秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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TSUKEMEN 15th Anniversary CONCERT~BEYOND CLASSIC~ 7/30(日)

2023年07月31日 21時50分16秒 | TSUKEMEN
公休のはずだったのに、職場近くの夏祭り対応のため、急遽、休日出勤しなくてはならず・・・どうにか午前中だけ!とわがままを言い、開演時間までに初台に着くだろうか?とかなり慌ただしいタイムスケジュールで、ドキドキしながら向かったオペラシティホール
どうにか、開演20分前にたどり着けました

TSUKEMEN 15th Anniversary CONCERT~BEYOND CLASSIC~ 2023.7.30(日) 15:00開演 東京オペラシティホール

TSUKEMENのコンサートでオペラシティホールに来るのは2度目。あいかわらず美しいホール。2021年のクリスマス以来、久々に同行した娘その2も、初めて来たオペラシティホールの天井の高さにびっくり!
しかも、今日のお席は・・・今までで一番のすっごい前方席(しかもど真ん中!)

お約束のように3人が一人づつ、客席から登場。
衣装は3人とも白。うわっ、SUGURUさんの前髪が・・・紅しょうがじゃなくて、なんか南国の鳥みたいになってました(笑)
最初は、景気よく(?)「スペイン」みんなでいつものように手拍子。
その後は、「ラ・ラ・カノン」「トルコ天国地獄行進曲」続けて、「コンチェルトメドレー」?たしか6曲分をギュっと時短で?途中でTAIRIKさんの弾けなくなる小芝居(?)あり。と、見せかけてのイスに座って弓にバイオリンを押し付けて弾くという、なんとも曲芸のような秘技!?
これは、相当にたいへんな演奏のようで、TAIRIKさんは「暑い!もう今日は終わりです」と疲労困憊。SUGURUさんがそんなTAIRIKさんの汗をタオルでふきふきまったく、仲良しだなぁ。
そして、SUGURUさんが足でのリズムを取り出すと・・・最初の手拍子から、またもあの「We Will Rock You」に・・・KENTAさんもTAIRIKさんもノリノリで、SUGURUさんは二人を止めるのが必死。そして「虹を見上げて」みんなで指パッチンでリズムをとって・・・私はできないのでエアーパッチン(笑)
大好きな「蝉時雨」も聴けました。またも、蚊が飛んできたり、大輪の花火がドーーンと上がったり。・・・ちなみに、昨日は隅田川の花火大会だったようで。
休憩はなし、とのことで、トークタイム。そして、ここでKENTAさんのピラティス講座。立ち上がって身体を伸ばして・・・気持ち良かったけど、ちょっと半身つった・・・
そのまま写真タイム。(あとでインスタ見たら、小さくだけど、私も娘その2もばっちり写ってたーー
そのまま、後半戦。
古事記をテーマにした、という、初めて聴く「月詠」TAIRIKさんならではの、和テイストな不思議な感覚の曲。続いては、「The Voice」
すると、なにやら畏まった布に覆われたものが運ばれてきて・・・おお!あの曲には絶対重要な、立派な法螺貝登場!!
今回は、KENTAさんが指名され、紹介されたのは「ホラ吹きKENTA!!」・・・って、ホラ吹きって
もちろん曲は「真田組曲」やっぱ、いいなぁ。重厚で、そして躍動感あふれる3人の合作。すっごく盛り上がりました。娘その2も一番気に入ったらしい。

そして、アンコールは、
あの、繊細なピアノの音がポロンポロンと・・・きゃーーーっ!「戦場のメリークリスマス」ピアノの曲だけど、バイオリンが入るとまたまた魅力的。
・・・娘その2が「これは・・・追悼だね。」とつぶやいた。うん。きっとそうだね。そして、なんて美しい旋律。やっぱ、教授は天才でそして、偉大だわ。
アンコール2曲目。最後の最後は「AKATUKI」
ああ~TSUKEMENの醍醐味だぁ・・・即スタオペ。拍手が鳴りやまない。
一度、退場したのに、また戻って来てくれました。3人とも笑顔が優しい。

カメラが何台か入ってたみたいです、放映?それともDVDとか。残ってくれたらうれしいなぁ。

【セットリスト】
1  スペイン「序奏(プロローグ)」
2  ラ・ラ・カノン「JITAN CLASSIC」
3  トルコ天国地獄行進曲「JITAN CLASSIC」
4  コンチェルト・メドレー 未収録
5  虹を見上げて「X」
6  蝉時雨「HAPPYキッチン」
7  月詠 未収録
8  The Voice「RECHARGE」
9  真田組曲 第一楽章~群雄割拠~「時を超える絆」
10 真田組曲 第二楽章~青い炎~「時を超える絆」
11 真田組曲 第三楽章~疾風迅雷~「時を超える絆」
【アンコール】
1  Merry Christmas Mr.Lawrence
2  AKATSUKI

