秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

愛しくて切なくて

2010年11月30日 23時51分40秒 | 『モーツァルト!』
日曜日の『M!』の観劇から2日。

新しいヴォルフを受け入れながら、もう会えないヴォルフを記憶の中に求めて求めて・・・
なんだかすごく“後退”してしまっている自分がいます。
3年前の『M!』の記憶は自分自身が書いたこのブログの中にも残っているし(それが目的のブログでもあるから、しょうがないんですけど)CDでその歌声を聴くこともできて・・・その歌声を聴けば、頭の中でその時の動きや佇まいや表情がちゃんと再生できてしまうのです。

そうです。

私は今、アッキーヴォルフが恋しくて恋しくて仕方がないのです


はじけて、拗ねて、強がって、苦しんで、悩んで。
子どものように純粋で、時に駄々っ子のようで、パパを心から愛していて、
若さと才能が舞台にはじけ飛び散るようなアッキーヴォルフ。

この『M!』の舞台に、アッキーヴォルフがいないことを嘆いているわけではありません。
ただただ・・・3年ぶりに観た『M!』は、やはり感動的で、そして否が応でも、あの時のアッキーヴォルフを思い出させる・・・
それほどまでに、強烈なヴォルフでした。
・・・本当に素晴らしかった“天才”アッキーヴォルフ。

井上ヴォルフも大好きだし、育三郎ヴォルフも一生懸命で微笑ましい。
だけど、この先何人のヴォルフに出会っても、あのアッキーヴォルフの存在感は決して消えないし、色褪せない。
・・・私の中で、こんなにも愛しくて切ないヴォルフは二人といない



ああ、私は今夜も・・・アッキーヴォルフの歌声に包まれながら、長い夜を過ごします




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『モーツァルト!』 2010 11/28(日) マチネ 

2010年11月28日 23時14分39秒 | 『モーツァルト!』
2010年の『M!』の発表があった時、様々な想いが次々に湧き上がって・・・落ち込んだのは事実です。
が、そんな私が思いがけずに『M!』の製作発表に当選してしまい、目の前で新・ヴォルフの育三郎くんの“想い”を聞き、歌声を聴いた時に思ったことは、

“応援したい”=“見届けたい”

それは、8年もかけて夢を叶える育三郎くんの熱い思いに対するものと、大好きなアッキーが演じないことで代わった、新ヴォルフをアッキーファンである私は、観なければいけないのではないか?という・・・素直でそしてちょっと複雑な使命感(?)
本当は初日に観たかったのですが・・・どうしても日にちの調整ができず、今日に。


『モーツァルト!』 2010・11・28(日) 12:30開演  帝国劇場

ヴォルフガング・モーツァルト    山崎育三郎
コンスタンツェ            島袋 寛子
ナンネール              高橋 由美子
ヴァルトシュテッテン男爵夫人     香寿たつき
コロレド大司教             山口 祐一郎
レオポルド               市村 正親
セシリア・ウェーバー          阿知波 悟美
アルコ伯爵               武岡 淳一
エマヌエル・シカネーダー        吉野 圭吾
アマデ                松田 亜美


2007年の再々演から3年。セットや演出に大きな変更はなかったと思います。(もちろん多少は有)
全体的に総じて感想をといえば、とにかくこの『M!』という舞台が私はやっぱり大好きで本当にいろいろなことを考えさせられる舞台だった、ということを思い出しました。
懐かしさと、それぞれの立場に感情移入して、何度か涙しました。
自分でもびっくりしたのですが・・・これこそ強制されるわけでもなく、気がついたら自然と拍手を送り、自然と泣いていたのです。
・・・舞台ってすごい。私はやっぱりこんな舞台が好きだと再認識しました。

ヴォルフ以外はみんな以前からの続投キャストなので、もう不安はほとんどなく観れました。

高橋ナンネール
永遠の少女、としか言い表せません。少女時代・・・かわいらしすぎる
が、成長と共に弟に対する愛情と、同時に羨望と不公平感に苦悩する姉の苦しみが増し・・・以前は父と弟の間に入って心を痛めるナンネールというイメージが強かったのに。ベルヒトルトとの夫婦関係も以前に増して冷え切って見えたし、「パパが亡くなったわ」のセリフには、ヴォルフに対しての責めも感じられて

