半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

無農薬野菜、生き物いっぱい、でも、虫いっぱい。。。

2009年09月29日 | 農的体験・生活
 ホームセンターでは、イチゴの苗が売られ始めました。10月上旬は、イチゴの苗植えの時期です。プランターでも出来るようですが、私は、朝から、イチゴ用の畝作り


 畑では、大根も、日々、困らないほど取れるようになってきました。 ニンジンも、あと、1ヶ月ぐらいで採れそう

 自然農法をちょこっと取り入れ、畑の間の雑草は、抜かずに刈り、そこに敷いておく、といったようなこともしています。益虫が害虫を食べてくれる生態系を守る、っていう話です。

 おかげで、生き物がいっぱ~い

 そこで、数日前に撮った写真で、生き物を紹介すると、、、

 イナゴもいるし、


 カマキリもいるし、


 カエルもいる。


 でも、、、「生き物がいっぱいいる素敵な畑」とは、言えないんですよね。。。収穫を目的にしている私としては。。。

 だって、野菜を食べる、イモムシも、いっぱいいるんです。。。

 毎日、ヒラヒラと飛び回るモンシロチョウは、「可愛らしい」と、普通の人は思うでしょうが、私からみれば、「また、卵を産みにきたな。。。」と思う相手なんです

 本当に、良く産みつけていきます。


 まっ、でも、こんなの単発で産み付けていくし、ぱぱっと払ってしまえばいいし、まだまだ序の口。。。

 
 小松菜を、収穫期を過ぎてからも、食べきれず、畑に残しておいたら、小松菜が大きくなるだけでなく、カブラハバチの幼虫が、うじゃうじゃ増えてきた。。。


 葉っぱを、もしゃもしゃ食べて、まあ、いるわいるわ、いくらでも見つけられるぐらいですよ

 でも、小松菜を、収穫時期を終えても植えっぱなしにしている自分が悪いし、まあ、このぐらいの奴なら、捕殺は、なんら問題ないんですよね、私にとっちゃ

 問題は、キャベツに巣食う、ヨトウガ(?)の生まれたての幼虫らしき集団

 葉っぱの表が、こんなになっていたら、裏返すと、


 大体、葉っぱの裏は、こうなっているんですよね


 いわゆる「卵塊」という奴です。よくぞ、こんなに卵を植えつけたもんだ、と思うほど

 しかも、これが、孵化(ふか)していると、もう、大変 虫だらけ

 これが、全部とっても、3日ぐらい経つと、また、産み付けられているんですよね~


 キャベツとか、白菜は、寒冷紗(かんれいしゃ)というような布のようなもので覆って、虫が卵を産み付けないような防虫策を施すべき、と本とかには書いてあります。

 でも、初心者の私は、虫がどんだけ来るのか、また、ついたらついたで、1匹ずつ、週に1~2回、捕殺、をして、頑張って様子を見てきました 何事も経験をしないと勉強にならないしね。


 そして、「無農薬野菜」を作ってみるとわかりますが、本当に「無農薬野菜」って、相当大変だ、ということがわかりました。

 こりゃ、無理だ。。。

 自然農法のように、生態系に任せるまでは、うちの畑は整っていないだろうし、、食われる野菜は食われてもいいや、って感じだと、半分ぐらい、だめになりそうだし。。。

 ということで、「自然農薬(農薬の定義はいろいろですが。。。)」として、「酢」を使うことにしました。

 まっ、酢とか、木酢液を使う、というのは、家庭菜園をやっている人達の中では、防虫対策としては、かなり、メジャーな話です。

 でも、今まで、何もやらずに頑張って、日々、畑を見回り、虫がいたら、その都度1匹1匹捕殺をしていたんだよね~。「こんなことやっている人、ほとんどいないよな~」、と自画自賛したり、「こんなに手間かけている野菜はそうはないぞ!」なんて思っていました


