秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

中川晃教 LIVE 2022 in YOKOHAMA

2022年02月22日 00時06分03秒 | こっち向いてアッキー
20周年のライブから半年ぶりに行ってきました。
だって・・・2020年春にオープンしたBillboard横浜!!
なんとなくSTBに雰囲気が似てる。オーダーは、アッキーオススメの真っ赤な"アモーレ”(もちろん、ノンアルで)

「中川晃教 LIVE 2022 in YOKOHAMA」 2022.2.20(日) 16:30開演 Billboard横浜

中川晃教  園田涼(ピアノ) 森田晃平(ベース) 山内陽一郎(ドラム)


ピアノとベースとドラム。ジャズの定番トリオですね。(大昔、20代の頃、大人を気取って、銀座の「サテンドール」でよく聴いたなあ)
ああ、本当に生音がいいな。ジャジーなオトナな雰囲気も心地いい。
「Fly me to the Moon」とかもう最高!
それに、聴き慣れた、アッキーが10代の頃に作ったオリジナルの「I NEVER SAY AFTER ALL」や「愛したあなた」までもが、すっごいオトナな曲に聴こえる。園田さんのジャズアレンジ、すごいよ。
そして、なんと言ってもやっぱりアッキーの歌はすごい。
様々なジャンルをどれも自分のもののように歌いこなしていく。より自由に。
「恋のGPS」みたいな振り付きのもあったりして(個人的には若干、苦手だけど)楽しかった。
そして、スゲー!!と思ったのは、アンコールの「チャイナガール」
今までにも何度も聴いてるけど、このアレンジって・・・いや、もう、園田さんの偉大さに脱帽。
本当に耳が幸せなライブでした。


「セットリスト」
1. Innocent eyes
2. Fly me to the Moon
3. I NEVER SAY AFTER ALL
4. What The World Needs Now Is Love
5. 愛したあなた
6. 恋のGPS
7. Waving Through a Window (ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」より)
8. Cinema Italiano (映画「NINE」より)
9. Boogie Wonderland (映画「ハッピー・フィート」より)
10. 止まらない1秒
〈アンコール〉
チャイナガール


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中川晃教 20th ANNIVERSARY CONCERT @シアタークリエ 8/8(日) マチネ

2021年08月10日 02時13分33秒 | こっち向いてアッキー
私自身もかなり悩みましたが・・・それ以上に娘その2は私のことを心配して、
「楽しみにしていたんだろうし、行きたい気持ちはわかるよ。でも・・・」(うんうん、わかってくれる?
「どうしても行くなら・・・人が多いなと思ったらなるべく息を止めて!」(いや、それはできるかどうか
「うーーーん。仕方がない。あとは・・・直行直帰なら許可する」(はぁ、そうですよね・・・
と、やっとのことでお許しをいただいて、大雨の中を行ってきました。


「中川晃教 20th ANNIVERSARY CONCERT @シアタークリエ」 2021.8.8(日) 12:00開演 シアタークリエ


2001年8月1日。アッキーがデビューしてから20年経ちました。
私はデビュー当時からのファンではないけれど、それでもいくつかのアッキーのミュージカルを観てきて、その歌声に演技に心を奪われたひとりです。
そんなデビューから20周年を迎えたアッキーが2日間、クリエで開くアニバーサリーコンサート。
舞台の上には生バンド。コーラスには3人の男性(大音智海、石川新、山野靖博)うわわ~~まさかの、みんなJBキャスト!!
懐かしい曲のオーヴァチュアから始まり、中央から颯爽と登場したアッキーはシルバーのラメ入りのジャケットに赤のラメ入りネクタイ。
アッキーが今まで出演したミュージカルの中から、東宝の作品限定の曲構成で、
なんと一曲目は、ノリノリの「並の男じゃない」!!もちろん『M!』はアッキーのミュージカルデビュー作だから、何曲かは歌ってくれると思っていたけど、まさかこれが一発目に来るとは
普段はあんまり聴かないからすごく新鮮で、なんとなくサプライズのようなうれしさが
次は『SHIROH』から「人のツバサ」いつもは(?)アッキーの一人芝居ヴァージョンだけど、こうやってコーラスの3人がセリフ担当をしてるのもよかった(大音さんのお密さんうまい!!)あのアッキーシローの登場場面が脳内でよみがえる。
その後も『アンパレ』や『ビューティフル』や『ソング・ライターズ』や『ファースト・デート』からと、懐かしい曲が続き、その度に様々な表情を見せるアッキー。
・・・すごいよなぁ。一曲歌う度にその役がスッと降りてくるよう。そしてその迫力!!
ミュージカル曲って、目の前にその相手や風景が見えてくるのがいいのだけれど、アッキーの場合はその圧倒的な歌声で、一気に劇的な空間へ連れて行かれる感じがする。
どれも素晴らしかった。中でもうれしかったのは「風を結んで」。すごく好きだったから、また聴けるなんて
『フランケンシュタイン』の「偉大な生命創造の歴史が始まる」・・・すっごい迫力。もうね、アッキーでしか歌えないスゴ曲だよ。

そして、回ごとにスペシャル・ゲストが来るらしい(?)
この回はちーちゃん(大塚千弘)がゲスト。
10周年にも呼ばれた、というちーちゃんは〝10年ごとに呼ばれる女”(笑)
「35歳になりました」というちーちゃんは、きれいなお姉さんになっていて(最近出産してお母さんになったそうです)
初めての出会いはちーちゃんが15歳、アッキーが18歳、の小池さんのワークショップだったそうで、その後『SHIROH』、『M!』(中日劇場・博多座)で共演。
というわけで、絶対聴けると期待していた「愛していれば分かり合える」舞台は観ていないけれど、なんだかかわいい二人だったんだろうなぁ、と想像できる初々しい感じのデュエットで微笑ましかった。もう一曲はアッキーのリクエストで、『SHIROH』から「我らの御霊をはらいそに」アッキーはお福さん、キリシタンたちのコーラスは男性三人、ちーちゃんはもちろんリオで(あの公演以来だというから、16年ぶり?)ああ、心の震えが止まらないやっぱり『SHIROH』は最強だな・・・

