秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

STEADY

2008年08月31日 17時18分08秒 | 音楽
夏休みの最後にTVから聞こえてきた歌声。

あのSPEEDが復活したのですね。

息子がまだ小学生だった頃、結構好きでよく聴いていました。
中でも一番好きだった「STEADY」。
・・・この切ないメロディーと、刹那的な詩がなぜか心に響いて

エンドレステープを作って必死で覚えました。
私の声は元々が低くて、あのhiroの歌う高音が出なくて・・・声を嗄らした記憶が
・・・なつかしいなぁ。

世界中でたったひとりの
あなたに出逢えたこと
偶然じゃなく 運命といつか
呼べる日まで


この歌詞がすごく好きでした


久々に、ゆっくりとアルバムを聴いてみようかな・・・




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またまたクリエで

2008年08月30日 21時57分36秒 | 舞台
東宝ページを開いたら、クリエに新しい舞台情報。

『ニュー・ブレイン』 2009・3・11~4・29
きゃーぁ!!

・・・石丸さんのお名前が
ついにミュージカル!!ついに東宝デビューです!!

共演者もうれしいなぁ~
・・・来年の春の楽しみができました。



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夢の時間

2008年08月30日 19時18分48秒 | こっち向いてアッキー
某日、某所。
アッキーのFCトークイベント“777”に参加しました。

めったにない機会なので、迷った末に申し込んだら、
第二希望で当たってしまい(おい!)
胃が痛くなるような不安を抱えて、単身参加しました。
・・・できれば誰かの陰に隠れていたい、と思っていたのに(この体型では無理だとは思ったけど
くじ引きしたら、アッキーの視線を真後ろに感じる(もしかしたら最短距離?)お席でした



ずっとずっとドキドキドキドキ
・・・だって、私にとって
アッキーは、ヴォルフ=SHIROH=TOMMY・・・なんだもの。


金髪のアッキーは、物語から抜け出したような華奢な男の子で
いろいろな話をしてくれましたが・・・
一番感じたことは・・・
アッキーの素直さと、ファンへの心遣い、そしてやさしさです。

いつもいつもアッキーの歌声を聴きながら、私が感じていたことは・・・まちがいじゃなかった



素敵な夢の時間でした。
・・・きっとあれは、夢。
・・・ひとときの夢。
だけど・・・素敵な夢を見ました。


ありがとう、アッキー




(アッキー自身から「終わるまで内容は内緒ね」と言われていたので、全日程が終了してからのUPにしました。)

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『ゴンゾウ~伝説の刑事』 第8話 「鍵を握る女」

2008年08月28日 23時52分57秒 | ドラマ
すっかり片付いた捜査本部に呆然とする黒木だったが・・・

なんと、あそこで響いた銃声は、黒木を助けるために岡林に向かって佐久間が発砲したものだった・・・
あのタイミングで駆けつけてきて、狙いを定められた黒木を救えるとは・・・のび太・佐久間、あんなに一番最後まで突入しなかったのにすごい早業!!(“どこでもドア”とか使ったんだろうか?)

事件が解決しても、岡林からショットガンを突きつけられた時の恐怖と、その目が脳裏から離れない。そして“再起不能”と称されるほど気力をなくした黒木。
・・・あの~Q太郎のエサって・・・食べても大丈夫なの?
休暇を取った佐久間を訪ね、そこで佐久間の母親の事実を知ってしまう黒木は、ショックでさらに・・・

少女の杏子の幻覚に導かれて、岡林の拳銃を手にし、ロシアンルーレットのごとく引き金を笑って引く黒木。
「今、行くよ」って・・・きゃ~~っ!!やめてくださいよぉ~
拳銃を足元に装着し、備品係の日常に戻るが・・・
明るさを取り戻したかのように見えますが・・・やだ~それってまさか“その日”のため用じゃないよね・・・
鶴を気遣い、ルミ子に礼をいい、理沙先生を食事に誘い・・・明らかにへんっ!?
「今日のシェフはどんな気まぐれさん?」・・・ってなにっ
(しかも、あのカッコ・・・一瞬、南原教授が帰ってきたかと・・・


変態・ロリコン男のニコラスの盗品から有力な手がかりを見つけてしまった黒木と鶴。
ニコラスに面会に行くシーンは・・・やたらにおかしいです。
・・・あの発音の良さは、めちゃくちゃツボ!!


