秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

『CHESS IN CONCERT』 1/29(日) 千秋楽

2012年01月31日 23時54分55秒 | こっち向いてアッキー
初日を観た友人は、感動のあまりチケットを追加し、公演期間が短いことを嘆き・・・
そう・・・たった4日間だけのこの舞台『CHESS in Concert』(あとは大阪で3日間)
やっと、観る(聴く)ことができました


『CHESS in Concert』 2012.1.29(日) 13:30開演 青山劇場


出演   安蘭けい 石井一孝 浦井健治 中川晃教
     AKANE LIV 池谷京子 横関咲栄 大野幸人、角川裕明 田村雄一 ひのあらた

ストーリーは、
2人のチェス世界チャンピアオンプレーヤーと、敵側の男性と恋に落ちるセコンドの女性。東西冷戦の時代、公正なチェスゲームが、アメリカとソビエト連邦、西と東の国家の思惑をはらんで展開する・・・。ほとばしる情熱と戦い、疑惑と秘密、その先の決意。(梅田芸術劇場公式HPより)
しかも、そのキャッチコピーは・・・
スーパーポップグループABBA作曲、「エビータ」「ジーザス・クライスト・スーパースター」のティム・ライス原案・作詞の伝説の人気ミュージカル『チェス』。コンサートバージョンでついに日本初演!!


事前にCDで曲を聴いた感触としては・・・とにかく多種多彩!?
クラシックなのか?オペラなのか?ロック?ポップス?あれ?ディスコ風?ゴスペルっぽい?バラードもある・・・
それが、目の前の舞台で生オケで、日本語でよりわかりやすくなって歌われた時・・・時に鳥肌が立つようなしびれるよな感覚を味わいました。
とにかく、すっごい!!!

キャストのみなさんは本当にお歌が上手く、聴きごたえ十分。
アンサンブルのみなさんのお声も重厚で、たったこれだけの人数で作り上げているとは思えないほど。
どれもこれも難解な曲を歌い上げて行くその気合いのこもった熱唱に、こちらの体温までが上がりそう。
・・・ただ、話としてはイマイチ細かいことはわかりにくい(私的には)これって、コンサートヴァージョンだからでしょうか?ちゃんとミュージカルに仕上げたら、もっとわかりやすいのかな?
セットも、そして衣装も、チェスにちなんで白と黒のモノトーンを基調にしていて、みんな、ヴィジュアル的にもスタイリッシュでカッコよかったです。
キャストは1幕は“黒”、2幕は“白”。アンサンブルさんはその中間(?)でグレイでした(笑)
それも、背中に大きなファスナーがついていたりして面白い。
そんな中、ひとりとっても目立ったのは・・・

アービター/浦井くん
最初の登場から・・・誰!?(笑)
アービターはこのチェスの試合の審判。
でもちょっと見は、ロングコートに茶色の長髪、濃いめのメイクで・・・妖しいヴィジュアルバンドのボーカルみたい(最後のカテコでは「高見沢さんではありません」と自ら言ってましたが)
お歌もロックで「The Arbiter」は「私がルール」「私が決める」と歌い放つアービターは、その際立ったヴィジュアル以上に存在感があって、かなりカッコよかった

フローレンス/安蘭さん
あいかわらず、お歌が上手い。そして歌いあげ方がすごく表現豊かでちゃんと演技してる感じ。
印象的だったのは、フレディがフローレンスに散々ひどいことを言い放題の歌(?)の時、じっとそれを聴きながら心の動揺を表現しているような安蘭さんの怒りや悲しみに満ちた表情がすごくリアルで、ゾクゾク。2幕のAKANE LIVさんとのデュエット「I Know Him So Well」は圧巻。
1幕は黒のスーツでビシっときめてキャリアウーマン風、2幕では白のドレス。恋して“女”に変わったってことかな?・・・そういえば、なぜフレディの恋人だったフローレンスが、対戦相手のアナトリーに恋してしまったのかよくわかりませんでした。
もしかして、フレディがお子ちゃまでつきあいきれず、大人の男のアナトリーと恋に落ちたってこと?
 

