駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

猫の首に鈴を付ける

2014年03月06日 | 町医者診言

                 

 私が最終責任者で、何でも出来ると思い込んでいる節が外に顕れるようになった。支持にもいろいろあって、他があんまり駄目だからしょうがないというのもあるのだ。思えば民主党の責任はあまりにも重い。

 権力は大体恐いものだが、持つ人に依っては危険なものになる。特に最終何とかと言い出したら要注意だ。勿論、寄らば大樹の陰、睨まれては損という気持ちはよく分かる。しかし、割を食う者までがそうした行動に出るのは状況認識不足があると思う。

 誰かが猫の首に鈴を付ける必要がある。それはジャーナリストの仕事だ。多少勇気の要るが、国民がスポンサーと思いなして本来の仕事をして戴きたい。権力に噛み付くのが、一番の仕事ではなかったか。あのプーチンにさえ一言言える女性キャスターがロシアに居る。

 私が最終責任を持ってなどというのは陶酔蒙昧と申し上げたい。責任の取りようがないことに責任を取ることはできない。

 菅にも色々あって、今度の菅は手強い。肝っ玉が据わっている上に、忠誠に命を賭けてしまっている。強者には毒をというわけではないが、もう一人の菅を対抗させてはどうか。

コメント
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