半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

これが胃腸炎

2023年02月28日 | 自分の時間

胃腸炎なるものにかかったようです。

先週、毎年恒例の「牡蛎」を九州から直送してもらい、母の誕生会も兼ねて6kgを食しました。

生、酒蒸し、そして2日目は息子が牡蛎フライを作ってくれました

ただ、その後、牡蛎の汁が飛び散っているのが湯飲みに入っていたのか、なんだか生臭いな~と思ったりしたことが後日ありました。

そのせいなのか、ちょっとお腹がゆるくなり、日曜日の夜に寒気が出て、月曜日の朝に起きたら微熱ぐらいだったのですが、どうも体が重い。のどの痛みやくしゃみや寒気などは一切ないので、1日寝ていたのですが、今度は腰が爆裂に破壊されていると思うぐらい痛くなってしまいました

お腹は全く空いていなかったのですが、朝・昼を抜いたので夜ご飯を一口食べようとした瞬間、体が思いっきり拒絶反応を示し猛烈な吐き気が。。。超久々に体がしびれるほどの嗚咽感と脂汗びっしり、という事態に。

「あ~、これが胃腸炎というものだな」と、これではっきりしたわけです。

牡蛎のせいかというと、家族みんな元気なので、私の胃腸が弱っていたのでしょうが、例えばO157みたいなものもあったり、風邪系のウイルスであったり、何かが入ってしまったのでしょうね。

ということで、現時点でも全く食欲無く。ただ、腰が猛烈に痛くて寝ていられない、という状態です。

朝昼は間違いなく抜くとして、夜も食べなければ、人生初の2日断食だな~。

断食ってやってみたくても、結局食べちゃうわけですが、こういったウイルスのおかげで断食出来るのもまたそれはそれで巡り合わせなのでしょう。この時期にいったん胃腸を休めろ、というサインですね。はい。反省です

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寒い2月から生命躍動のポカポカ季節へ

2023年02月22日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です

 あっという間に2月も終わりですね。まだまだ寒い日が多いですが、時たま春を感じる暖かい日もあったり。ポカポカ日が多くなる3月が待ち遠しいです

 さて、この(土)(日)は今年度最後の味噌作り教室。(土)はスーパーナリタヤさんとのコラボ企画で、この野菜BOXのお客様も参加してくれました

(日)は「田んぼと畑の耕育教室」の最終日で、午前・午後とも満席&史上最高の160kg超えの味噌を仕込みました。味噌は通常は5kgぐらい仕込むのが一般的ですが、ベテランの数家族は10kg、15kgぐらい仕込みます。ところが今回は30kg仕込む家族もいたのです。「うちは人数も多いし、朝、晩は必ず味噌汁なので」と言うのですが、日々、味噌生活をしているから健康なのでしょう。「風邪をひいた記憶がありません」と言っていました。
 
 そして、なんとその30kg仕込んだ家族のお母さんが、私の「農村コーディネーターの手紙」のペーパーバックを持ってきてくれて、「サインして下さい」と人生初のご要望を頂きました

付箋紙を10枚ぐらいあちこちに貼っていて、「通して読むとすごく勉強になります」と、なんとも有り難いお言葉を頂きました。そして、このご家族と初めて会った時に娘ちゃんは小学1年生で、私の事を「みそおじさん」と呼び、それから5年間たった今年は小学6年生とのことで、それでも「みそおじさん」と呼んでくれるので「みそおじさん」と書いてあげました

我が家にまだ数冊在庫がありますので、必要な方はお声がけ下さいね。個別注文するより送料かからない分、お得です。電子版は安いですが、やっぱり紙媒体の方が格好良いし読みやすいな~と思います。また、出来ればAmazonのレビューの★をポチして頂けると嬉しいです

 これにて2022年度の教室は全て終了となりました。12~2月までは空いた時間は出版作業に当ていましたし、1月~2月は「味噌作り教室」や「食と命の教室」で週末のほとんどが埋まっていました。そして今は個人事業主として1年の総括である青色申告の時期で、それも昨日完了

