日曜日は、この地域の若手のエースの農家、岡田さんのお手伝いに行ってきました
朝8時に岡田さん家に集合した後、岡田さんの子供達3人と一緒に向った先は、「にわとり村」という放し飼いの鶏を飼っている佐藤さんの養鶏場。
子供達は虫かごと虫取り網を持ち、楽しそう
さて、今日の作業は「ぼかし肥料作り」とのこと。
ぼかし肥料とは、有機農業で一般的に使われる肥料。鶏糞や糠などをそのまま畑に入れてしまうと、生腐れになったり、リンなどの肥料分が濃すぎて野菜が肥料焼けを起こしたり、虫が沸いたりしちゃいます。
なので、色々混ぜ合わせて、しばらくおいておくことで発酵が進み、ほどよく肥料分が良い塩梅にさせたものを「ぼかし」といいます。
さて、岡田さんのぼかしの材料となるのが、ここ、にわとり村さんの鶏糞。
放し飼いの鶏のエサは、遺伝子組み換えでない資料や青草、海藻などこだわりのものばかり。普通の養鶏場が使っている遺伝子組み換えバリバリの飼料や抗生物質などは一切使っていません。
そして、放し飼いの鶏舎でのびのび育った鶏ちゃんが出した糞が、土やワラと混じって良い感じになっています。
ただ、大変なのがホコリ
乾燥しているので、それを米の袋(30kg入るやつ)にスコップで入れていくんですが、辺り中、土ホコリ、鶏糞ホコリが舞い上がります
「一人でやっていると何だか切なくなってくることもあるよ(笑)」という岡田さん。
鶏舎の中は日陰とはいえ、スコップ作業をするともう汗だく
途中、休憩を挟みながら岡田さんと袋につめること、なんと40袋
軽トラック満載、120kgを超す鶏糞が集まりました
作業が終わり、ひと段落をしたところで、少し、にわとり村さんを見物。
色々な鶏がいますが、黒い鶏は肉も美味しいそう
鶏舎はこんな感じ。いくつもの部屋があり、使っている部屋だけでなく空いている部屋も結構あります。また、使っている部屋も、それほど鶏がギューギューじゃないので、臭いもほとんど無く、私が知っている限りですが、かなり鶏ちゃんにとっては、スペースが確保されているゆったり空間の鶏舎でした。
ちなみに、この鶏舎は屋根がアーチ型なんです。アーチ型だと、平面の屋根に比べて直射日光が当る面積に変化があり、上の方が日光に対して垂直なので温度があがり、曲がった右下のところは少し日当たりが減るので、結果全体的に温度が変わり、風の流れがおきやすい、つまり風通しが良くなるんだって。良く考えられていますね~
しかも、この鶏舎は全部、佐藤さんの手作りなんだって凄い
そして、そして、可愛いひよこちゃんも
みんな集団で動いて、「ピヨピヨ」鳴いて、本当にかわいい
暑さでぐったりしないことを祈ります。
さて、この鶏糞をもって向ったのは、岡田さんが属する「大栄みみずの会」の代表の板橋さんのお宅。
会のメンバーは、ぼかしを作るときは板橋さんの機械を使わせてもらっているのです。
これが、かくはん機。超でかい
そして、鶏糞と大体同じぐらい使うのが糠。近くの池田屋っていうスーパーで1袋100円で売っているんだって~。
しかも、精米したてのような香りで、鮮度もかなり良いのがわかります
さて、まずは、この糠と鶏糞をどばどば~と入れていきます。
そして、古代の地盤からとったミネラルを入れ、あとは、まぜまぜ。
そして、ここで登場するのが板橋さんが竹林からとってきた天然の土着菌を発酵させたもの。酒粕のような甘~い香りがします。そして、更に入れるのが黒糖蜜甘い良い香りが漂います。舐めたい
途中、適度に水を入れる岡田さん。水が少なすぎても発酵が促進されず、多いと腐ってしまうので、適切な量を入れる必要があるそうです。
そして混ざり終わったら樽につめます。みみずの会では「嫌気発酵」といって空気を入れないで、密閉させて発酵をさせます。これを秋冬の畑のぼかし肥料として使います。
トラック満載のぼかし肥料の樽。まだまだ材料があるので、2回戦目をやり、混ぜ混ぜしている間に、いったん休憩となりました。
この間、周りで色々遊んでいた岡田さんの子供達は、ようやくお父さんの手が空いたので、大喜び
岡田さんも、今日は特別に「エレベーター」といって、子供達と遊んでいました
時刻は13時。岡田さんがお家に誘ってくれて、シャワーをさせていただき、お昼も一緒に
岡田家の子供達も、なんだかんだ言って会っているので、最近は、私を怖くないおじさんとして認識してくれているらしく、一緒に遊ばせてもらいました
私は、既にグダグダでしたが、岡田さんは、出荷に行った後、先ほど2回戦をしたぼかし肥料をまた樽に入れる作業など、まだまだ作業が残っているわけです。
毎日毎日こういった作業をしている農家さんと違い、たまにお手伝いするぐらいの軟弱な私は、とても毎日できましぇ~ん
ほんと、どんなに炎天下だろうと、雨が降ろうと、風が吹こうと、毎日毎日農作業を続ける農家さんは凄い
そう思った日でした。