アナトリー/石井さん
きれいなお声。つくづく、ハンサムなお声だなぁと
それに、汗をかいていない石井さんをはじめて観た?(笑)
オトナの余裕というか、落ち着きというか・・・やさしさのこもった歌声に聴き惚れました。
「Where I Want To Be」「Anthem」は、どちらも素晴らしく、感動もの

そして・・・
フレディ/アッキー
チェスの世界チャンピオンで、強気で孤独なフレディー。
半分はだけたシャツの着こなしや、だだっ子のようにフローレンスに当たる様子、天才ゆえの苦悩に苦しむ様は、まるで『M!』のヴォルフ!?紅い布を引き寄せるその必死さが哀しい・・・「Pity the Child」・・・アッキー渾身の一曲。背筋がゾワゾワ、鳥肌が立ちました。(実際、歌い終わっても拍手が鳴りやまずショーストップぎみ
2幕の登場シーン「One Night in Bangkok」(なぜかこれだけ英語のまま)は、客席後方からラップを歌いながら登場。それがポップでノリノリで楽しそうで・・・すっごくカッコいい!!
白の衣装に髪を束ねて・・・うわっ~反則!?これって私的にはアッキーが一番似合ってると思ってる(なんじゃそりゃ?)アイテムど真ん中!?
その上、「Someone Else's Story」やんちゃばかりかしっとりとバラードまで・・・もう涙が出そう
その突き抜けるような歌声は、本当に唯一無二。素晴らしい

アンサンブルさんたちはもちろんひとりづつでも十二分に実力のある方々ばかり。それが幾重にも重なって本当に重厚なハーモニーを作り出し・・・本当に素晴らしかったです。
そして、もう一人、“チェスの妖精”?ともいえるダンサーさん・大野幸人さん
白と黒の衣装がピエロのような?やわらかでしなやかな動きに、気づくと目がついて行ってしまい・・・イマイチ、その役割が示すものがわからなかったけど(苦笑)
あ、1幕でフレディと紅い布を取り合って自分に絡めるシーン・・・これって、アマデ!?(ああ、病気は治ってない・・・

千秋楽、ということで各キャストから一言ずつお言葉がありましたが、
みなさん、この『CHESS』の日本初演に関わることができて光栄だと仰っていました。
AKANEさんは「曲がとにかく難しくて・・・1曲終わったごとに舞台のソデに帰ってくる人がホッとした顔してました(笑)」
浦井くんは「高見沢さんではありません」から始まり(笑)
石井さんは「楽譜を渡された時、音符がいっぱい・・・しかも♯や♭だらけで、これ、誰が歌うんだ?あ、俺だ
安蘭さんは、「コンサートということでちょっと甘くみていたら(とんでもなかった?)譜面台を置いて歌うのかと思ってた。そうしたらどんどん動きがついてきて??」初日を迎えた時は「できた!覚えた!みんなに観てもらえた!」と嬉しかったって。
そして、アッキーは・・・
「白い衣装だとアメリカ人みたいに背が高く見える(?)かも」(←一瞬??)とにかく、この『CHESS』に参加できてうれしい、みたいな・・・嬉しくて楽しくてもう本当にうれしい・・・みたいな?しかも、
「これはもう、コンサートだけで終わるわけがない、ですよね!?」
い、いや、そうならうれしいけどね・・・

アンケートには“この『CHESS』のミュージカル化を希望しますか?”という質問もあって、もちろん、“はい”に三重○をつけてきましたが・・・


本当にたった4日間ではもったいない舞台でした。
まあ、いきなりミュージカルじゃなくてもいいから、とりあえずCDにしてくれたらいいなぁ






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パーフェクト!!

2012年01月29日 16時57分54秒 | 舞台
『CHESS in Concert』 東京千秋楽公演・・・やっと聴いてきました。


いや~~すっっごい~~!!!

