私はもはや貴女を愛していない。
ろうみおとじゅりえ、というたった5日間で燃え上がった愛のお手本は、
このすべりのの、土の下に葬られました。
僕はもう貴女を愛してはいない。
幾度、そう言葉にしそうになったことだろう。腹が減るたびに、
僕はもう貴女を愛してはいない。
あろうことか、ろうみおがじゅりえを愛していないと。
寒さで身体が切り刻まれるたびに、そして眠るたびに命が食べられていく、
そんな中でどうやって貴女を愛するという言葉を紡ぎ出し続けることができるでしょう。
もしかしたらあの愛は、野戦病院のうわ言で、
貴女を愛したことなどなかったのではないのか。
古の、麗しの、時をさえ疑ってしまう。
愛する力を今の僕がどうすれば絞り出すことができるでしょう。
貴女を愛する力をください。
貴女を愛する力を取り戻したい。
果てしもなく故郷から遠い、すさび冬枯れた荒野で朽ちた木のように横たわる僕に
貴女を愛していた時の力をください。
そして、どうか朽ち木のごとく死んでいく私を忘れないでください。
どうか、どうか、私を名もない戦士として葬らないでください。
憐れんだ瞳で、無名戦士と呼ばないでください。
もう二度と私に〝名前をお捨てになって”などとおっしゃらないでください。
私には名前があった。ろうみお、という名前があった。
ひとりの名前のある人間としてここで死なせてください。
ろうみおより、じゅりえへ。 渾身の愛を込めて。
ああ、なんて・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ろうみおとじゅりえ、というたった5日間で燃え上がった愛のお手本は、
このすべりのの、土の下に葬られました。
僕はもう貴女を愛してはいない。
幾度、そう言葉にしそうになったことだろう。腹が減るたびに、
僕はもう貴女を愛してはいない。
あろうことか、ろうみおがじゅりえを愛していないと。
寒さで身体が切り刻まれるたびに、そして眠るたびに命が食べられていく、
そんな中でどうやって貴女を愛するという言葉を紡ぎ出し続けることができるでしょう。
もしかしたらあの愛は、野戦病院のうわ言で、
貴女を愛したことなどなかったのではないのか。
古の、麗しの、時をさえ疑ってしまう。
愛する力を今の僕がどうすれば絞り出すことができるでしょう。
貴女を愛する力をください。
貴女を愛する力を取り戻したい。
果てしもなく故郷から遠い、すさび冬枯れた荒野で朽ちた木のように横たわる僕に
貴女を愛していた時の力をください。
そして、どうか朽ち木のごとく死んでいく私を忘れないでください。
どうか、どうか、私を名もない戦士として葬らないでください。
憐れんだ瞳で、無名戦士と呼ばないでください。
もう二度と私に〝名前をお捨てになって”などとおっしゃらないでください。
私には名前があった。ろうみお、という名前があった。
ひとりの名前のある人間としてここで死なせてください。
ろうみおより、じゅりえへ。 渾身の愛を込めて。
ああ、なんて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)