岡田さん、ありがとうございました~
朝8時に岡田さん家に集合した後、岡田さんの子供達3人と一緒に向った先は、「にわとり村」という放し飼いの鶏を飼っている佐藤さんの養鶏場。
子供達は虫かごと虫取り網を持ち、楽しそう
さて、今日の作業は「ぼかし肥料作り」とのこと。
ぼかし肥料とは、有機農業で一般的に使われる肥料。鶏糞や糠などをそのまま畑に入れてしまうと、生腐れになったり、リンなどの肥料分が濃すぎて野菜が肥料焼けを起こしたり、虫が沸いたりしちゃいます。
なので、色々混ぜ合わせて、しばらくおいておくことで発酵が進み、ほどよく肥料分が良い塩梅にさせたものを「ぼかし」といいます。
さて、岡田さんのぼかしの材料となるのが、ここ、にわとり村さんの鶏糞。
放し飼いの鶏のエサは、遺伝子組み換えでない資料や青草、海藻などこだわりのものばかり。普通の養鶏場が使っている遺伝子組み換えバリバリの飼料や抗生物質などは一切使っていません。
そして、放し飼いの鶏舎でのびのび育った鶏ちゃんが出した糞が、土やワラと混じって良い感じになっています。
ただ、大変なのがホコリ
乾燥しているので、それを米の袋(30kg入るやつ)にスコップで入れていくんですが、辺り中、土ホコリ、鶏糞ホコリが舞い上がります
「一人でやっていると何だか切なくなってくることもあるよ(笑)」という岡田さん。
鶏舎の中は日陰とはいえ、スコップ作業をするともう汗だく
途中、休憩を挟みながら岡田さんと袋につめること、なんと40袋
軽トラック満載、120kgを超す鶏糞が集まりました
作業が終わり、ひと段落をしたところで、少し、にわとり村さんを見物。
色々な鶏がいますが、黒い鶏は肉も美味しいそう
鶏舎はこんな感じ。いくつもの部屋があり、使っている部屋だけでなく空いている部屋も結構あります。また、使っている部屋も、それほど鶏がギューギューじゃないので、臭いもほとんど無く、私が知っている限りですが、かなり鶏ちゃんにとっては、スペースが確保されているゆったり空間の鶏舎でした。
ちなみに、この鶏舎は屋根がアーチ型なんです。アーチ型だと、平面の屋根に比べて直射日光が当る面積に変化があり、上の方が日光に対して垂直なので温度があがり、曲がった右下のところは少し日当たりが減るので、結果全体的に温度が変わり、風の流れがおきやすい、つまり風通しが良くなるんだって。良く考えられていますね~
しかも、この鶏舎は全部、佐藤さんの手作りなんだって凄い
そして、そして、可愛いひよこちゃんも
みんな集団で動いて、「ピヨピヨ」鳴いて、本当にかわいい
暑さでぐったりしないことを祈ります。
さて、この鶏糞をもって向ったのは、岡田さんが属する「大栄みみずの会」の代表の板橋さんのお宅。
会のメンバーは、ぼかしを作るときは板橋さんの機械を使わせてもらっているのです。
これが、かくはん機。超でかい
そして、鶏糞と大体同じぐらい使うのが糠。近くの池田屋っていうスーパーで1袋100円で売っているんだって~。
しかも、精米したてのような香りで、鮮度もかなり良いのがわかります
さて、まずは、この糠と鶏糞をどばどば~と入れていきます。
そして、古代の地盤からとったミネラルを入れ、あとは、まぜまぜ。
そして、ここで登場するのが板橋さんが竹林からとってきた天然の土着菌を発酵させたもの。酒粕のような甘~い香りがします。そして、更に入れるのが黒糖蜜甘い良い香りが漂います。舐めたい
途中、適度に水を入れる岡田さん。水が少なすぎても発酵が促進されず、多いと腐ってしまうので、適切な量を入れる必要があるそうです。
そして混ざり終わったら樽につめます。みみずの会では「嫌気発酵」といって空気を入れないで、密閉させて発酵をさせます。これを秋冬の畑のぼかし肥料として使います。
トラック満載のぼかし肥料の樽。まだまだ材料があるので、2回戦目をやり、混ぜ混ぜしている間に、いったん休憩となりました。
この間、周りで色々遊んでいた岡田さんの子供達は、ようやくお父さんの手が空いたので、大喜び
岡田さんも、今日は特別に「エレベーター」といって、子供達と遊んでいました
時刻は13時。岡田さんがお家に誘ってくれて、シャワーをさせていただき、お昼も一緒に
岡田家の子供達も、なんだかんだ言って会っているので、最近は、私を怖くないおじさんとして認識してくれているらしく、一緒に遊ばせてもらいました
私は、既にグダグダでしたが、岡田さんは、出荷に行った後、先ほど2回戦をしたぼかし肥料をまた樽に入れる作業など、まだまだ作業が残っているわけです。
毎日毎日こういった作業をしている農家さんと違い、たまにお手伝いするぐらいの軟弱な私は、とても毎日できましぇ~ん
ほんと、どんなに炎天下だろうと、雨が降ろうと、風が吹こうと、毎日毎日農作業を続ける農家さんは凄い
そう思った日でした。
岡田さん、ありがとうございました~