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『ピアノの森』ピアノコンサート2023 7/21(金)

2023年07月22日 18時28分11秒 | 音楽
大好きな『ピアノの森』コンサートに3年ぶりに行ってきました。


『ピアノの森』ピアノコンサート2023  2023.7.21(金) 14:00開演 鎌倉芸術館 小ホール

出演 高木竜馬

プログラムはショパンを中心に、マンガ『ピアノの森』の名シーンを振り返る演奏曲の数々。
アニメの中では、雨宮修平のピアノを担当していた高木竜馬さんのソロコンサート(?)です。

ショパンの名だたる名曲だけでなく、王道のベートーヴェンの「エリーゼのために」やリストの「ラ・カンパネラ」も。
久しぶりにキラキラと煌めくようなピアノの音色を全身に浴びてきました。
高木さんのピアノは、丁寧で優しく温かく、すごく安心して聴ける癒しのイメージ、もちろん情熱的で迫力もあって、すごく素敵でした。
聴いているといろんなシーンが頭に浮かんできて・・・ああ、またマンガを最初から読みたくなってしまった
アンコールにも3曲も応えてくれました。

そして、今日のプログラムをそのまま収録したというCDを購入すると、サイン会に参加できるということで・・・サインをもらい、しっかり握手してもらいました


【プログラム】
ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO 59
ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1《小犬のワルツ》
ショパン:ワルツ 作品34-3《子猫のワルツ》
ショパン:マズルカ 作品59
ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23
ショパン:24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調《雨だれ》
ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
リスト:パガニーニによる大練習曲 第3番 嬰ト短調《ラ・カンパネラ》S.141
リスト:超絶技巧練習曲集 第11番 変ニ長調《夕べの調べ》S.139
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53《英雄ポロネーズ》

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劇団四季 『クレイジー・フォー・ユー』 7/12(水)マチネ

2023年07月15日 09時38分57秒 | 劇団四季
5月に観るはずが、当日公演中止になって観れなかった舞台『クレイジー・フォー・ユー』。
やっぱりあきらめられず、チケットを取り直しての、リベンジ観劇です。

劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』 2023.7.12(水) 13:30開演 KAAT神奈川芸術劇場

ボビー・チャイルド    萩原隆匡
ポリー・ベーカー     町真理子 
ランク・ホーキンス    渡久山慶
アイリーン・ロス     岡村美南
ベラ・ザングラー     荒川 務
エベレット・ベーカー   青木 朗
ボビーの母        中野今日子
テス           宮田 愛 
ユージーン・フォーダー  田島康成
パトリシア・フォーダー  花田菜美子


1930年代、ニューヨーク。銀行の跡取り息子、ボビーは仕事よりもダンスに夢中。
母親の命令で、砂漠の町の劇場をいやいや差し押さえに行くが、そこで出会った娘ポリーに一目惚れ。
ところが彼女は、ボビーが差し押さえに来た劇場のオーナーの娘だった。
フラれたボビーは、大物プロデューサーのザングラーになりすまして劇場を救う、という作戦に出る。
町の人たちと協力してショーを成功させれば、劇場も恋もうまくいくはず――
しかし皮肉にもポリーは、ボビーが化けたザングラーにぞっこん。
さらにそこへ本物のザングラーが現れた…… 大混乱の恋のゆくえは!?


なんと17年ぶりの『クレイジー・フォー・ユー』。一緒に観た娘その2はその時、中学1年生。
楽しいーーーっ!!
歌もダンスも最高。これこそ、ミュージカル・コメディの王道!!
ロープやつるはし、トタンにお盆、ありとあらゆる小道具が一瞬で舞台の中でリズムを刻む。
そして、キャストのだれもかれもがダンススキルの高いこと!(こういうの見ると、やっぱ、四季ってすごいなと思う)
車の中から、踊り子が何人も次々と出てくるのは手品みたい。しかもこの踊り子たちのピンクの衣装が可愛いんだわぁ。
ベースに見立てた女性たちの身体を抱きながらロープを弦にしてつま弾くあの秀逸なアイデア、ユニークで美しい。すごく印象に残るナンバー。メインともいえる「I Got Rhythm」は、もう圧巻!!楽し―楽しー楽し―
しっとりしたラブソングももちろんいいけど、イスを積み上げていく♪がんばれーの元気いっぱいな感じも士気が上がって大好き。音楽とダンスとリズム。とにかく、すべてが完璧なミュージカルだと思います。
そして・・・
ボビーは萩原さん。端正なお顔、スーツ姿のシュっとした姿勢がいいなぁ。そして、なんかすごくいい男。(この表現が一番合ってる気がする)ダンスもすっごくお上手。(振り付けもする方だそうです=敬二さんライン?)
ポリーは町さん。西部のちょっと男前の女性が似合ってる。あの青い花柄のドレスは変わらないんだ。ちょっとうれしい二人が踊るシーン、ポリーの青いドレスがくるくると花開くように揺れるのが素敵。
そして、なんといっても、ザングラーの荒川さん!!・・・私と娘その2が17年前に観たボビーです!なんか感激だわーー。
声が若い!というかアイドル時代のまま、かわいい。そしてダンスはまったく衰えてない。ちなみに荒川さんは、私と同い年。
大好きなボビーとザングラーの鏡合わせのような二人のシーンは歌声もダンスもバランスよく、息もぴったりで見応えあり。
ランクの渡久山さんは、長身で男前。ワイルドなのに、さらに気強いアイリーンの美南さんには、押されっぱなしでちょっとかわいい。強めの美南さん、こういう役、似合うよなぁ。