素晴らしい楽曲と、実力と歌唱力のあるキャストと、力強いオケが出会うと、
そして、そのすべてが同じ場所を目指して・・・もっと高い場所へと心を合わせると、
ここまで高め、極められるのかと。


ああ、しばらく上昇した血圧が下がりそうもありません


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帰郷

2012年01月28日 08時40分46秒 | 家族
娘その1が、引っ越ししてきました。
大学卒業を3月に控え、寮を出て・・・4年ぶりの帰郷です。

が、それもつかの間
明日の晩には免許取得のため、2週間の予定で北国の教習所へ合宿に行きます。
(ありがたいことに就職は決まりましたが、会社の指示で“免許取得”は必須事項なのです)

2月の中旬に帰ってきて、それからひと月ほどバイトしたら、卒業式のあと3月中旬には配属先が決定して、また引っ越し。


・・・あわただしいわね~
こうやって、大人になって巣立っていって離れていって・・・しかたないけどちょっと寂しいなぁ・・・


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ケーキ

2012年01月25日 23時56分05秒 | えとせとら
♪人生~楽ありゃ~苦~もあるさ~

・・・というわけで、楽しいことの後には厳しい現実が。
はい。またもや・・・仕事が忙しくて 毎日残業です



というわけで。
疲れたら・・・甘いものよね、やっぱり



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『オーシャンズ11』(☆組) 1/15(日) マチネ 

2012年01月21日 23時01分12秒 | すみれの花咲く国
仕事が忙しいです。

楽しかった先週の週末から、あっという間に一週間が経ってしまいました。
ずっと感想がUPできずにいましたが・・・

実は・・・


当初の予定では、2012年最初の観劇は☆組で!!・・・だったのですが
気がついたらどうしても日程的にこうなってしまい
まさかの連日観劇~!?


宝塚歌劇 星組公演 『オーシャンズ11』 2012.1.15(日) 11:00開演 東京宝塚劇場


ダニー・オーシャン       柚希礼音
ラスティー・ライアン      涼紫央
フランク・カットン       夢乃聖夏
リビングストン・デル      美弥るりか
ライナス・コールドウェル    真風涼帆
ルーベン・ティシュコフ     美城れん
バシャー・ター         壱城あずさ
イエン             鶴美舞夕
バージル・モロイ        如月蓮
ターク・モロイ         天寿光希
ソール・ブルーム        未沙のえる

テス・オーシャン        夢咲ねね

テリー・ベネディクト      紅ゆずる
クィーン・ダイアナ       白華れみ

リカルド            英真なおき 
テレサ             万里柚美
ポーラ             音波みのり


ストーリーは
2001年に公開されたアメリカ映画で、ダニー・オーシャンと彼が率いる10人の仲間が、ラスベガスにあるカジノの金庫破りに挑む犯罪アクションドラマ。ハリウッドを代表する豪華な俳優が多数出演することでも知られ、2005年に続編の「オーシャンズ12」、2007年には「オーシャンズ13」が公開されている。刑務所から仮釈放された窃盗犯ダニー・オーシャンは、前代未聞の強盗計画を立てていた。そして、それを実行するために、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームを作る。彼らは、地下深く分厚い壁に覆われた金庫室を目指すが、オーシャンの目的は意外にも金ではなかった……。世界初のミュージカル化への挑戦となる今回の舞台では、男同士の戦い、友情、そして男女間の愛憎が、複雑に絡み合いながら描かれていく。(公式HPより)

この映画のDVDを観た上で・・・この舞台の幕開けから、もう
最初は銀橋の上の囚人服姿のダニー。でも、一瞬でスタイリッシュなスーツ姿に早変わり!!
そしてやってきたラスベガス。
すごっ。すごいよ~~っ!!ミラーボールがくるくる、スロットやルーレット、舞台の端から端までを巨大なカジノに見せる広がりのあるセット(?)その中で、キメキメで踊るメンバーたち。
マジ、カッコいい~~~っ!!
内容的には・・・ちゃんと映画の基本は押さえながらも、しっかりと宝塚テイスト!!そして・・・☆組ゆえ?
なんてったって・・・派手っ!!いや・・・なんとも
ゴージャス!!


