高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ムカゴトラノオ

2012-08-21 05:36:11 | 山野草
池の平湿原にはイブキトラノオ(伊吹虎の尾)が咲いているが、その中に花穂の下にムカゴを付けた植物があった。


(花序の下にムカゴを付ける)

 

珠芽虎の尾/タデ科/イブキトラノオ属。
亜高山帯~高山帯の日当たりのよい礫地や草地に生える多年草。別名コモチトラノオ(子持虎の尾)。
葉は広線形~長楕円形で長い柄がある。細い穂状花序に淡紅色の花を付け、花後にムカゴをつくる。
名前の由来:花穂の下部にムカゴを付けることからこの名が付いた。
花期:7~8月。
(湯の丸高原池の平湿原)
【山野草の索引(2)へ】

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見ごろのツチアケビの果実

2012-08-20 06:37:23 | 四季
きのうツチアケビ(土木通)の果実を観察してきました。


(見頃のツチアケビの果実)

 
(ツチアケビの花:2012.07.09)  (ツチアケビの果実:2012.08.19)

 
(フジカンゾウ)               (ボタンズル)

(高尾:2012.08.19)

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グンバイズル

2012-08-19 00:05:28 | 山野草
花後の扁平型の果実を見たら、クワガタソウ(鍬形草)の仲間とわかった。中部地方に限定されて生えているので、珍しい植物かもしれない。

 
(蔓状に広がり果実が軍配に似ていることからこの名が付いた)

軍配蔓/ゴマノハグサ科/クワガタソウ属。
山地の日当たりのよい礫地に生える多年草。
茎は地上をはってのび、節から根を出して広がる。葉は円形またら卵円形で先は丸く、細かい鋸歯がある。葉腋から花序を出し、やや密に多数の花を付ける。花冠は漏斗状で深く4裂する。果実は果で軍配形をする。
名前の由来:蔓状に伸び果実が軍配に似ることからこの名が付いた。
花期:7月~8月。
(湯の丸高原池の平湿原)
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イブキジャコウソウ

2012-08-18 06:34:49 | 樹木
高尾でジャコウソウ(麝香草)が咲き出した。同じジャコウソウを名乗っているが、池の平湿原でみたイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)は、花の形は全く異なる。
また植物の分類で、草本(そうほん)と木本(もくほん)を使うが、イブキジャコウソウは草本に見えるが、分類では木本である。

 

伊吹麝香草/シソ科/イブキジャコウソウ属。
低地から高山帯に生える常緑の小低木。別名ヒャクリコウ(百里香)。
葉は卵形から狭卵形で対生し、紅紫色から淡紅色の唇形花を咲かせる。
名前の由来:滋賀県の伊吹山に多く、よい香りがあることからこの名が付いた。
花期:7~8月。
(湯の丸高原池の平湿原)
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ハクサンシャクナゲ

2012-08-17 00:04:45 | 樹木
池の平湿原の湿原からコマクサ(駒草)が生えている砂礫地に向かう途中で、ハクサンシャコナゲ(白山石南花)に出会った。


(花弁の内側に薄い緑色の斑点が見える)

 

白山石南花/ツツジ科/ツツジ属。
主に亜高山帯に生えるツツジ科の常緑低木。
葉は長楕円形で、基部は円形またはやや心臓形。花色は白色から淡紅色で、内側に薄い緑色の斑点がある。花冠は漏斗状で5裂し、雄しべは10本。
名前の由来:白山に多く見られることからこの名が付いた。
花期:6~7月。
(湯の丸高原池の平湿原)
【山野草の索引(樹木)へ】

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暑中お見舞い申し上げます

2012-08-12 00:05:52 | 四季
暑中お見舞い申し上げます。
お盆につき、13日~16日までブログを休みます。


(庭のサギソウ)

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ぶらりと高尾山

2012-08-12 00:01:16 | ぶらりと高尾山
立秋が過ぎると、高尾山にも秋の訪れが感じられます。 登山路にはジャコウソウ(麝香草)キツネノカミソリ(狐の剃刀)が見られました。6月初めにはまだビー玉の大きさだったキジョラン(鬼女蘭)の果実も、もうすっかり大きくなり、その隣では翌年の実になる花が咲き出しました。


(咲きだしたジャコウソウ)

 
(ウバユリ)                  (キキョウ)

 
(キジョランの花と1年かかって大きくなった実)

 
(ツリガネニンジン)            (オトギリソウ) 

 
(ナガバノコウヤボウキ)       (フシグロセンノウ)  

 
(タムラソウ)                (モミジガサ) 


(キツネノカミソリ)

(高尾山:2012.08.10)

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2012年花の旅(その3)

2012-08-11 00:03:39 | 四季
(つづき)
【軽井沢町植物園】 ③
軽井沢町植物園の最終回です。前回までに20種の植物を載せましたが、今回は最後の10種です。


(カッコウチョロギ)

 
 (キキョウ)                (キクニガナ)

 
(シロテンマ)                (チダケサシ)

 
(キンギンナスビ)             (キンロバイ) 

 
(ハクサンオミナエシ)         (ママコノシリヌグイ)


(ツクシカラマツ)

(軽井沢町植物園:2012.07.25)

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2012年花の旅(その2)

2012-08-10 06:19:39 | 四季
(つづき)
【軽井沢町植物園】 ②

植物園の入園料は100円と安く、しかも皇室も訪れる植物園だけに、よく整備され、職員の対応もよかった。
我が家にはむかしからある植物でサボンソウ(石鹸草)がありました。軽井沢の別荘や民家でもところどころで見ることができました。


(サボンソウ)

 
   (クサレダマ)          (クサキョウチクトウ)

 
    (ゴボウ)           (サンショウバラの実)

 
(ヒゴタイ)                  (ミソハギ)

 
(信州ならソバ)               (ノコギリソウ)


(マツムシソウが咲き始めた)

(軽井沢町植物園)       (つづく)

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2012年花の旅(その1)

2012-08-09 06:34:28 | 四季
【軽井沢町植物園】 ①
軽井沢町植物園は、軽井沢高原に自生する植物を中心にした町営の植物園です。 約6千坪の敷地には、約145科1600種類余りの樹木や草花が生えているとのことです。
軽井沢に来るときには、いつも立ち寄る植物園です。夏から秋の花がたくさん咲いていますが、その中から30種を紹介します。
2段目のシモツケソウ(下野草)は、中部の高原地帯にはシミツケソウの高山型のアカバナシモツケソウ(赤花下野草)が分布するので、こちらかもしれません。


(最初は五輪のなでしこジャパンの活躍からカワラナデシコ)

 
  (シモツケソウ)          (ホザキシモツケソウ)

 
  (キンバイソウ)          (ギンバイソウの蕾)

 
  (ユウスゲ)              (ニッコウキスゲ)

 
 (キリンソウ)               (タイマツソウ)


(シキンカラマツ)

(軽井沢町植物園)       (つづく)

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