秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

あっという間に

2008年11月30日 23時18分53秒 | 日常のこと
気がつけば11月も終わります。
残っているのは、おそらく目が回るほど忙しいだろう12月のひと月。
仕事も目いっぱい詰まってくると思われます。
平日はずっと、残業続きになりそうです。
決まっているはずの休日も、もしかしたら仕事になるかもしれません。

・・・観劇の予定もだいぶ変更&あきらめました

なんといっても、アッキーのライブ『SKIN』
先にやった名古屋、大阪ライブはすこぶる好評のようで、ここへきてまたまた新たなるアッキーの歌声を聴いた、と友人からも報告が。
でも、東京ライブ、平日の赤坂は・・・無理だっ!!
思えば昨年のクリスマスも一緒だったし(帝劇にいたってだけですが
今年はずっとアッキーと共に過ごしてきたのに・・・(ただ、単にライブに何度も行った、という意味です
最後まで一緒にいられずに・・・ごめんね、アッキー(←だーかーらーそーゆー意味じゃなく


それと、せっかく持ってた玲奈ちゃんの『Jewel』・・・吉野さん&東山さんのWアンジョ(!?)が脇を固める、さぞや美しいダンスシーン満載の舞台だったろうに


その吉野さんが“謎の若者”に扮し濃密な舞台を魅せてくれた『AKURO』。
2年前にはじめて観た時、「再演したら絶対観たい!」と断言していた舞台です。
う~~ん、これも実は行けるかどうか、ちょっとアヤシイ


『ラ・カージュ・オ・フォール』・・・市村さんのザザ、実は未見です。なのにこれがファイナル
などと、聞いた日にゃ・・・やっぱり観たい。
・・・行けるかなぁ


そして、今一番観たいのはコレ。
・・・『RENT』です。
なのに、チケットを持っていない!!(実は持ってました。でも、予定が合わず手放しました・・・かなり前方の良席だったのに・・・
ああ~空から降って来るといいなぁ~

コメント (2)
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2008 『エリザベート』 11/27(木) マチネ

2008年11月28日 22時34分42秒 | 『エリザベート』
・・・欲望に負けました。
「一番後ろだから許して」と自分にいいわけしながら、行って来ました


『エリザベート』 2008.11.27(木) 13:00開演 帝国劇場


エリザベート     朝海ひかる
トート        武田真治
フランツ・ヨーゼフ  鈴木綜馬
ルドルフ       浦井健治
ゾフィ        寿ひずる
ルキーニ       高嶋政宏
少年ルドルフ     石川新太


2年前、2006年。革命的なトートとしてデビューした、ヤンキー武田トート。(その時の感想はここ
そのヤンキー武田トートの成長ぶり、大好きな禅さんフランツと双璧の綜馬フランツ、そして“繊細で苦悩深い”浦井ルドルフ。
寒さも雨もなんのその。・・・飛んで行きました

が・・・
ヤンキー武田トート、といえば前回は、日生の2階席の一番後ろから観ましたが、今回も帝劇2階席の一番後ろ
周りに埋もれて見つけられなくてはたいへん!!と(爆)ずっとオペラで舞台をガン観する私は、きっとかなり怪しい人でした・・・