市村レオポルド
3年前に観た時より、更に声に張りを増した(?)市村さん。・・・やっぱり実生活の経験も生かされてる?
市村パパを観ていると、天才の息子の成長を楽しみにしながらも、息子の行く末が心配でならない父親の苦悩がひしひしと伝わって来て・・・
ウイーンで成功した息子を、誉めずにあえて突き放つのは、自分に対する「子離れしなくてはいけない」という想いと、息子の真の自立を望んだからなんだろうな。

山口コロレド大司教
例のシーンは更に細やかな演技に?
お笑担当(?)な部分も含めて、やっぱりこの役の山口さんは、素晴らしい!!
若い才能に気づきながら、それを嫉妬し縛りつけようとする権力者がすごくよく似合っている。もちろん緩急のある歌声にはうっとり

hiroコンスタンツェ
前回から2回目なので、すごく上手になっていて・・・お歌シーンも“hiro”ではなくコンツェとしてしっくりしていたし、演技的にも冒頭の墓探しのシーンも年月が経った感じ(大人になった感)が感じられてよかったです。・・・ちょっと冷酷な声が怖かったけど

香寿男爵夫人
語りかけるような、諭すような、その歌声がとてもおやさしいです。
「星から降る金」は、その歌に込められた想いとそのシーンでの父と息子の心情描写が素晴らしくて・・・聴いているうちに本当に涙してしまいました

吉野シカネーダー
パワーアップしていると、噂は聞いていたけれど・・・
登場から「ワタシガ~ダレダカ~ゴゾンジカ~ァ~??」
なんで謎の外人に・・・
そして、ショーのシーンはもうこれ以上ないでしょ、といわんばかりのノリノリ感!!
ステッキを操り、ステップもピシピシ決まって、パフォーマンスもばっちり。
(・・・なぜだか吉野さんが『RENT』のモーリーンだったら?と想像してしまった

そして注目の育三郎ヴォルフ
熱い!!若い!!
緊張と気負いからか、とにかくすべてが力強く一生懸命。
ドレッドヘアがボリュームがあるのとおでこが丸出しなのですごくはっきりした印象。でも、元々が目鼻立ちがぱっちりなのにメイクが濃すぎかなぁ・・・
衣装はなんだかやけにキラキラ(?)赤いコートもどことなく立派に。
それと、靴は黒い短ブーツでスタイリッシュでした
・・・なのに、あの例の白い鬘はなんだかハリハリのへんなの(笑)
「僕こそ音楽」、その力のこもったうれしそうな歌声を聴いていたら・・・ふと、私の方が素に戻って“ああ、今、育三郎くんはヴォルフとして夢を叶えたんだ”と思ったら、なんだか感動してしまって・・・
お歌はやっぱり上手いと思いました。どちらかといえば、やっぱりコンツェとの「愛していれば・・・」のようなラブソングの方が似合ってるかな。
育三郎ヴォルフは、どちらかと言えば“天才”でも“秀才”でもなく・・・“普通”の男の子のように見えました。それは、育三郎ヴォルフが常に一緒にいるアマデに、才能の部分を全面的に託していて、自分はすごく自然体でリアルなヴォルフを生きているように見えたから。
若さに任せて、自由に生きたくて、自分の才能を信じて、やりたいことをやってみたくて、恋をして、仕事をして、悩んで・・・普通の若者が成長していくのと同じ。
そして家族との、特に父と息子の関係、絆が強く「どうしてわかってくれないんだ!」と苛立ち、反発するものの、やっぱり父を愛して頼っている感が強かった気がします。
父の死を知ったあと、パリで革命が・・・とのシーン、皇帝は父だ、というのに対して「(大人になった男に)父はいらない!!」と強く言い放つ育三郎ヴォルフ。父との決別は、彼にとって“革命的”なことだったんだと、初めて理解したような気がしました。
う~~~ん。
とにかく初見の育三郎ヴォルフ、思った通り奮闘していて一生懸命で・・・そして、誰かの真似じゃない彼なりのヴォルフを模索しているのでしょうね。その若々しい体当たりの演技は好感が持てました。