あとは2022年度の教室の参加者に2023年度の案内をし、学校配布チラシを仕分けして納品すれば、ようやくほっと一息です。農家のみなさんは1~2月が農閑期にあたるのですが、私にとっては1~2月は田植えシーズンとほぼ同じぐらい忙しく、3月~4月がゆっくり出来る時期です。一段落したら、しばらくのんびり過ごしたいと思います。

 また、季節は移りゆき、二十四節気で言うと2月3日の節分を境に春となっています。まあ、立春頃が1年で最も雪が降る時期で寒いのですが、千葉県はそれほどは降りませんでしたね。そして2/19が雨水(うすい)で雪から雨に変わる時期、3/6が啓蟄(けいちつ)です。啓蟄というのは地中に潜んでいた虫達が出てきて動き出す頃で、まさに生命が躍動し始める頃です。

そういえば、昨日、畑の道端にモグラの穴がこれでもか、というほどボコボコと盛り上がっていました。モグラが活動開始するということは、地中のミミズやオケラが動き出しているということ。これから卵やサナギで越冬した虫たちも沢山出てくるのでしょう。

梅の花ももう咲いているし、雑草もあちこちで動き出しました。今年は何かと忙しかったのですが、やっぱり自然の移り変わりを感じる余裕があると気持ちも穏やかになりますよね。寒風の日が続きますが、たまに訪れるポカポカ陽気にほっこりしながら、春の三寒四温を味わって過ごして参りましょう

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青色申告終了!

2023年02月21日 | 仕事の中で

個人事業主の1年の締め作業「青色申告」の提出が終了しましたやったー


この(土)(日)の味噌作りで2022年度のイベントはようやく終了だったのですが、明日までに2022年度の所得をまとめた書類を出さなければいけなかったので、イベントの前日の(金)と翌日の(月)の2日間でほぼ作り、今日の午前に仕上げ、提出しました。頑張った・やったー

12~2月はAmazon Kindle出版関係で空き時間はほぼその作業に費やし、1~2月は味噌作りなどイベントで週末はほぼぎっしり。まあ忙しい日々でした

あとは2022年度のお客さんに新年度のお知らせのメールを送って来年度につなげるのと、学校配布チラシを仕分けして納品すれば、一段落。3月からやっと一息つけそうです

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2022年度最後の味噌作り、150kg超えました!

2023年02月19日 | 農的体験・生活

今日は2022年度最後の教室。味噌作りの最終日とあって、午前・午後も満席で、しかも合計でなんと150kg超えの味噌を仕込みました

初めての参加の方は1kgとか3kgぐらいなのですが、味噌は5kgぐらいで仕込むと安定して良い味噌になります。ということで、慣れている方は1家族5kgぐらいなのですが、ベテラン勢は「1年分しっかり仕込みます」とか「親戚や知り合いにも配っているんで」ということで、10kg、15kgという強者も。

ところが今日は30kg仕込む家族もいたのです

「朝晩は味噌汁をかかさないし、家族も沢山いるので」ということで、素晴らしいですよね~。

味噌は1回の仕込みで27kg分ができるのですが、トータルの仕込み量が150kg超ということで、合計6回の仕込み作業を行ったので、もう大変でした

ただ、根本さんも頑張ってくださり、無事終わりました

そして、今日、一番多い30kg仕込んだ家族のお母さんが、私の「農村コーディネーターの手紙」のペーパーバックを持ってきてくれて、「サインして下さい」と人生初のご要望。

そんなもの書いた事が無いので、「えっ、サインですか?そんなの書いたことないですし、なんて書けば良いですかね~」と相談した結果、初めて会った時が味噌作りだったこともあり、そこの娘ちゃんは小学1年生で私の事を「みそおじさん」と呼んで、それから5年間経ち、未だに「みそおじさん」と呼んでくれるので、「みそおじさん」と書いてあげました

ちなみに、この本、我が家に数冊在庫でストックしたので、直接会える方は送料かからず1100円でお渡し出来ますので、お声がけくださいね

それにしても2022年度が無事終わって良かった良かった。

そして、帰宅したら息子が生姜焼きを作ってくれていた。1日頑張った甲斐があります。良かった良かった

 

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ペーパーバック、出来ました!