 しかし、やっぱり、虫除けはしないと駄目だな、と。。。

 まっ、あえて実験も兼ねて、何もしないところと、酢だけと、木酢液をかけたもの、とわけてやってみても、と思っています。

 もちろん、防虫はあっても、既にいる虫を「殺虫」は出来ないので、しばらく、捕殺は続けます。。。 

 それでも大変だったら、、、おとなしく、寒冷紗を買ってこよ~っと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱穀とイモ掘り

2009年09月28日 | 農的体験・生活
 先週、稲刈をしに行ったHさんのところ(詳しくは、⇒http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/e/b0462fe9e7ce7e17a38937dec72a772f)に、今日は、芋掘りをしに行きました

 ただ、前は、車で行ったのですが、今日は、自転車で

 大体、1時間ぐらいかと思いきや、1時間半ぐらいかかりました。。。 

 小さな山も幾つかあり、アップダウンの坂道を乗り越えての1時間半、、、本当に、疲れた。。。 久しぶりに、1時間半も自転車をこぐと、なんだか、大学の時に、千葉県自転車一周をした時の事を思い出してしまいました

 まあ、心底、体力を使い果たす、というのは、久しぶりのことで、朝、風邪っぽかったのですが、そんなのも吹っ飛んじゃいました 体のエネルギーを一度使い切ると、逆に、生命力が体の底からみなぎった感じかな

 そんなこんなで、到着~ すると、丁度、先ほど、ネットで買った「脱穀機」が到着した、とのことで、少し、脱穀をさせてもらいました



 こういったものが売っているんですね~ 

 今年の6月に、佐倉市のシカさんの所に行った際に
こちらを参照→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20090613

 木製の脱穀機に、モーターをつけて、電動化していた脱穀機を見て、使った事がありましたが、今回のは、足で踏むペダル式、つまり、電気が無くても使えるわけですね 金属製になっているものの、その仕組みは、昔の道具と同じなところを考えると、いかに昔の農機具は、よく考えられて作られていたか、ですね

 ちなみに、Hさんは、木製の昔に使われていただろう「唐箕(どうみ)・・・風で籾殻などを吹き飛ばす農器具」も、お持ちで、見せてくれました

 私も、来年、田んぼをやったら(まだ、借りれてないけど、、、)、脱穀機、唐箕、籾摺り器具など、どなたかから譲ってもらったり、借してもらうか、原理と構造を勉強して、作ってみたいものです

 その後、さつまいも畑へ。完全に、農家としてやっている畑の2株分を頂いたのですが、それだけでも、ごろっと、たくさん採れました



 今年、初のさつまいも 昨日は、栗と柿の初物でしたが、今日は、さつまいもの初物ですね

 家族が帰ってきたら、皆で食べま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗3年・柿8年

2009年09月27日 | 農的体験・生活
「桃栗3年柿8年」とありますが、今日は、でーもんさんの所で、栗と柿をたんまり頂きました



 桃栗は、3年で実がなるそうですが、柿は、8年かかる、ということですね。ちなみに、柚子(ゆず)は18年、銀杏は30年、だそうです 


 田舎だと、普通に、柿が、その辺の家の庭になっているんですよね~。羨ましい 昔は、道行く子供が、もいでいっちゃうのが当たり前だったわけですが、今やると、「窃盗」になりますからね~。

 庭がある人は、是非、子供が生まれた時にでも、果樹を植えて、子供が大きくなるにつれて、果実を楽しむ、っていうのがいいでしょうね 次世代に残せるしね~ うちの畑は借りているから、植えるのも、、、と思いつつ、やっぱり、果樹が欲しい、と思う今日この頃です


