駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

故郷贔屓

2012年10月20日 | 旨い物

       

 朝のテレビで日本一の柿産地として奈良県が紹介されていた。「あれそうかな」。というのが、美濃出身の私の反応だ。いつもこの時期になると兄と妹が富有柿を送って呉れる(兄は一昨年亡くなったので、去年からは兄嫁と妹になった)。

 自分は美濃の富有柿を食べて育ったので、柿というのはこういうものだと思っていたのだが、当地で知り合いの方に数個差し上げると一様に「まあ、立派な柿」と驚かれる。確かにそう云われれば美濃の富有柿の大きなものは十二、三センチもあり、当地で見かけるものの倍ぐらいある。

 大きいと味が落ちると思いきや、美濃の富有柿は大きくて甘くておいしい。総実に甘みが回っている。奈良は生産量は多いのかも知らんが、富有柿は美濃が一番というのが、私の思いだ。残念ながら今年はまだ届かないので、写真はない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする