半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

ETV特集 「埋もれた初期被ばく」&「復興を問う」

2012年03月31日 | 自分の時間
NHK教育TVの「ETV特集」を、昨年から毎週録画して、たまったものを時間があるときに見ます。

昨年も、ブログにアップしたことがあります。→コチラ


主に震災関係、放射能関係のために見ていますが、ここ数日で見た2つは、「見てよかった」という内容でした。


1つめが、3月11日に放映された「ネットワークでつくる放射能汚染地図5」埋もれた初期被ばくを追え」です。


「初期被ばく」、つまり、原発事故後に拡散した放射性物質のうち、物理学的半減期が8日間しかない「ヨウ素」による初期被ばくが計測されていない、その結果、どれだけ人体に影響を及ぼしたのか、これから及ぼすのかがブラックボックスである。ところが、その初期被ばくの推測ができる数値が見つかった、というような切り口の内容です。

これによると、大人の最大で等価線量で100msv近くの被ばくがあり、4歳児で400mSv、1歳児では計算上の推定で800msvの被ばくが最大ありうる、というものが出ています。

つまり、苦しい話ですが、子供達には必ず影響が出るであろう被ばくがされている可能性があると最大値では計算できる、ということです。


私たちが主に関心を示す放射性物質は「セシウム」です。

物理学的半減期が8日間のヨウ素は、すぐに消えてしまうというイメージがあるので、あまり関心を持たないのではないでしょうか?


でも、実際は、「物理学的半減期が8日間しかない=それだけエネルギー放出が大きい」という特徴があります。

しかも「生物学的半減期」は8日間より長いです。

つまり、物理的に放射性物質を放出し続けている間は、体の中にあって排出されない、と考えて良いんですね。


セシウムは一般的に言われている「物理学的半減期が30年」でもあっても「生物学的半減期=体から排出される半減期は90日とか120日」なので、体から排出されるんです。


だから、ヨウ素は人体に大きな影響を与える放射性物質なのです。


チェルノブイリ事故でベルラーシの子供達に大きな被害を与えたのも母乳や飲料水などに含まれていた「ヨウ素」の方と言われています。


浪江町の住民は、原発から最も遠い町の西側の津島地区に避難したのですが、実は、その時、放射性物質は西側、つまり津島地区の方に大量に流れ込んでいたことがわかったのです。


その被ばく量がわからない、、、そこからスタートしている内容です。

4月1日(日)22時から、つまり、明日、アンコール放送があります。
関心がある方は、是非みてみてください。


もう1つが3月18日に放映された「生き残った日本人へ-村薫 復興を問う-」です。

村さんの鋭い思索、また民俗学者とのダイアローグ(会話)では、直接津波や地震の被害がなかった私ですが、それでも「今の日本を生きる私達の未来」をしっかりと見つめること、を考えさせられました。


震災から1ヶ月後の昨年の4月時点では、村さんはこんなことを言っていました。

『津波や震災で大きな問題が起こったという捉え方ではなく、津波や震災以前にあった問題が顕在化したと捉えている。もともと、震災が起こる前から、雇用の問題、農漁業の後継者不足、過疎化、少子化、高齢化、産業の疲弊、赤字国債、そういったもともとあったわけですよね。その問題が浮き彫りになった。津波や震災で、何かが突然変わった、というわけではない。だから、「元の生活ができる状態に戻す」ということは大切かもしれないけど、もともとあった問題が無くなるわけではない。「元に戻す」ことが復興かというとそうではないと思う。実際、お金もないしすべてを戻すことはできない。私が被災した阪神・淡路大震災の時と今回の東日本大震災は「時代」が違う。国にお金がない。今回の震災は、これから日本という国をどういった国にしていくべきかどういう日本人であるべきか、本当に日本にとって必要な復興を考えなければいけない』

20年も前から原発の危険性に警鐘を鳴らし、自身が阪神・淡路大震災で死にそうになった経験から、今回の震災に対する復興に対して、昨年の4月の時点から、復興の在り方にについて、こういった思いを持っています。


