モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

初めて引率者として遠足に参加しました

2006-03-30 02:22:03 | まち歩き
Erikogohan
Gaijinはじめまして、来月からアトリエミオスで働かせていただくことになった日本画科出身ミオスOGの実川絵里子です。残念ながら引退してしまったオサム先生の代わりに木曜クラスの担当+他のクラスでもお手伝いさせて頂くことになりましたっ。これから宜しくお願いします! 
昨日は初めて小学生クラスの遠足に同行してきました!皇居は観光スポットなのか外国人の団体をよく見ました。みんなスケッチを始めると声をかけるのもどうなんだろうと思う位、黙々と描いていて感心!「全然うまくないよ。」なんて言うけれどみんな本当によく描けています。その観察力は私も見習わなければと思いました。あと、もっと描く時間があれば良かったですね。美術館ではみんな真剣に小原先生のお話に聞き入っていました。そして何よりみんなが無事に帰還して良かったです。お疲れさまでした!
Kentobento
BentoberoミオスOBの健人(中2)です。自ら志願して手伝わせてもらいました。
遠足はいろいろあり、とても大変でした。自分も昔はこうだったんだなー、とか思うとあまり叱れないところも多々ありましたがなんとかなりました。今回は初めて引率者として遠足に行かせてもらえて、指導者の苦労がよくわかりました。
Suketti
Mite遠足をお手伝いさせていただいた優(高3)といいます。
小さな鞄にありったけのお菓子を詰めて気付く。折りたたみ傘が入らない…しかし天気予報は豪雨。仕方あるまい。鞄のチャックをぎりぎりまで締め、傘の柄の部分を飛び出させつつ駅へ向かう。誰とも話せなかったらどうしよう……そんな不安を抱きつつ駅へ行く。と、一人の生徒が近寄り第一声
「おばさん、何歳?」
…………
そして電車、皇居へ。
「皆が思ってるよりずっと広いからね」
という先生。門をくぐると、迷子になりますと言わんばかりの広い園内。
「すっげー思ったよりずっと広い」
思わず生徒が声をあげる。それからはお絵描きタイム。騒がしかった生徒達もスケッチブックと鉛筆をもつととたんに静かになる。さすがアトリエの生徒達。出来上がると笑顔でスケッチブックを持ってくる。うんうん、皆上手い。天気予報はなんのその。快晴の中、お絵描きタイムを満喫。一枚しか描けなかった子、四まいも描いた子。皆、素敵な絵ばかりでした。
お昼は公園で。一緒に食べよう、って誘ってくれて七人くらいでシートに座る。それから定番のお菓子交換。皆が一番はしゃいでいた時かも。お日様浴びて遊ぶ皆。小学生って良いね。
それから美術館へ。そして惨事は起きる……走りだす生徒。追い掛ける先輩、先生、館内のお姉さん、ラストに警備員。その後ろ姿を呆然と見守っていたらお説教された圭悟先生。現場に立ち合えなかったのが心残り。
そして思った事。子供は(私もまだ子供だけど)素直。私達年上が気付かない部分に気付く。小原先生の話に耳を傾ける。誰一人騒ぐ事のなかった戦争時代の絵。恐いと言いながら目を離せない生徒。水墨画。耳の彫刻(ちなみに私は創者が耳が悪かったからだと思う)。
そして誰一人怪我する事無く無事帰駅。良かった。
自分の話ばかり長々と書いてしまいすみません。今日は皆さん生徒と楽しい一時を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。



コメント
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