 さて、栗拾い、なんて、東京では出来なかったですが、こっちでは、家の近くの公園の裏に、栗の木がありまして、2週間程前に、そこで栗を拾ってきました。

 でも、栗はとげに覆われて、中身が見えていないし、無理に割ってみたら、本当に小さな栗しか入っていなかったんですよね~




 ところが、今日の栗は違う やっぱり、ちゃんと中身が詰まっている栗は、パカっと割れていて、実が中から弾け出そうになっているんですよね



 以前、拾った栗と、大きさは、大差ないのに、中身はまるで違うんですね~

 こんなこと、毎年、栗拾っている人から見れば、当たり前なんでしょうが、初心者の私は、「今度から、中身が弾け出ている栗だけ拾おうっと」と、学習したのでした

 そして、柿ですが、柿の木は3階建ての建物より大きな木で、上の方に実はなっているんですが、前回の神崎自給教室で、下のほうの柿は全部獲ってしまったそうです。なので、今回は、竹ざおで、2階建ての家の屋根ぐらいの高さから上に残った柿を、たたき落として収穫、となりました。
 
 ところが、竹で枝を叩いても、竹もしなるし、枝もしなるし、実がしっかりと枝についていて、柿が落ちてこない

 すると、でーもんさんが、竹の先っちょを鋸で切って、鎌で割れ目を入れ、そこにその辺に転がっている枝を挟んで隙間を作り、その場で、柿獲り道具をこしらえてくれました 凄い 思わず、その場で拍手してしまいました



 使い方、わかりますか?

 つまり、この割れ目の間に、柿がなっている小枝を挟んで、ぐりっとまわして、小枝を折る、ということです



 こりゃ凄い あんまり、太い枝を狙うと、竹が割れてしまうので、細めの枝を狙い、ぐりっ、と20個ほどの柿を収穫しました

 やっぱり、昔から、農作業をやっている長老の知恵は、素晴らしいね~

 鴨川の林さんが、去年開催していた「長老の話を聞く会」を、神崎でも企画したら面白いよな~

 今度、昔の稲の脱穀、籾摺り、精米の仕方とかを聞いてみよっと

 栗、柿ゲット&長老の知恵に、びっくりの1日でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:降りてゆく生き方→縄文のお話

2009年09月26日 | 素敵な空間・イベント
 映画『降りてゆく生き方』を観て来ました

 世の中のほとんどの人が知らない映画で、声がかかった地域、団体でしか上映されない、独特な映画です。

 以下、公式HP。武田鉄矢

http://www.nippon-p.org/

 去年、鴨川でチラシを見た事があったのですが、神崎町でもポスターやチラシが配られていて、その販促物を見たら、田舎生活に興味・関心がある人なら、行っていたい、と思うようなものになっています。でも、「ストーリーは秘密」ということで、どんな内容かは、見てのお楽しみ、ということになっています。

 私の感想は、「都会で働いていて、でも、田舎に関心がある、お金じゃない生き方に関心がある人」に、良いんじゃないかな、というもの。


 埼玉でもあるので、関心がある人は、どうぞ


 で、第二部で、じゃんけんで【負けた人!】がお酒をもらえるイベントとか、俳優の苅谷俊介さん(昔、石原プロで西部警察なんかに出ていた人)と、寺田本家の社長さんなどのトークイベントがありました。

 そこで、刈谷さんが、『森に1人で食事も持たずに入ると、1日目の夜は物凄く怖い。でも、2日目、3日目は、恐れが無くなり、体がエネルギーに満ち溢れる。そういった怖い、といった感覚や、気を感じる、といった感覚を、取り戻すようなことをした方が良い』と言っていました。

 この話を聞いて何か、懐かしい感じがしました。

 なんでだろう?と思ったら、数年前、コーチの仲間と西東京の三頭山に日帰りで登った時、帰り道、だんだん、辺りが暗くなり、夜が近づいてきた時、言いようの無い「怖さ」を感じたことを思い出したからでした。

三頭山→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%A0%AD%E5%B1%B1_(%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD)