津波で家の周りが海に沈み、離れ小島にポツンと天井近くまで浸水した家を持つ漁師さんの言葉も印象的でした。

「この家を片づけることにお金を使ってもしょうがない。財産を残すこととかなんて二の次でいいんです。それより未来のために子供たちへの教育をやってほしい。子供にお金を使えば、将来人に尽くしてくれる。この家にお金をつかっても、何にも先に繋がらない」


原発事故に対しては「人生で一番怒っている。どうして東京の人は怒らないのか不思議でならない」という村薫さん。

重く、強く、固い意志を感じるお話でした。


しかし、7月には「思っていた以上に絶望が深い。感情ではなく理性で『すべきことをせねばならない』。しかし、従来のように原発を動かすといっている日本人、また今の政治家に期待はできない。キリギリスはアリになれない。キリギリスはキリギリスでしかない」といった話に変わっていました。

そして、最後に今年になってから、東北の人たちと会話を重ねてきた民俗学者の方との会話では、こんな話が出ました。

「少子高齢化、過疎化が進んで行くのは避けられない。海も川も山も汚染されて人が住めなくなった。そういった状態で、元に戻すのではなく、自然に帰す、あるいは再生可能エネルギーの場所に変えるといったことが必要なのではないか。東北の人が元に戻すことを願っていると、我々が思いこんでいるけど、実はそうではない」


「消えて行く町、消えて行く集落、消えて行く仕事、消えて行く人。こういったものがあるのは無常というか、そうならざるを得なく、それを見据えた上で未来を考えて行く必要がある」という村さん。


これから間違いなく、人口8000万台の日本になり、少子高齢化になり、財政は厳しくなり、縮んで行く日本。

そんな日本で「東北の人が」ではなく、「日本人が何を目指すのか?」というメッセージは、強く響きました。


「地震があったから、津波があったから、原発があったから、それ以前にあった問題が浮き彫りになった。だからこそこれからの日本を、日本人を考えなければいけない」

私のような一般人がとても言えない言葉ですが、東北の事を考え、あるいは地元の人と会話を重ねてきた出演者が話す言葉には、重みと説得力がありました。


所詮、現地で苦しさではちきれそうになっている人間ではなく、TVを見ているだけの私ですが、しかし、被災地の話、ではなく「これからの日本」「これからの日本人として」ということを、ズンと考えることになった番組でした。

大きなメッセージが私の中に刻まれました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨモギもでてきていますね

2012年03月30日 | 農的体験・生活
今日は3月30日。

勤め上げた会社を定年退職する方など、「節目」となる人が日本全国でたくさんいる日ですね。
普通の1日である人もいれば、特別な1日である人もいるわけですね。


さて、昨日、畑でふと野草を見て「あ~、こういったものに気づかない生活に陥っているな。。。」という思いが沸き、今日は満開の梅の花や、道端の野草に目を向けてみました。

すると、可憐な青い花を咲かす「タチイヌノフグリ」の間から、「カラスノエンドウ」というマメ科の若葉は炒めて食べることが出来る野草が生えているのを見つけました。


我が家の春~初夏にかけて、恒例食べ物となった「ヨモギ団子」に欠かせない「ヨモギ」も道端に生えていました



四季折々、季節季節に生え花を咲かせる野草を感じられる生活、時間はなんと豊かなことか。

また、作物を育てることで、気候や天候を考える必要が発生し、結果としてより四季に沿った生活が営めます。


そういった生活からなんだか遠ざかっていますが、これも今までの、そしてこれからの「流れ」にとって必要な時期なのでしょう。


3年前、「晴耕雨読」のような生活を半年ぐらいしていましたが、求める状態は、骨をうずめる土地、住み続ける地域、コミュニティーで畑を耕して半自給的な生活をすること。


ただ、それは先日お会いした小泉循環農場(その日のブログは→コチラ)の小泉さんが「老後でもいいでしょ」と言っていたのですが、確かにそうなのかもしれません。

そういった生活を取り入れつつ、世の中の流れ、自分の流れに沿って、思うことはやり、ご縁を活かし、生きていこうと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々の岡田さんの畑

2012年03月29日 | 農的体験・生活
天気の良い木曜日、久々に岡田さんの畑に行ってきました

先週、お邪魔する予定だったのが急遽キャンセルして申し訳ないことをしたこともあり、また、久々のお顔、そして畑もいじりたく、「一緒に行きたい」という次男もつれて行ってきました


最初、指定の畑とは違う畑に行ってしまったので、しばらく道端の野草観察

春の風物詩の雑草(野草)が生えていて、以前住んでいた家の目の前の畑の事を懐かしく思い出してしまいました。

この野草、よく見るけど、名前はなんだったっけな・・・?


