半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

3秒NHKに映りました(笑)

2021年11月30日 | 素敵な空間・イベント

11月の「田んぼと畑の耕育教室」で、「子ども達の落花生掘りの映像を撮りたい」ということで、NHK千葉が「田んぼと畑の耕育教室」に取材に来ました。

千葉ウイークということで、落花生を掘っている画を欲しいとのこと。いつもは9月に保育園とかで撮っていたそうですが、コロナで撮れなく困っていたところ、私のところを探し当てたそうです。

基本的には「可愛い子供」の1ショットを撮るためで、1分ぐらいということなので、「申し訳ないですが大人は映りませんよ~」ということでした

まあ、そういうことで、当日は「ほら、みんなNHKに映るかもよ」と、どんどん子ども達をカメラの方に誘導し、NHKさんも「こんなに協力的な現場は初めてです十分、映像は撮れましたとおっしゃって頂きました

あれから10日。

今日の18:40過ぎの夕方の「首都圏ネットワーク」というニュース番組で放映されているとことで、「どの子が映っているんだろう?」と観てみたら、あらまあ、3秒ほど、あごヒゲを生やした私が映っていました

TVが来てもいつも農家さんが映るので、たまにはコーディネーターの私が映るのも良いですよねまあ、3秒ですが

そういえば何年か前、火曜サプライズという番組で5秒ほどちらりと私が映っていたのを知り合いの農家さんが「出てたよね?」と言ってくれて、あれは嬉しかったな~

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まずは第一歩クリアー

2021年11月28日 | 素敵な家族・子供との時間

土曜日、「食と命の教室」が終わり帰宅したら、中3長男は不在で19時前に帰ってきました。

来週、最後の学校の実力テストがあるので、私も気合いを入れて金曜日に3日分のスケジュールを3時間考え抜いて作っておいたのですが、なんと「1日友達と遊んでいて全く勉強しなかった」とのこと


こちらの苦労もつゆ知らず

まあ、でも仕方ない。

というのも「事前相談」が「金曜日に通ったよ」と担任から言われていたのです。

 今の中学では高校受験前に、私立に対して「事前相談」なるものがあります。公立は3年間の成績の通算が内申点だそうですが、私立は3年生の成績のみが一定ラインを超えていれば、よほどのことが無い限り受験さえすれば合格を出す、という暗黙の了解の推薦みたいな制度です。


 そんな制度のことはつゆ知らず、3年最後の定期テストを頑張った事が功を奏したのでしょう。まあ、その結果が出る前の3者面談で、担任から「○○校は事前相談、厳しいよ。今から他の高校も見学に行くこと」と諫められていました。


 本人は「俺、もう終わった」と嘆いて11月下旬に急遽、他校の見学に行っていましたが、この金曜日に担任から「ギリギリ評点がのったから事前相談OKだよ」と聞かされたそうです。

そのせいか金曜日は下校時刻を1時間以上過ぎても帰ってこず。「友達と話していた」とのことで、こちらも「それは良かったね~」と喜んでいたのですが、土曜日もその流れで1日遊んでいたわけです
 まあ、本当の事を言えば勉強なんてしなくても友達や部活と過ごす時間の方が良いと思うわけで、1日ぐらい遊ぶのは良かろう、ですね。

 それにしても私立通れば良いという友達が多いと公立本命の子はモチベーションを維持するのが大変ですね。しかし、大学受験ならいざ知らず、高校受験でも私の大学受験のような感じになっているんだな~と、時代の変化を感じます。

まあ、いずれにしろ滑り止めと思っていた高校が、「いやいや、そうは甘く無いよ」と先生に言われて少し嘆いていたわけですが、これで万が一があっても入れそうです。息子も本命に勇気をもってチャレンジが出来ます。良かったね~

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今年最後の「食と命の教室」

2021年11月27日 | 農的体験・生活

11月も終わり。髙柳さんの畑では麦が芽を出し始めました

さて、本日、今年最後の「食と命の教室」が終了しました

昨年から急に参加者が増え、それまでは集客に毎年頭を悩ませていましたが、続けてきて良かったとしみじみ思います。「本物」はすぐにではないがいずれ伝わっていくもの、ですね