カテコは何度も何度もみんなで登場してくれて、ウエディングドレスのような真っ白なドレス姿のポリーと、きちっとキマったスーツ姿のボビーが舞台上で熱烈キス(学校観劇の高校生たちがどよめいた)

とにかく見終わってもずっと幸せでいられるミュージカル!!・・・観れてよかった。

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『兎、波を走る』 6/29(木)ソワレ

2023年07月03日 23時03分28秒 | 舞台
公演が発表された時、あまりの豪華なキャストにびっくり!
うわーーーーっ!" 生の高橋一生、観てみたーーーい!"と、娘その2と二人、めちゃくちゃ盛り上がりました。
でもたいていは、申し込んだ公演ほとんどが全滅で・・・今回、チケットが取れたのが本当にラッキー!
というわけで、昨年の『Q:A Night At The Kabuki』に続いて、NODA MAPの今年の新作を観てきました。
 


NODA MAP 第26回公演 『兎、波を走る』 2023.6.29(木) 19:00開演 東京芸術劇場プレイハウス

高橋一生 松たか子 多部未華子 秋山菜津子 大倉孝二 大鶴佐助 山崎一 野田秀樹

舞台には、白い縄が波打っている。そこに現れる兎(高橋一生)わーーっ。なんていい声!!
不思議の国のアリスならぬ、不条理の国のアリス(未華子ちゃん)を探すアリスの母(松さん)。
潰れかけた遊園地の所有者・元女優ヤネフスマヤ(菜津子さん)とロチア人の作家・チエホウフ(大倉さん)ともう一人のドイチ人の作家・ベルトトルト・ブレルヒト(野田さん)←どれも、なんてネーミングなのよ・・・
遊園地を買収しようとするシャイロック・ホームズ(大鶴佐助くん)東急半ズボン教官(山崎一さん)

あいかわらず、野田さんの言葉遊びは止まらない。

「もう、そうするしかない国」=「妄想するしかない国」
「穴でやる言葉の並べ替え」=「アナグラム」
「USAGI」=「USA GI」

まだまだあったと思うけど、全部は思いだせない。

新しいイマドキな言葉も多々盛り込まれていて、VR、メタバース(仮想空間)、AI、仮想通貨、ハツネアイ?って誰??

今回も堀尾さんの美術は秀逸。カメラのシャッターのようなシャープな出入り口、大きな揺れる懐中時計、縄が波になり、鏡で何人もの人(兎)を増やして見せる。

そして、兎は走る。その兎をアリスの母が追いかける。兎はアリスを「お家に帰してあげる」と・・・
兎はネバーランドの子どもの一人?けれど、この子どもたち、かなり荒んでいる。そしてその子どもたちが妙にきちんと整列し始めたあたりから、ちょっと嫌な予感が・・・

体温38度の線・・・38度線?・・・なんか背筋がぞわっとした。

そうか。それか。アリスは・・・
うわーーーっ。またまた、重いテーマをぶっ込んできたなぁ
野田さんの頭の中にはまだまだ終わりにできないいろいろが詰まっているんだろうなぁ。

・・・あの頃、ニュースであの事件の報道を聴くたび、怖いと思った。
突然いなくなった我が子を、必死で探すご両親に胸が痛んだ。
でも、未華子ちゃんの「おかあさん、おかあさん、おかあさん・・・」というあの繰り返される哀しい声を聴いて、初めて、たった13歳の女の子がひとりぼっちで見知らぬ国へ連れていかれるというその恐怖を考えたら、どんなにか心細く辛かっただろうと可哀想でならなかった。
そして、ラストシーンで母と娘が固く抱きあい、安堵したのもつかの間、それが一瞬で母の腕の中から娘が消えてしまう哀しい現実を目の当たりにして、胸が潰れる想いだった。
野田さんのいう〝なんともいたたまれない不条理”・・・そうだよ。ただただ普通に暮らしていたはずなのに・・・こんなふうに母と娘が、意に添わず引き離されることがあってはならない。

うーーーーん。これまた問題作だ。

それにしても、どの言葉も早くて、初見では本当の言葉の意味に追いつけない。
・・・いずれ、WOWOWで放映されたら、再度ゆっくりと考えながら観たいです。
コメント (2)
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