2年前の春の野草について書いた記憶があるのでブログを見直してみたら、あったあった→コチラ

あっ、「ヒメオドリコソウ」だった。そうそう

可愛い青い花を咲かす「タチイヌノフグリ」もありましたよ

そういえば、つくしを今年は見ていないな~。っていうか、そういった土や畑に触れていない生活が続いていたので、原点回帰したいとう欲求がわいている今日この頃です

畑やりたい~


さて、正しい畑に行くと、シルバーのおばあちゃん達2人と一緒に、岡田さんがいました。


今はちょうどハウスで育てたキャベツやレタス類(?)の植え付けの時期。


ベテラン農家さのシルバーのおばあちゃん達は、素人とは違い、黙々と淡々と作業をし続けることが出来ます。


「わたしたちだって腰は痛くなるよ。」とおっしゃってはいますが、そうは感じさせないほど、黙々とずっと仕事ができるのです。畑仕事を体が覚えているおばあちゃんたちは、ほんと、尊敬します


そんな強力なおばあちゃん達と混じって、防虫ネットをかぶせたり、苗の移植のお手伝いをさせて頂きました。


移動中に爆睡していた子供は、途中で起きてきて、裸足で歩いていたり、お茶の時間でおやつを食べましたが、寒くなってきたのでまた車の中にひっこんでしまいました


前回はニンジンの収穫という作業があったので(詳しくは→コチラ、それはそれで手伝い(?)をさせて遊ばせておけたのですが、普通の畑仕事をしている横で、一人で土だけで遊ぶのは出来ないみたいですね


ただ、この子は生まれてから家の目の前に畑がある環境で育ったので、畑が好きなんだと思います。

お邪魔にならない作業であれば、また連れてきたいと思います


作業終了後、岡田さんと少しだけ立ち話。


「良い農作物を作ること」に集中していた岡田さんが、昨年末からHPをつくったり、他の農家さんと交流するなど、色々動いていました。私も、昨年末から「みんなの農村ネットワーク」を作って、動き始めています。


お互い、いろいろ思う所はありますが、タイミングがあえば、何か一緒にできればいいな~、と思います。

私は、1歩ずつ、できることから確実に、積み重ねていきたいと思います


まあ、それはさておき、畑はやっぱりいいな~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タンジョウ農場さんのHP、できました!

2012年03月28日 | 仕事の中で
千葉市のタンジョウ農場さんのHPが完成しました

見出しの色合い、細かい文章や写真の追加、お客様の声やブログなど、これからご自身がされる予定ですが、一通りはできたつもりです

詳しくはこちら→タンジョウ農場ホームページ


タンジョウ農場さんとの出会いは先月でした。

いろいろお話を聞いていると、「伝えるべき魅力」がたくさんある農場だということがわかりました。そして、お話しの流れから、HPを作らせていただくことになりました。

今までのことは→コチラ


私はHTMLやCSSについて詳しくはありません。しかし、最近の技術革新のおかげで、ある程度のHPであれば、素人でも作れる時代になってきています。

となると、HPを作ることそのものの知識やスキルより、「何を伝えるのか?」といったことを「整理する力」「伝えるべきことを伝えられるようにする構成」「テキスト(文章)」、といった「コンテンツ」を整理し表せる力の方が重要な時代だと思っています。


そしてタンジョウ農場さんには「伝えるべき魅力」が、実際に山のようにあります。


だからホームページを有効に使い、お客様に更に「魅力」を情報として発信し、交流をとっていくことは、「野菜がある豊かさをお届けする」という「タンジョウ農場の思い」の体現化のためだけでなく、実際の「商売」にも繋がります。