まずは、
トート/武田くん
・・・・・。(すみません、すっごい辛口です
ゴンドラの登場シーンの歌声を聴いた瞬間“ありゃりゃ~”
下手なわけではありません。多少アヤシイ箇所もありましたし、なんでこんなにエコーが!?と思う箇所もありましたが・・・
山口トートの重厚なお声のあとでは・・・いかにせん、か、軽い。軽すぎる
お歌プランを変えたのか(前はこんな風に感じなかった)囁くようなフワフワした感じと、男らしくロックっぽい感じが入り混じったおもしろい歌い方(すいません、でも笑っちゃいそうでした
う~~ん「最後のダンス」ロック調といえばロック調でしたが、なんだか雄叫び系で、♪イェイイェイイェイ~とか、♪ウォウウォウウォウ~ばかりが耳に残ってます
そして武田トート、といえば“ワル”なイメージが強かったのですが、なぜか、今日の武田トートは「愛と死の輪舞」からシャイな男の子という感じ・・・そこが結構、私的にはツボでしたが。
あいかわらずビジュアルはセクシー系です。そこまではだけなくてもいいだろう、と思うくらい胸ははだけて、ブーツはダークレッドのニーハイ型(もちろん超かかと高い)
山口トートが徹底的に黒づくめだったのに比べると、赤やら白やら衣装はいろいろ。
ただ“黄泉の帝王”(帝王には見えないけど)の白シャツ姿は・・・
元々お顔の整ったきれいな人だから・・・白のシャツ(ブラウス?)に黒のタイツ姿の「私が踊る時」の武田トートを見ていたら、武田ルドルフでもいけるんじゃないかと思ったり
ビジュアル的にはかなりセクシーなんだけど・・・え~と、シシィにいまひとつ迫る感じが薄いのです。
あの「最後通告」の机の上の寝そべりや「体操室」のドクトル仕様でも・・・あんまりシシィを追い詰める感じじゃなくて・・・若いのに、なにを遠慮してるのよ!と心の中でツッコミ(あ、あら、私ったらなにを妄想してるんだか
それに、山口トートよりも踊ってなかったような・・・(爆)
う~~ん。
なんだか、ビミョウに接近しないというか、ある一定の距離がいつも保たれていて(近くに行くと身長差のないことがバレる?から??)
それはルドルフとの「闇が広がる」も同様。
・・・どうしよう・・・山口トート以上にドキドキしなかったかもしれない
ただシシィに拒絶されるとフッと一瞬悔しがる表情と、艶かしい手の動きが美しくて
それから、なんと言っても“目線”がセクシー。男っぽく刺すような、甘えるような色っぽい目線にはちょっとクラっとしました
それと、ラストシーンで、シシィを抱きしめる前に手をとって口づけするシーンが妙に紳士的で前回、ヤンキーと思っていたトートに気品を感じてちょっとびっくり!!
・・・基本、黒髪の武田トートですが、後ろ姿にスポットライトが当たると、銀髪のトートに見えて・・・美しかったです。(その場面ではどうしても、私の“お一人限定トート”を思い出して・・・


シシィ/朝海さん
2度目なせいか、ちょっと細かく観てしまいました。
え~~~、とりあえずお歌は、置いておいて
少女のシシィ・・・私はもしかしたら涼風シシィより好きかも、です。
おてんばで明るかったシシィがハプスブルグ家に嫁いで、自由を奪われて、どんどん心を閉ざしていく・・・朝海シシィの無表情な冷たさがそれを物語っているようで・・・。
「私だけに」の最初は、朝海シシィはほとんど位置を変えず、その場に立ちすくんだように自分を嘆き、2番に入ってベッドに移動、そこでは静かに強い決意を表明。
その歌い方の差に、自分のこれからの生き方を決めるシシィを観ました。
時が経ち、味方と信じたフランツを頼れない哀しさ、息子のルドルフにさえ優しくできないほど心を病んだシシィ。
「精神病院」で、封印した感情を絞り出すように歌うシシィには、ちょっと同情しました。
余談ですが、朝海さん・・・「私が踊る時」の肩の大きく出るドレス姿、なで肩のラインがすっごく丸くて女らしくて美しかったです。



フランツ・ヨーゼフ/綜馬さん
綜馬フランツは、本当に真面目で優等生っぽいフランツでした。ゾフィーの自慢の息子、というのがふさわしい。
謁見の場で、ゾフィーの刺すような助言に苦しそうに「却・・下」と口にする心やさしいフランツ。
そして、めちゃくちゃハンサムさんです。
バートイシュルでお見合いと聞いて「結婚っ!?」なんて、口に出して驚くほど純情な陛下。
そんな純情なフランツだから、シシィをひと目見て好きになっちゃうともう一直線。本当にシシィしか見えてないのね。
で~シシィと二人っきりになった綜馬フランツ、
きゃ~~っ!!いきなり両手でシシィの頬を挟んでキスしようと!?
へ、陛下、それってダメです。いくらシシィが好きでも、会ったばかりの16歳の女の子に早急すぎます~
綜馬フランツは、とにかくシシィがかわいくて仕方がない、というふうに見えました。
フランツがシシィを愛せば愛するほど、ゾフィーはシシィに厳しくなるのも納得。
そのゾフィーの手をとって口づけし決別するフランツ。最後まで優秀な息子です。
晩年の綜馬フランツ。どこまでもその真面目さは健在です。
「夜のボート」・・・完全に心を閉ざした妻に、ひたすら愛を告げる綜馬フランツの真摯な歌声が感動的でした。
そしてトートに奪われそうなシシィ・・・♪わが妻だ~っ!!と叫ぶ綜馬フランツ・・・「悪夢」の中でも誇り高い皇帝陛下のままです。
とにかく美声。今更ですが・・・綜馬さんはフランツにぴったりだと思います。(ちなみに、私個人的には、綜馬フランツは青年時代が、禅さんフランツは晩年が好き。)