そして、ラストは『ジャージーボーイズ』をメドレーで!!
3人が舞台の最前列(?)に並び、同じ色のジャケットに着替えたアッキーが加わり、あの見慣れたフォーメーションで、「C'mon Marianne」「Walk Like A Man」「Sherry」「Big Girl Don't Cry」「Who Loves You」
いやーーーー、アガる!!!
なんか胸に熱い想いがこみあげてきて、どんだけ『JB』が好きだったかを思い知った。
3人のコーラスもすごくよかったけど、やっぱりアッキーのフランキーパートは別格。本当にあの歌声は稀少にして神がかってる。
最後は「Can't Take My Eyes Off Of You」はミラーボールが輝き、アッキーの歌声もまるで宝石のようにキラキラとにかく、感動。

興奮の冷めやらない状態でのアンコールは
オシャレに『君はいい人・チャーリーブラウン』から「サパータイム」
ノリノリで可愛かったなぁ。あの伸びやかさ。あのパワー。あの茶目っ気。
アッキーの歌声は本当に自由だ。そして魅力的だ。
ミュージカルに出会ってくれて、そして、20年、続けてきてくれてありがとう。


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『SCORE!!』~Musical High School~ 7/25(日)ソワレ

2021年07月26日 23時44分11秒 | こっち向いてアッキー
FCからチケットのご案内が来た時は、こんな状況は考えていませんでした。
昨年なら、たぶん中止だったろうなぁ・・・

とにかく、できうる限りの対策をして、観てきました。

『SCORE!!』~Musical High School~ 2021.7.25(日) 17:00開演 明治座

出演:中川晃教 坂元健児 石川由依 上口耕平 おばたのお兄さん 佐藤友祐 徳永ゆうき 夢咲ねね 東京力車(石橋拓也 渡邉善央 白上一成 田井裕一)
【バンド】
Pf. 園田涼
Pf. 吹野クワガタ/Syn. 森谷優里/Bass. 森田晃平/Drums. 坂本暁良/Gt. 北島優一

どんな舞台(コンサート?)かというと・・・
中川晃教が名曲と共に紐解く、華麗なるミュージカルの世界。
アメリカン・ハイスクールの先生役に扮した中川晃教が名曲の数々を解説しながら、個性豊かな生徒達と一緒に“音楽の素晴らしさ”を紐解きます。
中川先生を支える特別講師役には、その圧倒的な歌唱力で数々の舞台に立つ実力派・坂元健児。生徒役に「進撃の巨人」をはじめ、ヒットアニメの声優として人気を集める石川由依。話題作への出演が続くミュージカル界の新鋭・上口耕平。芸人だけではなく、俳優としても精力的に舞台経験を重ねるおばたのお兄さん。ダンス&ヴォーカルグループ「lol-エルオーエル-」のメンバーとしても活動する佐藤友祐。伸びやかなこぶしで魅了する演歌界のホープ・徳永ゆうき。グランドミュージカルでの澄んだ歌声が胸を打つ元宝塚娘役トップの夢咲ねね。さらに、浅草で人力車を引く現役俥夫によるユニット・東京力車が出演。ミュージカル界はもちろん、アニメ、お笑い、演歌界まで、幅広いジャンルの第一線で活躍する多彩な面々が舞台を盛り立てます。
公演は2部構成。第1部は、アメリカン・ハイスクールで“音楽の素晴らしさ”を先生役の中川が熱血授業。特別講師や生徒役に扮した共演者達と共に、誰もが一度は聞いたことのあるミュージカルの代表曲から隠れた名曲、さらには演歌やポップス、アニメソングまで、幅広いジャンルの音楽を披露します。第2部では、中川自身や共演者達のヒット曲をはじめ、ミュージカル・ナンバーの数々をたっぷりと歌い上げます。(公式サイトより)


なかなか変わったスタイルの舞台でした。
うーーーーん。TVのバラエティー番組によくあるような?
役を演じるわけではないし、アッキーはアッキー先生だし、みんなそのまんまの名前で生徒になってるわけだし。お笑い要素もふんだんに盛り込まれていて。
そして歌うのもパフォーマンスもそれぞれの個性に合わせた選出で、もちろん台本はあるのだろうけれど、これってアドリブ?無茶ぶり?と思うところもいくつかあって、奇想天外。
ただ、演じているみなさんがとっても楽しそうだったのが印象的でした。

上口くん
最後に観たのはたしか石丸さんの『スカピン』だったよ。いや~制服姿、まだまだイケる!そしてやっぱりイケメンだった。
『シスター・アクト』では濃~~いスペイン男だったけど、カズさんエディの「I Could Be That Guy」を歌ってた。ダンスはもちろん!MJ。

石川さん
声優さん独特のキャラ声がかわいい。お歌も上手。最近の声優さんって、ホントに多才だよなぁ。

徳永ゆうき
TVで見ていた人だぁ。やっぱり面白い人だわ。
TVのカラオケ番組で歌っているのを聴いた時、きれいな声だなぁと感動した。その生「lemon」を聴けるなんて