もなみの盗撮写真。飯塚の姉・飯塚早苗。ヴァイオリンコンクール。


黒木、日比野、鶴、ルミ子、寺さん(いやん、カッコいい登場だわ~)
ごみ箱から“・・・事件捜査本部”の紙を引っ張り出して貼るルミ子・・・
・・・なんだかいろいろなパーツが一気につながって、この先の展開にすごく期待しちゃいます。


う~~~ん、こうなると犯人は・・・やっぱり、あの人しか、いないよねぇ、たぶん



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「徹子の部屋」

2008年08月28日 20時10分55秒 | 内野づくし
内野さんの“トーク番組”、と聞くとなぜこんなに緊張するのでしょうか・・・
もちろん正座して見ました(録画だっていうのに

8/27(水)テレビ朝日「徹子の部屋」13:20~13:55


・・・限られた時間ですから、いろいろとはしょられてしまうのは仕方がないと思っていましたが・・・ずいぶん飛んで、飛んでました(笑)
「大河・風林火山」から、いきなり舞台『ベガーズ・オペラ』、そうかと思えば突然「ふたりっ子」に戻ってみたり・・・
もちろん、現在進行形の「ゴンゾウ」の話も。


よもや、今現在、内野さんのことをまったく知らない人はいないとは思うけど、
もしはじめて見る人がいたら、さぞや混乱するだろうな~


なんだか、ぎゅーーーーっと凝縮された濃~い100%ジュースを一気飲みした気分です。
終わり近くで、“私生活”のテロップが目に入った瞬間、ドキっ!!としたのは、私だけ?
・・・確かに簡単な“私生活”のご紹介はあったものの(まあ、当然か
次の舞台『私生活』のことに触れ・・・「“寺島しのぶ”と」と呼び捨てにしていた内野さん。ええっ~!?・・・同期だなんて知らなかった~

しかし・・・熱烈なファンレターまで書いてしまったという徹子さん、
内野マクヒースの放つ強烈なフェロモンに、あなたもやられたひとりだったんですかっ!?

緊張しながら「徹子の部屋」を見終わり、感じたことは・・・
あのすっごい汗!!・・・内野さん、やっぱりトーク番組って苦手なんですね(笑)
気がついたら、私も手のひらに汗!・・・
あはは、偶然ですね。私もトーク番組は苦手みたいです。
・・・おそろいですね



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『ミス・サイゴン』 8/26(火) ソワレ

2008年08月27日 23時55分21秒 | 『ミス・サイゴン』
夏休みももうすぐ終わります。
娘その2は、めずらしく夏休みの課題を一週間前に終えました(まあ、びっくり!!

で、夏休みの最後にどうしても!!
とねだられたのは、またもや『ミス・サイゴン』。
しかも、井上くんでもなく原田くんでもなく・・・藤岡くんで!!との、リクエスト。(藤岡クリス・・・娘その2の中で、何かがヒットしたらしい。原田クリスは若すぎて(実は、藤岡くんと同じ年ですが)井上クリスは誰にでも愛を捧げそうだ、というのがマイナスポイントらしい・・・
気がつけば、この8月はベトナム舞台へ行きっぱなしの夏でした。
9月になったら、あと一人残ったクリスとエンジニアが観れたらいいなぁ~と思っていたのですが・・・