 そういえば、最近、山に入っていないな~。この辺りには、里山がたくさんあるんだから、畑や田んぼの平地ばかりじゃなくて、林や山をゆっくり歩いてみよっと


 また、苅谷さんは、考古学をやっていて、縄文時代(1万数千年前)にも詳しく、お話をしてくれました。

 まず、1つの土器を1万年も使い続けた時代、というのは、世界でも日本の縄文時代だけだ、ということです。どの時代も、1万年も経たずに文化革命や戦争などが起きて次の時代にうつっていたわけですね

 次に、縄文時代に、既に【助け合い、支えあう】という精神があったようで、小児ポリオにかかり下半身が使えなくて歩行不能な子が、20歳ぐらいまで生きていた=食事を動ける人が与え世話をしていた、という事を証明する化石があるそうです。

 更に、当時の平均寿命は20数年、と短いのですが、これは乳幼児の死亡率が高かったからで、健康な人は60歳以上も生きていた、とのこと。

 あと、これは縄文時代の話じゃないですけど、「7歳までは神の子」という言葉があって、7歳までは、まだ、しっかりと生を体に入れていなくて、7歳過ぎて、ようやく人としてこの世で生を受け入れて、生きていける力が身に付いた、と認められた(、という話とか。

 へ~、と思いました。

 歴史っていうと、日本には、縄文時代、弥生時代などがあるとは知っていましたが、きちんと正史として残っている時代じゃないので、縄文時代には、全く関心が無かったんですよね。

 でも、当時から、60年以上も生きていた人がいた、とか、支えあう家族のような意識があった、とか、はたまた、1万年以上も続いた時代を保有するのは、世界でもこの縄文時代だけだ、と聞いて、なんだか、少し嬉しくなりました

 現在、大英博物館で、「THE POWER OF DOGU」というタイトルで、日本の国宝の縄文土器が展示されているそうです。で、その反響は、半端無く、フランスやイタリアから、わんさかイギリスに観に来ているそうです。


 ちょっと、縄文時代や土器に関心を持ってネットで調べて見たら、縄文土器は、【野焼き】と言われる、いわゆるその辺で焚き火して出来る土器で、我々でも作れるっちゃ、作れるんですよね。その代わり、高温で焼いていないので、もろく割れやすい。

 でも、稲作をしていない数千年前~1万数千年前の人達が作って使っていたのに、今を生きる我々は、自分で器一つ、高温の焼き釜が無いと作れない、と思っているわけですから、おかしな話ですよね?

 陶磁器のように、丈夫じゃなくても、生活に困らない程度なら、その辺の粘土と砂を混ぜて、野焼きやオーブンで、植木鉢ぐらいのものは作れちゃうようだし、今度作ってみようかな?

 そういえば、ホームセンターで、家庭用オーブンで作れる、粘土が売っているって、誰かが言っていたな~。もちろん、植木鉢程度のものしか出来ないらしいけど。

 まあ、うちの畑は、開墾していると、時たま粘土の塊が出てくるから、今度、集めて、焼いてみようかな

 なんか、縄文土器に関心沸いてきた

 どうでも良かった縄文土器だけど、縄文時代の人が、器だけじゃなく、土偶などで、信仰のオブジェか何かを作る想像力、独創性、そして、その器用な手、があったわけだから、そのDNAを受け継ぐ、日本人の私も、ちょっとした器とか、オブジェとか、作ってみたいな~

 大英博物館からの帰国記念展、が日本でもやるそうです。なんだか、観にいきたくなってしまった

http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20091215_142709.html

 映画から、思いっきり話がそれたけど、縄文のお話、面白かったです
 
 ちなみに、寺田本家の社長のお話も興味深かったですが、それはそれで「発酵道」という本を買ったので、本を読んで自分の中で、お話を発酵させたいと思いま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大根の葉は痛い!