ねねちゃん
まさかの、ねねちゃんにアッキーと同じ舞台で会えるとは。あいかわらず細くて可愛い。ぜんぜんJKでイケるんですけど。
『スカピン』のマルグリットが歌う「あなたを見つめると」。久々に聴いたなぁ。あすかさんだとどこかしら神々しい感じだけど、ねねちゃんだとやっぱり娘役さんだなぁと思う。

おばたのおにいさん&佐藤くん&東京力車
TVでよく見るおばたのお兄さん。日体大卒業だそうで、すごい身体能力。ミュージカル舞台にも出演されたそうで、お歌も上手でした。
佐藤友祐さん。アイドル。
東京力車は浅草で本当に人力車を引いてる方々だそう。
みんな揃っての「香水」「虹」「Love so sweet」ダンスもキマっていて、なかなか華やかでした。

そして、特別講師(?)のサカケン
すっごく久々に聴いたけど、♪心配ないさ~~~~ 初代シンバの貫禄そのまんまのよく通るまっすぐな声。好きだなぁ。年齢を重ねても鍛えられた声帯は若々しいまま。
合間合間で吉本並みのお笑い担当ツッコミ&ボケで笑わせてくれましたが、オペラ座の「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」!!さすがの四季出身、聴きごたえがありました。(本当にファントム観てみたくなった)

アッキーは『ジーザス・クライスト・スーパースター』から「スーパースター」を歌ってくれて、1部のラストは客席も一緒に振り付きで「ドレミの歌」。


2部はコンサート。
それぞれに特性を活かした曲を。みなさんドレスアップして、美しい!!
「ウエストサイド」「キャッツ」「アナ雪」「レミゼ」「ミスサ」「RENT」に「アニー」に「The Greatest Showman」・・・
最後はアッキーの、園田さんアレンジの「私のお気に入り」この曲大好き

こういうライトなテイストの舞台(コンサート?)も肩がこらなくて楽しいもんだわね。


セットリスト
【第一部】
SCORE!!(オリジナル)
I Could Be That Guy(シスター・アクト)
君を乗せて(天空の城ラピュタ)
lemon
あなたを見つめると(スカーレット・ピンパーネル』)
香水

Love so sweet
ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人)
スーパースター(ジーザス・クライスト・スーパースター)
ドレミの歌(サウンド・オブ・ミュージック)

【第二部】
魅惑の宵(南太平洋)
クール(ウエスト・サイド・ストーリー)
トゥナイト(ウエスト・サイド・ストーリー)
メモリー(キャッツ)
レット・イット・ゴー(アナと雪の女王)
星よ(レ・ミゼラブル)
いのちをあげよう(ミス・サイゴン)
Seasons of Love(Rent)
トゥモロー(アニー)
This is Me(The Greatest Showman)
私のお気に入り(サウンド・オブ・ミュージック)
SCORE!!


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中川晃教コンサート2021~Happiness Around the World~

2021年06月29日 20時51分12秒 | こっち向いてアッキー
横須賀へ行くのも、アッキーのコンサートもちょうど2年ぶりでした。


中川晃教コンサート2021 ~Happiness Around the World~ 2021.6.27(日) 14:00開演 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

園田涼(Pf.) 細谷公三香(Vc.) 稲本渡(Cl.)

久々にアッキーの生歌を聴いてきました。
ああ、やっぱりいいなぁ。
のびやかで、力強くて、優しくて、心地よい。
園田さんのピアノとの相性もいいし、チェロとクラリネットの音ともすごくなじんで、落ち着く歌声を堪能しました。
(よくよく考えたら、これってなんと、私が最後に聴いたメンバーそのまま!!)

映画は見ていないけど、『アバター』の「I see you」素敵な曲だった。もう一度聴きたい。
園田さんアレンジの「チャイナガール」・・・すごい複雑。このアレンジでも歌えるアッキーってやっぱりすごい。後に続く「Catch Fire」も。
ずっと聴いてきた曲も、こんなに新しい感じになるんだと思ったら、音楽って限界はないんだなぁ、と。
アッキーは、あいかわらずのアッキーで(?)ちょっと安心した。
やっぱり、生で聴くライブはいいなぁ。

終演後、アッキー友たちに会えました。なんと1年5カ月ぶりでした・・・


【セットリスト】
1.JUST THE TWO OF US
2.HAPPY DAY
3.イッツ マジカル
4.I see you(映画「アバター」より)
5.A million dreams(映画「グレイテスト・ショーマン」より)
6.チャイナガール
7.Catch Fire
8.What more can I give
9.INNOCENT EYES
11. Happy tears
12. Family
【アンコール】
涙をこえて
SMILE
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『怪人と探偵』 9/19(木) マチネ

2019年09月23日 23時39分15秒 | こっち向いてアッキー
考えればKAATは、すごく近いのに、すごーーーーく久々でした。(初演の『HEADS UP』以来


『怪人と探偵』 2019.9.19(木) 14:00開演 KAAT神奈川芸術劇場

怪人二十面相/安住竜太郎 中川晃教
明智小五郎 加藤和樹
北小路リリカ/田口慶子 大原櫻子
小林芳雄 水田航生
花崎マユミ フランク莉奈
北小路邦麿 今拓哉
邦麿の妻 樹里咲穂
松吉/楢崎平吉 有川マコト
灰色の服を着た巨漢/森田守 山岸門人
羽柴壮二 中山義紘
大野敏夫 石賀和輝
ねこ夫人/浪江はな 高橋由美子
中村警部 六角精児