『ミス・サイゴン』 2008.8.26(火) 18:15開演  帝国劇場


エンジニア    橋本さとし
キム       知念里奈
クリス      藤岡正明
ジョン      岸 祐二
エレン      鈴木ほのか
トゥイ      泉見洋平
ジジ       菅谷真理恵
タム       首藤勇星
(アンサンブル    青組)


さとしエンジニア
一番面白かったかもしれない。何をやっても笑いにつながるような・・・独特のあのセンス。
胡散臭そうで、でも「あ・・・そうだ・・・行くにゃビザがな~い~っ!?」ドジなかわいさがあって。
楽しみだった「アメリカン・ドリーム」・・・見応え十分!!う~ん、どことなく哀愁が漂っていた市村エンジニアと比べると、なんか明るいエンジニアでしたね。
何でだろう?・・・さとしさん、バルジャンのときもそうだったけど・・・お声がきれい過ぎる(?)しかも、背が高くてカッコいいんだなぁ~これが。


里奈ちゃんキム
『ルドルフ』の時よりずっとかわいくて好感触。(よかった~あのまま受け入れられなかったらどうしようかと
17歳のキムもかわいかった。でもタムを胸に抱いたその時から母の目。母の表情。
特にトゥイとのシーンが印象的。3年経って迎えに来たトゥイに向き合った時、もちろん強烈に拒絶するのだけれど、トゥイに“わかってほしい”とまるで諭すような接し方。ただの17歳の少女だった時とは違う、20歳の母親になったからこその対応に見えて・・・そのあとのタムの登場が、すごく自然につながって見えました。
トゥイを撃ってしまった後の取り乱し方もすごかった。傍らのタムに気づいてやっと正気に戻るキム。
それに、どことなく歌い上げ方が美奈子キムに似ていたような・・・
高音部はどうしてもファルセットが弱まるのが残念だったけれど、以前のエポの時のように、がむしゃらに出そうとして雑な感じになるよりは、ずっとよかったと思います(すみません、生意気で
でもなんでかな~クリスとの間にあんまり“愛”を感じなかったんだな・・・むしろトゥイとの方が・・・


藤岡クリス
最初の「ドリームランド」での倦怠感。虚脱感。タバコをくゆらすその目先には苛立ちさえあって・・・
成り行きでキムと一夜を共にしたあとの♪神よ、何故・・・
・・・熱いっ!!時折叫ぶように歌う藤岡クリス。心の乱れを持て余すように・・・美しい歌声に波風が立つように・・・きゃ~~っ
キムの身の上話は、立ちすくんだまま動けない藤岡クリス。
「暮らそう、二人で」なんだか男の決意を感じる言い方がいいなぁ。
そのあと、ベットの上で戯れるようにキムを抱きながら、「ユニコーン?・・・もちろん」←ここの、たぶんまったく何にもわかってないところが好きです
「婚礼に歌う・・・」とキムに言われて飛び上がって驚く藤岡クリス。

・・・なんていうのか・・・ちょっとニブそうなところが、ある意味、誠実そうなクリスです。
某クリスよりラブラブモードは弱めだけれど、そこがいいかな。(どっちなんだよっ

エレンに過去を話すシーンは苦しみ抜いた想いをぶちまけるようで、つい“そんなに自分を責めないで”と言ってあげたくなります。


岸ジョン
・・・岸さんと藤岡くんが並ぶとなぜか胸が高まる私・・・ハイ、『レミゼ』病は完治しておりません
電話のやり取りにもなぜか弟を心配する兄のような想いを感じてしまいます。
クリスの♪蓮の花~には、今日のお答え・・・「なに言ってんだっ!?・・・だったかな?