2009年09月24日 | 農的体験・生活
 うちの「時無し大根(辛味系)」は、9月中旬から収穫が始まっています。で、当然、無農薬だし、採れたてだと、立派な葉っぱがくっついてくるわけです。

 このまま、たくあんにしても良さそうな大根でしょ しかも、葉っぱがでかい
 ↓

 
 で、何より、初めて知ったのが、「葉」が「痛い」ということ。

 正確に言うと、茎にみっちりと生えている小さな棘のような毛が、もう、持てないほど痛いのです



 ↑
 わかります?ちょっと茎に毛のようなものが生え揃っているでしょ? これが、痛くて痛くて仕方が無い 1日置いても、本当に棘のようで、痛いんです。キュウリのトゲトゲなんて、比較にならないほど痛い

 まあ、品種のせいなのかもしれないので、今度、青首大根が採れたら、棘があるかチェックしてみます

 さて、大根の葉は、間引き菜の時は、梅酢で漬物にしていましたが、うちの母ちゃんに任せると、茎の部分は塩漬けにして、シャキシャキして美味しく、葉っぱの部分はちりめんジャコと卵とニンジンで炒めて、ちょっとした小料理になってこれも美味い さすが、熟練の技

 で、私は、クックパッド(http://cookpad.com/)でレシピを調べていたら、半日ぐらい干してから塩漬けにすると美味しい、なんていうレシピを見つけたので、半日干して、大根の葉をクタッとさせてから、半分を塩漬け、半分には刻み昆布を入れた塩漬けにしてみました。




 結果は、、、苦い。。。

 大根の葉って、もともと適度な苦味があるわけですが、その苦味が凝縮されている感じ。。。しかも、干して水分が無いので、塩漬けにしても、生のものを塩漬けにする程には水が上がってこないんです。だから、なおさら苦い。。。

 こりゃ、失敗だな。。。何とか我慢して食べようとしましたが、これは、家族みんなでギブアップし、さよなら、、、となりました。

 まあ、まだまだ大根は年中採れるんで、改めて、母ちゃんと同じぐらいの良い塩梅の塩漬けなどを作れるように再トライしま~す
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シソも終わり&シソ料理

2009年09月23日 | 農的体験・生活
 暑さ寒さも彼岸まで、そして、秋分の日です。

 シソは、10日ぐらい前から、花穂が目立ち、1週間ぐらい前からは、花だらけになりました



 なので、葉っぱを全部収穫して、



 今頃?ですが、大量に葉っぱを使う「シソジュース」をうちの奥さんが作ってくれました

 うちの実家の隣のおばさんが教えてくれたレシピ通り、シソをさっと茹でて、その汁に、砂糖、お酢、レモン汁を入れて出来上がり~




 お味は、そこそこ美味しい ただ、やっぱり、シソジュースは、赤ちりめんシソなどを使ったものが良いし、何より、暑い時に飲むべきですね 美味しさも、体が欲する時期だと、より美味しさが増すってもんです

 で、大量にあまったシソの葉は、大根とニンジンの皮を少し混ぜて、ユカリ(赤シソのふりかけ)味、みそ味の2つの味付けで炒めて、ふりかけを作ってくれました。一番美味いのは、みそ味でしたよ



 次に、シソの実は、どうしようか?ということになり、私が、ネットでクックバッド(→http://cookpad.com/)などで、あれやこれやと調べて見ました。

 そうすると、シソの実は、花が1~2割ぐらい残っているのが、ちょうど柔らかくて良い、とか書いてあったので、花がほぼ、落ちかけた頃を狙ってから、穂を収穫 ボール2つじゃ入りきらないほど、大量に採れましたよ
 ↓


