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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

卑怯卑劣極まる犯罪

2019年07月19日 | 世の中

             

 

 また痛ましい犠牲者が出た。日本には銃がないから恨み憎しみから生まれる犯罪で多数の犠牲者は出にくいように思っていたが、とんでもない犯罪が起きてしまった。逃げ場のない建物に火を放つ、これほど卑怯卑劣な犯罪はない。

 何千年と続く憎しみから生まれる卑怯卑劣な犯罪に終止符を打つことは不可能かもしれないが、悪の種は尽きまじと言い放つ気にはなれない。悪が尽きないように見えても、実は人類がここまで生き永らえたのには、卑怯卑劣な犯罪や策略を身を挺して防ごうと努力した人々が居たからだと思う。何も特別なことではあるまい。私は僧侶でも教師でもないが、まっとうに生活することが犯罪を抑制するだろう。

 広島に行くと池田首相の銅像がある。私が中学生の時の首相だ。立派な人だったと思っている。勿論、人間だから毀誉褒貶はあるが「寛容と忍耐」は今もあるいは今こそ求められていると思う。狭量と敵愾心ではこれからの少子高齢化時代鬩ぎ合う多極世界を乗り切ることは難しい。良くも悪くも政治は国民の総意を写すと言われる。策略に惑わされずためすすがめつ本物を選びたい。投票日まで鬱陶しい天気が続きそうだが、さすがに21日は日本晴れの猛暑が待っていそうだ。

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