2幕でヘリに乗ろうとしないクリスをぶん殴って「砕ける夢、今砕けろ!!」と叫ぶジョンが熱く切ないです。(でもって、GIの姿が男っぽくて似合うんだな~
個人的には、キムを探しにくるバンコクでの、ワイシャツの袖をまくり上げた腕がステキ一見、どこかの会社の課長のような自然な姿も、うふふ。
・・・ああ、岸さんが上司なら、毎晩でも残業しちゃうわ(おい


泉見トゥイ
先日観た時より、さらにヒートアップ!!
怖いのと、迫力があるのと、熱いのと・・・いや~いいな~ゾクゾクするほど!!
3年経って人民委員長として、ホーチミン像の前にふんぞり返って立つ泉見トゥイ。・・・自信に満ち溢れ小さい身体がドドーンと大きく見えて貫禄モンです。
(ああ、ここの泉見くん・・・切り抜いてパネルにして飾っておきたい
エンジニアの手引きで、キムに会いに来たトゥイ。
♪二人のさだめなのだ・・・
これって、よくよく聴くとトゥイの最大の愛の告白・・・
そして、キムが今も想いを寄せるクリスに、一気に燃え上がる嫉妬の炎
愛情と憎悪が入り混じる泉見トゥイ・・・すっごい迫力!!
そして、タムを見せられた時の落胆・・・そこからは本当にキムの言葉通り、大地が回り、運命が回り・・・
カッと目を見開いたまま、キムに心を残したままで死んでいくトゥイ。
(これじゃあ、その後々も亡霊になってでも出てくるはずだよな~、と納得
泉見トゥイ・・・悪夢の中にも現れる強烈な愛憎・・・やっぱり最高ですね



・・・ただし、今回のソワレ・・・
市村エンジニアがいなくなった後だったからか、平日の夜だったからか、天気が悪かったからか・・・残念ながら本当に空席が目立って、舞台前方はまだしも、私たちが観ていた1階後方は拍手もまばらで、すごく温度差を感じてしまい、すごく残念でした。
う~ん、これからまだ2ヶ月あるけど・・・どうなるのかな
そういう、私もたぶん“ベトナムの夏休み”はそろそろ終わりと思っているひとりですが・・・



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2008『宝塚BOYS』 8/24(日)マチネ

2008年08月25日 20時37分22秒 | 舞台
約1年ぶりの『宝塚BOYS』を観てきました。
昨年6月、ル・テアトル銀座で観劇、そして涙した“男たちの宝塚”。
今度はクリエで、そしてメンバーも3人ほどが入れ替わり・・・
その辺のテイストがどう変わるのかしら?と楽しみにしていました。



『宝塚BOYS』 2008.8.24(日) 12:30開演  シアタークリエ


葛山信吾、吉野圭吾、柳家花緑、山内圭哉、猪野 学、
瀬川 亮、森本亮治、初風 諄、山路和弘


終戦をむかえ、それぞれの想いを胸に集まった宝塚男子部。
帰還兵の上原。電気屋の竹内。宝塚歌劇団のオケ・メンバーだった太田川。旅芸人の息子・長谷川。闇市の愚連隊・山田。ダンサーの星野。
そしてあとから入ってくる新人・竹田。
男子部を任された池田。
男子部の寮のまかないの世話をしてくれる君原のおばちゃん。

いつの日か大劇場の舞台に立つことを夢見て、彼らのレッスンは続く・・・
だが・・・


花緑さん
折り目正しさは一番。リーダーになったが、リーダーとして悩むところは本当に真面目さが出ていて、あの深々なお辞儀を見てると“いい人よね~”
・・・みんな思いは一緒なんだけど、なんだか一番応援したくなる。


葛山さん
また一段とお歌が上手くなった?張りがあってきれいな声。
つらい時、苦しい時の歌の歌いだしはいつも葛山さん。なんかこれも・・・誠実そうなイメージと重なってよかった。
合同公演用の台本リハーサルの女性役、あの女性座りと手のしぐさが・・・すごく美しくて・・・きちんと衣装を着てメイクしたら、かなりイケるんじゃないかと。
ラストで池田さんに掴み掛かる必死さに


