あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

三井財閥豪邸1階

2011年05月16日 04時35分00秒 | レトロ建築
三井家は内部も装飾が盛り沢山。なので記事を1階と2階の2回に分割しました。今日は1階から。
トップ画像は明治30年頃京都油小路邸に建てられ、戦後港区に移築された部分で客間。調度品が素敵。
まずは玄関入った所。
あちこちに日本画が描かれてます。こういうのって掛け軸とか屏風に描いて、家を飾るものだと思っていたのですが、杉戸に直接描くのもアリなんですね。日本画をあんまり家で見慣れない私は、あちこちにある絵が逆にうるさいと思える程。豪華過ぎて慣れない…。
そう言えば…。去年の秋に訪問した横浜の三渓園内の屋敷内にも絵があちこちにありました。

/キッチン(部分)
画像の左にもキッチンの部屋が。これが1897年(明治30)にあった三井の豪邸。
明治時代の台所にみえない…。この時代の日本の台所って、まだ土間にかまどが普通だろう…。

画像がボケてしまった~。無念~~っ。 同じく明治30年に建てた食堂部分です。

1964年に大磯の城山荘より移築された部分です。…畳の形から察するに、ここは茶室なのか?

ついでに1階見取図。廊下に貼ってあったのを携帯で写したら、ちと出来が悪かった。見づらくてすみません。
見取図からわかる通り、母屋から蔵へ直接行けるようになっています。
蔵の中は撮影禁止。蔵の1層目には写真など。。2層目には三井に輿入れした徳川の姫の嫁入り長持ち(三つ葉葵の家紋入り)や三井の女性の五三の桐の紋つき長持ちが数点置いてありました。3層目が必見。京都の油小路にあった三井の御屋敷を飾っていた装飾絵のオリジナルが展示してあります。

TBSのドラマ『JIN-仁』見てますか?
先週、仁先生と咲ちゃんが、川越城へ治療に赴くシーンがありました。
ドラマって普通場面に似合うロケ先を探し、いかにもそれらしく作ってあるのですが、なんと!川越城のシーンは本物の川越城の本丸御殿の大広間で撮影したんですって!!
歴史博物館で私は無意識に「仁先生」って連呼してたようです。博物館の係員さんがわざわざ懐中電灯で川越の城下町のジオラマに光をあてて「ここで撮影しました。仁先生の後に太陽と松の杉板絵が写ってたから間違いありません」と説明して下さいました。
「JINー仁」は第一部からかかさず見てますっ!その撮影現場に偶然ですが放映のその週にかけつけてた私!はっきり言って嬉しいっ!!
本丸御殿は長々と工事してたのですが、今年3月末より再公開されてます。素晴らしいんで、川越を訪問した際は、ぜひお立寄り下さい。合わせて、北隣の歴史博物館も必見!ですよっ。私、博物館にうっかり1時間も滞在しちゃいました!どんだけ歴史好きやねん…。

人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三井財閥の豪邸 | トップ | 三井財閥の豪邸2階部分 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レトロ建築」カテゴリの最新記事