秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

頭の中で

2008年03月21日 23時59分11秒 | 『ベガーズ・オペラ』
ずっと頭の中でくりかえし流れている『ベガーズ』の歌の数々。
中でも、やっぱり口から出てくるのは歌穂ルーシーの「女狐の願い」。

♪二度と会えなくても~私のこと忘れても~

・・・ああ、切ないなぁ・・・




ちなみに、娘その2は、あの原田くんの美声に完璧に心を奪われ・・・

“原田クリス”をどうしても観たい!!・・・というわけで、クリスの数だけは『ミス・サイゴン』を観ることになるかもしれません(おい



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『ベガーズ・オペラ』 3/20 (木・祝) マチネ

2008年03月20日 22時47分20秒 | 『ベガーズ・オペラ』
静かに待っていた内野マクヒースとの再会。
大阪の噂を聞くたびに、胸の奥で小鳥がざわめいたけれど・・・
そして、やっと帰ってきた『ベガーズ・オペラ』!!


『ベガーズ・オペラ』 2008.3.20(日) 13:00開演 日生劇場


内野聖陽、島田歌穂、笹本玲奈、橋本さとし、森公美子、原田優一、村井国夫、近藤洋介、幸村吉也、小西のりゆき、村上勧二朗、高谷あゆみ、三谷六九、照井裕隆、宮菜穂子、高野絹也、Kuma、水野栄治、小此木麻里、山崎ちか、泉里沙、入江加奈子、山崎直子、(高嶋政宏)

約2年ぶりの舞台は、ところどころ演出が変わっていたけれど、練り上げられてパワーアップした感じ。
初参加の方もいるけれど、それも感じさせない、どのキャストも実力者ぞろいの選りすぐりぞろい。
ある意味、これほど不安材料がまったくない舞台もめずらしいかもしれない・・・
中でも、今回、特に印象に残ったのは・・・

原田くん(フェルチ&ノエル)!!
とにもかくにも、素晴らしい歌声
よく伸びる透き通ったそれでいて雄雄しい美声。
彼が歌いだすと、空気が変わるよう。聞きほれてしまいました・・・
(これって、やっぱりアンジョ効果なのかしら・・・?)
フェルチ仕様の場面では、さとしさんとはまたちがう“若造フェルチ”ぶりが好感触。

もうひとりは、
歌穂さん(ルーシー)
・・・うまいよなぁ~
あの2幕の「女狐の願い」はその歌声に自然と涙が・・・
しかも、玲奈ちゃんポリーと2重唱になる場面、アンサンブルで全員がポリーのパートをコーラスしてるのに、歌穂さんひとりでそこに「女狐の・・・」を合わせてる!!・・・圧巻でした。


そして、お初の
さとしピーチャム
・・・え~~と、実は先週16日に最後の高嶋兄ピーチャムを観ました(感想は結局追いつかず
どうしても獰猛な?高嶋兄ピーチャムのイメージが強すぎて?さとしピーチャムは、それよりはちょっとやさしめ?
声質がクリアーできれい過ぎるのかな~
テイストがちがう、と言ってしまえばそれまでですがね。
やっぱり、イメージとしてはトムのほうがフィットしますね。

他にも、強気が増し堂々としてきた玲奈ちゃんポリー
今回、よくよく聴いていたらポリーの歌う曲って、本当に転調が多くてむずかしい~のね。
歌おうとすると、覚えたつもりでも途中からちがう歌になってしまったり、音程が正しくキープできない!!
でも、玲奈ちゃんは、しっかり聴かせてくれてるのよね・・・
う~~ん、成長してるよね~
しかも、今日は1曲はしょられたのか?・・・なくなってた?
対ルーシーとの戦闘シーン?もすっごい迫力!!
ラストのマクヒースの縛り首直前の場面は、なんとなくルーシーより落ち着いて見え、おねーさんっぽい!?