1幕では、ダニーと親友ラスティーが仲間集めする過程が描かれ・・・元カジノのオーナー・ルーベン、イカサマディーラーのフランク、天才ハッカーのリビングストン、CGを自由に作り上げるモロイ兄弟、マジシャンのバシャーとジャグラーのイエン、往年の天才詐欺師・ソール、そして伝説のスリの息子のライナス。
それぞれ、いろいろあり(?)でも、ダニーの仲間として、一幕ラストで勢ぞろいした姿はビシッとカッコいい!!
それにしても、本当に上手く役を当てて演じてるなぁと思わずにはいられませんでした。
私の個人的ヒットは、後ろで結んだ黒髪とキツめな視線がシャープなちょっと黒塗りの夢乃さん(フランク)、大きな黒ぶちメガネのイマドキの若者っぽいるりかちゃん(リビングストン)そして、あいかわらず(?)ヘタレな役がなんとも似合う気弱そうな真風さん(ライナス)
オーシャンズが狙うカジノの大金庫。
そのオーナー・ベネディクトは、冷酷非道な男。しかもダニーの元妻・テス(まだ離婚は成立していない)に求婚中。
いやいや~この『オーシャンズ11』のチラシを観た瞬間、目がクギ付けになったダニーの宿敵・ベネディクトの紅さん・・・センター分けだっ!!・・・残念ながら舞台では違ってましたが
線は細いものの、ダニーとは対照的なタイプを演じていて、すごくよかったです。
オレ様な感じがよく出てたし、テスに対してはあくまで紳士的なのに、裏では部下たちにかなり冷血ですぐキレる。なにより・・・たしかにヘビっぽい!?(ほめてます)
ねねちゃん(テス)は、ドレスのせいか、いつも以上に色っぽい。ダニーを拒絶しようとがんばるけれど、ダニーの強力なアタックにダニーのペースにのまれそうになるところがかわいい。
んん~~~ねねちゃんのスカート丈が微妙で・・・白いひざっ小僧にドキっ。
最近、どうもねねちゃんを見るとムラムラい、いや、ドキドキしてしまう私は変態でしょうか?

2幕は、ダニーたちが計画をついに実行!!
いや~みごとでした。それぞれが役割通りの、緻密なシゴトをしていてそれが実にうまく組まれていて・・・最初はショボいじーさんに見えたソールがお金持ちの武器商人になりすます様や、常に自信のないライナスが賭博委員会(?)の調査員に化けてベネディクトに近づくあたりとか。(しかし、真風さんってマジでメガネ男子イケメン(これで意味が通じるか?)だよね
ダニーは、本当にあれもこれもやってくれます(笑)
金庫に侵入する時、ライナスの上からロープで降りてくるダニー・・・本当にルパンっぽい(笑)
鮮やかなイリュージョンで、テスがガラスの箱から消えたのにはびっくり。

れみちゃん演じるクイーン・ダイアナは、超女王様!?あいかわらずぶっ飛んだれみちゃん 『オペラ座』でいうところのカルロッタ!?
自己中でいじわるで陰険で・・・れみちゃんの思い切りのいい強烈なキャラ作り・・・好きだわ。こういう悪女。
涼さん(ラスティー)はとにかく髪もスーツも金ぴかでキラキラすごくカッコイイのだけれど・・・喧嘩は弱そう(笑)
ラスティーの恋人がみのりちゃん(ポーラ)というのもうれしい(きゃ~マリオお兄様とレオニードだわ
涼さん、スリムでスーツがよく似合うわ~
・・・でも、あの医者のヅラ・・・最初は誰だかわからなかったほど
しかも、ドリフのギャグかと・・・笑い死ぬかと思うほどおもしろかった。

そ・し・て・・・
ダニー・柚希さん
・・・DVDで見たダニー=ジョージ・クルーニーが超渋カッコいい方だったので、柚希さんはどんな?と期待していましたが・・・スーツの着こなしが“ちょい悪ダンディー”??なイメージで、なんか余裕のあるオトナでした。そしてなんとも人を惹きつける魅力的な男っぷり。
ベネディクトの裏をかいて、まんまと1億5000万ドルもの大金を強奪する様は、痛快!!
仲間集めも金庫破りの相談も冷静で落ち着いているのに、テスに対してはなりふり構わない愛情をぶつけるところがいいなぁ。・・・二人のなれそめ(?)を歌うシーンは、なんだかその情景を想像すると顔がニマニマしてしまふ・・・
・・・私としては、基本的にこの2人にはらぶらぶしていてほしいらしい
2幕冒頭の“イブと蛇”はテスの深層心理が夢に?・・・紅さんの”蛇”はなんだか毒が強そうだけど、柚希さんは大蛇で、ねねちゃんに巻きついて締め付けて殺しそう・・・
とにかくダンディで男っぽくてカッコよくて、テスにベタ惚れで
「俺と君は、十万分の一の確率で出会った運命のペアなんだ。」
・・・きゃ~~ん。すっごいセリフだわ~こんなセリフがさらっと言えるキザな男に会ってみたいよ・・・でも、たぶん、リアルな男にこのセリフを口にされたら引いちゃうかも。