 良く水で洗って、塩で揉んで、半分は、お湯でさっと茹でた後、穂のついたまま、佃煮に



 レシピには、秋の味覚、、、ということで、美味しい、、、と書いてあったんですが、、、醤油の量を多くしたせいか、まあ、美味しいというより、しょっぱい

 反省の一品、でした。。。来年は、みりんを増やして、もうちょっと、甘く仕上げたいと思いました
 
 もう半分は、塩でもんだあと、そのまま一晩置いて灰汁だし。真っ黒になる灰汁がたっぷりでました

 その後、再度、塩で揉んで、重石をのっけて、塩漬けに。



 これは、おにぎりなどに混ぜたり、ちょっとした薬味のように使うと美味、らしく、まあまあのお味。タッパに入れて、保存して、ちょっとした時に使おうと思います

 まあ、初めてのことなので、そんなに美味く出来ませんでしたが、来年は、ジュースは赤ちりめんを使うこと、シソの実は、花が散ってから、もうちょっと種が大きくなってからの方が良いかも知れない、というのが、わかったこと。

 学びを得て、色々旬のものを上手に調理し、冬の保存食を出来るようにしたいと思いま~す

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟練のおじいさんの技

2009年09月21日 | 農的体験・生活
 今日は、大学時代の同級生が、家族みんなで、片道2時間の道を車で飛ばして遊びに来てくれました

 あちらの1歳の女の子と、うちの3歳の長男が、妙に馬が合って、良く遊んでくれたので、なんとも良い感じでした遠くまで有難う~ また、遊びましょうね


 で、友人ご一家は、午前中に稲刈があるということで、朝早く、9時過ぎには、到着してくれたんです

 場所は、1週間前の地元の稲刈で知り合いになった方の田んぼ。我が家が一番近いのに、ちょっと遅刻して(すみません。。。)合流


 我が家の70を超す母も、妻も、稲刈初体験 特に、母ちゃんは、「田植えより、(水が張っていない分)足がとられないから、楽だわ」と張り切っていました

 で、途中、オダ掛け(竹などで刈った稲束を干すこと)もやり始めた所、スクーターで通りかかったおじいちゃんが、田んぼに降りてきて、オダ(稲を干す骨組み)の作り方、オダ掛け(稲をオダにかけて干すこと)のやり方、稲刈の仕方が、ちょっと見て入れられない、、、ということで、突然、指導が始まる

 この田んぼの持ち主=地元の方も、ご存知ではない、まさに、通りかかりのおじいちゃんなんですが、いきなり、入ってくるなんて、なんか、田舎らしくて良いですよね~

 最初は、「なんだ、なんだ?」と皆も様子を見ていたが、その無駄の無い動き、キャリアから来る説得力から、私も含め「師匠、どうしてこうするんですか?」とか、質問が飛び交い、ちょっとした青空教室に田んぼが早い代わり

 この縄の結び方からして、手付きが玄人なので、みんな、目が釘付け
 ↓


 オダも組みなおし
 ↓


 これが、オダの完成 1つ1つの柱となるところは、3点倒立の原理なんですが、3点均等ではなく、1点を横に長く伸ばして斜めに深く地面に挿すことで、しっかりとした柱の組み方になるわけです。

 そして、その上に乗っける棒も、30㎝ずつ重ねて、次々に延ばしていく感じ
 


 いや~、こういった地元の長老の話って、どこかの研修の話より、心も温まるし、具体的だし、実際にこの技で農作業を何十年もやってきたわけだし、尊敬しちゃいますよね

 ちなみに、この田んぼは、今年、やらなそうだったので、持ち主を調べて、お願いして借りたそうです。すばらしい行動力で、こんなに(景観の)良いところを借りたんですね。

 ちょっと、落ち着いたら、私も、本格的に田んぼ探し、始めたいと思います 出来たら、今回の田んぼのように、景観の良い谷津田(森と森の間の谷にある田んぼ)みたいなところがいいな~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛(くず)の手作りは無理だね。。。

2009年09月20日 | 食べもの
 昨日、近所のおじさんと立ち話をしていたら、10mぐらい、あっという間に伸びるツルっぽい雑草が「葛(くず)」だということがわかりました。