で、赤いカリスマ?
内野マクヒース
・・・もうマクヒースが浸み込んでますね~
“女ったらし”と“ろくでなし”と“セクシーカリスマ?”と・・・いろんなものが交じり合って、と、とにかく目が離せない~~っ!!
全体的に暗めの舞台の上で、あの赤いコート姿は・・・もはや、反則でしょう~!?という艶っぽさ。
う~ん、一年も、あの汚い勘助をやってた人とは思えない・・・
一番好きなのは、やっぱり1幕最後の「遠い場所へどこか」
・・・あんなふうに歌われたら、“恋した女はバカ”でも一向にかまいませんからーーっ!!
やっぱりナマで観る舞台の上の内野さんが最高に素敵!!ということを再認識した『ベガーズ・オペラ』でした。


そして、短い時間でしたが、久々にお会いできた方々・・・楽しかったです。
ありがとうございました!!
また、お付き合いくださいね



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『ベガーズ』 チケット

2007年10月03日 23時50分06秒 | 『ベガーズ・オペラ』
一回でも観れれば、いいか。
・・・と、わりと無欲に申し込んでいた『ベガーズ・オペラ』。
FCから、当選の連絡が来ました。

とりあえず、2回は、あの“セクシー・カリスマ!”の内野マクヒースに会えそうです。




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マクヒース、再び!!

2007年05月25日 22時32分20秒 | 『ベガーズ・オペラ』
残業帰りの電車の中で、ネットのお友達からのメール。
予てから噂だった『ベガーズ・オペラ』 再演決定!!
http://www.tohostage.com/beggars_opera/

・・・でも、まさか、またまた日生の舞台とは思っていませんでした。
再演の時は西方が有力、との噂でしたから・・・
内野さんのFC公式サイトにもしっかりUPされていました。
・・・来年3月かぁ・・・
・・・へっ!?娘たちの受験!?卒業式!?
私は・・・行けるの!?観れるの!?
お会いできるの!?

あの「俺は、女がっ好きだっ!」とお色気ビーム炸裂のマクヒース。
妖艶なトートとはまたちがう魅力的な内野マクヒース・・・

やばい・・・また胸の中の小鳥が、ざわめきはじめた・・・





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『ベガーズ・オペラ』DVD

2006年06月25日 22時10分16秒 | 『ベガーズ・オペラ』
昨日、届いていたDVD。
本日、休みなのでおやつと飲み物を用意して、万全の体制で?鑑賞しました。

なつかしいなぁ・・・
内野さんはマクヒースだった。(あたりまえだけど)
つい、先日まで私が観ていたのはだれ?と思うような変わりっぷり。(ああ、逆か)
ああ、歌も、結構覚えてる。よかった~
・・・まあ、あれだけ通えばねぇ・・・(と、自分にツッ込み

本当に細かな角度からいろいろ映してくれていて、ただ、それがかえって私の目線よりずっと早くてパッパッと切り替わるので・・・正直、つ、疲れた。
実際より画面が暗いしな~
でも、よみがえってきましたよ。あのマクヒースの女たっらしぶり!?
ルーシーとポリーの間でオタオタする困り果てた顔。
そして、死刑台へ連れて行かれる前の、この世を嘆く心の震え。
目の前で、生き生きとマクヒースを演じる内野さんを観ていられるのは、本当にうれしかった・・・
舞台はナマモノ、それに勝るものはないけれど、こうして手元に公認の映像が在るのってうれしいです。

そしてそして、特典映像のインタビュー。
・・・めちゃくちゃ、いい顔してるじゃないの!!
仕事にノッテル男の顔だわ・・・(同時にちがうこともつい考えてしまう邪な私・・・)

昨日出かけて見れなかった『土曜スタジオパーク』の大河の制作発表の録画を見たけど・・・
やっぱり、・・・いい顔してる!!

片や、日本初の『ベガーズ・オペラ』という作品を演じきった、充実感に満ち溢れた内野さん。
片や、これから始まる大河ドラマ、という大作TVドラマに挑む期待と喜びで、いっぱいの内野さん。
ああ、どうしてかな。声を大にして叫びたい!
「私の大好きな人は、役者として今、すっごく輝いているのよーーーっ!!」