猪野さん
前回よりは、あの男らしい白フン姿(!?)に見慣れました(笑)
あとから入ってくる竹田を“みきちゃん”と呼ぶ声が優しくて・・・昨年の方がツッパリ感が強かったかなぁ。星野さんとの対立も今回は少し緩めな気が。
お兄さんのことを語る時の震えそうな弱々しい声、それを打ち消すように“帰り船”を歌いだすその強がりが、キュート。


山内さん
以前観た『噂の男』の時“いや~美形だ”と思ったのです。
大阪弁で話してはいるものの・・・あんまり関西っぽい感じがしなかったのはなんでだろ。
いい体格をされているので、咳き込んでもあんまり病人っぽく感じなかった。
・・・たぶんおきれい過ぎるからかな。(三宅さんがあまりに印象強すぎたのか?)
またまた疑問。山内さんって髪のないほうが素ですか?それともこっちがヅラですか?


瀬川さん
すみません。この方とあとから登場する森本さん、あまりに背格好が似ていて、時々区別がつきませんでした。よく見ると顔かたちがちがってるんですけど・・・
恋文事件の顛末で失恋、あのシーンは面白かった。
「夢が見たい、きれいな夢が・・・」あのセリフはなんだか哀しくて。


森本さん
かわゆい!幼い!あどけない!・・・少年のようでしたね。
かばってあげたくなるような、そんな感じでした。
なにかというと“自信満々”とからかわれてましたが、本当にイケメンでした。


吉野さん
えええ~~っ!?今回は“妖怪”ですか?
すっごくいい人、という役ではありません。男子部の中で唯一“プロ”だからこそ、自分にも他人にも厳しい・・・それがどことなくイヤミに感じられて。
それでも実は心熱くさりげないやさしさも見せてくれます。
あのしなやかなダンスは、本当にホレボレ~
ラストのレビューシーンは、やっぱり吉野さんを目で追い続けてしまいました
華やかでカッコよくて・・・本物の宝塚は見たことがないけれど、クリエの舞台は吉野さんの長い手足には狭いような気がして・・・本当の大階段で踊る吉野さんを想像してしまいました。


初風さん
割烹着姿のお母さん風のやさしい姿もいいです。
台本の稽古のマリー役、開いて座っていたひざをす~っと閉じたところから美しい乙女・マリーへ変身。
それぞれのBOYSたちと踊る指先までもが、もう乙女そのもの!!
ラストのドレス姿で歌う♪春~スミレ~は、お優しい声がさすがに素敵ですね。


山路さん
男子部の存続、成功にかけた情熱は一段と熱くなったような。
恋文事件のことをわびにくる池田さん「・・・許して・・・やろうよ」がかわいい。
解散を告げたあと「俺だって・・・まだまだ。・・・夢の途中だ」
そして、夢のレビュー前、大階段前に佇む池田さん(これは新バージョン?)
・・・これって、池田さんの夢でもあったんだよね。


また今回も、笑って、そして泣きました。
彼らの必死さが、純粋さが、心に響きました。
孤立感、不安感、明日をどう生きたらいいのかわからない焦燥感。

ところどころで鳴り響く空襲のサイレン。
「これじゃ、戦争中と同じだ!」
そして、告げられる“宝塚男子部解散”
「・・・二度目の終戦記念日だ」

彼らの夢・・・その夢がたどり着けない女の園・宝塚。
負けたわけじゃない・・・夢には叶うものと叶わぬものがある・・・
懸命に生きた彼らを涙しながら見つめていました。

ラストの幻想の夢の舞台、あの大階段にビシッとキメた彼らの晴れ姿。
掛け声も雄雄しく、そして甘く美しい憧れを込めた♪すみれの花~の歌声。
そのカッコいいタキシード姿、白のシャツ姿、華々しい羽飾り&シャンシャンのきらめき・・・うれしくて、哀しくて、切なくて・・・


