高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

トキリマメの実

2007-12-18 01:11:30 | 山野草
トキリマメ(吐切豆)とタンキリマメ(痰切豆)はよく似ているので、区別するのはなかなか難しい。
果実の大きさや毛の生え方なども番うようであるが、分かり易いのは葉の形が違うことであろう。
トキリマメは葉先が尖り、最も幅の広い部分が柄の近くにある。これに対しタンキリマメは葉の最の幅の広い部分が葉の先端に寄っている。
名前も吐切と痰切だが、ここまで分ける必要性があるのだろうかと少し疑問に思う。

 

吐切豆/マメ科/タンキリマメ属。
山野の林縁に生えるマメ科の蔓性多年草。別名オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)。
葉は3小葉からなり、小葉は卵形で薄く先端が細く尖る。夏に葉腋より短い花序を出し、多数の蝶形の黄色い花を付ける。豆果は扁平な楕円形で熟すと赤熟して裂開し、黒い光沢のある2個の種子が現れる。
花期6~9月。
(多摩丘陵)
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コメント (6)
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