またまた♪あの病気の症状が・・・現れ、はじめてる~~・・・

すいません。今夜は(も?)支離滅裂です。






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『ベガーズ』後記

2006年02月01日 19時01分01秒 | 『ベガーズ・オペラ』
千秋楽の様子を、ネットの中のいろいろな方から聞いて、想像をしながら、思い出しながら、『ベガーズ』に思いを馳せていました。
『ベガーズ』一色となったこの1月、ほかの事を思い出そうとしても思い出せないくらいです。
内野マクヒースのお色気ビームにクラクラしながらも、生き延びるために自分を愛するルーシーとポリーの間でオロオロしたり、開き直ったり、と、姑息な男の必死さをコミカルに演じてくれた内野さん(マッコリくん)に惹きこまれ、また捕らわれてから、死刑台までのマクヒースの心の振幅を、いつも胸がつぶれるような思いで観ていました。

カテコのご挨拶の中で、
>「稽古のときから誰が上でも誰が下でもない、いいカンパニーだった」
との言葉が・・・と聞きました。
・・・私が感じていたのは、まさにこれ!!
どのキャストも体当たりで、個性的で、それぞれの良さが光っているのだけど、他の人と一緒でも、それだけが前面に出ないバランスの良さ。
正直言って、今まで観た舞台で、これほどアンサンブル・キャストさん(『ベガーズ』には当てはまらないけど)の、名前や特徴を覚えたことはなかったです。すみません・・・もちろんお気に入りの方々はいましたが、『ベガーズ』に関しては、誰もが主役!といっていいくらい誰もが輝いていて、インパクトが強く、忘れられない面々になりました。

SS席の設置、幕間の観客とのふれあい、カテコでのダンス、ダンス、ダンス。
舞台と観客の距離を近づけたことの成果でしょうが、それゆえに観るこちら側も本当に楽しかった舞台でした。
私がもしも、SS席に座ることができなかったら、「座ってみたい」と思い、
一度だけしか観劇できなかったら、「もう一度観たい」と思い、
一度も観れずにDVDだけを観たら、「ぜひ、再演を!」と思ったことでしょう。

舞台、演劇大好きな私としては、いい作品に出会うことは、人生の中で最高の幸せのひとつ、だと思っています。
『ベガーズ・オペラ』・・・乞食たちの一夜芝居。
けっして、同じ芝居はなく、ナマで、その時一瞬一瞬が新しいものに変わる楽しさ、意外さ、まるでびっくり箱を開けるかのようなドキドキ感、こんな芝居ははじめてでした。

ありがとうございました!!

誰に、というのではなく、この芝居に関わる方々すべてに言いたい。
作った方々にも、演じた役者さんたちにも、お会いできたお友達にも、そして私を劇場に行かせてくれた家族にも。

楽しかったー・・・



愛し愛されて 苦しんで生きぬいて
どうせあきらめて 終わるさこの命
でも最後は悲劇と 限らない芝居だから
涙よりも あしたを探そう

最後は悲劇と限らない 人生なら
涙よりも あした この手に




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『ベガーズ・オペラ』1/29(日)マチネ

2006年01月30日 23時21分21秒 | 『ベガーズ・オペラ』
「2006年1月休日の、私の住所は、有楽町1-1-1です。」
・・・と言っていいくらい日生劇場に通い込みました。
『ベガーズ・オペラ』・・・こんなに短い期間で、こんなにリピートした舞台は初めてです。
何が私をそうさせたのか?
とにかくMy 楽日『ベガーズ・オペラ』です。

2006.1.29(日)12:00 日生劇場

乞食一座の一夜芝居。
脚本を書いたトムは、「レディース!&ジェントルマン!」と叫び、ベガーたちが密集・・・(ああ、この舞台裏から照明が当たる、シルエットの映像がすっごく好き!)一斉に散らばったベガーたち、押し合い、取り合い、それぞれの衣装をひっつかんでうれしそうで。トムさんの猛々しいお声もステキ!