この2年で参加者の質も変わったと思います。というか、世の中が変わったのでしょう。昔は真剣に環境や食や病気など、問題に対して意識が高い方々が参加していたのですが、今年は同じ問題に焦点を当てていても、もっと気楽に、気さくに取り組もうという考えの方が増えた気がします。

環境問題とか食の問題、というと、ちょっと意識高い系の変わった人、と思われる時代だったのが、この2年で、食の問題、環境の問題、持続可能な社会の問題など、話題にすることが変わった人と思われなくなりました。これも時代の移り変わりなんでしょうね。

さて、今年最後の教室はいつも通りですが、まずは「暖秋」の影響でいつもより早く育った三浦大根の収穫です。

腰をいれないと青首と違ってなかなか抜けないのが、昔の大根の特徴。

こんな感じで、先っちょの直根が長いのでなかなか抜けないのです。

多くの参加者が抜くのに難儀していました

しかし「煮たらもう青首と全然違う、美味いぞ」と髙柳さんが大好きな大根です。

さて、大根を抜いた後は、「白姓」というDVDの視聴です。

これは、7年前、三宅一生のdesign21-21というところで「米」に焦点を当てた文化展で流すために作られて映像です。

髙柳さんの知り合いのフードコーディネーターの人の縁で、撮影者の山中さんという方が来られてきれいな映像とすばらしい内容がまとまったDVDで、きちんと見ると、その日本の文化、米にまつわる生き方、そして自然と共に生き自然と共に朽ちていく死生観など、奥深い内容で、涙が出る事もあります。

たまたま、山中さんが居合わせた時に、私が寺田本家を紹介したことで、寺田本家も出演しているんですよ

みんなで視聴した後、自然に拍手が出ました

それだけ良い内容です。アマゾンでも売っていると思いますよ。

さて、DVDを食べ、今年最後のお母さんのご飯を食べた後は、ちょっとした休憩タイム。

大豆の見学や皮剥きをして中身をもらったりする人、「柚が欲しい」といって柚を穫る人など様々で、髙柳さんも「収奪の時間だな」と笑っていました。

その後、今日の本番、「稲ワラ納豆作り」です。

無農薬の稲ワラをまずはすぐります。すぐる、というのは茎と葉っぱをわける作業で、茎の部分を使って納豆を入れる「つと」という容器を編んでいきます。

「収奪の時間が長かったから寒いな」と髙柳さんが言うように、ちょっと始めたのが遅く14:30ぐらいからだったので、すぐに気温が下がり、かつ、今日は風が吹いていたので「寒い~」とみんななり、経験者は3つ作れましたが、1つしか作らず日向に避難する人もいました

美味しい納豆が出来たらよいですよね~。

納豆作りが終わり、今年も最後に1年のまとめで参加者に1人1人の感想を聞きました。そして、私にもそのおはちが回ってきましたので、例年と同ことを伝えました。

それは「私がこの教室をやっている目的は、多くの人に髙柳さんのような人、髙柳さんのような考え、髙柳さんのような生き方があるということを知ってもらいたい。それはきっと今後の人生に何かしら良い影響を与えると思っているからです」という話。

これが原点で始まった教室です。

私が会社を辞めて暗中模索している中で、最初は仕事が何かあれば、という感じでしたが、会えば会うほどそのお話の深さに魅了され、生き方に尊敬の念を覚えるようになっていきました。

そして、一足先に「田んぼと畑の耕育教室」というのを始め、その話をしながら、髙柳さんも「そういうのがあるんだ」と消費者交流に興味をもってきました。

そして、私が「いつもお話頂いている内容を、他の方にもお話すればきっと喜ばれますよ」という感じになり、髙柳さんと教室をやることになったのです。

それから今年で9年目。来年は10年目になります。

もともとは私の思いから始めたこの教室ですが、既に髙柳さんにとってもライフワークになっていると思います。

 

髙柳さんも1月で72歳。あと10年出来るかな?

この教室の運営は、私の人生で心に残る最大の仕事の1つになるんだろうな~

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ヘロヘロになるまで頑張った!そば打ち&落花生掘り

2021年11月22日 | 農的体験・生活
(土)(日)と子ども連れ家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」を開催。
 
11月は、落花生掘り、そば打ち、里芋掘りとなかなか粋な内容です
 
土曜日は60人超、日曜日は80人超ということで準備と片付けでヘロヘロ
でも、もはや、運営自体は80人なら1人でへっちゃらになってきました♪
 
そんな中、今回はNHK千葉が「落花生掘りの映像を撮りたい」と取材があり、夕方の首都圏ネットワークで1分ほど流すとか。
 
「こんな時期に落花生を掘っているのはイベントの都合上で、普通は9月ですよ。今は見た目も悪いので映像映えしないですが、本当に良いのですか?」
と念を押したところ
 
「いや~、いつもは幼稚園とかで掘っているのを撮るのですが、今年はコロナで中止で。千葉県特集を組んでいるので、落花生掘りは欲しいのです」ということで、映えない事を前提で了承しました。
 
まあ、せっかくくるなら、という事で、参加者にも「今日はNHKさんが来ていますよ~ほとんど映る可能性は無いですが、是非、お子様をPRして下さい」と呼びかけました

今年は夏に適度に雨が降ったのと、秋も天候が良かったのが、過去10年で一番の豊作

こんなに収穫できたのは見た事がないほどでした

つららにように実っている落花生がとれた子もいたので「ほら、NHKさんに撮ってもらってきたら?」と声をかけたり、親御さんに「みなさん、お子さんが映るチャンスですよ」とハッパをかけた結果、カメラの後ろに落花生をもった子どもが何人も並んでくれる事態に

NHKさんも「こんなに協力的な現場は初めてです」と感謝していました

そして収穫そのものも1家族で結構な量の落花生がとれましたよ~

まあ可愛い子供達と農家さんが取材相手で私は映らないことがほとんど。ちょっと寂しくもあり、誰か「コーディネーター業」にも日の光を当ててくれたらな~。
 
さて、落花生を掘り終わったら、今度はそば打ちです。
ドタバタするのはいつも通りですが、それでも材料が良いので、みんな楽しく美味しく蕎麦打ちが出来ました
 
と、そば打ちをしていると、黒いスーツと若者達が倉庫の外側に集まっている事がわかりました。
そういえば、実は、同日にNHKとは別にもう1団体、見学者がいたのです。
 
過去3年通ってくれたお客さんが実は「日本農業経営大学」というところに勤めている方で、今回、私の話を聞きに課外授業ということでわざわざ学生を沢山連れてきてくれたのでした。
 
食育とか農業体験も農業の1部として考えているようで、山形から熊本まで幅広く今後の農業経営者になるべく勉強している20代の子達が集ってくれて、私も15時まで昼食を食べる暇が無いほどでしたが、色々話が出来て楽しかった
 
ちなみに、私の前職の会社の社長が、今度、外部講師として呼ぶ予定があるそうで、「まさかそんな繋がりがあるなんてびっくりしました」とのことで、私もびっくり。いろいろなご縁が繋がっていくな~。

15時頃に学生達との話が終了し、お腹ぺこぺこですが、午後の「里芋掘り」を実施。里芋を掘れるなんてなかなか無いようで、みんな「へ~」ってな感じです。子供には葉っぱを「トトロの葉っぱだよ」と渡すとみんな喜びます

一通り終了し、ようやくお昼ご飯。なかなかヘビーな2日でしたが、まあ、これで山場は乗り切った。

ホッと一息です

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秋から冬へ、畑も空も虫も人間も冬支度の時節です

2021年11月16日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

朝採り野菜ボックスのお手紙です

暦の上では冬になり、体感でも朝晩はだいぶ肌寒くなってきました。日暮れが早くなり、曇天や小雨の日には気分もさえない時もありますが、ここ最近はとても空気が澄んでいて空がきれいです。特に夕暮れ時の西の空は「美しい」と叫んでしまうほどです。色彩のグラデーションは、まあとても絵筆では描けないほどです。

空気が澄んでいる日は、成田からでも北は筑波山、西南には富士山が見えます。冬は物寂しい季節ではありますが、空気が澄んでいるととても気持ちが良い季節ですね

 さて、農村では稲刈りが終わり、また、葉野菜に殺到していた虫がほぼ収まったので、ほっと一息ついているところです。

もちろん、お米を作っている根本さんのように広大な田んぼをやっている農家は、11月は麦まきの季節なので麦まきに追われ、蕎麦の収穫に追われ、12月に入ると大豆の収穫に追われます。雨が降るとなかなか乾かず作業が出来ないので、今週末はお子さん連れのご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」で蕎麦打ちをやるのですが、「全く間に合わない助けて」といつも通り大変な状態です