ルドルフ/浦井くん
青い皇太子服が本当によくお似合い。
よく伸びた高音が美しい。
少年の心のまま成長したような、孤独で繊細な皇太子。
「闇が広がる」・・・子どもの時からの秘密の友達であるトートに縋らずにはいられない不安で危うい皇太子。トートにけしかけられ、国の将来に苦悩する姿は“萌え~”でした!!(おい
「独立運動」で革命家たちに持ち上げられ“ハンガリー国王”の座にうっとりと上気するルドルフ。
革命の失敗に「名前は?」と問われ、「・・・ハプスブルグ。」と名乗るその絶望感。
フランツに「父上・・・」と力なくつぶやき、母に♪わからないわ~と拒絶された皇太子の孤独と哀しさ。
TDに弄ばれるように、翻弄されボロボロになる浦井ルドルフ。
ダンスもキマってました。トートに追い詰められ、正気を吸い取られるような死のキスのあと、間髪入れずに銃の引き金をひくルドルフ。
真面目さが綜馬フランツの息子だな~、と思わせるまっすぐな皇太子でした。
浦井ルドルフ・・・最高でした
ビジュアル&お歌どちらも、私好みの“繊細で苦悩深い”真面目な皇太子そのものでした!!


ゾフィー/ひずるさん
初風ゾフィーもそうでしたが、とにかくお強く、そしてお美しい。
それゆえ、フランツに拒絶され、最後まで国を思って死んでいく姿には思わず


ルキーニ/高嶋兄 
前より“遊び”が多くなったような・・・皮肉や毒が増えてノリノリですね~
ただ、ちょっと“茶化し”部分が多すぎ?
「ミルク」はやっぱりこの高嶋兄が真ん中で踊ってくれないと・・・ですね


その他、気づいたこと。
村井パパと家庭教師のラブシーン・・・めっちゃくっちゃアダルト!!なんですけど
バートイシュルのシシィってホントにかわいい。フランツがひと目で好きになってしまうのはすごくよくわかるのだけど、シシィは??
「結婚の失敗」・・・ゾフィーさま・・・「ぶっ潰した」って、あーた
ゾフィーさまのお付きの女官たち・・・いつも思いますが、あのダンス・・・笑えます。
本日のチビ・ルドくん=石川新太くん線は細いながら、“マァマ~”の言い方がかわいくて・・・成長したら(?)浦井ルドルフになりそうな感じ
TDって、常に8人揃ってシンメトリーな配置になった時が好きだったのですが・・・今回、劇場の全部が丸見えのお席だったので気がついたのですが・・・時々、7人しかいない(1人足りない
え~~っ!?私の思い込みでしょうか。
マダム・ヴォルフの娼館にて。マデレーネのハイヒール。片方が赤、片方が黒。(←それがなんなの!?)
精神病院。ヴィンデッシュ嬢の気品高くお歌のお上手なこと!!・・・いつかこの方の♪「私だけに」を聴いてみたいのですが・・・ダメ?
しかし、『エリザ』って舞台は・・・よくできていると思います。観ただけの感想だけでなく、様々なことを考えさせてくれます。
・・・やっぱり魅力的な舞台です



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打ち明けるよ・・・

2008年11月27日 18時45分36秒 | 『エリザベート』
娘その2へ。

今日は、実は、仕事が休みだったのよ~
お母さん、ちょっと、いろいろ、疲れてたのよ~
で、なぜか・・・チケットが1枚だけ空から降ってきちゃったのよ~
あ、舞台から一番遠い席だからさ~
ほら、それに・・・きっと私の方が絶対に先に死んじゃうだろうしさ~
(だんだんいいわけが、支離滅裂に・・・

って、ことで・・・

帝劇行って、武田トートに会ってきちゃった・・・
・・・ごめんよ。


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疲労困憊

2008年11月26日 23時57分26秒 | 日常のこと
よくあること、といえばよくあること、ですが・・・
単純ではない人間関係や・・・いろいろで少し疲れてます。

こんな夜に私を癒してくれるのは、
アッキーの歌声?井上くんの笑顔?
ああ、内野さんの映画まではあと一週間もある


仕方がない!!・・・やっぱりこれだわ

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「Go to heaven」

2008年11月24日 23時57分01秒 | こっち向いてアッキー
休日ですが、仕事でした。
帰ってきたら、娘その2がCDを聴いていました。

ええ~っ!?アッキー!?

