定例行事として募集した6人の新メンバーが加わった。募集にシニアと謳ってあったかなと思える程の顔ぶれ。中に30代と覚しき男性もみかけたが、彼はいずれ遠のく予感がする。何せ”軍歌なら得意”という後期高齢者層が数人在籍しているのだから。
という訳で私は2年組となった。当初は家でも練習しそうしなければ間に合わなかった。今ではディケアーで帰宅前の15分間、合唱の伴奏が練習替わりだ。リコーダやピアノがつく日もあり、私との交替要員はオカリナを吹き出したらしい。 ディの方も多少は賑わって来た。ハーモニカ2年目の課題は伴奏入れと暗譜だ。
定年を迎えた後の生活のありようは様々であろう。一気の仕事放棄は淋しい。多少の仕事と道ずれの生涯学習、地域デビュー、ボランティアの共存なら仕事も余暇も生きまいか。しかしこのシニア層も分厚い。一仕事終えた後のシニアは多様である。節度を保った”おつきあい”はどんな世界でも共通項だろう。