 稲作に関しては、昨年に「来年度の米価目標は過去最大の下げ幅に」となり大騒ぎになりましたが、今年は予想通りかなり低い米価になっています。お米を作っても今の日本人はパンや麺類を食べる人が多くなったのでどうにもなりません。そのため今は新潟や富山などブランド産地は別として、一般的な稲作農家は作付けの半分をお米以外にしています。主たるものが飼料米といわれているもので、牛さんのエサですね。また麦や大豆や蕎麦などを育てることでもらえる補助金で何とか生計を立てています。


 そういえば私の師匠のおかげさま農場の髙柳さんが見つけてきた資料で「日本人の腸内細菌には、米があっていて良質なエサになる」というものがありました。数千年、米を食べ続けてきた日本人の遺伝的な理由でしょうかね?

 一方、もちもちをもたらすグルテンは消化がかなり悪く胃腸に負担をかけるだけでなく、腸内細菌にはあまり良いエサでは無い、という説を唱える学者もいます。まあ、お米を食べよう、というための説なのでどこまで本当かわかりませんが、パンを食べた時とお米を食べた時ではおかずや味噌汁の有無など献立自体が変わってくるので、和食は全体的に胃腸に合っている、とは思います。

 話がお米話に飛んでしまいましたが、農村では一般的には虫だけで無く草も伸びなくなったので落ち着いた時期です。これから種を蒔く畑にはビニールトンネルをかけるなど、手間はかかりますが仕事全体は落ち着いています。

11/23は新嘗祭なので神棚に新穀をお供えし、収穫への感謝の意を伝え、田の神様は山の神様として山に帰って行きます。年末に向けて気ぜわしくなってきますが、畑を耕したり、畦の草を刈ったり、道路や小屋や道具の修繕をしたり冬の仕事を出来る範囲で始めます。

「農家は1年を1つの単位として暮らしている。1週間単位、(土)(日)は休みという会社員とは全く生活が違うんだよ」という髙柳さんの言葉を良く聞きますが、私も同様な生活をして10年、「今年ももう終わりだな~」と感慨深くなる時節です

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相場ではなく、おつきあいのある方へ一定価格で

2021年11月10日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

 暦の上では冬。朝晩が大分涼しくなりました。今年は秋が結構暖かめだったので、野菜がぐんぐん育ってしばらく野菜が安かったですね。秋から冬にかけて日はどんどん短くなるので、種まきを1日ずらすと収穫が1週間ずれると言われています。そのため、9月から2~3日おきに種を蒔くことで10月以降に出荷が継続して出来るのですが、例年より気温が下がらなかったので野菜がどんどん生長して出荷出来る野菜が次々に出来て相場が安くなったのです。

 一方、本来11月に出す予定の野菜が10月に出来てしまったので、野菜によっては品薄になって値段が高くなってきた野菜もあるようです。結局、世の中の野菜は半分博打で、どこかの産地が不作で自分のところが豊作だと相場が上がり大変儲かる。逆に全国的に豊作だと相場が下がり箱代も出ないので畑でつぶしてしまう。それでも4~5年単位でも良ければ「まあ、儲かる年もあれば儲からない年もある。そんなもんだ」という感じです。特に、嬬恋のキャベツや信州の高原レタスなどの大産地はその傾向が強く、単一作物を大規模に行っているが故に、アップダウンが激しいのです。また、別の観点から言えば、連作は病害虫を呼ぶので産地と言われているところは農薬の使用量が凄いのです。有名だから良い、というわけでは無いんですよ。

 有機農業はその反対です。今でいう生物多様性ではありませんが、例えばジャガ芋を作ったら緑肥を育てて畑を1回クリーニングし、その後にホウレン草を蒔く、といったように輪作(りんさく)をします。畑の土に偏りが出ないよう同じ作物を連続では作らず、病害虫を呼ばないような作付けを心かげます。また、土作りのために適度に堆肥を入れ、みみずの会では米糠と糖蜜と鶏糞と竹林からとった菌を入れて嫌気発酵させた、パイナップルのようなフルーティーなぼかし肥料を使い、畑に良質な微生を増やします。

