武田 日本画
庄司です。日曜クラスに入らせて頂いてそろそろ1ヶ月になります。その中で感じたこと…。日曜クラスは動物を描かれる方が多い気がします!
さてさて本日はそんな日曜大人クラスより、武田さんの日本画をご紹介します。ご覧の通り武田さんも動物組!木々の上に立つ豹を描かれました。
色使いやタッチからでしょうか、日本画ですがどことなく東南アジア的な印象も受けます。亜熱帯のような、湿気も伝わってきます。木々の中からがさっと現れた豹、一瞬の邂逅の驚きと興奮。この目線の先には何があるのか、何を思っているのか、想像が膨らみますね。
またこの構図が格好良い!見上げているような視点から、豹に対する敬愛と憧れのようなものを感じます。
今回写真を見ながら描かれていらしたそうなのですが、豹の周り以外の画面下部の木々は全て想像。木の枝葉というものはランダムでありながら規則にそって生えているものですが、それを想像で描くというのはなかなか難しいものなんですよね。武田さんも、もう想像で描くのはこりましたーなんておっしゃっていましたが、いえいえ、素晴らしいです!枝は縦横無尽に走っていますが、視線はごちゃごちゃとせずスッと豹に惹き付けられます。これもやはり画面内での強弱をしっかりと意識して描かれたからこそでしょう。幹や枝をどのようにぼかして描くか、奥行きを表すために、節まで描き込むところとさらりと色をのせるだけの部分との違い、等々参考になる箇所が沢山ありますのでぜひじっくりと見てみて下さいね。
豹の身体の立体感も毛皮の様子もよく表現されています。ネコ科の動物の身軽さで木の上を飛び歩く様が浮かんできます。今にも動き出しそうですね。
完成作を見ていると、じっくりと時間をかけて作品と向き合っていらっしゃるのであろう武田さんの姿勢が伝わってきます。次のモチーフには何を選ばれるのだろう…と今から期待が膨らんでしまいます!
庄司です。日曜クラスに入らせて頂いてそろそろ1ヶ月になります。その中で感じたこと…。日曜クラスは動物を描かれる方が多い気がします!
さてさて本日はそんな日曜大人クラスより、武田さんの日本画をご紹介します。ご覧の通り武田さんも動物組!木々の上に立つ豹を描かれました。
色使いやタッチからでしょうか、日本画ですがどことなく東南アジア的な印象も受けます。亜熱帯のような、湿気も伝わってきます。木々の中からがさっと現れた豹、一瞬の邂逅の驚きと興奮。この目線の先には何があるのか、何を思っているのか、想像が膨らみますね。
またこの構図が格好良い!見上げているような視点から、豹に対する敬愛と憧れのようなものを感じます。
今回写真を見ながら描かれていらしたそうなのですが、豹の周り以外の画面下部の木々は全て想像。木の枝葉というものはランダムでありながら規則にそって生えているものですが、それを想像で描くというのはなかなか難しいものなんですよね。武田さんも、もう想像で描くのはこりましたーなんておっしゃっていましたが、いえいえ、素晴らしいです!枝は縦横無尽に走っていますが、視線はごちゃごちゃとせずスッと豹に惹き付けられます。これもやはり画面内での強弱をしっかりと意識して描かれたからこそでしょう。幹や枝をどのようにぼかして描くか、奥行きを表すために、節まで描き込むところとさらりと色をのせるだけの部分との違い、等々参考になる箇所が沢山ありますのでぜひじっくりと見てみて下さいね。
豹の身体の立体感も毛皮の様子もよく表現されています。ネコ科の動物の身軽さで木の上を飛び歩く様が浮かんできます。今にも動き出しそうですね。
完成作を見ていると、じっくりと時間をかけて作品と向き合っていらっしゃるのであろう武田さんの姿勢が伝わってきます。次のモチーフには何を選ばれるのだろう…と今から期待が膨らんでしまいます!