フィナーレは、最初の銀橋登場が紅さん!!
・・・ってことは、この場合、紅さんが☆組の2番手なのかしら?
でも、堂々としてお歌も思った以上に安定してたし(←超失礼)なによりキラキラ輝いていました。
ロケットは、音楽がマリリンモンローだったな・・・
そして宝塚にはめずらしい?ストリートダンサーのようなポップな出で立ちの若手男役さんたちのナンバー・・・うわぉ!!真風さんがセンターだ~~っ!!
大階段でのダンスは、さすがにカッコよくて、もう惚れ惚れ~
柚希さんは、みんなの中で踊っていても断然、ひときわ輝いて見えますね。
ねねちゃんとのデュエットダンスは、きゃ~~っ!!ねねちゃんのドレスの裾がパッと引っ張られてミニスカに!?ただなぁ~あのなんか“いかにも?”というあの衣装の柄がビミョウ・・・
そして、ラストのフィナーレのパレード。
涼さんが・・・最初のエトワールって、娘役さんが歌うんじゃなかったの!?
柚希さんは、ドでかい羽をしょって登場されましが、お辞儀のたびに後ろのしっぽ状の長い毛皮を頭ごとばさぁ、ばさぁ、と前まで倒して・・・腰は大丈夫なの?とちょっと心配に(笑)

何度か舞台で見ているくせに・・・この『オーシャンズ11』“ああ、本当に柚希さんってトップのオーラが全開だわ~”と思えた作品でした。

そして、よくよく考えたら、いろんな組替えでこのメンバーで見れる舞台はもうこれが最後なんだ・・・さびしいなぁ・・・




[後日談]
さて、☆組柚希さんをはじめて見たEちゃんの感想。
「柚希さんのキスって・・・なんか、エロい」(そこかい!?)





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『Samourai(サムライ)』 (雪組) 1/14(土) マチネ

2012年01月16日 23時55分37秒 | すみれの花咲く国
「あのぉ~私~ど~しても~観たいんです。音月さんのこの舞台 一緒に行きませんかぁ?」と恋する乙女のように瞳を輝かせて、Eちゃんが言いました・・・

で・・・一緒に行って来てしまいました


宝塚歌劇 雪組東京特別公演『Samourai(サムライ)』 2012.1.14(土) 11:00開演 日本青年館


前田正名              音月桂
マリー               舞羽美海
渡会晴玄              早霧せいな
坂本龍馬/フルーランス少尉     緒月遠麻

ストーリーは・・・
1871年。普仏戦争で、フランス皇帝ナポレオン3世は為す術もなくプロイセンに降伏するが、パリ市民は降伏を認めようとせず、市民による政府パリ・コミューンを樹立し、敢然とプロイセンに戦いを挑む。しかし市民たちの手による政府は、たった72日間で終焉を告げる。そんな戦いの中に、坂本龍馬から譲り受けた刀を手に、パリ市民として戦い抜いたサムライがいた・・・・・・。その名は、前田正名。薩摩藩の士族の息子として生まれ、坂本龍馬を師と仰ぎ、日本は如何にあるべきかを終生追い求めた男の波乱万丈の青春時代を描いた歴史ミュージカル。(公式HPより)
 


