半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

鎌倉中央公園その2

2009年01月18日 | 素敵な空間・イベント
 先週に引き続き、また、「鎌倉中央公園」に行ってきました!
今度は、身重な体の妻と2歳の子供と一緒にです。

 もともと、クーヨン、という雑誌のちょっと前の号で、鎌倉で青空保育をやっている幼稚園の特集があったり、鎌倉はおしゃれな店が多い、ということをうちの妻は知っていたので、関心を示してくれるとは思って、家族でお出かけ

 結果、一番はしゃいだのは私。。。

奥さんは「まあ良いのじゃない」といった反応。
う~ん、残念。ただ、こういったところに連れてきただけでも、奥さんに、新天地を探す行動の一歩を踏み出してもらう最初の一歩となったし、良かったとは思う。


 ただ、空気がきれいで、静かで、炭火焼小屋や、風景には関心を示してくれました。また、先週と同じように、「青空自主保育」の方がいらっしゃったので、少しお話しをお伺いしました。よくシステムがわかっていなかったのですが、幼稚園や保育園には通わせるのではなく、「自主保育」として、園舎の無い青空保育をやっており、定員があるとのこと。また、毎週、見学に来ている人もおり、公園の事務所の掲示板などにそういった情報が貼ってある、ということも教えてもらいました。

 うちの子は、再来年なので、まだまだ猶予はありますが、やはり、一度イベントに参加することをお勧めいただきました。2月あたり、一度参加してみたいと思います
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鎌倉中央公園~土の匂いの子のいる場所~

2009年01月11日 | 素敵な空間・イベント
 鎌倉中央公園に行ってきました!
 
 結婚式をあげたレストランへ、毎年1回、行くのが妻との恒例行事となっており、そのレストランが表参道にあるんです。で、奥さんは絵本が好きで、「クーヨン」という雑誌を出している「クレヨンハウス」のお店が表参道にある、ということで、一緒に行ってみました。

 で、そこは、地下1Fは、自然食レストランや食品が売っていて、1Fは、絵本がた~っくさんおいてあって、その上は、おもちゃなどがおいてある。で、上の階では、自然に生きていきたい、とか、ナチュラルライフを楽しみたい、、、みたいな、そういった関係の本が、たくさん売っている、というお店。「う~ん、ここで1日中過ごせるな~」と思うほど、充実しているお店です。

 そして、ここで、シュタイナーの本とか、田んぼの本とかを何冊か買い込んだのですが、そこで、1冊、すごく目に飛び込んできたのが、「土の匂いの子」という本。

http://www.amazon.co.jp/土の匂いの子-相川-明子/dp/4861870488/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1240551273&sr=1-1

 子供が裸でどろだらけのまま、田んぼで遊んでいる、そんな公園が、鎌倉にある!そして、それは「青空自主保育」という形で行われている。思わず買って、家で、ば~っと一気読みをしました!

 簡単に言うと、「谷戸」という、小さな里山が鎌倉市内の山崎という地域には残っていて、そこには、都会の公園にある「人造物」として作られた滑り台みたいなものは一切なく、その代わり、木のぼりや、その辺から出ている蔓でブランコを作ったり、田んぼや畑をやりながら、子供達を、自然の中で泥だらけになりながら、グループのママさん・パパさんが一緒に育てている、ということを紹介した本。自然の中で育っていく子供の様子や、ママさん・パパさんの心の動き、また、冬でも半そででたくましく育っている子供達の写真や物語が生き生きと書かれている本です。

 そして、「ぜひここに行ってみたい!」と思って、行ってみた、というわけです。

以下がHP。

http://www1.kamakuranet.ne.jp/k-park/park/center/center-top.htm
http://www1.ocn.ne.jp/~ya-yato/

 JRの大船からモノレールでちょっといったところが最寄駅なんですが、公園につくと、わ~っ、と叫びたくなるような素敵な風景

 思わず、童心に戻って、駆け出してしまいました

 まず、崖のようなところから滴り落ちる水が凍り、つらら、になっているのを発見。つらら、なんて久しぶりだな~と思いながら、そのキラキラ光る、つらら、をちょっとかじってみる。そうしたら、土の味がした。まずいけど、土の味なんて久しぶりだな~。



 大きな岩があったので、よじ登ってみる。公園の全体を見渡したり、空を仰いでみてみたり、上空で旋回している鷹(?)を見つめたり、風を感じたり。公園で歩いている人を見下ろしながら、本当に、子供の頃に戻った感じで、開放感というか、わくわくしてたまらない