それと・・・
今日の松田アマデ
・・・すっごい!!
こんなにかわいいお人形のような、それでいて真っすぐな眼光の鋭い恐ろしいアマデは久々。
片時も離さない譜面帳と“才能の小箱”に対する執着も、父レオポルドに♪私ほどおまえを~と歌われて育三郎ヴォルフが動揺しても、都会へ!とヴォルフを急き立てる強い視線のアマデにドキドキ。
コンスタンツェ母とトーアヴァルトが結婚を迫ってヴォルフとコンツェのいるところに押し掛けてくる時、なにげにアマデがそれを手助けしたように見えたのにもゾクッ
アマデは才能の化身なので、悩むこともなければ家族の情に流されることもない。
曲が書けなくて、そのためにヴォルフの腕を刺し血を流すことも厭わない・・・怖かった。
観慣れているシーンのはずなのに、本当に怖かったのです
(育三郎ヴォルフが歌っている時、このアマデの表情が気になって仕方なくて・・・オペラでずっと追ってしまいました・・・)

この『M!』・・・やっぱり奥深い。
実は他にもいろいろと感じることもありましたが・・・それは後日(?)


さあ、来月は、井上ヴォルフに会いに行きます。


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『SAMURAI 7』 11/24(水) ソワレ

2010年11月28日 22時36分24秒 | 舞台
うわ~んハレーションでアッキーの写ってるはずのところがまったく見えません・・・でも、まあ、いいや。記念だから。


『SAMURAI 7』 2010.11.24(水) 19:00開演  青山劇場


カンベエ         加藤雅也
カツシロウ        三浦翔平
キュウゾウ        西島隆弘(AAA)
シチロージ        相葉弘樹
ヘイハチ         橘大五郎           
ゴロベエ         高橋広樹
キクチヨ         住谷正樹(レイザーラモン)

キララ          水野絵梨奈
コマチ          能政瞳・愛(Wキャスト)
シノ           疋田英美
リキチ          黒川恭佑
マサムネ         松本有樹純
マンゾウ         とめ貴志

ヒョーゴ         丸山敦史
テッサイ         藤榮史哉

天主・ウキョウ      中川晃教 (※特別出演)


公式サイトは、ココです。

原作はあの黒澤明の映画『七人の侍』。それをアニメ化した『SAMURAI 7』。それをさらに舞台化。(ちなみに今回は再演)
イケメンくんたちが派手に立ち回って舞台狭しと動き回り、カッコよかったです。(目の保養)
心にグッとくるセリフも多々あって、所々”うるっ”とくるような話でもありました。
なにより、出演者のみなさんがみんなカツゼツが良く、聴きとりやすいというのがよかったです。
全体的には楽しめました。こんな舞台もありですね。

・・・たしかにそのまんまアニメを見ているような気分でした。
いたるところに効果音。刀を振って“ブンッ”とか“カキンッ”とかの音だけじゃなく振り向いただけでも音がする。
それが新鮮でもあり、ちょっと舞台としての重みを軽くしてる(?)感じでもあり。
殺陣もひたすら華やかで、最近、ゲキ×シネを立て続けに観ていたせいか・・・ごめんなさいなんとなく・・・派手なだけに見えてしまい(私の認識では、もっと重心が低いと重みがあってカッコいいんじゃないかと・・・
それと、幕が開く前に「お願いが」と前説?コール&レスポンスの指示でしたが・・・実は、私はこれがあんまり得意じゃない

イケメンくんたちはたしかにきれいな男の子たちでした。
女の子もスタイルが良くてダンスも派手だし「あの子、かわいいねぇ」(笑)
私的に、印象に残ったのは、キュウゾウの赤いロングコートのような衣装と二刀流でしょうか。
それと、お声が一番私好みでいいな、と思ったのはゴロベエ役の高橋広樹さんでした(人気のアニメの声優さんだそうです)
意外だったのは、HGで有名な(?)住谷さん。(ああ、そうだわ、ホントなら昨年『BB』の舞台でお目にかかるはずだったんだ
なかなか味わいのある演技をなさる。ラストのコマチとのシーンなんか、ちょっとうるっ
サムライの生きる道は、すなわち“どう死ぬか”・・・。
すごく日本人的な考え方が中心にあったような気がします。