それでも男らしく、最後には笑顔で別れていくBOYSたち。
本当に、本当に、本当に、いい舞台でした。



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「君だけだ」

2008年08月22日 19時48分40秒 | 井上くんらぶ
“みんなちがって、みんないい”・・・ダブルorトリプルorクワトロ・キャストの醍醐味です。
・・・舞台は生モノ。
人が代われば、味も変わるし、相手が代われば、もっと変わる。
まだ、全部のキャストを観たわけではありません。(つうか、全部観ようなんて思ってませんが←目いっぱい嘘っぽいけど、本当です
舞台『ミス・サイゴン』・・・その中のクリスに限って言えば、9月から再登場の照井クリスを除いて3人のクリスに会えました。

最初に観た藤岡クリス。
男らしくて、誠実な印象でした。キムを本当にどこまでもかばってくれそうで、キムが“ああ、この人にならついていきたい”と思わせるような。
運命に引き裂かれた二人がとにかく哀しくて・・・

2番目・原田クリス。
ご本人がトークショーで言ってたように、若々しく純粋で繊細なクリスに見えました。結婚したエレンとの恋が実りあるオトナの恋なら、ベトナムで出会ったキムに見たのは、まるで少年のような一途な恋。


そして、第3の男(?)井上クリス。
4年前に観た時は、はっきりいってイマイチまだ演技に深さを感じられなくて・・・でも、再演クリスの貫禄なのか、成長なのか・・・
キムに恋するラブラブ・クリス=傷つき、エレンの優しさにすがる弱りきったクリス、その両方のクリスに一番感情移入してしまったのは・・・なんと!!この井上クリスでした。(要するに

好みの問題か?なんなのか?
それぞれにどのクリスも素晴らしい美声で、愛だって溢れているのに。
同じ衣装で、同じセリフを歌っているはずなのに・・・

私の中で、井上クリスの一番のキーワードは

「君だけだ」

1幕。クリスは一夜を共にしたキムに「二人で暮らそう」と言ったあと(かなり自分だけ盛り上がって)“自分がエンジニアには話をつけるから”と説明して、キムに最後に言うのです「君だけだ」。(さりげなく、爽やかに、しかも情熱込めて言うところが憎い
そして、2幕。先にキムに会ってしまったエレンに「どちらを取るの?彼女?私?」と問い詰められて、過去を話し出すクリスが、苦悩の日々を語り、最後にエレンにダメ押し(?)するように、“それでも妻は君だ!!”と「今は人生 君だけ」。(しかも、この時の歌い方が・・・哀願するような感じなのがツボ

・・・あああ~なんでだろう。
他のクリスだって、み~んなそう言ってるはずなのに・・・
井上くんの、この「君だけだ」がめちゃくちゃ印象に残っちゃって・・・
なんてこった・・・やられちまったよ

女の子に愛を語らせたら、やっぱり最強だわ・・・井上くん
これって、井上くんだけで観たらこんなふうには感じなかったのかしら?


・・・さて、予定では、私の最後のクリス・照井クリス
予想は・・・その歌声からして、真面目で誠実で穏やかなクリス(?)
ちょっと、イメージ的に禅さんクリスを彷彿させます(禅さんはクリスは演ってませんが)
・・・楽しみだ~(←って、やっぱり全員観たいんです。あははは



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ドラマ 『ちりとてちん外伝』 ~まいご3兄弟~リベンジ!!