私の「みんなの農村ネットワーク」のHPに書いてありますが、時代が劇的に変わっていて、あと数年で、農村と都市のつながり、それを求める人達のライフスタイルは大きく変わるとおもっています。

以下、HPからの抜粋を載せます。

「消費者が農家さんを求めている時代」に突入し、あと数年で、「ファンを直接つかめるかどうか」で盛衰が決まってくるとも思っています。

自分たちの出荷できる野菜などの情報を発信したり、イベント情報を発信したり、自分の人柄を伝えたり、様々な事をする必要がありますが、一番大切なことは

「伝えたい情報を発信できる生産者になる」

その結果

「直接のファン(お客様)を増やし、強い絆を作れる生産者になる」

ことだと思っています。



HPの説明が終わった後、お昼を頂いているときに、タンジョウ農場の農場長の丹上(たんじょう)さんから

「CSA(Comunity Supported Agricuture)はどうですかね?」

と聞かれました。


私は

「かつての『運動』から始まっている『提携』を実現している農家さんはいますが、いわゆるCSAとなると、農村周辺にはそういったことに価値を置く消費者が少ないですし、都市部のある程度お金がある人しかできないので、厳しいと思います。しかし、逆にそういったことをやっている農家さんは現在あまりいないからこそ、今、先に手を挙げた人は、5年後にはCSAのモデルになっているかもしれませんね」

というお答えをしました。


聞かれてみて、実際、自分で答えてみて、口に出してみた内容について、「本当にそうなるかもしれない」という想いが強まりました。


有機農業しかり、自然栽培しかり、かつて「思想」から入り、外部との交流が無くとも自分の信じる道を進んできた方々が、20年、30年後の現在、とても偉大で注目を浴びる存在になっています。

しかし、ここ数年は、ネット・FBなどの情報拡散スピードが速いこともあり、また時代の潮流がそういったライフスタイルを求める人が多くなっていることもあり、あっという間に「その道での先達者」として若者でも取り上げられる時代です。


そして、そういった情報があれば、フットワーク軽く農村に向かう消費者は、まだまだ増え続けています。

実際、先日、農的体験を求めて鎌倉から神崎町に通っている方に会って、びっくりしました


何か反体制的な「運動」とは違い、「ライフスタイル」としての農との関わり方を求める消費者が多くなってきている現在、CSAは遠い未来の話ではないはずです。


神奈川県の藤野や、千葉県の鴨川などは、CSAよりももっと大きな「コミュニティー」が出来つつあります。


私がやりたいのもCSAとか、そういったコミュニティー作りです。


もし、こういったことを本気でやりたいという志を持っている農家さんと出会えて、意気投合していければ、私も嬉しいです


タンジョウ農場さんとも、何かしらのご縁で引き続きつながり続けることができれば幸いです

ぜひ、タンジョウ農場さんのHP、ご覧になってください→コチラ


<おまけ>
お昼にごちそう頂いたゴロゴロ野菜カレー。美味しかったです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩麹はやっぱり美味い♪

2012年03月26日 | 食べもの
昨年から塩麹がブームになっています。

私も奥さんが、友人と一緒に佐賀の「麹屋本店」の生麹を取り寄せているのを見て

「ブームだな~。まあ、麹買うなら、わざわざ取り寄せるんじゃなくて、近場の神崎の買いなよ

って言っていた程度でした。


しかし


確かに食べてみると、美味い


塩豚とキャベツの塩麹風味、さつまいもの甘酒と塩麹かけ、豚肉の塩くじ漬けなどなど、まあ、何でも「甘味、うまみ、塩味」が絶妙に絡んだ塩麹を使うと、美味いわけです。

ということで、塩麹は我が家では「常備」されるものとなっています


そんでもって、最近奥さんが作って「なるほど、こりゃ美味い」と思うのが「麹納豆」です。


レシピは簡単

・ニンジンを細切りにし、醤油と酒でさっと炊いたら、塩ふき昆布、白ごま、納豆、麹を混ぜるだけ


塩麹じゃなくて、これは正確には麹を使ったレシピなんですが、松前づけっぽい味の納豆って、言えばわかるかな~?