昭和34年(1959年)東京麻布。
元子爵北小路家の令嬢・リリカと安住財閥御曹司・竜太郎の婚約発表の日、北小路家の大広間では、華やかな仮面舞踏会が催されていた。パーティの最中、不思議なことに、誰も気づかぬうち、大広間の柱時計には怪人二十面相の犯行予告状が貼り付けられる。『3日後10時北小路家の家宝「パンドーラの翼」を頂戴する』
指定の日時、二十面相の犯行を阻止するために、探偵・明智小五郎が北小路邸を訪れる。明智を一目見た北小路家の令嬢のリリカは明らかにショックを受ける。
明智も動揺を抑えている。実はリリカには暗い過去があり、明智とリリカには深いつながりがあったのだ。
10時を告げる鐘の音と共に、予告通り怪人二十面相が現れ、「パンドーラの翼」は爆発、明智は負傷し、二十面相がリリカを連れ去ってしまう…。 (あらすじは公式HPより)


冒頭の美術館の犯行予告、警官と明智探偵事務所のメンバーみんなのダンスがキレキレで、カッコいい。
美形な小林青年(少年じゃないのね)は水田くん。まあーきれいなお顔。
スレンダーな美人のおねいさんは、実は明智先生が大好きで、ちょっと変態かもしれないヤバい人(?)・・・フランク莉奈ちゃん、『星めぐり』以来。
あれ?どこかで見た人だと思えば、警部は六角さん。なかなか器用に踊っていらっしゃいました

まさかの3列目(実は2列目!?)のおかげで、舞台が近い!近い!!
スカパラの音楽が小気味よく、昭和感が懐かしい。席が席だけに、お歌はどっちかというと生声で聴いてる感じでした。(ある意味、耳福
セットがなかなか面白い。北小路家の広間の階段シーンはまさかのマスカレード!?なんか、いろんなミュージカルシーンがちょっとずつ甦る感じ

怪人二十面相、といえば中学生の頃、ラジオドラマで聴いてて、すごーーーーーく怖かったけど,、毎回ドキドキしながらハマってたなぁ・・・というのがイメージです。謎の多い人物で、しかも孤高なイメージ。
が・・・なんやらこの舞台では、身体能力の凄い手下がいろいろいて、二十面相は〝ボス”と呼ばれている(まさかの、チーム二十面相!?)
あれれ?その中に由美子姉さん?(きゃー!!ナンネールだぁ!!)みんなが揃うとそのビジュアルのせいか、私にはなぜか、♪俺は~怪物くんだ~怪物ランドの王子だぞ~~という歌が脳裏に流れてきて・・・・・・そしてアッキーの髭顔は、なんか笑っちゃうんですけど・・・
いつ練習したんだろう?マントさばきがなかなかお上手だった
竜太郎仕様の時はなんとなく可愛らしく、その反動か、二十面相の時は凄味のある声使いで、ちょっとサリエリっぽかった

明智小五郎は、和樹マン。スーツ姿がすごくカッコいい!!脚が長くてスマートでどことなく色気があって(?)
どれくらいカッコいいかというと、まるで宝塚のトップさんのよう(これ、かなり評価高い
イメージとしては、ワイルド系だけど、こんなに優しい声だった?と思う歌い方で、なんか包容力があってすごくよかった

櫻子ちゃんは、これまた可愛いお声。アッキーとのバランスもよかった。「微笑みの影」は好き。
お嬢様には見えなかったけど、生い立ちにいろいろあるから仕方ないかぁ。
それでも結局、リリカは明智を選ぶ?ラストの謎・・・明智はどこへ?

北小路夫妻は今さん&樹里さん。今さんはやっぱり美声。そして姿勢がすばらしくいい。樹里さんはコミカル。
二人のお歌&ダンスシーンを見ていたら、いつかこの二人で『レミゼ』のテナ夫妻を!!と思ってしまった。

全体的にツッコミどころはかなりあるけど(?)
楽しく観られました。
そして、結構お歌が頭に残る。

・・・個人的には、来年の『ミス・サイゴン』を櫻子ちゃんで観てもいいかな、とか(←そこ?





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『ジャージー・ボーイズ』 再々演決定!!

2019年09月11日 20時22分31秒 | こっち向いてアッキー
『ジャージー・ボーイズ』2020年夏、再々演ですっ!!
しかも・・・クリエじゃなく、帝劇で!?

すっごーい。
う~~ん。でも・・・帝劇ってどうなんだろ。
(クリエで見慣れた『レベッカ』を帝劇で観た時のことを思い出す、私
ライブシーンは、たとえ2階のB席の後ろまでだってちゃんと届くと思うけど・・・細かい演技シーンはなぁ・・・

そして、今のところ、アッキーの名前しか上がっていないけど・・・新生ジャージーボーイズは、果たして???





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中川晃教コンサート2019~New Wind with the Trio in Early Summer~

2019年06月19日 22時33分54秒 | こっち向いてアッキー
地元・横浜のコンサートを選ばずに、あえて横須賀に行って来ました。
(実は、こっちの方が断然、家から近い


中川晃教コンサート2019~New Wind with the Trio in Early Summer~ 2019.6.16(日) 14:00開演 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット

園田涼(Pf.) 細谷公三香(Vc.) 稲本渡(Cl.)