 その上で基本的には作付け計画に従って種まきをします。例えば3月に大根を出すために12月にトンネルで種まきをどのぐらいするか、出荷元と調整して決めます。そして価格はずっと一定。

 もちろん、今秋の前半のように暖かくて野菜が一気に出来てしまい、今はちょっと品薄、というのは一般農家と同じなです。しかし価格は同じなので、野菜が余り気味の際は注文が少し減り、野菜が不足気味の時は注文が増える、なんてことも普通で、世の中に振り回されてしまうこともあります。それでも「1年を通して消費者と生産者が支え合う関係が本来のあるべき姿のはず」といった理想を掲げて行っているのが、有機農業なのです。安心・安全というのは食べ物なんだから当たり前の話で、あえて誇張することでは無いんですよね。

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銚子の大潮

2021年11月06日 | 素敵な家族・子供との時間

土曜日、久々の釣りに行ってきました

今年は釣りをやっている下の子が中学生で部活が始まり、春以降、一回も行けていなかったのです。

で、今年後半の(土)(日)は大潮の日が1度も無く、「だめかな~」と思っていたのですが、お友達の釣りの上手いお父さんが

「今、銚子でイワシとかバンバンあがっているみたいですよ。大潮じゃなくても行けるチャンスがあったら行った方が良いですよ」

アドバイスをくれていたのです。

で、たまたま土曜日がなんと大潮になっていて、「お~、前は1個も大潮が無かったけど、変わったのね」と子どもを誘い行ってきました

いつもなら早朝が一番良いので、4時出発とかなのですが、今回はのんびり10時過ぎに出発し、お昼に到着。

既に朝からいる人達にちょっと聞くと「朝はまあまあでしたが、今はさっぱりですね」とのこと。

で、まずは仕掛けを用意し、1時間ぐらい様子を見たところで、私はお昼を買いにコンビニに行ってその場を子どもに任せました。

で、帰ってくると、子どもが何か慌ただしく、隣のオジサンが手伝ってくれていて「おっ、釣れたのかな?」と思うと、なんと穴子が釣れていたのです

ただ、丸呑みして針がお腹の方までいってしまって取り出せず困っていた様子。

まあ、結局取り出せず糸が途中で切れてしまったので、「家でさばいた時に気を付けてとろう」ということになったのですが、小さいながら、いきなり穴子は嬉しい

その後、またすぐに子どもが小さなハゼを釣ったのですが、その後は、お隣さんがサビキでやたら釣れるのに、我が家は全く釣れず。

魚影も見えているので、頑張ったのですが、釣れたのはわずか1匹の大きめのイワシ。

お隣は3人で40匹ぐらいは釣っていたので、推測するに、買ったサビキの針がアジの大物用の7号というもので、大き過ぎたのあろう、というのが反省でした

夕方になり、日が暮れてくるとみな撤収し、堤防はガラガラ。

その頃に現われたおじさんと話をすると、「これで3日目だよ。今日は徹夜だよ」と、まあ気合いが入っていること釣りが好きな方は好きなんですね~。

ということで、18時過ぎまで頑張ったけど結局釣れず。前半の穴子、ハゼ、そしてサビキのイワシ1匹ずつ、合計3匹という釣果でしたが、朝早くではなく昼から始めた事、また前半で釣れたということで、気持ち的には子どもも私も「来てよかったね」という感じでした。

3匹はさばいて天ぷらに。美味しかった~

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ボリュームが満点の野菜を葉付き泥付きで♪

2021年11月03日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です

 11月に入り冬将軍の足音が聞こえてきます。我が家の事ですが、中3の息子が8月に入ってから志望校を決め、5教科で100点上げないといけないことがわかり、私も基本的な仕事以外の時間はほぼ息子に使い、メンターとなり、家庭教師となりサポートしてきましたが、先日の模試で90点以上の点数アップになりました高い目標でしたが先が見えてきました
 また、畑の方では紅はるかを全て収穫しました。今年は過去最高の出来です!紅はるかは掘り立てはまずいので1ヶ月ほど寝かせて熟成させます。12月から販売開始しますね。

