高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

2012年花の旅(その6)

2012-08-25 03:19:36 | 四季
(つづき)
【湯の丸高原池の平湿原】 ③

池の平湿原の3回目で、最後の10種になりました。
ウスユキソウ(薄雪草)の高山型がミネウスユキソウ(峰薄雪草)で、頭花がかたまって付き花柄がないか短いので区分するようですが、とても見分ける力はありません。


(ウスユキソウかミネウスユキソウか)

 
(ニッコウキスゲ)             (ヤマハハコ)  

 
(テガタチドリ)               (シュロソウ)

 
(ワレモコウ)            (ハクサンシャクナゲ)

 
  (コケモモの実)          (マイヅルソウの実)

ヤマオダマキ(山苧環)の黄花種を、キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)として区分することもありますが、山渓ハンディ図鑑のキバナノヤマオダマキは距まで黄色に見えます。この黄花種は距がやや紫色を帯びていました。

 
(ヤマオダマキ)

池の平湿原には、花が終わったものや、まだ蕾の植物がたくさん観察されました。その中からハクサンチドリ(白山千鳥)とイワカガミ(岩鏡)を載せました。

 
(花が終わったハクサンチドリとイワカガミ)

以上で30種になりますが、一つだけ悩ましい植物がありました。あまりにたくさん生えていて、トンボソウ(蜻蛉草)と思ったのですが、ネットで池の平湿原の植物を探すと、タカネサギソウ(高嶺鷺草)が載っていました。また同じツレサギソウ属に何種も載っていますので、これらを区分するのは今後の課題とします。

 
(タカネサギソウか、ただのトンボソウか)

(湯の丸高原池の平湿原)

コメント (2)
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