大ホールしか行ったことがなかったので、こんなにこじんまりしたホールがあるなんて知りませんでした。
舞台が広くて、そして近い。

最初の「Your Song」(しかもアッキーの弾き語り!)から、つかまれました!!
だって、私的にはこの曲大好きで、しかも名曲じゃない?
いつかアッキーに歌ってほしい曲のひとつでした。
その後も「Smile」とか歌ってくれたけど、これもよかったなぁ。
アッキーの優しい歌声には癒される。もちろん激しいのも迫力があっていいけれど、たぶん私が今、癒されたい気分だったんでしょうね。
アッキーのオリジナル曲は、昔のものはよく聴き込んでいるせいか、すっと入ってくるのだけど、新しいものはどうも実験的というか・・・音源化されてないものは、自分の中でおぼえられない・・・やっぱりこれって、歳のせいなのかしら・・・

サポートメンバーがぐっと若い人たちになってるのも、なんかアッキーのキャリアを感じたなぁ。
ピアノとチェロに加えて、クラリネットっていうのがなんかすごく新鮮で、深みがあってよかった。

アッキーはやっぱり音楽の神様に愛されている、そんな気がしました。
なんだかすごくあっという間に終わってしまった印象。

アンコールは、「I WILL GET YOUR KISS」と「見上げてごらん夜の星を」
マイクを置いて、アカペラで歌いだした時、ドキドキした。
そっと寄り添うように入ってくるチェロが素敵だった。
ああ、しばらくはいい夢が見られそう・・・




〈セットリスト〉
1. YOUR SONG(作曲:エルトン・ジョン)
2. Can't Take My Eyes Off of You(ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」より)
3. 旅人(チャイコフスキー作曲「くるみ割人形」から)
4. 終わりのない愛(チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」から)
5. ボヘミアン・ラプソディ(作詞作曲:フレディ・マーキュリー)
6. Smile(作曲:チャーリー・チャップリン)
7. SAVE OUR SOULS
8. 相対性理論
9. 砂のロープ
10. マタドール
11. 止まらない一秒
12. 粒子
13. Family

En. I WILL GET YOUR KISS
En.2 見上げてごらん夜の星を(いずみたく作曲、永六輔作詞)

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「ミュージカル・ガラ・コンサート」 3/21(木)

2019年03月24日 16時25分53秒 | こっち向いてアッキー
この手のコンサートは最近すごく増えてきていて・・・でも、私は諸般の事情(?)から、極力避けてきたのでした。
でも・・・なぜ、「行こうかな」と決めたかというと、ズバリ!!

このメンツ!!
メインは、アッキー、藤岡くん、万里生くん。
そして、後のお二人は存じ上げなかったけれど、実際に聴いてみたら、もう最高に素晴らしい!!
と、いうわけで・・・


カレッツかわさき×神奈川フィルハーモニー管弦楽団「ミュージカル・ガラ・コンサート」 2019.3.21(木)16:00開演 カレッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホール

出演   中川晃教、田代万里生、藤岡正明、笛田博昭、宮本益光
指揮   阿部未来
管弦楽  神奈川フィルハーモニー管弦楽団
コーラス 昭和音楽大学ミュージカルコース

広くきれいな舞台にはフルオーケストラ。
オープニングはモーツァルトの交響曲25番。(神奈川フィルのあいさつ代り?)
今日の席は、2階の1列目だったのだけど、会場いっぱいに響き渡るその音を聴いた瞬間に〝なんかいいかも”と思った。
そして、ほどなくして、あの聴きなれた『M!』のピアノ前奏が始まり、アッキーが登場。
「僕こそ音楽」私の頭の中にはいつかの帝劇の、あの舞台の情景が甦ってきて・・・そこにはすぐそばに小さなアマデを見ながら歌う、若々しいヴォルフの姿が見えてくる。
次は、万里生くん。観ていないけれどすぐに〝フェルゼンだぁ!”とわかりました。なんて真面目できれいな声。
3番目は、藤岡くん。日焼けした顔に真っ白な靴が目立つ(そこ?)
お歌は、英語で「マリア」
ああ、上手いなぁ。なんて素晴らしい声。
その後は、オペラ歌手の笛田さん。体格も堂々としていて・・・なんと、生声で!!ノーマイクでもオケに負けてないのはさすが!!
アッキーと藤岡くんで『グレイテスト・ショーマン』から二人で。いつか『GB』で一緒に歌ってたけど・・・やっぱり贅沢なデュオだわ~
聴きなれた前奏が流れ、万里生くんが「夢やぶれて」・・・男性の声で聴くファンティーヌは、なんだか新鮮。
そして、やっとお歌で登場の宮本さんは「スターズ」を。
力強く雄々しいジャベールでした。役にピッタリのお声。感情もしっかり入っていて、演技派だなぁと思った。

そもそもが宮本さんの後輩である万里生くんに話がきて、万里生くんがアッキーと藤岡くんを引き込んだらしい。
宮本さんと笛田さんから見ると、ミュージカル歌手というのはすごくびっくりな存在らしく、「いえいえ、とはいってもいろいろなタイプがいますから」と3人を分類。アッキーは「自由人担当です。・・・天才的な役が多いかな」と。万里生くんは「貴族担当だよね」と藤岡くんにツッコまれ、当の藤岡くんは「俺は、労働者担当だから」(笑)
・・・たしかに、三者三様で面白いよね。
逆に、「お二人は?」と聞かれた宮本さんは「僕は、殺し屋とか」笛田さんは「王子役が多いです」(ここでちょっと笑いが・・・)よく分からないけど、バリトンとテノールだとおおよそそうなるのか

その後も、アッキーはあの「偉大な生命創造の歴史が始まる」を歌いあげ・・・その迫力といったら!!(この曲って、やっぱりフルオケで聴くとすっごい合ってるし、迫力が増すわぁ)たぶん、初めてアッキーの歌声を聴いた人は、度肝を抜かれた、と思う。
その後に登場した藤岡くんは、昭和音大のお姉さんたちのコーラスを従えて、『グレイテスト・ショーマン』の「ディス・イズ・ミー」を。
これまた、なんともいえない盛り上がり。そして、聴くたびに藤岡くんの歌の上手さに感動してしまう。 
万里生くんは、「サンセット大通り」を。なんとも雰囲気のある曲。キザっぽくて素敵だった(褒めてます)
1部最後の曲の前に、急病人が出るというアクシデントが起こり、藤岡くんとアッキーが指揮の阿部さんを交えて場をつなぐという急なMCがありましたが・・・
ラストは、聴きなれた「君の瞳に恋してる」は、英語と日本語が混ざりあった状態で盛り上がり・・・
もうここまで聴いただけでも120%満足のコンサートでした。