これがあれば、ご飯がいくらでもいけちゃうってもんです

鉄火味噌とかと同様、「常備して置けばそのままでもいけるし、おかずにも、酒の肴にも、なんにでもいけてしまうもの」って、いいですよね~


ということで、塩麹、これは多分ブームで終わらず、引き続き市民権を得ていくんでしょうね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素敵なバースデー♪

2012年03月23日 | 素敵な家族・子供との時間
金曜日は、愛しのわが子の誕生日でした


子供の誕生日を一緒に祝える生活になり、何回か一緒にパーティーを開いてきましたが、「ケーキは手作りが一番良い」ということに気づいてからは、自宅で作るようになっています


仕事を早めに切り替えて急いで夕方に家に帰ると、当の本人は夕寝中でした

一方で、お兄ちゃんは、幼稚園から帰ってきて、一生懸命ハンバーグを作っていました
お兄ちゃん、偉い


そして焼いたハンバーグにケチャップでお顔が書かれて、可愛いハンバーグの出来上がり


子供も起きてきて、おばあちゃんも一緒にいただきま~す。

あ~、びっくりドンキーとかビックボーイよりも、やっぱりうちのハンバーグが一番美味い

だって、平牧豚肉100%だし、みんなで作っているから、美味しさが違う


さて、お次はケーキ作り

生クリームを気合を入れて混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ。。。

実は、生クリーム作りをやるのは初めてだったのですが、とっても大変なのね
お兄ちゃんも、信じられないぐらいのスピードで回してくれました



みんなで力をあわせてできたぞ生クリーム(チョコ入り)



さて、ここで出てくるのは、我が家で定番となった「ホットーケーキ」と「フルーツ」です

下手なスポンジより、うちのホットケーキは美味いんですよね~。
そこに自分達で生クリームをぺたぺた、好きなフルーツをどしどし乗っけて、「作る過程」も一緒に楽しんで作ったケーキは、買ってくるものを一瞬で食べてしまうより、何倍も楽しく嬉しく美味しいのです


1枚目にクリームを塗って、フルーツを載せます。


2枚目も行くぞ


さらに3段目


合計5段目に行きました
その上には、わが子が大好きなイチゴをどど~んと乗っけます!


サイドにもクリームを塗って。


トッピングとロウソクを乗っけてできあがり


カットは当然、倒れました。。。


でも、めっちゃうまいのが出来ましたよ


わが子もご満悦



誕生日は「お祝いの日」。

美味しいものを外に食べにいっても楽しいし、プレゼントも嬉しいけど、やっぱり家族がみんなで楽しん喜んで祝っていることを、心から実感できる、そんな時間が一番のプレゼントですよね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年目の味噌

2012年03月22日 | 食べもの
昨年の2月ごろに仕込んだ味噌の樽の1つが無くなりました。

もう1つ、樽があるのですが、奥さんが2年前に仕込んだ「生活クラブの材料で作った味噌」があることに気づき、そちらの方が古いので、そちらを開けることにしました。

あけてみると、おぉ~、黒っぽい


なんだか、味しょうっぽい上澄み液が上に上がってきているのですが、それだけでなく、味噌全体が少し黒っぽくなっていました


実際、タッパーに出し見ると、濃い茶色程度でしたが、1年ものと違って、やっぱり濃い色なんですね~


以前、友人の3年物か4年ものの味噌をみましたが、こげ茶色ぐらいになっていて、「塩カド」もとれていて、独特のコクがある味噌でした。


味噌は発酵食品ですから、日々、発酵していきます。

人それぞれの好みによって、1年物、2年物といった味噌を使えばいいですよね


で、今回の味噌のよく表面をみると、何かビニールでも張られているんじゃないか?というほど、つやがあって、皮みたいなのが出来ていました

ぶよぶよしているんですよね~。

ふつう、白い酵母膜ができるんですが、今回の味噌は酵母膜が無く、代わりにこんな皮のようなものができていたんです。


食べてみたら、、、うん、美味い

酒の肴にぴったりです

ただ、味噌汁にすると、やっぱり独特の癖があるので、表面は「なめ味噌」にするのが良いと思いました


先日とれた「ふきのとう」と味噌をまぜて炒めて「ふきみそ」を作りましたが、味噌って、本当に万能ですよね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わらべうた、むかし話

