内藤さんと聞いてどれくらいの方が将棋の内藤国雄九段を思い浮かべただろう。昨日のNHK杯戦の解説をされた。将棋は山崎七段がハブに睨まれた蛙のように、羽生NHK杯に敗れてしまったが、内藤九段の解説は楽しかった。
昔からの内藤ファンなのだが、この頃は昔の将棋界のことを語れる人が激減し宝物のような存在になってきた。もう一人邦雄というのが居るのだがこれはいけない。どこかちょっと卑しいというかいかがわしいところがある。
内藤さんの語り口とお話はどこか懐かしい感じがして楽しく嬉しい。そうなんだよなあとそうでしたかと聞くことが出来る。遺憾ながら大分絶滅危惧種に近くなって来られた。勿論、能力育ちや人柄の要素も大きいのだが、やはり内藤さんの魅力には関西という薬味が利いているように思う。それがあるいは、名人獲得を阻んだのかなという気も微かにするのだが、内藤さんの魅力に欠かせない風味になっている。それも京阪とちょっと違う神戸の粋というか明があるのだ。瀬戸内は神戸に始まる。関西将棋界には神戸組というか神戸風が居て楽しい。内藤さんは親分ではないけれど、棟梁の雰囲気はある。
昔からの内藤ファンなのだが、この頃は昔の将棋界のことを語れる人が激減し宝物のような存在になってきた。もう一人邦雄というのが居るのだがこれはいけない。どこかちょっと卑しいというかいかがわしいところがある。
内藤さんの語り口とお話はどこか懐かしい感じがして楽しく嬉しい。そうなんだよなあとそうでしたかと聞くことが出来る。遺憾ながら大分絶滅危惧種に近くなって来られた。勿論、能力育ちや人柄の要素も大きいのだが、やはり内藤さんの魅力には関西という薬味が利いているように思う。それがあるいは、名人獲得を阻んだのかなという気も微かにするのだが、内藤さんの魅力に欠かせない風味になっている。それも京阪とちょっと違う神戸の粋というか明があるのだ。瀬戸内は神戸に始まる。関西将棋界には神戸組というか神戸風が居て楽しい。内藤さんは親分ではないけれど、棟梁の雰囲気はある。