2023年02月17日 | 素敵な本

1月下旬にAmazon kindleで電子出版した「農村コーディネーターからの手紙」ですが、紙媒体の「ペーパーバック版」でのご要望もあったので、2週間かかりましたが、ようやく出来ました

ただ、やはり印刷コストがかかり、税込みだと1,100円になりました。ほぼ、印刷代の原価です

内容は私の1年間の手紙をまとめただけといえば、そうなのですが、e-pubというファイルをpdfに変換する時に、見直しやら体裁整えなどでむっちゃ時間がかかりました。まあ、勉強になりましたが、なかなか大変ですね~

Amazonでさえこれだけ手間がかかるとなると、一般図書の編集者や出版者は本当に専門家でないと無理だよな~と思います。ほんと、編集者とか凄い仕事です。

それはさておき、紙媒体で1100円でも良い、という方はレアでしょうが、もしいたら、どうぞ宜しくお願い致します
「農村コーディネーターからの手紙」

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病気も生き方も十人十色

2023年02月15日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です

 節分を過ぎた後はめっきり春めいてきましたね。農家のみなさんも「やっぱり立春を過ぎるとなんだか違うな」と言っています。実際は立春を過ぎた頃が一番寒い時期で雪が降る確率が高いそうですが、今年は千葉県に関しては暖かい日が多い気がします。


 さて、先日の土曜日は「食と命の教室」の11年目の第1回目でした

毎年、「自給生活をやりたくて」「無農薬で野菜作りを学びたくて」という方もいるのですが、今年は「身内がガンなどの病気になって、行き着いたのが食べ物だったんです」という方や、アトピー持ちの方などが多い印象でした。それぞれが西洋医学の限界に行き着き、ご自身で学ばれて「食は命」、つまり根本治療として食改善に辿りついたというお話でした。

 みなさんの自己紹介を受けて、高柳さんは「かつては成人病と呼ばれていた病気が、今は子ども達もかかる食源病になってしまったわけだけど、その原因を探らないで、症状を薬で抑えつけようとするだけ。農業と同じで対処療法ばかりするのがこの国なんだよ。根本原因を探ろう、といったことは教わっていないでしょ?教育の問題でもあるんだよ」というお話から、高柳さんが育った高度経済成長期に何があったか、どういった歴史背景があって今の日本の社会の問題や食の問題、病気が出てきているのかまで、多くのお話がありました。

 また、興味深かったのは栄養分析を仕事として来た方は、「5年前から農薬の基準値が10倍に緩和されたので、今まで例えば0.005ppm以上で残留農薬検出として出していたのが0.05ppm以下であれば、上司から『未検出にして良い』と言われてそうしてきたんです。」というお話も。

高度経済成長期から食品添加物、農薬などの化学物質が食に紛れ込む時代が今も続いていますが、今は「毒性が弱ければ安全だ」という論法で、食べ物はもちろん、洗剤、殺菌剤、殺虫剤など多数の化学物質が生活に入り込む時代です。

 うちの親父は肺ガンだった事もあり、私はアヒルの生命保険のCMを見るといつも「保険よりもガンにならないような努力をした方が良いのに」と思います。日本ではガンは3人に1人がなるといっていたのが、いつの間にか2人に1人がなり3人に1人がガンで死ぬ時代になりました。欧米ではガンの死亡率が下がっていて、先進国でガンの死亡率が上がっているのは日本だけなんですよね。

例えば、子ども達のクラスの半分の子が将来ガンになり、1/3がガンで死んでいく時代なのに、そういったことにあまり関心が無く、添加物や糖分過多のお菓子やほぼ100%農薬が残留している海外産小麦粉のパン食を続けている家庭が多いのです。

子ども達の命に関わる問題なのですから、知らない、興味が無いで本来は済まされる話では無いと個人的に思っているのですが、私もそうですが、いざ病気や体調を崩してどうにもならなくならないと、なかなか意識は変わらないのが人間なのですよね。

 

 話は変りまして、昨日は自然薯掘りだったのですが、参加者はどこかの社長さんで、とても自由で面白かったです

クルーザーを持っていて「お姉ちゃんと遊ぶためですよ」とか、タバコもプカプカ、昼休みにビールを飲んと、かなり自由奔放。それでも人生を楽しんいるオジサンという感じで、農家さんも「頭でっかちのやつより、ああいった素直な人の方が楽しいよな」と。

健康に注意していなくても自由にストレスフリーの暮らしをしている人の方が長生きというのも実際にあります。先ほど、ガンの事を書きましたが、まあ、DNAにもよるのでしょうが、何事もバランスが大切なのでしょうね~

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一番良いシーズンの自然薯掘り

2023年02月14日 | 農的体験・生活

今日は自然薯掘り。

自然薯というのは11月下旬から3月上旬までがシーズンなのですが、12月ぐらいまでは芋は動いて大きくなっているのです。一方で、3月に入ると芽が動き始める。ということで、2月が一番最大でベストシーズンなんですね。寒いけど。

で、今回のお申込みはどこかの社長さんとお友達のような従業員の2人のコンビ。とても仲良く楽しそうに、掘っていました

そして1本目はとっても長い20年以上のものにヒット

そして、2本と目も同じぐらい大物にヒットしました。。ふつう2本中1本は当たっても2本目も大物というのは無いので、かなりラッキーでした

名人が難しいところを掘ってくれている時は、黄スズメバチの巣も見つけたり、ムカゴを拾ったりと、手が空くとあちこちで色々な物を探して見つけてきたり、山の過ごし方がまた楽しそう。

また、2人で2本、2.5万でやっているのですが「お釣りは良いので」と、チップを5千円も。さすが社長さん、気前が良いですね~

社長さんはクルーザー、社員さんは釣り船を持っているとのことで、海遊びもやっているよう。また、山歩きもしたり、2人で畑をやろうと話していたり、あれやこれやと趣味を満喫している、楽しそうなオジさんコンビでした

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11年目の「食と命の教室」

2023年02月11日 | 農的体験・生活

2023年度の「食と命の教室第1回」を開催しました

いや~、今年の方々はなかなか凄いです。高柳さんも「勉強している人が多いな」と言うほど。ガンや病気などで身内を亡くしてしまった方、アトピー持ちの方など、今の医療がどんどん患者を追い詰め苦しめていく事に疑問を持ち、勉強した結果、食は命という事にたどり着いた、という方が例年より多い感じがします。

そして、人それぞれの悩み、苦しみ、葛藤があってこの教室に参加してくれているわけですが、そういった事を率直にシェ頂けるので、今年も大変学びが深くなりそうです。

 また、栄養分析を仕事としてきた方のお話はとても興味深かったです。

 現場では「栄養素」と「健康」が全く頭の中で繋がらなかったという話や、5年前からは農薬の濃度ppmがどんどん緩和され、例えば今まで0.005ppm以上で残留農薬度を出していたのが0.05ppm以下であれば「未検出にして良い」と言われてそうしてきた、とか。

 そういったお話も学びになりますね

 さて、みなさんのお話を受けて、高柳さんから「成人病が子ども達もかかる食源病になってしまったわけだけど、その原因を探らないで、農業と同じで対処療法ばかりするのがこの国なんだよ。そういうことを教わっていないでしょ?教育の問題でもあるんだよ」と、高柳さんが育った高度経済成長期に何があったか、どういった歴史背景があって今の日本の社会の問題や食の問題が出てきているのかをお話され、みなさん非常に感銘を受けていました

 その後はいつもの里山の散策。1000年続いている田んぼをみながら「人間は昔はこういった山裾の水が沸くところに住み着いていたんだ。それは食い物が作れる、田んぼが作れるからだった」とシンプルな食べ物が命を育むというお話に、一同「へ~」と。

 