ピーチャム(高嶋兄)の黒のロングコート姿、悪い人の素因たっぷり。う~ん、まずその声からして悪の香りがするんだな~
好きなセリフ「・・・首吊るにしても、吊らないにしても」「どっちも仕事なんだから・・・悪気なんてない」

フィルチ(さとしさん)のお歌もいいなあ。
キャストがみんなで、持ち場持ち場で歌っていますが、ここまでは内野さんも例の5番ボックス席(勝手に命名)に。身振り、手振りで楽しそうに歌ってます。ああ、かわいい~眼福ですわ・・・

ミセス・ピーチャム(モリクミさん)とのコンビネーションもばっちり、ぴったり。
「夫婦ってのはどっちが多く無駄遣いできるか競争するもんなの!」
「女は、未亡人になるって楽しみがあるから結婚するんだ」
「あいつを縛り首にして、親孝行しな!」
・・・インパクトの強い名言の数々。
親の言うことなんて聞かず、突っ走ってキャプテン・マクヒースと結婚しちゃうポリー。向こう見ずのイマドキ娘、いるよね~こんな子・・・
純情乙女なとこと、計算上手なとこと、妄想バリバリなとこがいいです。

今日も、もったいぶったように、最後の10分でサッソウとマクヒース登場。
年若い、夢見る夢子のようなポリーはマクヒースにとっては、素直で、自分の言うことを何もかも信じてくれる、紫の上?(ちがうだろー!?)
ポリーとラブラブな時を過ごしながらも、ピーチャムの密告の話を聞くと早く逃げなければ、と焦るマクヒース。でも、かわいいポリーにうしろ髪をひかれ、登りかけた階段で、行きつ、戻りつ・・・笑えます。
♪旅を続けよう~生きてる限り
   ♪世界の果てへと~遠い場所へ、どこか~
朗々と、歌い上げて1幕終了。

幕間
10分くらいすると、客席にベガーたちがあっち、こっちと。
2階では、自慢ののどを聴かせるパフォーマンス。
例によって、モリーの前にはずらっと貢物の列が・・・
音楽が始まり、観客も手拍子、2幕の始まり~
ひとり、舞台でコケました。・・・「ちょっと、ちょっと、ちょっと・・・」と芝居を止めるトム。
お酒の差し入れに「ありがとうございます~こんな~お酒までいただいちゃってぇ」思わず、素に戻るトム。と、中央にはモリーを囲んでみんながわいわい。「そこ!なにやってんのよ~舞台の上でパーティーしちゃだめ。食べるんなら裏でしなさい。」
「客電、アウト!」で、芝居再開。

2幕、酒場のシーンにまたまた登場の赤いコートのマクヒース。やっぱりカッコいい~
「健闘を祈る!」とポーズ。
そして、さあ、もってこいの原田くんの歌声が響きます!!
大好きな馬車のシーン。
スピード感があって、心が躍ります。ワクワクする場面。きゃ~!!
ホントは、ここで手際よく追いはぎするキャプテン・マクヒースが見てみたかったの~
貴婦人に向かって「お嬢さん、あなたのハートをいただきます」・・・なんてね(勝手な妄想です、すみません)

さてさて、お色気ムンムンビーム炸裂タ~イム!!
「・・・男に惚れた女っていうのは・・・バカだよね?」
わかってますって!!はい、その通りでございますで、ございますヨ。
1階最前列のお客さんには、「好き、好き、好き、好き、好き」・・・好きの投売り状態(笑)
それから、華麗な剣さばきのご披露、♪男には女が、ど~して、必要かはみなさん、ご存知~
♪あこがれの、甘い~リップ、ちょっとぉ~なめて~しまいた~い・・・とここで、ホントに舌なめずり。(うわっ、いやらしい・・・でもドキッ)
♪ルージュはピンクのチェリー~
スタイルはミロのビーナス、(ここの腰つきはある意味ヤバイです)
もっと甘い夢を見たくて、今日も君にI Love You~
長椅子に寝そべり、花びらはらはら~
最後は♪・・・君にキッスしよう~で投げキッス!・・・決まった!!

商売女たちとお戯れ、あの、吐息交じりの恍惚とした表情・・・もしかして、こんなに、色っぽいおねいさんたちがいっぱいだっていうのに・・・内野マクヒースがいちばん、色っぽい!?

が!!突如捕らえられるマクヒース。
何度もしつこいですが、ここ、好きです。
身動きできぬよう、押さえ込められてがんじがらめ、でも、その時ほどマクヒースの瞳がギンギンと輝いている時はない・・・
女の裏切りの果ての末路。わが身を押さえ込む圧力を、跳ね返そうとする渾身のエネルギー。
♪・・・死刑台から~笑い返そう~・・・わっはっはっはっは~!!
すいません、オペラ使用であやしいほど見てしまいました。・・・だって~ここのマクヒース、大好きなんだもん!