そして、2部は、色とりどりのドレスで踊りながらの昭和音大のお姉さんたちの「Be our guest」から始まり、笛田さんの『蝶々夫人』からのピンカートンのお歌。
そして、あの『ミス・サイゴン』の壮大なオーバーチェアが始まって・・・藤岡くんの「神よ、何故?」
・・・もう、懐かしくて、上手すぎて、気がついたらあの舞台をもう一度観ているような感覚に陥って、胸が苦しくなってきた・・・涙まで出てきたよ・・・
何だろう、この感じ。ミュージカルの曲って、本当に時折、その1曲だけでその世界に連れて行かれてしまうことがある。
アッキーもそうだったけれど、本当にその世界感を一瞬にして再現できちゃう人ってすごい!!
そして、後に続く万里生くんはまさかの猫!!
しっとりと「メモリー」で来る?と思いきや、まさかの!!
「スキンブルシャンクス」って、あの『キャッツ』の中でガラクタ集めて機関車作るシーンの曲だよね?楽しかった~
続く笛田さんは、今度はマイクありのオペラ曲?人の歌声って美しいなぁと、実感しました。
宮本さんは『ジキハイ』の「時は来た」を。包容力があるというか、すごく聴きやすくて安定感のある歌声。

オペラの二人は、普段と違うメンバーとのコンサートにすごく戸惑いと刺激を受けているらしく、二人のトークの中で、「ミュージカルの人たちって、本当によくしゃべるよね」とか「中川さんなんて、アッキーとか呼ばれてるんだって」とか。
「では、僕らも・・・」と、みんなから呼ばれてみたいと・・・「ひーろー」と「まーくん」と呼ばれて照れるお二人が可愛かった


その後、アッキーが「殺しのシンフォニー」を。久々に聴いたなぁ。う~~~ん。ただ、私の個人的な感想としては、これはやっぱり山本くんの歌なんだけどね・・・
意外だったのは、藤岡くんの「泣かないでアルゼンチーナ」私、この『エビータ』の舞台を、もう何十年も前に、四季の初演で観ましたが(ちなみにエビータは久野綾希子さん、チェは市村さん)聴いているうちに、だんだんと藤岡くんが大統領のように見えてきた(笑)そのくらい説得力がある歌声でした。
そして、これまた、本当に久々に聴いた「闇が広がる」万里生ルド&宮本トート!!
すごくバランスが良くて、満足できる「闇広」でした。万里生くんの生ルドルフは、たしか石丸トートの時だったかな。その時も、〝あ、先輩と共演だ”と思ったけど、宮本さんもそうらしい。宮本さんはすごくトートに似合っていてやっぱり、トートってこのくらいオトナの余裕な感じがほしい、と思ってしまった・・・(いえ、誰と比べているわけではありませんが
大ラストは、『オペラ座』から「The Music of the Night」
これは、5人がそれぞれに歌い、歌声はたっぷり堪能したけれど、なにやら変なカップルが出来上がってきて、笑いの渦の中で幕を閉じる、という結果に。

アンコールは、王道の『レミゼ』から「民衆の歌」
本編の舞台でも締めくくりはこの曲で、いつも涙しながら聴く曲です。
たった5人といえども、これほどの歌ウマな方々に歌われると、迫力があって、なかなか味わい深いものがありました。

オーケストラの迫力ある演奏に負けない歌声、けれど本当にバランスが良くて選曲もほぼパーフェクトでした。
男性だけ、というのも良かったなぁ。
とにかく、納得のいく大満足のコンサートでした。




【セットリスト】
第一部
モーツァルト 交響曲第25番 第一楽章
1.  僕こそ音楽(ミュージカル『モーツァルト!』より)
2.  プロローグ、マリー・アントワネット(ミュージカル『マリー・アントワネット』より)
3.  マリア(映画『ウェスト・サイド物語』より)
4.  君こそ我が心のすべて(オペレッタ『微笑の国』より)
5.  The Other Side(映画『グレイテスト・ショーマン』より)
6.  夢やぶれて(ミュージカル『レ・ミゼラブル』より)
7.  スターズ(ミュージカル『レ・ミゼラブル』より)
8.  偉大な生命創造の歴史が始まる(ミュージカル『フランケンシュタイン』より)
9.  This Is Me(映画『グレイテスト・ショーマン』より)
10.  サンセット大通り(ミュージカル『サンセット大通り』より)
11.  君の瞳に恋してる(ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』より)

第二部
1.   ひとりぼっちの晩餐会(ミュージカル『美女と野獣』より)
2.   さらば、愛の家よ(オペラ『蝶々夫人』より)
3.   神よ、何故?(ミュージカル『ミス・サイゴン』より)
4.   スキンブルシャンクス(ミュージカル『キャッツ』より)
5.   Caruso(カンツォーネ)
6.   This is the Moment(ミュージカル『ジキル&ハイド』より)
7.   殺しのシンフォニー(ロックオペラ『モーツァルト』より)
8.   Don't cry for me,Argentina,(ミュージカル『エビータ』より)
9.   闇が広がる(ミュージカル『エリザベート』より)
10.  The Music of the Night(ミュージカル『オペラ座の怪人』より)

アンコール
民衆の歌(ミュージカル『レ・ミゼラブル』より)

コメント (4)
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中川晃教 コンサート 2018 「I Sing ~Wonderful Wonder~」 11/16(金)

