これからもご縁を深めること♪

・静岡、名古屋のお知り合いのところに泊まりに行くこと♪

・最終的には、中島デコさんの「ブラウンズフィールド」のように、家の前に田畑が広がっていて、静かなところで、周りは林で、鳥のさえずりが聞こえ、間伐材や竹も勝手に取れるところで、水は井戸水で湧き水もある、火も燃やせる、、、なんてところに住みたい♪


●家族との生活●

・毎日、家族と幸せに生活すること♪

・奥さんや母に好きなこと、やりたいこと、夢の実現の応援者となること♪

・歌と音楽がある生活を過ごすこと♪

・子供は3人目を♪


●食べるものの半自給●

・自分で1年分の家族が食っていけるお米を作ること♪

・野菜、果物を半自給が出来るようになること♪

・麦、大豆も自給できるようになること♪

・鶏を飼い、卵を自給すること♪鶏は絞め、鶏肉も半自給に♪

・豆腐、切干大根、パスタ、パン、ケーキなど、自分で作った農産物で、加工食品を家で作ること♪

・そして、ゆくゆくは、牛かヤギも飼いたい(乳製品の自給の為に、、、肥料も取れるしね)♪


●したいこと、やりたいこと●

・ブログで、去年から今までの活動を書き込むこと♪

・家族で、貧乏海外旅行をすること♪

・整体やマッサージを習うこと♪

・年内に、わくわくと繋がったある程度生きていける収入が得れるようになること♪
・家を作ること♪

・本を出すこと♪執筆で飯が食えるようになったら、いいな。。。(半農半著)

・農的生活にあこがれる人のナビゲーターみたいな存在になりたいな~。自分がいろいろな方に影響を受けてきたので、ほんの少しの方々にでも、何かしら影響を与えられる存在になれたら嬉しい♪

・諸先輩がたから常に教えを頂ける人間関係♪まずは、自分が住む地域から♪

・尺八、陶芸、子供のお手製おもちゃ、などの創作活動♪

・整体、アロマ(これは奥さん)、気孔、など、体に関することで、自分の為にも、家族のためにも、人のためにもなること!ついでに、多少の現金収入も♪

・世界一周旅行記を書くこと♪これは、ブログでそのうち。。。

・車はSVO,VDOなど、ガソリンを使わないでものを、、、♪

・大学時代からの夢で、まだやっていないのが、「イルカと泳ぐこと」「フルマラソン(ホノルルマラソン)に出ること」「伊達公子さんと会うこと(最近、復活しましたが、私は、現役時代、特にテニスに興味は無かったのですが、人として何かしら感じるものがあって、尊敬をしていました。いつか、何かしらでご縁を作りたいと思っている方です)


★実現したこと★

・富士山に登ること!昨年7月に実現!ご来光はすばらしかった♪

・仕事を辞め、農的生活に入ること!いよいよです(ドキドキ)♪

・海外留学(まあ、2週間ぐらいの短期留学ですが、大学の卒業旅行を兼ねて、実現?2週間NZに行きました。良い経験でした。)
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