幕が開くとお正月だからか?紅白の連獅子が激しく踊ります(?)意味はよくわからないけどなんだか、えらく迫力があって・・・
そして、本編。なぜか北海道?で?アイヌの女の子?で?♪モンパリ~??
(すみませんここらへんの関係性は、パンフ読むまでまったくわかっていませんでした
待ちに待った音月さん・正名登場。年齢は不明だけど、とにかく若々しい。キラキラ緒月さん演じる坂本龍馬にあこがれる薩摩の武士。・・・侍姿だけれど、どっちかというと少年剣士っぽい
ずっと薩摩言葉でしゃべっていて、最初はよくわからなかったけれど、これって覚えるのたいへんだったろうな~と
「フランスへ行きたい」と夢を語る龍馬。もちろん正名くんもそれを聞いて目がキラキラ。
が、龍馬は史実の通り、暗殺
その後、舞台はフランス。
少年剣士のようだった正名は、日本の大使としてパリへ。
親日家のモンブラン伯爵の家に住むことになるけど、そこにいたのは日本人を毛嫌いする姪のマリー(ミミちゃん)。かわいいのにツンツンしていてそこがまたかわいい(なんのこっちゃ
なぜか、もう一人の日本人の下宿人は渡会(わたらい)・早霧さん。
正名と渡会が話し出すと、方言だらけでここはフランスなのに~と苦笑。
髪を切って洋装に着替えた正名と渡会。その頃の日本人とは思えないほど、スリム。脚が長い。似合ってます
いつしか、フランスとプロイセンとの戦争が起こり、軍上層部のウソが明らかになって立ち上がる市民たち。
「市民諸君!!」と正名がみんなに呼び掛けるシーンは、さながらあの『ベルばら』の名シーンのようで(音月さんがまるでオスカル様のように見えました
あのみんな揃ってのダンスは、まさにあのダンスシーンとかぶって見えた・・・

フランス軍の貴族たちが、美しいのに上から目線で理不尽で・・・もう本当に憎らしい
対するフルーランス少尉・緒月さん・・・めちゃくちゃカッコいいっ
もちろん、正名も渡会もすごく真剣で熱くて。

でも・・・あああ、なんでみんなあんなことになっちゃうの~

戦争ものって、仕方ないとは思うけどあんなにみんな死んじゃうなんて・・・正名とマリーだけが残るラストはどうにか救われた気分になりましたが。

正名/音月さん
なんと言っても言葉が多様でたいへんだったろうな~と。
熱い正義感が伝わってきて、こういうまっすぐな役って、音月さんにピッタリだなぁ。ラブにはちょっとニブいところもかわいい
武士の姿も凛々しかったけど、洋装もステキ。で、軍服姿はもっとでも、一番素敵なのはやっぱり笑顔。
軍服の上から、白い羽織をはおっている辺りがまさに“巴里のサムライ”でした(笑)
でも、軍の包囲を破って強行突破しようと、ひとり、闇にまぎれて敵を仕留めていくところはゾクゾク。イザという時、マリーを背中で庇うところも“武士道”を感じて。
お歌が上手い。

マリー/ミミちゃん
最初はツンツンしたお嬢様で、「日本人なんて!!」と正名たちを毛嫌いするのに、(しかし、その原因になったサイトーって誰!?)正名たちの男らしい行動力に惹かれていく変化がよかったです。
戦争が起こって食料がなくなって、他の貴族たちはそこでお金をたくさん出して買い占めをして儲けようとしているのに、そうしないマリーの正しい心が清々しくて・・・正名もきっと見なおしたよね。
最後に生き残った正名が敗北を嘆いても、「あなたは私を守ってくれた。あなたは本当のサムライよっ!!」と元気つけるのは、二人の未来を拓く希望のラストに繋がっていて、すごくよかったと思いました。

渡会/早霧さん
きれいな方です。なのにここではなにかと騒動を起こす“お騒がせなヒト”(笑)
戦争好きで戦争バカ(?)猛者で、女にはモテない設定。でもすっごくいい奴。
マリーのことを“お嬢”と呼ぶのがなんかよかったなぁ。
主人公の正名が生き残る分、きっとこの人は死んじゃうんだろうな・・・たぶん、と思っていたらやっぱりドラマチックに死んじゃったよ