 一昨日、図書館で「雑草ノオト」という、雑草について、細かく書いてある本を読みながら、やっぱり、葛らしい。。。

 以下、葛の葉っぱと、掘り返した葛の根っこを一緒に写真に撮ってみました。
 ↓


 雑草といっても、葛は、葛湯や葛餅のようにデンプンが取れたり、風邪に効く葛根湯(かっこんとう)になる、とのことで、じゃあ、せっかくだから、作ってみよう と思って、ネットで調べて見ました。

 でも、なかなか、ちゃんと書かれているものが見つからない

 大体、「うちは、本物の葛を使っています」という、葛餅屋さんとかのHPばかりなのね。で、ようやく、見つけたのが以下。

http://www.kyusuke.co.jp/kuzu.html

 これ見てみて、「こりゃ無理だ」と思いました。

 砕いて、煮出して、沈殿させて、、、ぐらいだったら、出来たのに、と思ったけど、むちゃくちゃ根気がいる作業なんですね、昔のやり方は。。。

 「浮かし取り」という工程だけでも10回やるそうだし、更に、1年寝かすとか、、、こりゃ、素人が作るもんじゃないね
 
 このHPの最後に、

 「葛の根から取れる本葛(くず粉)の量は7~10%。100キロの根から7~10キロしか取れません。本葛(くず粉)は「白い金」と言われる所以です。」

 と書いてあったけど、本当に、そりゃそうだ、と思いました。

 色々調べると、葛といっても、馬鈴薯とかのデンプンが混ざっているのが多いそうで、あんまり、規格が決まっていないそうですね。大豆は、遺伝子組み換え大豆の割合が、5%未満であれば、「遺伝子組み換えで無い」と言える、という基準があるけど、葛も、そういった基準が無いのかね~?

 まっ、調べてみると、いつも気にしないことも、色々わかって、面白いですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の野菜は、やっぱ美味いな♪

2009年09月19日 | 食べもの
今日は新月

 といっても、台風の影響か何かわかりませんが、風が強く、空は曇っている感じ ただ、夕焼けは、オーロラみたいな感じで、やたらきれいでしたよ

 畑も頑張って、1畝開墾したし、青首大根、白菜、ホウレン草、そして、春菊を少々、蒔きました あとは、イチゴ用とソラマメとスナップエンドウの3畝で、開墾は終わりだな~。あと、もう少し

 
 この2日間は、妻がうちの実家に遊びに行ってくれていて、私は1人で家に居ます。出かけもせず、せっせと野良仕事をし、そして、畑の野菜を食べて過ごしています。
 
 トマトは、まだまだ美味いし、キュウリも味噌をつけると最高 小松菜と「ふ」の煮びたしを作ってみたけど、これまた最高 

 そして、何より、ネギと小松奈としめじの味噌汁は、超絶に美味い 

 ほんと、自分で作ったものには、愛着があるから、食べるとやたら美味しく感じるし、そうすると、食べものに対する愛着が沸いてくるよね~

 これが、普通にスーパーで買った野菜だったら、愛着も無いから、別に小松菜煮て「ご馳走だ!」なんて思わず、味が濃いものや、お肉とか、作られた味の方を食べたがっていたんだろうな~。


 そういえば、今日、立ち話で、近所のおじさんが、佐原(この辺りの地域の名前)の昔のことを話してくれました。

 おじさん達(60過ぎ)が子供の頃は、学校に行く途中の家々には、どの家にも果樹や畑があって、特に果物とかは、子供が食べちゃうから、家の分が残らなかった、とか。

 昔は、川でお米をといだそうで、「えんまど?」という、川に下りる階段の踊り場のところで、米をといでいると、魚が泳いでいるのが見えたんだって。で、ざるを少ししずめて米粒を浮かすと魚がやってきて、ざるでそのまま魚がすくう事ができていたんだって。だから、川魚は、いつでも入れ食いだったとか。