監獄ではくわせものの看守ロキットがお待ちかね。
人はお金になること以外はしてはいけない、というポリシーのもと、マクヒースからも法外なお心付けを要求します。
そして、そのロキットの娘、ルーシー。マクヒースが傷つけた女性のひとり。
マクヒースを恨んでいて、憎んでいて、そして・・・愛しています。
「あなたの妻よ!」とポリーまでやってきてルーシーと鉢合わせしてしまうから、もうたいへん!!
ルーシーポリーの女の戦いは、超デットヒート!
(玲奈ちゃんの体当たり演技にはマクヒース役の内野さんも、詰め寄られて後ろに2,3歩後ずさりするほど。応える歌穂さんもすごい迫力!)
・・・ここでのマクヒースは“憎みきれないろくでなし”そのもの!
ピーチャムに連れて行かれたポリー、あとに残されるマクヒースとルーシー。
「これ以上愛せるものなら、一層愛せるようにしてくれ。・・・それまでオレの心はおまえの囚人だ・・・」
歯の浮くような甘い言葉を並び立てるマクヒース。
その言葉を信じたい一心で、あえてその言葉にすべてを託すルーシー。心のどこかで、うそと知りつつ、でも信じるの。
少しの愛と、たくさんの感謝だけが込められたキスを受けて、マクヒースの腕の鎖を解き放つルーシー。そして、そのぬくもりの残る手錠を抱きしめて、頬ずりするルーシー。まるで、愛しい人にするように・・・
♪愛する夫は逃げる、狐狩りの魔の手から
二度と会えなくても、私のことを忘れても

だめです、もう涙が込み上げてきて、舞台が全部滲んできます。
そのあとにポリーまで入ってきて二人で歌われたら・・・もう号泣です・・・うわぁぁぁ~~ん


3幕
ロキットに詰め寄られるルーシー。「恋はどんな女にも振りかかる災難だし」
遠い目をしてマクヒースとの出会いを思い出すルーシー。♪あの人の時だけは、身体中が震えて・・・ああ、そうなの、恋って突然降ってくるような、気がつくとその人しか見えなくなっているの・・・
・・・でも、ハッと気がつくルーシー。「私が彼の命を救ってやったのに・・・バカだな~あたしって」
そして誓うのです。リベンジ!リベンジ!!リベンジ!!!

その頃、まんまと逃げおおせたマクヒース、お上流とのカードゲーム、そのまま娼婦宿へご滞在・・・
悪だくみの相談に余念のないピーチャムとロキット、会いに行った先は、マダム・トレイプス、もうなんと言ったらいいか・・・濃すぎます、この3人。(笑)
あっという間に捕らわれるマクヒース。

鎖につながれ、♪おおおおおおおおおおおおおおお~~~むごい・・・

世の中への憤り、死への恐怖、孤独の寂しさ・・・
人生を謳歌していた輝かしいキャプテン・マクヒースは今やズタボロ、わずかな酒に運命から逃れるようにおぼれるマクヒース。

♪人はみな、生きるために もがいて罪を背負う 
 平等な法律で おれ達が吊るされるのは なぜだ・・・
同じことをしながら、金持ちと貧乏人が平等に裁かれないのは、なんと、不条理なことでしょう。哀しみの行き先がない・・・

最後のお別れに、と会いにくるルーシーとポリー。
離れない、離さない、と歌う二人に、「放っておいてくれ、怖いんだ・・・」
・・・放っておけるはずはないでしょ!・・・ああ、愛しいマクヒース。
女房という女たちが会いに来て、半ばやけっぱちのマクヒース。
「早く、やってくれ!」
・・・・・

老役者の「一声」で、恩赦だー!恩赦といえー!!
お~んしゃ!!と、ぴょこーんと、マクヒースがこの世に帰ってくるまで、生きた心地がしません。
今日もトムの扉外からの絶叫が聞こえてきて、「みんな、踊ってくれ」と、舞台が華やいだ雰囲気に戻って来るまでは、胸がドキドキ。
トムが叫ぶ「大事な教訓を・・・!!」
わかっていますが、やっぱり結末はささやかでもいい、明るい方がいいです・・・
だって、現実は、暗くて、つらくて、悩み多きものですから・・・