ただこの広がる田んぼも、後継者がおらず、機械は膨大なお金がかかり、高柳さんからは「娘は田んぼを止めようと言うんだけどな。まあ務めだな」とお金ややりがいとは別次元で田んぼをやっていることを吐露されていました。

さて、お昼の時間です

私はいつも食べていますが、みなさんは初めてで「こんなに美味しいなんてびっくり」と、肉が無くても美味しい料理を絶賛していました

そして2月は種蒔き。まずは育苗用の土作りということで、ピートモスと鹿沼土を混ぜ混ぜします。

これをセルトレイに詰めて水を撒き、その後にくぼみを作って種をまいていきます。

これはミニトマトの種。ゴマよりも小さいので吹けば飛んでしまいます。これを1粒1粒播いていくので、集中力が問われます。

種まきが終わったら、広がる畑で「三浦大根の収穫し放題」です

みなさん、キャッキャ言いながら、楽しそうに畑の活動を楽しんで今したよ

そして、最後に1年間のプログラムの確認と、それぞれのしたいこと、1日の感想のシェアをしました。

1人1人の様々な体験や悩み、学びがあってこの教室に来てくれているわけで、その個人史や思ったことを聞かせてもらうだけでも大変学びになります。それが高柳さんのお話や仲間との会話、出会いで化学反応していくのが更に奥深いです。11年目も楽しみです

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地震のお話

2023年02月08日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です

 トルコの大地震、びっくりですね阪神淡路大震災を思い出しました。あの時は私は大学生で、ボランティアに行く人もいる一方で、自分は重い腰が上がらず、悶々としていた事を覚えています。それがたまって東日本大震災の時に吹き出し、会社員生活に終止符を打ったのかもしれませんね。それにしても、年に1回ぐらいは世界の大地震がニュースで流れるのを見ている気がしています。地震は大自然の営みとはいえ、やはり悲惨としか言い様がないですし、どうか1日でも早く日常が戻ってくることを願うばかりです。

 日本では地震が多発しているので、世界の中でトップクラスで地震に慣れている国民かと思います。私の大学の時に外国人の先生が日本で地震を始めて体験した時に、「何が起こっているかわからなかった。とにかく棚が倒れてこない事を意識していた」と言っていました。逆に自身の安全を守るという発想そのものが無かったそうです。そう思うと、避難訓練を子どもの頃からしている地震が日常という国は珍しいのでしょう。

 地震はみなさんが知っているとおり、大陸プレートとプレートの間の境界のひずみの反動や地殻の崩壊で起きます。日本は4つのプレートが混じり合う事で盛り上がった火山帯の島国で、世界の地震(マグニチュード6以上)の20%以上が日本で起きていると言います。小さな国土で世界の1/5以上の大きな地震が起きている、つまり、大地震大国、ということですね。地震が起きやすいところはマントルが重なり合う場所ですが、そこは地殻が盛り上がり、急峻な山を抱え平地が少ない場所、ということです。

 余談ですが、この前、たまたまテレビを見ていたら、南米のアマゾン川の特集をしていました。プレートの狭間で盛り上がったことでアンデス山脈が出来、溶岩が冷えて割れて出来た無数の亀裂に水が染みこみ、さらに山脈の東は地殻の盛り上がりの反動で窪地になり水が溜まり、その結果、あのアマゾン大河の水源が出来たとのことです。ただ、マントルの狭間で盛り上がって出来た山脈沿いは地震の巣窟。ペルーなどで大地震が起きるのも日本と同じなわけですよね。

 東日本大震災が起きたとき、「地殻が大規模で崩れたので、そのより戻しの余震は30年は続く。また首都圏直下型地震が3年以内に起こる確率は75%」と新聞には載っていました。また、南海トラフ巨大地震はいつ起きてもおかしくないと言われ続けています。私が子どもの頃はノストラダムスの大予言が流行っていたせいか、関東大震災が来るぞ、とずっと言われていました。そして富士山の爆発もそろそろ起きる、なんていう事を言っている人もいます。

