駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

岡田克也瞥見

2016年04月01日 | 人物、男

               

 民進党の党首に岡田克也氏が就任した。昨日、BSでのインタビューを25分ほど見た。最後まで見なかったのは質問も詰まらないし岡田さんの答えもあんまり面白くなかったからだ。

 岡田さんは生真面目でまともなのだが、味があって人気の出るキャラクターではないし凄味があって頼もしい感じもしない。そうした所謂人柄で政治が動いてよいものかと思うのだが、それがそうなのだから政治は難しい。作られる場合もあるだろうし、元々人を引きつけるものをもっている人もあろう。逆にあいつは駄目だというレッテルが貼られるとどうしようもなくなる。いずれにしても政治はイメージというか印象が、ものを言う世界なのだ。そんなことでよいだろうかという気もするが、それは政治の本質と結びついているというか、政治の本質の重要な部分を占めているようだ。

 畢竟、多くの人は難しいこと込み入ったことを理解しないで、目先と身近な損得と感覚的な好き嫌いで動いてゆく。そうした世界であるならば、どうしてもマスコミを利用した戦略が重要になってくる。人を叩くことばかりに長けた人物は身近では重用されないのに、遠いマスコミの世界では重宝がられる。そうした人物の流す情報には眉唾をしたい。テレビ、ネットや週刊誌に出ていたから信用できるというわけではない。

 果たしてメディア戦略に長けた安倍政権に岡田民進がどこまで迫れるだろうか。メディアリテラシーを上手に伝え生かすことも必要だろう。そんなことと嫌うだろうがスタイリストを付けるといい。笑顔で楽しく話すことが極めて重要と思う。

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