カーテンコールは♪持ってけ~の大合唱&ダンスやら、SS席のみなさんを巻き込んでのダンス、ダンス、ダンス・・・
ご挨拶は、「18世紀の、一夫多妻制男~」なんて紹介されて、「女が大好きなマクヒースですが、素の内野は、人並みです・・・」などとおっしゃっていましたよ。
最後の最後は、さとしさんとツーショットで、舞台3階にあらわれ、何か歌ってくれるの?と期待したのですが、投げキッスで。

楽しい舞台でした。毎日が、はちゃめちゃではじけて、ノリノリで。
次は何をやってくれるのか、となんだかちがう期待で楽しめた舞台でした。


そして、この日、いつもお世話になっているネットのお友達に,
たくさんお会いできました。すっごくうれしかったし、楽しかったです。
おつきあいいただいたすべての方々に、・・・ありがとうございました!!



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記憶のかけら

2006年01月25日 22時10分44秒 | 『ベガーズ・オペラ』
引き続き、頭の中では『ベガーズ』ソングがまわっています。

♪愛がきっと導~くわ、あなたを約束の地へ~
♪あの瞬間、きらめいた、キスで運命だとわかったの~~
♪わ・か・さ、消えないうちに、精一杯楽しもうよ
♪男には女がど~して、必要かはみなさんご存知~
♪腹ペコのキツネだって、襲うのはめんどり一羽・・・
♪この弾丸を~金にかえてみせようか~
♪まあ、ポリーったら、とんでもないことしてくれたね~
♪これが~最後の晴れ姿~
♪人生には裏表~正直者こそ~偽善者だ!
♪あの人の時だけ、身体中が震えて・・・許したものはキスだけじゃなかった

・・・すべて、断片的にしか覚えていません。
しかも、正しいかどうかも、あやしい記憶。
なんか、すご~くもどかしい!!
♪両手に花束もいいけど~(DVD発売もいいけど~)
・・・CDなんか、出ないんでしょうか?
♪パパラッパパパパッパラパ~(欲深い話ですが・・・出してください~!!)
・・・このままでは・・・あ、頭が~!!

それとも、私と同じような思いの方、よろしかったら記憶のかけらをつなぎ合わせて、このイライラした気持ちを静めませんか?






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『ベガーズ・オペラ』1/23(月)ソワレ

2006年01月24日 20時56分27秒 | 『ベガーズ・オペラ』
ぽ~~~~っとしています。
脳内で『べガーズ』の曲が次々と、リピートしています。
・・・昨夜のソワレから、心の微熱がひかないのです。

・・・素敵だった内野マクヒース。ああぁ~
『ベガーズ』?日目の昨夜、マジで、内野マクヒースの“これでもかお色気ビーム”にやられてしまいました・・・

2006.1.23(月)18:00 日生劇場

この日はDVD作成のため、カメラが入ります、と予告された、ある意味特別な舞台。
演じる役者さんたちも、観る観客たちも、緊張し、高揚し、自然と熱が入ります。

実は個人的に、心に決めていました。
今日、この日は内野マクヒースだけを見つめて、見つめて、心に刻み付けておこうと。
なぜなら、はじめての1階前方席!舞台が近い!
そして、思った通り、内野マクヒースの頭から足のつま先までが、丁度よく私の瞳のフレームにピタリと納まる距離です。
今日のマクヒースは、録画モードか、ちょっと濃い目のメイクがきりり、立ってるだけで絵になるカッコ良さ。ああ~ス・テ・キ・・・
ちょっと前まで、風邪気味かお疲れか、と言われていたお声もきれいに伸びて、激しく、熱く、そして甘く、切なく酔わせてくれました。

ポリーに愛を語る時の優しげな眼差し。
仲間たちと共に酒場で盛り上がる時の、ヒーロー然とした姿。
そして、「女が好きだっ!」と劇場中の女性を、根こそぎ誘惑するかのような、熱っぽい視線と、あの悩ましい腰つき・・・!!
・・・やられましたわ。「恋する女はバカ」・・・はい、バカです!!
もう~内野マクヒース、素敵すぎて・・・メロメロで、ございます。