 何か重大な事態にならないと、なかなか社会の枠組みを変える動きは起きません。阪神淡路大震災で建築基準法が改定され、地球温暖化対策が待ったなしになってからようやく国連がSDG'sを叫びだし、環境問題を誰もが語る時代が来ました。地震そのものは防げませんが、インフラが破壊された後に生きていくためには、やっぱり衣食住なのでしょう。何があっても生きて行ける、そういった住む場所、そして衣類と食料の自給が出来る生活が必要になってくるのかも知れませんね。

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九十九里の初釣り日記

2023年02月04日 | 自分の時間

あっという間に暦の上では春ですね。

さて、長男が部活の試合見学をOKしてくれたので、ワクワクしていたのですが、前日になって思春期ならではの「来るの?」「誰もこないよ」「勝手に来て」という感じで、そもそも見学して良いものかわからなかったので、キャンセルに。

一方、次男が部活の練習で、蓮沼海岸で砂浜ダッシュトレーニングをするということだったので、お迎えも兼ねて近くの片貝漁港に初釣りに行ってきました

いつもは銚子なのですが、九十九里の方が40分ぐらい近く1時間で行けちゃうのです。もし、ここが良いスポットなら、こっちに来た方が楽だな~と思っていたのですが、ところが初めての場所なので、入り口がわからん

10分ちょっと、あっちいったりこっちいったりで、それらしき場所にようやくたどり着いたのですが、人がまばら。

「ここ、入っていいのかな?」と新参者としてはちょっとビクビクしながら、セッティング開始。銚子なら大潮の日はほぼ堤防は満員御礼なのですが、冬だからなのかな?

ということで、一番端っこで始めました。

途中、競りのようなものが始まったり、人がほとんど来なかったり、周りは誰も釣れていない、という感じだったのですが、3時間やりました。

今回はハゼをメインで行こうと、3本の釣り竿を繰り出し、岸壁2本、投げ1本でチャレンジ。

端っこにいたせいか、埼玉からきた「ドライブに来た」といういけてる60歳ぐらいのおじさんなど、色々な人が「釣れますか?」とか声をかけてくれて、1人釣りでもなかなか楽しい

中には、横浜から来たという同世代の方は、釣りが詳しいらしく、「僕は夜釣りしかしないんですけどね。仕事があるし、日中は家族サービスで」ってなんてことも

「岸壁をひたすら動いて当たりを探す人もいますよね~」とういアドバイスもしてくれたので、やってみました。すると、堤防真下で必ず当たりがあるところが

「おっハゼか?」と思ったのですが、かからない。。。

かからない場合の工夫として、イソメの大きさや針を変えるのですが、10回ぐらい変えても結局かからず。一般的にはそういったのはフグと言われるのですが、フグが岸壁に巣を作らないと思うので、カニとかだったのでしょうか?

そんな中、1回目の当たりがと思ったら、ロープでした

う~ん、残念

次に、投げの方で感触があったのですが、当たりというより重いものに引っかかったようで、蛎殻でもひっかけたのかな~?と巻いていったら、今度は1双の軍手

むむむ~。

そして、また引っかかったのは、汚れた「ビニール袋」でした。ゴミ多し(😭)。


 

最後に地球を釣ってしまって終了

3時間やったので、まあ良いか、と思ったのと、片貝は冬に来ても難しいのかな、というのがわかったので、退散しました。

退散する時に漁港のちょうど出入り口付近に小さな小屋、というか1件屋のような場所があって、「直売所」「営業中」と出ていたので、釣果0だったのでお土産でも買おうと、恐る恐る入ってみました。

そうしたら、九十九里では名物のイワシのごま漬けを売っている酒井水産という会社の直売所だった

中に入ると、奥からおばちゃんが出てきたので、「ここで全部作っているんですか?お勧めはありますか?釣れないからお土産にと思って」と言ったら、おばちゃんが「じゃあ、また釣れなかったら来て下さいね(笑)」と良いながらお勧めしてくれた2つを買いました。

ゴマ漬けの方はまあまあだったけど、生姜煮の方はでっかいトロイワシで骨も全く感じさせない満点のお味でした

初の釣果0だったけど、まあそれ以外で色々面白かったから、良かった良かった

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