裏高尾の大下の集落で、何種類かのクリンソウ(九輪草)を鉢で育てている民家がある。3年ほど前に小さな苗を1本譲って貰った。今年初めて咲いたが、白に少しピンクが入った花なので園芸種と思われる。
九輪草/サクラソウ科/サクラソウ属。
山地の湿地に生える多年草。別名七段花。
葉は大きく倒卵状楕円形で、根ぎわに集まって付く。高さ40~80cmの花茎にサクラソウに似た紅紫色の花を2~5段に輪状に多数付ける。
名前の由来:花が何段にも輪生するので最大数の九をあてこの名が付いた。五重塔の先端の九輪に似ているからともいう。
花期:5~6月。
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山地の湿地に生える多年草。別名七段花。
葉は大きく倒卵状楕円形で、根ぎわに集まって付く。高さ40~80cmの花茎にサクラソウに似た紅紫色の花を2~5段に輪状に多数付ける。
名前の由来:花が何段にも輪生するので最大数の九をあてこの名が付いた。五重塔の先端の九輪に似ているからともいう。
花期:5~6月。
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山野草展で面白いのは、いながらにして他の地方の花が見れることである。
今回はミヤママタアビ(深山木天蓼)が展示してあった。自生種は白い花であるが展示物はピンク色をしていた。なおミヤママタタビには猫は反応しないとのことである。 深山木天蓼/マタタビ科/マタタビ属。
北海道、本州中部以北の山中に自生する落葉つる性木本。雌雄異株。
葉は広卵形~長卵形で互生し、葉の先は急鋭尖頭で基部 は浅い心形。縁には細かい不規則な鋸歯ある。花期には枝先の葉が 半分ほど白くなり、その後淡紅色を帯びる。花は葉腋に直径1.5cmほどの白い花を付ける。
名前の由来:マタタビの仲間で、北日本の深山に生えることからこの名が付いた。
花期:5~6月
(山野草展より)
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今回はミヤママタアビ(深山木天蓼)が展示してあった。自生種は白い花であるが展示物はピンク色をしていた。なおミヤママタタビには猫は反応しないとのことである。 深山木天蓼/マタタビ科/マタタビ属。
北海道、本州中部以北の山中に自生する落葉つる性木本。雌雄異株。
葉は広卵形~長卵形で互生し、葉の先は急鋭尖頭で基部 は浅い心形。縁には細かい不規則な鋸歯ある。花期には枝先の葉が 半分ほど白くなり、その後淡紅色を帯びる。花は葉腋に直径1.5cmほどの白い花を付ける。
名前の由来:マタタビの仲間で、北日本の深山に生えることからこの名が付いた。
花期:5~6月
(山野草展より)
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高尾山で目立つ花はほとんど取り上げていると思っているが、時々大事な花を落としている。
今回はドウダンツツジの仲間のサラサドウダン(更紗灯台)である。 更紗灯台/ツツジ科/ドウダンツツジ属。
山地に生える落葉低木。
葉は長さ3~10mmの葉柄をもって枝先に集まり互生する。葉身は倒卵形で、花冠の色は先端が淡紅色になり下部は黄白色で紅色の縦条が入る。秋には葉が紅葉する。
名前の由来:花にある赤い筋が更紗染めを思わせることからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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今回はドウダンツツジの仲間のサラサドウダン(更紗灯台)である。 更紗灯台/ツツジ科/ドウダンツツジ属。
山地に生える落葉低木。
葉は長さ3~10mmの葉柄をもって枝先に集まり互生する。葉身は倒卵形で、花冠の色は先端が淡紅色になり下部は黄白色で紅色の縦条が入る。秋には葉が紅葉する。
名前の由来:花にある赤い筋が更紗染めを思わせることからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(高尾山)
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この日は山野草展を見学した後で津久井湖畔に移動した。そこにマツバウンラン(松葉海蘭)が群生していた。
展示会でツタバウンラン(蔦葉海蘭)の作品があったし、以前高尾でホソバウンラン(細葉海蘭)を見ているので、残すはウンラン(海蘭)だけである。 松葉海蘭/オオバコ科/ウンラン属。
北アメリカ原産の帰化植物で日当りの良い場所に生える1年草または越年草。
葉は線形で花茎の葉は互生し、地を這う茎の葉は3輪生する。茎の上部に1cmほどの青紫色の花を穂状に付ける。
名前の由来:花がウンランに、葉が松葉に似ることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(津久井湖畔)
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展示会でツタバウンラン(蔦葉海蘭)の作品があったし、以前高尾でホソバウンラン(細葉海蘭)を見ているので、残すはウンラン(海蘭)だけである。 松葉海蘭/オオバコ科/ウンラン属。
北アメリカ原産の帰化植物で日当りの良い場所に生える1年草または越年草。
葉は線形で花茎の葉は互生し、地を這う茎の葉は3輪生する。茎の上部に1cmほどの青紫色の花を穂状に付ける。
名前の由来:花がウンランに、葉が松葉に似ることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(津久井湖畔)
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駄温鉢に仮植えしている植物で、名前が思い出せないでいたものがあった。近くで山野草展があり、その作品の一つにツタバウンラン(蔦葉海蘭)の表示があり、やっと名前を思い出した。
(葉がツタに似て、花がウンランに似ることからツタバウンラン)
蔦葉海蘭/ゴマノハグサ科/ツタバウンラン属。
ヨーロッパ原産で、大正時代の初めに渡来した帰化植物。別名ツタカラクサ(蔦唐草)、ウンランカヅラ(海蘭葛)。
葉には長い柄があり、円形から扁円形で掌状に5~7に浅裂する。葉腋から出る長い花柄の先に白色から淡青色の唇形花を付ける。花の中央は黄色で、上唇は2裂し先端が丸く、下唇は浅く3裂する。花冠の後部は距となって突出する。
名前の由来:ウンラン(海蘭)に似て、葉がツタの葉に似ることからこの名が付いた。
花期:4~9月。
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