私があまりに夢中なもので、“アッキー嫌い”になってしまったはずなのに・・・
HDDに残してあった『himself』を見たら、急に聴きたくなったそうで。
でも・・・

「なんで、入ってないの!?」

・・・と文句タラタラなのは、劇中の一曲「Go to heaven」。
たしかに・・・入ってない。
確か、これって舞台『himself』のために書き足された曲?だったような・・・

娘その2「この曲が一番聴きたかったのに!!

今すぐに 扉を開けて
会いたくない 会いたい
心が今にも張り裂けそう
愛してる あなたひとりを 愛してる
誰よりも その笑顔を 見たいのに
I'll go to heaven 甘い言葉に 酔いたくて
I'll go to heaven 甘い香りに 満たされたい
I'll go to heaven


なぜでしょう。
私も・・・実はかなり好き。
父王の死の真相を知り、錯乱する心のままオフィーリアに愛を乞う、狂気に満ちたハムレット。
アッキー・ハムレットの迫真の表情。
うわ~~っ!!思い出しただけでドキドキしてくる・・・


・・・けど・・・母子だなぁ~
どうしてこんなにツボが一緒なんだか・・・


追記:動画を見つけました。
せっかくなので、載せておきます。
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ときめき

2008年11月23日 22時39分18秒 | えとせとら
今更ながら・・・いートシのおばちゃんのたわごとですが・・・

いろいろな舞台を観て。
いろいろなドラマを見て。
ちょっとだけ韓ドラも見て。

・・・ふっと考えました。

かわいかったり、
イケメンだったり、
カッコよかったり、
王子さまだったり、
すごくいい人だったり、
そこには、実にいろいろな“ステキ”な人が存在するのですが・・・

私にとって“ステキ”な人って・・・ドキドキするか、しないか。
どのくらいときめきを感じる・・・ここがポイントのような気がします

それは・・・
さりげない仕草だったり、
魅力的な視線だったり、
心地よい声だったり、
美しい指先だったり、



う~~~~ん、今一番気になるのは、やっぱりこの人。
皇太子 イ・シン





・・・後ろ姿までドキドキ。
弁護士 オ・スンハ






韓国映画 『アンティーク』
日本では来年の5月公開!!・・・早くこの笑顔に会いたい






・・・彼の名は、チュ・ジフン 26歳。俳優。

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映画 『初雪の恋 ヴァージン・スノー』

2008年11月21日 22時19分57秒 | 映画
夜中に偶然見ました。

映画 『初雪の恋 ヴァージン・スノー』

京都に住む高校生・七重(宮崎あおい)と韓国から来た転校生・ミン(イ・ジュンギ)の恋物語。
言葉の壁や距離。
それでも、惹かれあう二人。
七重にひと目惚れしたミンの必死さがかほほえましいです。
片言づつの会話に、二人の気持ちが通じ合っていくのがなんだかうれしい。
京都の街並み、自然・・・きれいでした。
音楽もステキでした。

“初雪の日に逢う恋人たちは幸せになれる”

そう言って“韓国式の指きり”をして「約束」するミンと七重。
(この“指きり”がまた、かわいいんだ~
そして・・ミンの前から姿を消す七重。急遽、帰国しなくてはならなくなったミン。
哀しい運命にすれ違っていく二人が切ないです
それでも・・・

逢いたくて、逢えなくて、逢いたくて。
(このフレーズが好き


巫女姿のあおいちゃんがかわいいです。
そして、相手役の韓国の男の子・・・切れ長の目がすごくきれい・・・


えっ!?・・・この人があの、韓国一「美しい男」!?

