秋生のEtude

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宝塚歌劇 星組東京宝塚劇場公演 『ロミオとジュリエット』 千秋楽 ライブ中継

2021年05月25日 01時43分16秒 | すみれの花咲く国



2010年の星組の初演は、生では観れなかったけど、DVDで死ぬほど観ました。
その後、雪組で観て、月組で観て、2013年には待望の星組の再演を観ました。私は『ロミジュリ』という舞台が大好きです。
で・・・本当に久々に、久々に観たくなって、チケット申し込みしてみました。
東京のコロナ感染者の数をみていると、とても日比谷までは行かれないなぁ、と思っていたので、千秋楽の今日のライブビューイングはとてもうれしかったです。
けれど、緊急事態宣言のせいで、公演は一時中止。この千秋楽に公演できて本当によかった。(都内の映画館では中継は中止になった)
抽選結果が来たのは、18日。
ダメだったら、家で配信ライブを観ようと思っていたけど、やっぱり大きな画面で観ると迫力があってすごくよかったです。


宝塚歌劇 星組東京宝塚劇場公演 『ロミオとジュリエット』 千秋楽 ライブ中継 2021.5.23(日)13:30開演 TOHOシネマズ上大岡 スクリーン4

ロミオ           礼 真琴
ジュリエット        舞空 瞳
ティボルト         愛月ひかる
ベンヴォーリオ       瀬央ゆりあ
マーキューシオ       極美 慎
パリス伯爵         綺城ひか理
乳母            有沙 瞳
ヴェローナ大公       輝咲玲央
キャピュレット卿      天寿光希
キャピュレット夫人     夢妃杏瑠
モンタギュー卿       美稀千種

ロレンス神父        英真なおき

死             天華えま
愛             碧海さりお

うわぁぁ~最初の「RomeoJuliette」の幕が同じ!!懐かしいなぁ。
そして、幕が開くとそこはヴェローナ。
・・・モンタギューの青とキャピュレットの赤がきれいに分かれて踊りだす幕開けと、そこに流れる聴き慣れた音楽。ああ、ロミジュリだぁ
やっぱりすべての曲が好き。そして、配役はもちろん一新されているけど、どことなく全部の雰囲気が私の知ってる星組のロミジュリに近くて、なんだかうれしい。

ロミオ/礼さん
か、かわいい!!
あのピュアな少年感はなに!?ちょっと見た目が小さ目だからなのか、声を聴くまでは少女のようにも見えました。で、歌声が・・・あれ?ちょっと低めで柚希さんに似てる?(いや、柚希さんほどスモーキーではないけれど・・・)
子供のような屈託のない笑顔、若々しい身のこなし、いいとこのおぼっちゃま感もあって、ロミオのイメージにぴったり。
元々が歌ウマさんだけど、どの曲もすごく上手で安定してました。ダンスもとっても
初演時に男役なのに〝愛”を踊っていた礼さんが、再演でベンヴォーリオを経て、今や星組のトップとしてロミオ、というのも感慨深い。
そして、なにより、天真爛漫で、純粋で、どことなく柚希さんを思わせる雰囲気があるロミオだったのが、私的にはうれしかったです。

ジュリエット/舞空さん
これまた、かわいいジュリエットでした。(ナントカ坂にいそう)
ロミオ同様、恋に恋する乙女感Max。ジュリエットの場合は、このままだと好きでもない男と結婚させられてしまうという、切羽詰まった状況があるからなぁ。
バルコニーの場面はすごく可愛くて、ロミオとのラブシーンも愛にあふれていて一番好きかも。
しかし・・・バルコニーで、ジュリエットを呼ぶ乳母との絡みで笑いをとるジュリエットは初めて見たよ