2012年03月20日 | 素敵な家族・子供との時間
昨日は、成田近郊の子供サークル「もりのこびとたち(略して「もりこび」)の発表会でした

シュタイナー教育関係も入っているサークルですが、我が家が参加している主なる活動は「わらべうた」。


南千住に住んでいた時も、わらべうたサークルを立ち上げた人がいて、お邪魔していました


「わらべうた」といっても、NHKの教育TVで何となく聞いた童謡ぐらいで、ほとんど生活になじみが無く、最初は「なんだか不思議な感じ」でしたが、だんだん慣れるにつけ「あ~、ほっこり。これは素敵だな~」と心身ともに感じるようになりました


成田に戻ってきてから、前述の「もりこび」で「わらべうた」の活動があることを知り、奥さんは長男、次男と一緒にそれぞれのクラスに通っています。

私も2~3回、奥さんの代理で行ったことがありますが、本当にそこは「パラダイス」だと思います。


先生も「きれいな声でしょ?最近の歌と違って、自然の音だからね」と言っていましたが、日本の懐かしく優しく心地よい旋律と唄。

その唄にあわせて、親子で手遊びや体を動かす遊びをする。
その空間、場は、親子だけでなく参加しているみんなが一体化して、人とのつながり、心のつながりが感じ取れます。

とても心地よい空間が広がります。


世の中にある「おけいこ」は色々あり、それは「知能」であったり「技術」を体得するものが多いと思いますが、この「わらべうた」は、子供の感性や心の成長にあわせた「ゆっくりとしたペース」で、親子で参加するものです。

そこに参加すると、子供も親も、ゆったりとした気持ちになり、また優しい場の雰囲気に包まれて、素敵な関係になれます。


そして、ある意味日本で生まれた伝統文化ですので、日本の良さ、を感じ取れると思います。
日本語のきれいさ、日本語にあわせた旋律、やわらかなトーンが心にしみわたります。

その旋律は、子供の心をほっこりゆっくり優しくしてくれます。


現代は、子供の周りには「ガチャガチャした音楽」「電子音の機械」が多いですよね?

うちの子が赤ちゃんの時に、電子音が出るおもちゃをベッドにつけてあったのをみて、外させたことがあります。

本か何かで知ったのですが、乳幼児期に体感した刺激は、それに反応するように育ってしまう、ということ。


よく聞くのが「味覚」ですよね。化学合成調味料を使ったものばかり食べていると、それが好きな子供になってしまい、普通のダシレベルだと「物足りない」味覚になってしまう。