知らずに見ていた自分が・・・
そのうえ、なんだか最近、韓国語を違和感なく聴ける自分が・・・


しかもこの映画、見たことないはずなのになんだか見たことあるような・・・
あ~~~っ!?思い出した。
そうだった・・・内野さんの『あかね空』を観た時に、恵比寿の映画館で予告で観たんだった・・・


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ルドルフがっ!?

2008年11月19日 23時24分33秒 | ドラマ
ドラマ『OLにっぽん』第7話。

・・・えええっーーー
会社をサボった都留くんの向かった某劇団稽古場にて(?)

「おまえも歌ってみるか?」

と声をかける茶髪の青年・・・きゃーーっ!!
伊礼くんじゃないの!?


・・・初代ルドルフ&現役ルドルフだぁ~~っ!!
しかも、『ルドルフ』の劇中歌の「明日への階段」とか歌ってるし


これって、サプライズ?
友情出演?・・・いや、後輩出演、か???


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2008 『エリザベート』 11/16(日) マチネ

2008年11月18日 23時26分23秒 | 『エリザベート』
「あのね、お母さん。こう言っちゃあ悪いけど、今舞台に立っているのは、内野さんじゃないの。だから、内野トートのことは忘れて、今の舞台の上のトートに、もっとを持って観て来なさい。」

・・・娘その2から、あまりにもごもっともなご意見。


しかもこの日は、山口さんLOVEなお友達・Sさんと一緒。
う~~ん、私ももう少し、山口トートにを持って・・・と観劇してみました



『エリザベート』 2008.11.16(日) 12:00開演  帝国劇場


エリザベート     涼風真世
トート        山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ  石川 禅
ルドルフ       伊礼彼方
ゾフィ        初風 諄
ルキーニ       高嶋政宏
少年ルドルフ     田川颯眞


主役のシシィだけが別の『エリザベート』でした。

まずは、
エリザベート/涼風さん
涼風さんのことだから、すっごく少女っぽいシシィを想像していたら、そうでもなくてわりかし普通。(逆にあまり、少女には見えず
朝海シシィもでしたが“側転”はシシィには不可欠?
木から落ちて黄泉の国に行く前にトートに出会うシシィ、トートに対してあまり物怖じしてないのね。あんなにまっすぐに見つめられたら・・・たしかにトートも、ちょっとドキっとしちゃうかもな~
かわいかったのは、バートイシュルで荷物の上に座っているところ。
ルキーニとも和気藹々でお茶目なかわいさが炸裂。
ここまでの衣装って、朝海シシィと色違いのおそろいなの?
結婚式シーンの髪型はソバージュじゃなく、アップ?なんですね。
・・・さすがに、お歌は安心して聴けました。でも演技プラン?に???なところも。
「私だけに」・・・2度目の出だし♪いやよ~からなんか違和感。
しかも、あの最後の片腕を前に突き出しての、ガッツポーズみたいなのは・・・な、なにっ!?なんか・・・“決意”を通り越して別のものに見えました・・・(『ライオンキング』のシンバかと思った
この「私だけに」で、かつて、シシィの孤独と決意に感情移入して涙した私には、ちょっと・・・
自我に目覚めた涼風シシィは、なんだか全体的に、見た目は優しいのですが・・・非常に“凛”としている感じ。冷たい、というのではなく、強く見せているというか。
強くならなければ、このハプスブルクでは生きていけなかった・・・そんなシシィに見えました。
「私が踊る時」・・・シシィとトートのツーショットがなぜだか、アントワネットとカリオストロに見えてしまい(『MA』の舞台上はそんな場面はないのに
精神病院のシーンも印象に残っています。涼風シシィの本音が一番表れているようでした。
禅さんフランツとの「夜のボート」は文句なく素晴らしかったです。
・・・う~~ん、わかってることだけど、この曲があのシシィとフランツの恋の始まりに歌われた「あなたが側にいれば」と同じ曲だと思うと、本当に切なく哀しかったです。


その
フランツ/禅さん
ああ、やっぱりお優しいお声
バートイシュルでシシィに出会った時の禅さんフランツは、本当にうれしそう。
ヘレネのことは目にも入らず、シシィだけ!!
「最後通告」・・・扉の前で♪開けてくれ~と歌うフランツですが、
・・・私なら即座に扉を開けますけど?(笑)
若い皇帝時代も素敵でしたが、2幕の堂々とした中年以降も皇帝らしく、ルドルフに向かっては本当に父の威厳もしっかり感じられ、もちろん最後の悪夢&暗殺シーンは気持ちがいいほどの乱れっぷり!!