 少し中に進むと、左側の斜面に炭焼き小屋が見えてくる。なにやら、作業をしているおじさんたちがいる。ちょっと、眺めた後、その横を通り過ぎて、獣道らしき道を、藪こぎをしながら、小山の頂上へ向かってみる。藪の中を進んでいる自分は、なにやら、小冒険をしているようで、本当にわくわく楽しい

 頂上につくと、向こう側の下の方に、なにやら小屋のような、畑のようなものが見えてくる。何だろう?と思って、今度は、さらに獣道のような人が通れるような感じではないところを、藪こぎをしながら、滑らないように降りていく。すると、、、途中に、ロープが地面に植えつけられていた

 「ここは、獣道じゃなくて、人が通る道なんだ、、、よくまあ、こんなところに道を作ったな~、多分、子供達の為に作ったんだろうな~」

 と思いながら、ロープを有難く使いながら、下の方へ降りてみる。すると、なんと、そこは、小学校が子供達の為に作っている田畑だった

 まるで、昔、年貢を納めないでも良いように、領主にばれないように里山の中に隠して作った田畑があったというけど、そんなところにある田畑だった。でも、確かに、小学校らしき子供達がたくさんはしゃいでいる声が聞こえてきたので、学校として、こういった畑をやっているんだな~、と思う。そして、きちんと、たて看板で、その小学校でやっている畑の全体図も書いてあり、また、畑毎に学年毎の立て札もきちんと立ててある。



 こういったところで育った子供達は、たくましく育つんだろうな~。また、さっきのロープは、子供達が、よじ登って公園に行くためのロープだったんだろうな~。う~ん、こういった小学校ってすごい

 さて、今度は、別ルートで、公園に戻ろうと思い、竹林の方から、小山を登る。さっきより、よっぽど道がなく、やっとのことで頂上につくと、なんと、そこにも畑が!よくまあ、こんなところにも、、、と思う一方で、この山崎の里山は、本当にいたるところに田畑が作られていて、本当に、地域の人たちにとって、大切な場所で、恵みを与えている里山なんだな~、と心から思う。


 公園に戻って、少し進むと、子供達がはしゃいでいる作業場(水洗い場や小屋があるところ)がある。これは、もしかして、青空自主保育の人たちでは?と思いながら、少しさらに歩くと、木にリスが!野生のリスをみるなんて久しぶりだな~、と思って、しばらく見つめていると、先ほど炭焼き小屋で作業をしていたと思われるおじさん達が歩いてきた。

 「リスがいますよ」と声をかけると「ああ、台湾リスだね。この辺りは、たくさんいるよ」と教えてくれる。会話も弾み、「土の匂いの子」を見て、青空自主保育や、山崎の谷戸に関心があって来たことを伝えると、「ああ、そうなの?さっきまで、その活動をやっていたんだけどな~、もう終わっちゃったよ。でも、相川さん(本の著者)なら、まだいると思うよ。行ってみる?」と声をかけてくださる。こんなところで、まさか、相川さんに会えるとは

 先ほど通りすぎた作業場が、やっぱり、青空自主保育の人達で、そこにいくと、残った子供達が冬でも本当に半袖で遊んでいる。そして、相川さんが、この公園で作った大豆で作った味噌を使った味噌汁の残りを、残った人たちで分け合っているところだった。

 少しお話をすると、近々の活動が載った白黒のコピー(会報のようなもの)を下さる。また、ここまで連れてきてくれたおじさんからは、いろいろな活動がある中で、子供が遊ぶ日に、実際に子供を連れてきたら?とアドバイスいただく。確かに、自分だけわくわくしていても、妻や子供を連れてこないと意味が無いな~、と思って、今度連れてきま~す!とお伝えする。また、「もし、この辺であれば、大船駅前あたりが、安いマンションがたくさん建ってきて、若い人がたくさん引っ越してきているよ」といったお話もしてくださる。お礼をした後、また、少し公園を散策して辞去。

 本を読んで直感的に「これは良い!行ってみよう!」と思って、すぐに行動してみて、そこで、本当に良いな~、と体で体験できたし、活動をしているグループや、著者に会えた、というのもびっくり!やっぱり、心を解放して、直感的に、行動すると、どんどん道は開けていくな~、ご縁はできていくな~、と嬉しくなってしまった。今度は、奥さんと子供を連れてこようっと!

 最後に、ここは、本当に良い公園なので、大船あたりに住んでいて、自然が好きな人は、ぜひ行ってみてください

 

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