また、同じように「音も」その反応するようになってしまうと言います。


DSとかスマホで遊んでいる子供は、その電子音が耳にこびりつきます。


そういった子が初めて「わらべうた」のサークルに来ると、そのゆっくりとしたペースに少し戸惑うそうです。

でも、しばらくすると、その心地よさに慣れてくるそうです。


東庄の知り合いの農家さんの岡野さんは、ひいおばあちゃんが童唄や田畑作業の唄を歌ってくれるそうで、岡野さんの奥さんのやよいさんも、唄えるそうです。


昔は、普通に手作業、農作業とともに「唄」が生活に根付いていたはずです。


今はサークルという場でしかなかなか味わえないですが、子供にとって私はこの「わらべうた」が一番素敵なサークル活動だと思います


ちなみに、もりこびを卒業した高校生が司会をしていましたが、小さな幼児の発表をみながら「自分たちも小さいころ、あの唄やったよね~」と懐かしそうに見ていました。

小学生達も、幼児の部の発表を懐かしそうにみていました。


こういった場で育った子は、感性豊かな優しい子に育つ、と心から思いました。

素敵な発表会でした


そして、夜、「恒例」の「日本のむかしばなし」を奥さんが子供たちに聞かせながら寝つけさせていました。

「むかしばなし」も、「わらべうた」と同様に、言葉使い、トーンが、素敵です。


「わらべうた」と「むかしばなし」は、日本が世界に誇れる子育て、教育だと思った日になりました


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春ですね~

2012年03月19日 | 農的体験・生活
3月も下旬に突入

全国的に、先週は幼稚園や保育園の卒園式があり、今週は小学校の卒業式のようです

虫たちは活発に動き始め、ついつい、クモやてんとう虫の動きを観察してしまいます


ウグイスを始めとした鳥たちの鳴き声も最近良く聞くようになりました。

梅の花もきれいに咲いています



先週、近所の方がふきのとうを先週分けてくださったのですが、今日、たまたま私もみつけたので家に持ち借りました。

すると、ちょうど本日お隣さんもふきのとうを分けてくれた、とのことで、重なってしまいました


天ぷらかnふき味噌にして食べようと思います。

桜の開花も近づいてきています。

明日は春分の日。

春ですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の神崎町の酒蔵まつり

2012年03月18日 | 素敵な空間・イベント
18日(日)、待ちに待った神崎町の「蔵祭り」

曇りがちで、時折雨が降るものの、例年通り、いや、1年空いたためか、今まで以上に熱気に包まれていました

町にある300年以上続く酒蔵が数百メートルの距離であり、それぞれのお祭りを合同開催するようになってから、3回目(?)ぐらい。

私も参加3回ぐらい?だった気がします。

まあ、とにかく今年も、前回に増して物凄い人でした。


味噌作りでお世話になっている神山酒店の「神山さん」をはじめとした「味噌作り研究会」のみなさんは、大きな竹に味噌をつめて1,000円で売っていました。なるほど、面白い売りかた



酒蔵の1つの鍋店(なべだな)さんの大塚社長に今年もお会いできましたが「例年以上にたくさん来て頂いて、お酒も買っていただける、こんなありがたいことはないです」と言っていました

寺田本家さんも相変わらずの人気ぶりで、朝9時過ぎぐらいに来た友人も「もう、朝から行列だったよ」とのこと。


ただ、人が多いのも歩きにくく、また行列も多く、主たるところに顔を出した後は、あまり中心部にいるより、祭りから離れたところにある福ちゃんパンの目の前で、ポップコーンので店を出していた「ダグとワラ」さんの稲熊さんのところで時間を一番過ごしていました

稲熊さんは、お子様が生まれたことで、都会から千葉の中でも田舎に入るいすみに引っ越して、田んぼや野菜を作ったり、ポップコーンを作ったりして暮らしています。

奥さんいわく「うちの旦那は『うちの子の口に入れるものは全部自分で作る』と言って引っ越したんですよ」と言っていました。素敵な決断ですね


また、オーガニックな暮らしをしている方々に対する人脈が半端じゃない私の友人が紹介してくれたのが、栃木県益子で革職人として生計を立てている「相馬さん」というイケメンの方。

少しお話しただけですが「やっぱり、手に職を持つ生業がないと」という言葉に、とても共感を覚えました。
最後は、「生産している」のが一番強いですからね。これは私の思いと同じです。


最後に、やはり「またあえて嬉しかった」人、№1は「鴨川の林さん」です

私がこの道に目覚めた影響を与えた1人で、心から尊敬しています

フェースブックでは知っていましたが、鴨川生活自然楽校を今年からご自身の集落で始めます。

そして、なんと鴨川自然王国も辞めるとのこと


集落の80歳を超える炭焼きのおじいちゃん3人と一緒に、地元で田んぼのオーナー制度を始めたり、あるいは、その集落にある様々なもの、風景、また生活様式そのものが「宝」であることを認知し、伝え、広げていっています。


私が東京にいて、お金があれば、参加していました。でも、今はお金もないし、地元で同様の活動に尽力していきたいと思います



その他にも、いろいろな知り合いに会うことが出来ました。


こう考えると、私にとって酒蔵まつりは、「既知の仲間、知り合い」と「久々に顔を合わせる場所」という位置づけが大きいのがわかります


家に帰って寺田さんのところで買った一升瓶を家で空けました。
今年は、どうも味が少しぼんやりしている気がするのは私だけでしょうか?

それとも飲みすぎ



私が考える以上に、主催者側も増えすぎたお客さんをどうするか、考えているでしょうが、ただ、物凄く価値のある祭りだというのは間違いないので、これからも続けていってほしいですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