坂本龍馬&フルーランス少尉/緒月さん
男っぽいところがいいなぁ。しかも緒月さんの役っていつも骨太で・・・なんとなく切ない。
荒くれっぽい豪快な龍馬もよかった~。ビシッとオールバックな少尉もキマってた~
軍のやり方に立腹して、市民軍として立ち上がる少尉はとにかく雄々しくてカッコ良くて、しかも、正名たちを逃がすために自分が囮になって死んでいく姿は、もう“漢”だよ~~
・・・ちょっと前から、思ってたけど・・・私はかなり緒月さんが好きみたいです


雪組さんって、本当にみんな熱のこもった演技をされる方ばかりで、すごく引き込まれました。
お話の骨組みがしっかりしている舞台って、やっぱり見応えがありますね。
原作を読んでみたくなったわ・・・


フィナーレは、正統派・黒燕尾!!
娘役さんたちの紫のドレスも美しくて。
音月さんのダンスは品があってきれい。
大劇場ではないので、大階段もなく大きな羽根も背負っていない音月さん・・・でも、やっぱりトップさんのキラメキは健在。

最後のごあいさつで「本日は、センター試験も始まり・・・」と(笑)
素に戻ると、やっぱり“きれいなおねいさん(しんちゃん風)”な音月さん。
・・・Eちゃんは目がで満足そうでした。よかったね、Eちゃん。
でめたし、でめたし





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切り替え

2012年01月15日 23時53分52秒 | えとせとら
♪明るいだけが取り柄でも~(?)
と、竹内まりやの歌ではないけれど・・・

“病は気から”といいますが、“気は身体から”というのを実感したこの数日間。
こうして健康やら身体の自由やらを損なうと、どうにも気持ちの張りがゆるんできて、一時はかなり落ち込んでいました・・・
よく効く薬のおかげでどうにか通常の生活に戻れたものの、“もしやまた!?”という不安はぬぐい去れず、気分がブルーだったのはたしかなのですが・・・

あ~こんなんじゃぁ、ダメ!!と、思い立って、気持ちを切り替えることに。


・・・私が気持ちをさせるとすれば、はい。これしかありません

Let's Go to the Theater!!

えへっ・・・この週末、キラキラの世界を楽しんできました
詳細は、後ほど。



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DVDどっぷり

2012年01月13日 22時32分59秒 | すみれの花咲く国
おかげさまで・・・病院からもらった薬が効いて肩も腕も手も指も、どうにか動くようになりました
結局、二日ほど休んで今日は仕事に。

その間、とにかく病院の先生から「使わないように」と言われ、実際使用できる状態でなかったので・・・何をしていたかといえば、

DVD三昧!!

娘その2が学校に行っていていないのをいいことに(?)

『太王四神記Ⅱ』(☆組)、『ブエノスアイレスの風』(☆組)、『カサブランカ』(宙組)、『宝塚BOYS』(??)


ははは~~宝塚ばっかり


あ、それと先週末、TSUT○YAからレンタルした映画『オーシャンズ11』も、しっかり観ました

さあ、これで予習はばっちり!?・・・どこからでもかかって来なさい!!(笑)






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動かない・・・

2012年01月11日 20時13分06秒 | えとせとら
ひと月半くらい前から、左手の手首に違和感があって、なおかつ、朝起きると指先がしびれたような感じがあって・・・
それが、昨日の仕事を終えたあたりから、手首どころか、左腕全部・・・肩から指先まで痛みが走って我慢ができない状態に
とにかく力が入らない。痛みで手を握ることもできない。

ふーーーーっ。

そして、今朝は動かすこともままならず・・・仕事を休んで整形外科へ。

腕を上げたり下げたり、机に手をついてみたり、レントゲンを撮って・・・

はい。極度の腱鞘炎です。

先生には「よくここまで我慢したね」とほめられ?(いや、ほめられてないって
炎症を抑える薬と痛み止めと消炎湿布テープをもらって帰ってきました。


ああ~お皿も洗えないよ~洗濯物もたためないよ~
・・・というわけで、娘その2、お願いねっ




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『シラノ』!!

2012年01月09日 23時05分24秒 | 舞台
きゃ~~~~~ん!!鹿賀さんの『シラノ』

再演です!!・・・しかも、一年後の2013年1月!!

2009年の日生劇場の2階席から観た照明の美しさがよみがえり・・・(そこかいっ!?
ううう・・・やっぱり、観たい・・・



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