2018年11月19日 23時35分41秒 | こっち向いてアッキー


JBの横浜大千秋楽からまだ5日・・・フランキーではなく、アッキーのコンサートです。


中川晃教 コンサート 2018 「I Sing ~Wonderful Wonder~」 2018.11.16(金) 19:00開演 Bunkamura オーチャードホール

Pf&D 園田涼  Bass 酒井太 Drs 江口信夫  Gt 鈴木英俊



オーチャードホール、実は2度目でした。最初はたしか『Frank&Friends』/『MITSUKO』・・・うわっ。もう8年も前だった
あの時は3階席の一番後ろから聴いたんだわーー。(って、実は今日も3階席の限りなく天井とお友達のようなお席なのでした
それでも、アッキーの歌声はちゃんと届いたし、舞台上に描かれる美しい照明が創り出す模様がきれいだった。
久々に聴く、アッキーの歌声。JBの舞台で鍛えられたのか高音は全くブレないし、むしろ今まで以上に伸びやかでうっとりするくらいいい声!!

オープニングはバンドメンバーのみで始まり、アッキーは客席から登場。
「A Brand New Day」は『WIZ』から。
2曲目は「トルコ行進曲」から始まる「HAPPY DAY」・・・この曲って、何度聴いても、本当にあれがこうしてこうなってこう来るか、という不思議な曲。
それから、フィンガー5の「個人授業」懐かしい!!こんな曲が聴けるとは思わなかった。ボーカルの晃くんはたしかあの頃、小学5年生くらい?男の子にしてはすごくキーが高かったよな~。大人のアッキーが同じキーで歌ってる、っていうのもやっぱりすごいわ。

アッキーがピアノの前へ移動して、弾き語りで始まった「My Eyes Adored You 」舞台で何度も聴いていたけど、本当にこの曲って優しい。アッキーがパラパラと少なめの伴奏で歌ったこの曲、切なくて愛しさにあふれて、そして哀しくて・・・舞台を思いだしてちょっと泣きそうになった
続く「Can't Take My Eyes Off You」は、バンドの盛り上げもすごくてノリノリのナンバー。(最近、他の誰かが歌うこの「Can't Take My Eyes Off You」を聴いてもなんだか物足りない・・・もう私の中でこれはアッキーのものになってる気がする・・・)

その後のMCで、台湾のミュージカル音楽祭に呼ばれた話から、『フランケンシュタイン』のあの「偉大な生命創造の歴史が始まる」 を。ギターの音がすっごくカッコよくて、ロック調の(ヘビメタ?)感じ。もちろんアッキーの、低いところから一気の高音へ持ちあげるような、あの凄まじい迫力ある歌声はもう、聴いていてこっちまで高揚してくる。

そのあとは、新曲を。
「Family」は、その言葉からも、なんとなくJBの舞台を思い出させる。

そして、一気にバンドセッションの醍醐味❗
「マタドール」はスパニッシュ系の情熱的な曲。ギターの音がメチャカッコいい。
ピアノで始まる「Miracle of Love」 は常に優しく、後に続く「What a wonderful world 」は、今日のライブの隠れテーマなのかな?
かのルイ・アームストロングの骨太い声が印象強すぎて、アッキーが歌うとなんだか別のモノのように新鮮❗
・・・しかし、名曲だわ。

疾走感が心地よい「止まらない一秒」ノリノリの「Catch Fire」  と続き、私的に一番びっくりだったのは、「BRAND」
あのファルセットなしの突き抜けるようなロングトーンは何?もう感動そしてそのまま、まさかのラップバージョン・・・3階の一番遠い所で聴いている私までビンビン、シビれましたよ。
「チャイナガール」までノンストップのカッコよさ。ベースがすっごく響いて素敵だったな。
アッキーは舞台に3台ある中の、中央のお立ち台(?)にガシっと立って堂々と歌いあげる。役を脱ぎ捨てて、アッキー本来の自由さで。
・・・やっぱり、それも魅力的。

ラストは「別れるときに思うこと」・・・何度か聴いているけれど、こんなに歌詞をよく聴いたのは初めてだったかも。恋も人生も幾多の出会いも・・・終わりはこんな気持ちになるのかなぁ。と。


もちろん、鳴りやまないアンコールに応えて歌ってくれたのは
「見上げてごらん夜の星を」昭和の名曲だよな~としっとり聴いていたら、アンコールの2曲目は、なんと新曲で、しかもタイトルが・・・「恋のGPS」
アッキーったら「一緒に歌ってください」って思わず「へっ?」と口に出してしまったよ
すっごく、ノスタルジックで、なんとなく懐かしいような、私の年代には馴染み易く(はっきり言って昭和歌謡っぽい?)ある意味〝爆弾”だったなーーー。
大ラストは、言わずと知れたデビュー曲、でしたが・・・その時にピアノを弾いてくださった方が先日亡くなられたとのことで(佐山雅弘さん)アッキーの歌声にはいつもに増して、優しさと慈しみが込められていたように感じました。


いつもながら、アッキーの歌声の魅力に引き寄せられるライブでした。



セットリスト
1 A Brand New Day
2 HAPPY DAY
3 個人授業
4 My Eyes Adored You
5 Can't Take My Eyes Off You
6 偉大な生命創造の歴史が始まる
7 Family
8 相対性理論
9 SAVE THE WORLD
10 マタドール
11 Miracle Of Love
12 What a wonderful world
13 止まらない一秒
14 Catch Fire
15 BRAND
16 チャイナガール
17 別れるときに思うこと
En1 見上げてごらん夜の星を
En2 恋のGPS
En3 I Will Get Your Kiss