さて・・・
なにしろ、アッキーです(??)
天主・ウキョウ
襲われた村を守るために、7人のサムライが立ち上がる、その勧善懲悪の向こう側・・・
はい、悪役です。
・・・この手の役って、なかなか姿を現さず、ラスト近くになってドドーン!!と出てくるのかと思い込んでいたら・・・わりと最初から舞台の中央に登場(笑)
輿に乗っての登場で・・・最初は声と小窓からちょんと顔を出しただけだったので、しかもなんだか柳腰の?オネェ言葉の(?)アッキー・ウキョウ。
これまたゲキ×シネ観過ぎたせいで、右近さんの大王みたいなのを想像してドキドキしてしまった
その全容が明らかになると・・・
ひ~ぃ!?ロング金髪、ちょっと近未来風なお衣装?メイクもちょっと悪い人っぽい。
そしてなにより目が、目が~イッちゃってるのよー
その上、ゆる~い口調で話していたかと思えば、一瞬にして噛みつくような狂気の表情に変わる・・・気持ち悪くて怖いんですけど(←これでもいちおう、アッキーファン)
アッキーが憑依型だってことは前から知ってるし、役になりきっちゃうのは当然なんだけど・・・あんまりにもハマっていて怖い。
ああ、どうしてこうも、こういう役が似合うんだろう
しかも、このウキョウ、真実が明らかになればなるほど、結構“切ないキャラ”で。
甘える、すごむ、ダダをこねる子供のようかと思えば、冷酷で残忍な権力者になる。
それでも嘘か本当か、「みんなが幸せに・・・」というセリフは『夢醒め』のエンジェル?のようだったし、感情を爆発させて「どうしてわかってくれないんだっ!!」・・・ううっ・・・このセリフ、ちょっと別の視点で涙が出そう・・・
他のキャストは明らかに口パクでしたが、アッキー・ウキョウだけは生で歌ってくれましたやっぱり迫力だよね。

こんなアッキーって、すごい。
すごい“役者”だったんだと・・・再度確認して認識して。
ああ、それにしても強烈キャラだな~
初めてアッキーを観る人は、誤解しないだろうか
本当は素晴らしい歌声を持つシンガーなのよ。へんな人だと思わないでね。
しかし、この思い切った演技・・・レアだな。ある意味これって保存版だと思う・・・
う~ん・・・DVD買っちゃおうかな





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ゆとり

2010年11月28日 09時13分19秒 | えとせとら
とにかく仕事が忙しいのです。

頭の中ではいろいろ考えるのですが・・・思考能力が著しく低下してます。
とにかく文章にするほどまとまりません。
それなのになんだか、いろいろ予定が詰まってます

・・・ああ、いろんな意味で“ゆとり”が欲しいです


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悪役

2010年11月24日 22時00分58秒 | こっち向いてアッキー
青山劇場に行って来ました!


初の、悪役・アッキー。


うわぁ~
思いっきりイッちゃってました。

あんまりにも楽しそうで・・・アッキー、あのキャラがクセになったらどうしよう

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『ロミオとジュリエット』 DVD

2010年11月23日 23時39分33秒 | すみれの花咲く国
あの有名すぎるシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』。
私の世代ではやっぱり、あの映画音楽(ニーノ・ロータのあの名曲)が先に頭に浮かぶのですが・・・“宝塚で舞台化”と聞いた時、いつか耳にした「愛すること」と和題のついたあの「Aimer」を思い出したのです。
私自身は、この「Aimer」しか知らなかったけれど、宝塚に詳しいお友達と話した時、「とにかく曲がどれも素晴らしいのよ~」とお聞きして、すごく期待大!!
この“ジェラール・プレスギュルヴィック版”がすごく楽しみに


『ロミオとジュリエット』 宝塚歌劇団 星組公演 2010.7.21  梅田芸術劇場メインホールにて収録  (DVD)