 食事は、ご飯と野菜の1品、とかだったけど、みんなが貧乏だったから、自分のところだけが食事が少ない、といった感じではなかったそうです。

 おじさん達いわく「今と昔、どっちが良かったのかね~」と。


 私は、昔の方が、当然あこがれてしまうわけで、まあ、豊食・飽食の時代に生まれたからでしょうが、もう、30を過ぎると、肉とか味が濃いものより、和食が本当に美味しいんですよね。

 特に、手前味噌が、むちゃくちゃ美味いから、何でも味噌味だと、超うまい

 具沢山の味噌汁と、畑で採ってきた小松菜や大根をちょっと煮て、あとは、シソとかシイタケとかの自家製佃煮があれば、もう、ご馳走なんですよね~

 なんだか、じじ臭い感じがしますが、まあ、東京で暮らしている時は、さすがにこんな感じじゃなかったですよね~。でも、コンビニとか行っても、別に食べたいとか買いたいものがあるわけでもなく、でも、何となく買っちゃう、みたいな感じでした。

 でも、今は、本当に、味噌汁が美味いし、野菜が美味い

 肉体労働しているからもあるんでしょうが、本当に、幸せを感じる事が出来ます 有り難い話です

 あとは、やっぱり、お米、ですね。玄米って、やっぱり美味しいんだと思う。でも、無農薬米は高いから、自分で、作らないとね。。。

 玄米が美味しいって事は、おかずがそんなに要らない味覚・体になることなんだろうな~
 
 肉とか、揚げ物とか、おかずっぽいおかずには、やっぱり白米が合うけど、玄米が美味しいって、感じられるようになったら、昔の人のように、野菜に味噌つけて、玄米もりもりって、食べるだけで、十分になるんでしょうね。

 玄米自体が、味が深いし、、、時間きっちり水に浸けるとモチモチして、美味しいし。そうなると、野菜とか、薄味の食べ物が合うんですよね

 あ~、自分で米作ったら、米にも愛着が沸いて、毎日、ご飯が美味しいんだろうな~

 子供も、育つのを見ている野菜は大抵好きになるしね 自分で作ることは、すばらしいことだね
 
 さて、明日は、シソの実の佃煮を作るぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴーヤは終わり

2009年09月18日 | 農的体験・生活
 うちの畑でカマキリを見たことが無かったのですが、初めてカマキリを見ました。しかも、バッタを狙っているところ。。。どちらもピクリとも動かず、しばらく眺めていましたが、余りにも、互いに動かないのでその場を離れました。

 その後、どうなったのでしょうかね。。。?



 まっ、カマキリが居るということがわかったので、ちょっと嬉しくなりました(益虫なので)。

 さて、ゴーヤが弾けてしまいました



 丁度、2階のベランダの下あたりで、取りにくい高さにあったので、黄色くなっていても放っておいたら、こんな感じで、見事に弾けてしまいました

 パカっと、割れただけでなく、こんなに反り返るようにして種をより落とせるように頑張っているんですね。そして、ベランダには、赤い果肉に包まれた種が落ちていました。

 ちゃんと採ったら、果肉が食えたろうに。。。まあ、いいか。

 ゴーヤも、もう旬が過ぎ、株も弱ってきたせいか、枯葉も目だってきたし、半身萎ちょう病、にもなっていたので、まだまだ小さい実でしたが、大体収穫してしまいました。



 あと1つ、大きい実と、赤ちゃんみたいな実がなっていますが、ゴーヤは、これにて終了としたいと思います。

 キュウリ、トマトは、まだいけるけど、最近は、小松菜も日常食となってきました。煮びたしが美味い

 明日は、新月です。新月に種を蒔くと、虫もおとなしくしていて、水位も上がって行くので良い、と言われています。なので、明日は、冬の収穫の為に、青首大根、白菜、ホウレン草の種を蒔きま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