いつもは女としてルーシーに感情移入してしまう2幕の後半ですが、今日はマクヒース視点で、内野さん演じるマッコイくんの演技を素直に楽しみました。
軽薄で、姑息な男の一喜一憂、ふたりの女から結婚を迫られ、責められ、困り果てて、ふてくされて、しらばっくれて、開き直って・・・
軽快で、細やかな演技、表情、言葉、・・・指の先まで私の目はマクヒースにくぎ付け!!
そして、これほど近い席なのに、オペラを覗く私はもはや、怪しい人?
(・・・気づいたら、隣の席のセルゲイさんも、でした)
でもーーー!!それほどまでに、目を離すのが惜しいほどの色男ぶりだったのですよ・・・!!

3幕、捕らえられて鎖に繋がれ、ロングトーンで始まるマクヒースの嘆きの歌は、胸が押しつぶされそう。
あれほどに輝いていた、怖いもの知らずのキャプテン・マクヒース。
目の前の死を恐れ、怯える子供のような、惨めで情けないマクヒース。
・・・人としての弱さをさらけ出すマクヒースに、はじめて同情し、そっと抱きしめてあげたいような愛しさを感じました。

そして終演の時、マッコイくんが、またさらに素になり、内野さんに戻った時のあのはにかんだ笑顔!
や~~ん、かわいい~~
・・・思わず口からこぼれてしまいました。・・・この言葉しかありません!!

ああ内野マクヒース、バカでいいです。
その素敵すぎる赤いコート姿を、もう少しだけ、私の瞳の中に残しておいてください。







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娘その2の『ベガーズ・オペラ』

2006年01月22日 21時42分34秒 | 『ベガーズ・オペラ』
♪ポケットの中には、チケットが1枚、(あらら)ポケットを叩くと、チケットが2枚、(うっそ~)ポケットを叩くと、チケットが増える~(わ~い!)そ~んな不思議なポケットが欲しい~、そ~んな不思議なポケットが欲しい~

・・・そんなポケットは、ありません。残念ですが。
でも!!チケットが増殖しました・・・
なぁ~んて、実は友人に譲ったはずのチケットが、友人の子供のインフルエンザで、出戻ってきてしまいました・・・
友人には気の毒ですが、せっかくの舞台に空席を作るのはもったいない!と、急遽、娘その2と観に行くことにしました。
初回観劇の際、マクヒースのあまりの女ったらしぶりと、あまりにきわどいか?というシーンに取り乱した母(私)は、今回は娘その2は連れて行かない、と心に決めたのでした。なのに・・・
あれほどけなしながら、それなのにどっぷり『ベガーズ』に嵌ってしまった私。
子供の目からはどんなふうに見えるのか、ちょっと興味があったのと・・・単純に“私が観たい~何度でも観たい~!”という気持ちがあったのは・・・事実です
と、いうわけで


2006.1.22(日)13:00 日生劇場

本日は、ミューヲタの娘その2中心に。
・・・まず、・・・なんと、遅刻しましたー!!
友人とのチケットの受け取りに、JRを利用したのですが、私は普段は地下鉄利用なので、なんだか手間取ってしまい、有楽町の駅に着いたのがなんと開演時間のジャスト13:00。あれ?あれれ?日生劇場はどっち~?
走って、走ってどうにか劇場に飛び込んだら、な、なぬ?1階後方扉の前にはなんだか、わさわさと人だかりが・・・。
わ~~っ!・・・う、うそ!!出番を待つベガーたちです!!
あわてて走ってきた娘その2は、いちばん手前にいた背の高い人にぶつかりそうになり、びっくり。後ろから「あ、さとしさんだ・・・」と私が思わず声に出して言ってしまったら、娘その2は「えっっ?・・・もしかしてピエール?」(※井上くんの『シンデレラ・ストーリー』の中の橋本さんの役名)ここらへんからして、あんたは立派なミュージカル・をたく・・・
「ごめんなさい、ごめんなさい」と、小声でベガーたちの前を横切り、なんとか劇場内に入る私と娘その2。今回はM列センターブロック。舞台では老役者の金田さんが「携帯電話は・・・」と説明中。
よかった~!なんとか間に合ったよ~!(いえ、しっかり遅刻です
私たちが席に着くと同時に場内に入ってくるベガーたち。
娘その2は自分の脇を通る役者さんたちにドキドキの様子
(そりゃあ、こんなことめったにないもんね)
そして、始まる、一夜限りの乞食芝居・・・以下、娘その2の感想。

