高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

シギンカラマツ

2009-09-01 05:53:33 | 山野草
昨夜の台風は房総沖の海上を通過し、いま月イチゴルフの準備をしているが、外は朝から晴れている。そしてそしてきょうから長月(ながつき)である。語源は諸説があるようだが、夜がだんだん長くなることから、「夜長月(よながつき)」からきている説が、最も採用されているようである。
さて、これは南高尾で出会った花で、図鑑からミヤマカラマツ(深山唐松)と判断したが、2011年に一丁平で同じ植物に出会い、シギンカラマツ(紫銀唐松)に訂正した。
花はややピンク色で、ツクシカラマツ(筑紫唐松)に似て清楚である。

 

紫銀唐松/キンポウゲ科/カラマツソウ属。
山地の林内に生える多年草。
葉は2~3回3出複葉で長柄がある。複散房状花序で白色花を付ける。
花期6~8月。
(南高尾)
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イボクサ

2009-09-01 02:11:22 | 山野草
ツユクサ科の一年草で、秋の田んぼの刈入れ前の稲の根元でよく見る。茎からとれる液を疣(イボ)に付けるとイボが取れるというが定かではない。八王子城の城前の田圃で見つけた。
昔は手などに小さなイボを見つけたが、最近見ないことから、ウイルスの感染予防が上手くいっているのだろうか。イボコロリなる薬があったことを思い出した。


(ツユクサに似ているがこちらはイボクサ)

 

疣草/ツユクサ科/イボクサ属。
水田や沼地に生える一年草。
葉は細い披針形で基部は短い葉鞘となって茎を包む。葉腋に1個ずつ花を付け、花は萼片は3枚で緑色、花弁も3で淡紅紫色で開花したその日にしぼむ。
名前の由来:茎を折るとネバネバした透明の液が出て、その液をイボに付けるとイボが取れるということからこの名が付いた。
花期:8~10月。
(八王子城)
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