はじめて観たゲキ×シネでした。
しかも、このゲキ×シネ『SHIROH』観たさに、わざわざ名古屋まで遠征しました。
生の舞台でもないのに、よ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
・・・そう、忘れもしない2006年9月(その時の感想は
ココ)。
その後、2007年と2008年に新宿で2回(その時の感想は
ココと
ココ)で、2010年に横浜で観て(その時の感想は
ココ)、これが5度目のゲキ×シネ『SHIROH』です。
ゲキ×シネ『SHIROH』 2014.1.17(金) 18:00~21:35 横浜ブルグ13
大きなスクリーンに映し出される二人の『SHIROH』。
大音響の中で響き渡るアッキーシローの歌声は、まさに“神の子”の福音そのもので、心に深い傷を負ったまま苦悩し続ける上川四朗は、その生真面目さゆえに、観ていて切なくて。
概ねの感想はいつもと変わりないのですが、何度か回を重ねて観ていると、二人のシロー&四朗以外にも、ふっと感じ入る場面、セリフが多々あって、
甚兵衛さんの「どこまで信じ込めるか、それこそが信仰だ」とか、実に的を得ているなぁ。
伊豆守の「石ころだって捨てるためには、一度は拾わなくてはならない」とか、う~ん、深い。哲学だなぁ。
それに普段、CDでは聴けない歌をじっくり聴いていると、そのどれもが深い想いに溢れていて
お蜜の歌う「とまどいの月」なんて、胸が締め付けられるようで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
他にも、ただただ無言で四朗を見つめ続けるリオの想いを含んだ表情とか・・・メインじゃない個所で、なんだかうるうるしてしまいました
初演は2004年12月、という舞台だから・・・もうかれこれ10年前なんだねぇ。
あ~~~~生の舞台で観たかったよ~これって、私にとって一生の不覚だわ・・・
お密の勧めと、リオに導かれて、あっという間に“神の御子”として人々の中心にあがめられていくアッキーシロー。
そのシローのそばで、“ただの男”になっていく苦悩をかみしめる上川四朗。
本当に本当に、なんとよくできた話なんだろうか・・・
最後はやっぱりはらはらと涙が止まらず・・・こうしてまた二人の“SHIROH”に逢えたことに感謝。
観に行ってよかった!!