ロミオ         柚希礼音
ジュリエット      夢咲ねね
ティボルト        凰稀かなめ
ベンヴォーリオ     涼紫央
マーキュシオ      紅ゆずる
乳母          白華れみ
ロレンス神父      英真なおき


・・・とにかくすべてがキラキラキラキラ
そしてみなさん、踊る×踊る×踊る
とっても動きの多い活動的な舞台、という印象です。
それぞれの役、立場が明確でわかりやすい。赤=キャピュレット、青=モンタギューと衣装で区別しているのも観た目にはっきり。
そして・・・
なんといっても宝塚!!デフォルメされ過ぎな部分を含めても、やっぱりヴィジュアルが美しい~~!!

その美しい方々とは、
ベンヴォーリオ/涼紫央
まずはその短い金髪にびっくり
でも、すっごく似合っていてカッコいい~っ
私の持ってる涼さんのイメージは、その名の通り“涼しげな男”なんですが、ここでの涼さんは超イケメンの“熱い男”です。しかも“武骨者”らしい(笑)
ロミオを探して「ロミオ~」と呼ぶ声が好き親友ロミオにジュリエットの死を告げなければならない、と苦悩し歌う姿が胸にきゅーん


マーキュシオ/紅ゆずる
“女ったらし”だそうです(笑)
チャラい男ですが、なんだか憎めないキャラ。
キャピュレットの舞踏会に、女の子をひっかけに行こう、とロミオを誘うマーキュシオですが・・・紅さん・・・お歌がイタイ・・・
というか、この曲絶対音が取りにくい
対立するティボルトと言い争ううち、ティボルトに刺されて死ぬマーキュシオ。
多少ベタかったけど・・・涙を誘われました

ティボルト/凰稀かなめ
見た目が完璧に少女マンガですね~
密かにいとこのジュリエットを愛するティボルト。なかなか切なかったです。
ジュリエットがロミオと結婚した、と聞いて“ロミオを殺して、その死体の前で愛を告白するぞ”というのは・・・い、いやそりゃあ、無理過ぎるだろう、とツッコんでしまいましたが・・・
ハデハデで、いつも周りに女がまとわりついているようなイメージのティボルト。でも・・・ロミオ、ベンヴォーリオ、マーキュシオが3人組で仲良しなのに比べて、すごく孤独。
死ぬ時でさえ、片や、マーキュシオが友達におしまれ、一曲たっぷり歌って息を引きとるのに比べたら、あっけなく死んでしまって・・・ああ、かわいそうすぎる


乳母/白華れみ
実年齢は、きっとまだまだお若いでしょうに・・・肉厚なお衣装でがんばってた乳母役のれみさん。
なかなかコミカルで、それでいてジュリエットを心から心配する“母的”な乳母さん。
ジュリエットの結婚をしみじみと歌うシーンはちょっとうるうる
ロレンス神父と二人で歌うシーンもよかったなぁ。

ロレンス神父/英真なおき
ロミオとの掛け合いのシーン、微笑ましくて・・・すっごく好きです。もしかしたらジュリエットと一緒のシーンより好きかもしれない
「このいたずら小僧が・・・」なんて聞いて、半ズボンをはいた柚希ロミオの少年時代(?)を想像してしまったほど
英真組長の視線には常に、柚希さんへの愛があふれてる気がします(?)


んで、肝心の主役の二人。
ジュリエット/夢咲ねね
かわいい~・・・でもちょっとメイクが濃すぎ~まるでパ○ダだよ・・・
それにセリフがどれもこれもちょっとブリッコっぽいです。でも、かわいいから・・・いいか(笑)
舞踏会でのミニスカート姿、イケイケなギャルですね~なんだかココだけイマドキの10代の二人がクラブで出会った設定のようでした。
それから、ロミオと恋に落ちる過程がわかりやすい。
恋を夢見る→出会いはあるかしら→親の決めた相手と結婚させられる→いや!!→運命の出会い→相手は敵の息子→ダメと言われれば言われるほど燃え上がる・・・
まあ、あの柚希ロミオならそりゃあ、一目で恋しますけどね
ただ・・・ティボルトの死と、殺したのがロミオと知って「まぁっ!私の夫がっ!?」・・・これは、ちょっとひいた・・・
それでも、ずっと見ているうちにだんだんあの濃いめのメイクも見慣れて