ティボルト/愛月さん
いろーっぺーーー。すごいオーラを感じる。眼光の鋭さがナイフのようで、私的には理想的ティボルト。
・・・あれ、たしか、宙組の『天は赤い河のほとり』で観たよね?いつ、星組へ?
そして、なんとなく役つくりの感じが初演の凰稀さんに似てる?
噂によると、このロミジュリは、「死」と役替わりなんだとか。うーん。こっちも観てみたかったなぁ。

ベンヴォーリオ/瀬尾さん
男っぽい。銀の短髪がすずみん寄りでうれしい。(トウモロコシ頭?)
ロミオのことが好きなんだなぁとわかる。

マーキューシオ/極美さん
こちらも、イメージに合ってる。
マーキューシオって、悪ぶってすっごいぶっ飛んでるけど、♪モンタギューの名誉は~?なんて歌っちゃうほど、実は保守的。でも死に面して「俺は憎む、どちらの家も」と歌っているのはマーキューシオが大事だったのは、ロミオその人、一人だったんだと思います。

乳母⋰有紗さん
この方、実はお若いですよね?
でも、歌もすごく安定していて、貫禄もありました。(れみちゃんを思い出した)

死/天華さん&愛/碧海さん
二人ともしなやか!!人々の間をスルスルと入り込んではすり抜けていく、その柔らかな肢体。
特に、死は時折見せるニヤリと笑う表情がゾクっとして、誰かが死ぬたびに何かを飲み込むような仕草がゾワワ~
♪僕は怖い~と心の不安を吐き出すロミオに、寄り添い翻弄するように後ろから冷たい目線を送る死とロミオのデュエットダンス(?)は見応えあり、でした。


ロレンス神父さまが、お変わりなく、10年前と同じ英真さんだったのはうれしかったな。
それと、一番びっくりしたのは、キャピュレット卿が、あのみっきーだったこと!!あの時はとぼけたパリス伯爵だったみっきーがすっごい渋い父親役だなんて・・・

一瞬の出会いからあっという間に燃え上がり、そして運命のすれ違いから悲しい死を遂げる二人。
結末はわかっていても、未熟な二人の恋を責める気にはなれないのは、なぜだろう。ラストのお花畑のようなかわいい二人を見ていると、どこかでホッとしてしまうのはなぜ?
悲しい結末だけど、結果的には神父さまの言ったとおり、敵対する両家の和解には繋がったし。
そして、あの♪さぁ希望を持とうよ~♪神は、まだ我々をお見捨てにはならない~
ここを聴いてると、あの震災直後の、2011年に観た雪組公演のことを思いだして泣きそうになる。

うれしいことに、ティボルト役の愛月さんのロミオから始まり、ちゃんとフィナーレがありました。
天使のロケットダンスも華やか、大階段の男役さんたちのダンスもキマってた。礼さんやっぱり若々しい!!
そして、トップコンビのデュエットダンス・・・髪を撫でつけながら登場した礼さん、カッコいいい~~~え?え?しかも曲調がフラメンコ?初めて観た。新しいわ~~
最後の大階段のパレード。やっぱり華やかでいいよね~
大きな青い羽根を背負った礼さん・・・ああ、あのかわいい弟キャラのルーチェ君(by2013年の『めぐり会いは再び2nd』)が立派なトップさんになったんだなぁと。

組長さんからのご挨拶、礼さんからのご挨拶。
で、終るかと思っていたら・・・この日退団されるジェンヌさんたちがいらして(7人もいたので、かなり時間がかかった
はっきり言って、柚希さんの退団後はまったく星組を観ていないので、若い方々はまるっきり知らないのだけれど・・・でも、みんな星組が大好きなんだなぁというのは伝わってきました。
7人の紹介とご挨拶、何度かのカテコのあと、礼さんと7人だけが舞台に残り、それぞれに思い出と一言を送る礼さんの丁寧な対応がすごく好感が持てました。(その間、羽根の重さで礼さんの衣装がどんどん後ろに落ちていくのにハラハラした

やっぱり、ロミジュリは宝塚版が一番好き





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