*玲奈ちゃん、かわいい~お姫さまみたい~!
(娘その2は、玲奈ちゃんファン)

*歌穂さんって、すっごく歌が上手!聴いてると感動してくるよ。

*玲奈ちゃんと、歌穂さんのケンカのシーン、すごい迫力!
(確かに、前より激しくなっていて、玲奈ちゃんのヒートアップぶりは必見。応戦する歌穂さんもしっかり受け止めてくれてます)

*高嶋兄は、やっぱりカッコいい~!!お歌も上手だし、な~んて悪役が似合うんだろう・・・
(娘その2は、『エリザ』のキャラでは高嶋兄演じるルキーニが一番好きなヒト)

*さとしさんのメガネかけてる姿って、外人っぽくてカッコイイよね。禅さんのメガネもステキだったけど(『ジキルとハイド』のアターソン役の時のこと)なんでだろ?禅さんは、外人には見えなかった・・・
(私もそう思います)

*モリクミさんのドレスって、生地3人分?しかも2役だし。ミセス・ダイアナって湯ばあば?怖いけどおもしろ~い!

*♪みんな持ってく~、の歌の時の全員のダンス、かわいい~。舞台の全部の場所からみ~んなで同じ振り付けで踊ってて、まるでディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」みたいだよね。
(そうか~これって♪世界はひとつ~と同類系だったのか・・・)

*内野さん・・・な~んか、カッコいいじゃん!!(そりゃあ、どうも)
あの赤いコート、すっごい素敵!(コートが、かよ)
・・・まあ、井上くんの赤いコート姿には負けるけどね。(・・・・・)
お歌も思ったより上手じゃん(思ったより、って何よ、思ったよりって!!)
ただ・・・あのひげさぁ、なんとなく不潔っぽくない?玲奈ちゃんはキスするのイヤじゃないのかな。(・・・お仕事ですから・・・。それに、そんなに汚くはないと思う・・・)
女ったらしって言ってたけど、内野さんに似合ってるよ、ああゆうラブシーン。(!?)・・・教授みたいで。(母より娘の方がよっぽど冷静!)
それに、どんな女ったらしでもどうせお母さんは、内野さんならいいんでしょ?(うっ・・・バレてる・・・・)

*問題のバラの花をもらうシーン・・・うわぁ~きゃあ~はずかしい~めちゃ、キザだし。
お母さんよくはずかしくなかったね~
(すいません。はずかしいもなにも・・・覚えていません

その他、幕間に、モリクミさんの前に、貢物のように差し入れのお菓子?を持って並ぶ列に、びっくり!
「私もなんか、持ってくればよかった」(・・・って、動物園じゃないんだから)
3幕はさすがにちょっとむずかしいらしく???
でも、マクヒースがあの世からぴょ~ンと戻って来るところはめちゃくちゃうけてました。

とにかく楽しかったそうです。
DVDが届いたら、あの♪持ってく~の歌と踊りを絶対覚えたいそうです。
一番印象に残ったのは?と聞くと
ルーシーとポリーの二人で歌う歌、胸がジーンとなって切なかった。
マクヒースの赤いコート、すっごくカッコよかった!!
それから・・・
シシィのパパ(村井さん)に、握手してもらったこと!だそうで・・・(わ、わからん・・・)

あと、もうひとつ!娘その2が一瞬、興奮状態になった場面。
馬車を作るシーン、わぁぁ~~い『キャッツ』だ~!!
それに、ここで、歌うあの声のきれいな人は誰?なんとなく井上くんの声に似てて・・・お母さん、この人、だれ?だれなの~?
・・・やっぱり気がついたか。先日から私にも気になる「もってこい」の原田くん!!
澄み切ったお美しい声は井上くん系で、聴いていると、なんて耳福なことでしょう!
・・・しかし、萌~ポイントはやっぱり一緒なのね・・・。親子だな~







コメント (4)
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