そして・・・
ロミオ/柚希礼音
登場シーンからタンポポの綿毛なんか吹いちゃって・・・もうメルヘンっ
予想外の少年!?少年ロミオです!!
ホントにホントに・・・めっちゃかわいい~
良家のおぼっちゃまくんで、ピュアな心を持つロミオ。
親友たちと仲良しだけど、悪いことまでは一緒にしないし、モンタギューとキャピュレットの関係も、どこかで“このままではいけない”と思ってるし。(ええ子や~)
ベンヴォーリオとマーキュシオと3人、本当に仲がいいのね~・・・しかし最強のイケメントップ3だわ~
「世界の王」・・・ノリノリで楽しそうでした
紛れ込んだキャピュレットの舞踏会で、ジュリエットと出会うロミオ。
あの有名なバルコニーのシーン、恋人と、呼んで~からメロメロです
ここのあまりに有名なセリフ、お歌で歌いあげるその二人の甘々な感じがいいなぁ。
ロミオの「月に誓おう」ジュリエットの「誓うのはやめて」
「月は姿を変える・・・あなたの愛も変わる・・」と心配そうに歌うジュリエットに、は?なんでそんなことを心配するんだ、バカだなぁ~(←言ってない)とジュリエットを一瞬にして笑顔で包み込むロミオが、めっちゃくちゃツボです。大好き!!
会って数時間で「結婚しよう!」と言い切っちゃうロミオは、お子ちゃまといえばそれまでだけど、それほど純粋なのよね。
そして、反面で「僕は怖い」と言い知れぬ将来への不安をもらすロミオ。
う~ん、今まで観た『ロミジュリ』に、こういうロミオの内面を見せる演出ってなかった気がする・・・まだ歳若い男の子なんだなぁ。
マーキュシオを殺され、逆上して、ティボルトを殺してしまった、ときちんと落ち込む(?)ロミオがいいです。
そのために、ヴェローナから追放されるロミオ。遠く離れたロミオを想って歌うジュリエットとロミオの、心が繋がってるようなデュエットが素敵
愛し合いながら、すれ違うようにして死んでしまうロミオとジュリエット。
寄り添って眠るような二人は絵のように美しかったです。
ラストのデュエットダンス・・・やっぱりかわいいなぁ
私はやっぱり、この“ちえねね”コンビが好きだわ~と思いました(どういう結論?)

それから、宝塚オリジナル?
いろいろと係わってくる【愛】と【死】の存在。(【愛】=礼真琴【死】=真風涼帆
二人は、抽象的な存在らしく、一言も言葉を発せず、ダンスと表情だけで、語りかける。
【愛】はなめらかなダンスと表現力で恋人たちを導こうとするし、【死】はまんまトート(?)「死ねばいいっ!!」(?)と言わんばかりの(←言ってません)これまた、誘発的な存在。
・・・と、この礼真琴さん、すごくかわいい。そして真風涼帆さん、すごく雰囲気があるというか、すごく宝塚的な方だなぁ、と

いつもわからなくなるのは、どうしてロレンス神父の手紙はロミオに届かなかったのか?
ここでは【死】が邪魔したみたいになってるけど・・・
そこが悲劇の運命なのか・・・
二人が死んでしまってはじめて手を取り合って同じ想いを共有するモンタギューとキャピュレット。
ラストの霊廟でのシーンはちょっと感動して、涙
斬新な『ロミジュリ』舞台でしたが、やっぱり内容は古典的純愛物語でした。
そして本当に音楽がいい~
「ヴェローナ」の迫力、「世界の王」の楽しそうなこと!!
あ、「代償」も実は重みがあって好き。
ウイーン版はどんな感じなんでしょうか?聴いてみたいです