そして、渋谷はもうクリスマスでしたよ~

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『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』 6/30(土) 東京千秋楽

2018年07月03日 00時48分13秒 | こっち向いてアッキー



『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』 2018.6.30(土) 12:00開演 明治座 東京千秋楽


星野鉄郎     中川晃教
メーテル     ハルカ
機械伯爵     染谷俊之
リューズ     矢沢洋子
シャドウ     雅原慶
クレア      美山加恋
車掌       お宮の松
大山トチロー   入野自由
鉄郎の母/トチローの母/プロメシューム(声)    小野妃香里
アンタレス     塚原大助
クイーン・エメラルダス  凰稀かなめ(特別出演)
キャプテン・ハーロック  平方元基


やっと、観てきました。

・・・えーーーっと、私、実はこの「銀河鉄道999」劇場版映画が公開された1979年に、直に映画館で観て、感動して泣いて帰ってきた一人です。
それが、「999」40周年記念ということで舞台化、しかもアッキーが鉄郎!というまさかのキャスティング



街の孤児(?)たちのダンス&ラップ、はぁ、今風だとこうなるのか、と。
カッコよかったけど、なんだか私の知ってる「999」じゃないなぁと、おばちゃんは思ってしまった・・・
「999」の乗車パスを奪って、仲間とつないでいくのは面白かった。
アッキーは小柄な身体に鉄郎の衣装が良く似合っていて、ちゃんと少年に見える。すごいなぁ。
追われて逃げて、舞台の上を8の字を描くように走り続ける鉄郎。あれは無限を表してるんだろうなぁ。
そこに現れるメーテル。細身に長い髪。寂しげな瞳。見た目はいいのだけど・・・なにしろセリフが・・・いやいやハルカさん、お声はいいのだけれど、セリフの言い回しが・・・固いというか、棒読みに近くて・・・まあ、初めての舞台だものね、ハードル高いよね
個人的には、アニメのメーテルが余りにも印象強すぎて、あの、母のような姉のような包容力のある池田昌子さんの声がどうしても恋しくなってしまう。

そして、「999」。座席は箱っぽい。
車掌さんは顔がよく見えないところがうまくイメージ通り、腕の「999」の腕章がすぐにずり落ちるところも。
クレアさんは、水色の身体がキラキラ・・・一歩間違えるとエロいんだけど、エプロンがグッジョブ!!加恋ちゃん、大きくなったなぁ。声がアニメっぽくてすごくかわいい

「999」に乗り込んだ鉄郎は、母を殺した機械伯爵に復讐するために、機械の身体をくれるという星を目指す。
その間にも様々な星でいろいろな人と出会うのだが・・・
冥王星の氷の墓の管理人・シャドウ・・・な、なに?すっごいお歌が上手い!!この方は・・・誰?
雅原さん、元四季の方ですか。ダントツの歌唱力。顔のない役ということで、メイクは結構不気味。ドレスもちょっとフィットしてなかった感が・・・
ぶどう谷の山賊・アンタレス。いいガタイをしてます。お声も素敵。「撃たれる前に撃て。」・・・このセリフ覚えてる。
トチローの母、小野さん。(鉄郎の母も)お久しぶりです。優しく強く美しく。
そして、トチロー。・・・入野くん、大人っぽくなったなぁ。アッキーよりお兄さんに見える。お歌も上手。
アッキーとのハモリもすごくよかった。

機械伯爵と歌姫・リューズ。
彼女がギターを弾き出した時、思わず♪なーにがほしいというーーうのーー私?それとも、愛?・・・という歌が頭に流れ出したけれど、(みんな、知らないよね~)もちろん、ちがいました
機械伯爵は、イケメンだなぁという印象。冷酷な感じだけど本当は機械の身体になった理由もちゃんとあったのね。

女海賊・クイーンエメラルダス・・・凰稀さん!!足長ーーーい!!スタイル抜群。
キャプテン・ハーロック・・・平方くん。おいしい役だな~~
この二人が並ぶと、もう言うことなしにカッコいい!!


お話し的には、ほぼ映画と一緒なのですが・・・う~~~~ん。
なんか、想像していた感じとはちょっと違って、全体的にこじんまりしちゃった印象は否めない。
まず、セットがイマイチ。もちろん限られた舞台の上でのことだから、アニメより壮大な感じはムリだとわかってるけど、もっと映像を上手く使うとか、照明でカバーするとか、できなかったのかなぁ。
あの「999」が舞台を横切って進んでいくのは、人形劇を見てるようで・・・
せめて、銀河鉄道「999」の存在感をもう少ししっかりと照明なり音響なりで表現してほしかったかな。
(汽笛を大音響で流す、とかでも充分だったと思うんだけど・・・
そして、機械伯爵を倒して、トチローの墓の前でハーロックにこれからの決意を放す鉄郎・・・あの名セリフ「今、万感の思いを込めて・・・」とハーロックが言いだした時、「へっ?」と思った。

・・・なんで?なんでここで言っちゃう?なんで?

映画は、機械伯爵を倒したあと、機械の身体をくれるという星へ行って、その星を破壊してしまおう、と決意した鉄郎の、その結末と、同時にメーテルの真の姿がわかって・・・というとこまで描かれて、やがて来るメーテルとの別れによって、鉄郎の成長と旅立ちと、そしてあのセリフに繋がるのに。
あれじゃ、メーテルは謎のままだよ。
時間の都合か、機械化母星の壮大なシーンは舞台じゃ無理と判断したのか、なんとも中途半端
ううう~不完全燃焼だぁ。


はぁぁ~。


千秋楽公演だったので、カーテンコールでは一言づつご挨拶が。
アッキーは座長として、すごくしっかりとご挨拶してました。成長したねぇ。

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