 さて、今回の野菜ボックスはカブ、大根、キャベツと大物3点が入りボリュームマックスになってきました♪これにチンゲン菜などが入るとお米や大物が同梱出来ないほどの状態になってきます。とにかくボリューム満点で嬉しい時期です。大根の葉は細かく刻んでじゃこや卵と一緒に炒めたり、あるいは天日干ししてパリパリになったのを海苔のように味噌汁やご飯にかけるという食べ方もあります。カブの葉は味噌汁にも野菜炒めにも何でも使えますね。人参の葉っぱはこの時期には希少なもので、茎から葉っぱを細かく切り落とし、天ぷらにして食べると抜群に美味しいです

 一般的に流通している野菜が葉っぱを切り落としている訳は、一番は「持ちが悪くなるから」です。野菜は生き物ですので、体温調整の為に葉っぱから水分を蒸散させます。大地と繋がっている時は水分を根っこから吸い上げるので問題無いのですが、それでもカブなどは快晴のお昼頃は葉っぱがしおれてしまうので、朝か夕方にしか収穫出来ません。大根、ホウレン草、小松菜などの新しい葉は真ん中から次々と出てくるのですが、外葉は古い葉なので、お役目を終えると畑にある時から黄色くなって枯れていきます。なので収穫する時は外葉を掻き取ってから袋詰めします。こんな事からお店に並べる際に葉っぱがついているほど、早くしおれて黄色くなって見た目が悪くなるので、一般的な野菜は葉は切り落として出荷されます。また、農薬をかけても可食部じゃなければ出荷に問題が無いため、病害虫を防ぐために農薬がかかった部分は切り捨てるという意味も少しあります。

 一方で有機農業の野菜は一般的に泥付き、葉付きで出します。鮮度管理は難しいものの野菜本来の姿で全体を食べてもらえますし、根物は泥付きの方が長持ちします。無農薬ですから安心して葉っぱも皮も食べられますし、むしろ抗酸化作用のあるβカロティンなどのフィトケミカルなども豊富です。食養にある「一物全体」ですね

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サツマイモ豊作♪今年の畑はGood!

2021年11月01日 | 農的体験・生活

秋も深まり、畑も大分落ち着き、収穫物も増えてきました

気温も下がってきたので、今年の紅はるかを収穫。毎年、100本苗を植えていて、まず1列50株を掘り上げたらびっくり虫食いが基本無いこんなこと初めて 毎年、畝は2年使っていて、これは2年目の畝。昨年は例年通りの虫食いだったのに、何故今年は?今年の気候のせいか、はたまた苗が改良されたのかわかりませんが、豊作&良質で今年は沢山販売出来そう
 ちなみに紅はるかは掘り立てはまずいのですぐに食べるとベチャベチャ。そのためこれから1ヶ月寝かせて熟成させます。プロの農家さん達も1ヶ月ほど寝かせるのが通例になっているんですよ。

ちなみにツルをつけているのはわざとです。これから寝かすわけですが、年明けまで持たしていると、芋から芽が出てきちゃうのです。それがツルをつけていると、ツルの方から芽が出やすくなるんですね。

ちなみに、10本ぐらいは土から出てしまったところはキジにつつかれて食われています。それも例年に比べれば極少量なので、全く気にならないほどです。今年はなんかよくわかりませんが凄い

その他、芋以外も色々育っていますよ~

まずは、人参。黒田五寸という昔ながらの品種です。昨年、あまりの猛暑で2日に1回、水を撒いていて大変だったので、「来年は止めよう」と思っていたのですが、実際、今年のになって時期が来たらやっぱり種を蒔いてしまいました

習慣ですよね~。

でも、今年は適度に雨があったのでセリ科の人参にとってはちょうど良く、見事に育ちました

その横は春菊。これまた年によってはプニプニしたウジのような虫が出るのですが、今年はほぼ無し。かつ生育が早いのでもう出荷開始です

こちらは大根。今年は9月下旬に蒔いたので年末にたくあんに使えたら良いかな~というぐらいです。

ちなみにこちらは空心菜。一度刈り倒したのに、また生えてきてしまいました今年は気温が下がるのが遅かったせいですね。まあ、もう少し気温が下がれば寒さで枯れて土に還っていきます。

こちらはニラ。入れ食い状態なのですが、昨年植え替えた右側のやつは、赤さび病が大量に入ってしまったので、刈って廃棄。来年に供えます。

こちらはラッキョウ。ボチボチの出来ですが、日照不足でちょっと色が薄いです。

こんな感じで畑はなかなか良い状態。今年の秋冬は期待出来ますぞ

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