ああ、それにしてもあんなにかわいい柚希ロミオ・・・いまさらですが、私も
♪恋の翼に乗って~すべて乗り越え~ 梅田か博多に行きたかったよ・・・



          
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わーい!と、ドキっ・・・と。

2010年11月23日 20時31分44秒 | こっち向いてアッキー
ここのところ、アッキーのFCから頻繁に届くお知らせメール
それは、ライブのお知らせだったり、来年のカレンダーの申し込みだったり、DVD発売の決定だったり・・・
FCからのお知らせなので、公式発表より早いものもあれば、FC会員限定のものもあり、です。
そのたびに、“わーーい!!”と喜び“やったぁ~!!”とうれしい・・・けれど、反面

“あれ?これはいつまでに申し込みだっけ?”
“うわわわ~お金を振り込まなくちゃ

と、ドキっ

そんな中、来年のアッキーの予定がまたひとつ発表されました
・・・コレです。

きゃーーーっ!!
またまたクリエなのね。
藤岡くんと、また一緒だぁ~

しかし・・・期間短い7公演のみ?
FCで申し込んでも抽選かも・・・


観に行けるといいなぁ

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連続ドラマW 「幻夜」(wowow)

2010年11月21日 23時53分17秒 | ドラマ
前回の上川さんの「マークスの山」に続く、WOWOWの連続ドラマ「幻夜」。
今夜が第1話、ということで・・・見てみました

深キョンが、こわいよ~~

東野圭吾さんの作品は、書店でよく見かけるけれど・・・どうにも私は“怖い系”のミステリーが得意じゃないので、あまりきっちりとは読んだことがないのです。
唯一、買って読んだのは「手紙」。
ドラマでは、「秘密」(あ、映画だったかも)、「流星の絆」、「新参者」を見ました。
「白夜行」は、娘その2が夢中で見ていましたが、私はあんまり詳しく見ていません。

怖いもの見たさなのか、ドラマの展開への興味なのか、なぜか目が離せない・・・
たぶん、これは全部見るかも。
見終わったら、原作も読んでみたいなぁ






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記念撮影

2010年11月17日 23時54分57秒 | 日常のこと
仕事も遊びも忙しく、いつもはもう少し早く受ける胃の検査をやっとしてきました

しかしバリウムって・・・何度飲んでも、おいしくない・・・っうか、まじぃ~~っ!!

眉間にしわを寄せた私に、レントゲン技師のおじさんは、

「はい、少し横を向いて。はい、そこで息を止めてください。」
「今度は、うつぶせになってください。はい、そこで息を止めて。」
「じゃあ、次は一回転してみましょう。はい、そこで息を止めて。」
「はい、いいですよ~。はい、もう一度そこで息を止めて。」

さながら、モデルをおだてるカメラマンのような、その“よいしょ”な誘導進行。
ま、撮ってるのは“私の立派な胃”なんですけど

私は、というと・・・息を止めてばかりでかるく酸欠状態。
年に一度とはいえ、しんどいわ~
はぁ~はぁ~


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大きな箱

2010年11月15日 23時26分19秒 | 日常のこと
私がやれ『SHIROH』だ、『RENT』だ、姿月トートだ、と心を奪われている間に

気づいたら・・・冷蔵庫が死にました

思えばもう買ってから10年。
4年前に修理して、昨年もちょっと小修理して・・・“次はもう部品がないかも”と言われていたので、思い切って買い替えることに。

折しも、世の中はエコポイントの特典が今月いっぱい(12月はこの半分になる)ということで、ジャストタイミング!と言えばたしかにその通り
・・・で、大型家電専門店に飛んで行ったのですが・・・ひ~~~っ!?
品物がないっ!!
私のように壊れたわけでなくとも、“今がチャンス”と買い替える方も多く・・・「入荷は来年になります」と言われても・・・我が家は今日にもほしいのよ~!!


で、結局、大型家電店には在庫がない上、配達日も来週以降でなければムリ、と言われて・・・なんといつも行くスーパーの家電売り場にたった一つ残っていた、我が家の置き場スペースにサイズの合う在庫品を5%引きで買うことに。(通電してないからいいか、と
配達も最短でしてくれるとのことで、どうにか一件落着。


ああ・・・しかし、冷蔵庫って壊れたらただの大きな箱でしかないのね・・・



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