そして、
黄泉の帝王トート/山口さん
娘その2の助言に従いを持って、観てみました。
あいかわらず、エコーがかかり過ぎなところは多々ありましたが、やっぱり山口トートのお声はスゴイです。
あの囁くようなまどろみボイスは、それだけで天国、あ、ちがった別世界へ連れて行かれそう。
「最後のダンス」・・・全てはトートの手の中にある、と思わせる迫力。(山口さんのロックテイストのお歌が聴けるとは思ってなかったけど
黒のトートの衣装が案外お似合い。思っていたより細身に見えました(笑)
カテコの時の、片側だけ裾のカットが違うロングコートがステキ。
あ、「最後通告」のあとの♪エリザ~ベェィト~泣かないで~の最後シーンで、噂の羽ペンの突き刺さったところをはじめて観ました
山口トートは、山口トートだというのに(?)本当によく踊っていらっしゃいました
若いTDの中、多少動きはゆるやかでしたが、それでもこんなに踊る山口さんを観たのは、大昔に見た『キャッツ』のラム・タム・タガー以来かもしれません
そして、すべてのシーンにおいて、山口トートの優雅に動く(?)大きな手が印象的でした。
・・・どんな時も、常にシシィを見つめている山口トート・・・求めずとも、迫らずとも、こうしてシシィの愛が自分に向かってくるのを待ち続ける山口トート。
こういうトートもありか・・・う~ん。
決してドキドキはしませんでしたが、それなりに山口トートの魅力を再確認しました。


以下、印象に残っているシーン他、感想としては

春風ルドヴィカあのハンカチ・ダンス・・・好きだわ~
ヘレネ姉さんのヘア飾りを付け直すところは、みんなに大ウケ。
今回も村井パパ婚礼の夜に最後までシシィを見守っている親心にうるっ。
2回続けて、チビルドちゃん田川くん
高音がすごく伸びてきれいで、笑顔もかわいい。
♪ママ何処なの~はあんな大きな本を読んでいるのが、皇太子の責任の重さかなぁ(笑)
伊礼ルドルフ肩幅が広くて男っぽい
♪ママは僕の鏡だから、は涼風シシィが声質的にお優しいのでルドルフを拒絶しながらもいいバランスでした。「ママは僕を・・・」のセリフもなかなかよかったです。
独立運動で革命家たちに持ち上げられ、その気になるルドルフが哀れだ・・・
「ミルク」と「HASS」なんだか以前に比べると迫力に欠ける気が・・・なんでかな~
中山新エルマー声が若々しく、キビキビしていていいですね。
初風ゾフィ・・・あの『宝塚BOYS』のおばちゃんが、と思うとすっごく不思議。マダム・ヴォルフの伊藤さんも同様。『レベッカ』も一緒に観たSさんは目を・にしていました。


・・・あああ、どうしよう
『エリザベート』・・・私はやっぱりこんなに好きなんだわ~
こうなると、別バージョンのトートとか、フランツとか、ルドルフとか・・・観たくなってきちゃったじゃないの~

うう。また、あらぬ欲望が・・・

 
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2009年度版カレンダー

2008年11月15日 23時26分41秒 | 内野づくし
今年も、FAN CLUB・聖陽流から来年のカレンダー販売のご案内がやってきました。

う~~ん。

“全カット撮りおろし”・・・最新の内野さんはうれしいんだけど。
なにしろ、毎年ツートーン(モノクロ)のこだわりの(?)出来栄えのカレンダーですものね。
別にいいんですよ。白黒でも。
内野さんの魅力を最大限に引き出してくれるものなら。
ただね~できれば、せめて、ちゃんと内野さんだと識別できるものにしていただきたいと・・・
衣装もね~
先日の舞台『私生活』を観ながら思いましたよ、つくづく。
やっぱり、着る物も大切です。
正装でなくてもOKですが、やっぱり内野さんを魅力的に見せるお仕着がいいなぁ。
(いや、別に白いタキシード着て真っ赤なバラの花束持ってくれ、とは言いません

う~~ん、どんなだろう。


ちなみに、会員限定グッズのストラップはちょっと楽しみです


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