2008年08月21日 12時22分58秒 | ドラマ
先日、見過ごした『ちりとてちん外伝』~まいご3兄弟~
やっと、見ることができました!!
・・・いやいや、なんだかおなつかしい。

草原兄さん、小草若ちゃん、そして四草。(草々さんは、なんだか落ち着いてるなぁ←あ、その後の設定だからいいのか
いつも通りのあの掛け合いが楽しくて、それぞれの性格がよく出ていて、
なんだかあっという間の43分。
たった一夜のお話なんですが・・・なんだかホロリと・・・
四草!!・・・いい男だっ!!
・・・いや、見た目だけのことじゃなく・・・どんなにひねくれた風に見せても、本当はナイーブ。寂しがりやで、素直じゃないけど・・・でも、惹きつけられますね~
もちろん、なにがあってもどーーん、と受け止めてくれる心の広い草原兄さんや、
ちょっと意固地だけれど明るくて涙もろい小草若ちゃんと、3人だからこそ・・・織り成すものがステキなんですが・・・

さてさて、今回の最大の謎?は果たして、あの父と子の再会は本物?それとも嘘?というところでしょうが・・・

嘘のようでもあり、本当のようでもあり・・・
たまたま一夜の宿を借りた家に、生き別れた実の父親がいた・・・なんてちょっとありえないよな~(でも、そこはドラマだし)
四草の身の上話はちょっと出来過ぎていて、元々のあの性格と今までの言動から考えると、どーにも嘘くさい。

う~~ん。

最終的には
四草も「嘘なんです」
萬さんも「嘘や」

で、「嘘」ということで終わっちゃうんですが・・・


四草の身の上話は本人が言ってる通り“テキトーに本当のことを混ぜて”作った話も入ってると思うけど・・・
萬さんは萬さんで、自分が事業に失敗して家庭も店も愛人親子も捨てて、今にたどり着いたことを話して詫びてるし・・・(こっちは冗談で言ってるようには思えない)

四草が言う“もう一人の忍くん”が存在するかどうかは別として、
あの夜、いつになく素直に、自分の孤独の寂しさを語った四草。
あの涙を溜めた迫真の演技には・・・「嘘」はなかった、と。(ちょっとやられますよね)
そして、その孤独を受け止め「忍、」と四草くんに語りかけ「お前の誕生を祝ってくれる人に囲まれて暮らしているんだな」とまるで本当の父のように安堵する萬さん。
・・・実は、この場面を見ながら、突然に思い出したのは本編『ちりとてちん』のそれぞれのラストで、思いがけず昔の女から押し付けられた男の子を、すんなりとひきとって自分で育てていく四草・・・
あれって“守るべきもの”がほしかったんだ・・・
それがあの男の子だったのね、となんだかつながっちゃって・・・

一夜明けて、自分の誕生日のお祝いを計画してくれていたみんなに謝りに「まずは寝床へ」とガソリンを補給した車に乗り込む四草、草原兄さん。
置いてきぼりにした小草若ちゃんに向かって
「狐に化かされて朽ち果ててしまえ!」
・・・この時の満面の微笑み!!(こんな晴れやかな笑顔ははじめて見た


なんだかな~最後は嘘でも本当でも“どっちでもええがな~”という気持ちになりました。


とはいえ・・・「その前に延陽伯に・・・」という四草。
え~っ!?やっぱりもう一人の忍くんは、本当にいたの
それから・・・萬さん「おまえとナミエには・・・」
お母さんの名前なんて四草の話の中に出てきたっけ


う~~~~ん、やっぱりわからん



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ああ、あの方が帰って来る・・・

2008年08月19日 21時18分43秒 | 舞台
ベトナムの舞台の興奮が醒めやらない日々ですが・・・
・・・あちこちから、うれしいささやきが聞こえて来ました。
私の永遠の貴公子、永遠のラウル=石丸さんが、やっとのことで舞台復帰です!!

語りと音楽のための舞台劇『イノック・アーデン』(詳細は、こちらから)


2006年11月、自由劇場での『壁抜け男』千秋楽。
そして、12月の『鹿鳴館』。

・・・あの時以来、あのお優しい笑顔と美しい歌声を、一度も見ることなく、聴くこともかなわず・・・
本当に、本当に、お会いできる日を待ち望んでいました。
ああ、うれしいっ

私の来年の最初の予定は決定です。(・・・って、チケット取れるんだろうか



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