初秋に真っ赤に色づいたウメモドキの実は、葉が落ちた後でも残り、いっそう赤い実が目立つようになる。そのため庭木としても大変好まれ、よく植えられている。赤い実の代表的な木の一つである。梅擬/モチノキ科/モチノキ属。湿原の周辺などに生育することが多い落葉低木。雌雄異株。葉は長さ3~7cmで縁に小さな鋸歯がある。春先に白い花が咲き、秋には赤い実をたくさん付ける。実が美しいことから庭木や盆栽として用いられる。名前の由来:葉や枝ぶりが梅に似ており、実のつき方も小さな梅の実のように見えることからこの名が付いた。花期:5~6月。(多摩丘陵)【山野草の索引(樹木)へ】
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