秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

カフェオレケーキ?

2011年10月29日 12時18分09秒 | 日常のこと
やっとの休日。
遅い朝食を作ろうと、材料を探したけれどなにもなくて
買い置きの棚の中から出てきたのは、ホットケーキミックス。

粉を溶いて卵を割って、あれっ~?・・・牛乳がない!?

と、いうわけで。
代用したのはコーヒー牛乳です(汗)
だから、本当はコーヒー牛乳ホットケーキというべきかな。

見た目はまあまあ。お味は・・・なかなかでした


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『I LOVE YOU,YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』 10/23(日) マチネ千秋楽 ~つづき

2011年10月27日 23時21分51秒 | 舞台
1幕が恋愛~結婚まで、そして、2幕は結婚~その後、です。
・・・1幕分をかなり頑張って書いていたのに比べ、この後の2幕分は多少大雑把なレポとなります
なぜって?恋愛と、結婚後って、どう考えても恋愛中の方が楽しいと思うので


ACT2
【いつもブライズメイド】
結婚式のあと、花嫁のブーケトスを受け取ったブライズメイドの彼女(ゆりさん)
♪一生付き添い 花嫁じゃない~
結婚するも、独りでいるのも・・・もちろんそれぞれの人生です。
健気な彼女に同意

【なにが親たちに起こったか?】
大きなクマのぬいぐるみを持って友人宅を訪れる彼(アッキー)の前で、赤ちゃん言葉で対応するパパ(米倉さん)とママ(沙也加ちゃん)
・・・
前回観た時より、グレードアップ(?)した米倉パパの“おっきい赤ちゃん”ぶりが・・・すみません熱演すぎて個人的には、気持ち悪い・・・
でもなぁ~いるかもしれないなぁ。こういう人
この夫婦は、実は1/2と1/2で、二人で一人前で・・・Jr.が生まれて1/3と1/3と1/3で三人で一人前なんだという話。
これはちょっと納得しちゃったなぁ。でもずっとこれじゃぁたぶんダメだよね・・・
米倉パパの、そのすっごい赤ちゃんぶりを見かねた友人アッキーの「子どもが大学卒業したら電話くれ」の冷静な一言がおかしかった。

【セックスと夫婦】
夫(アッキー)と妻(ゆりさん)は、家事の全般を分担してやることをやって・・・子どもたちが早く寝た後のお話。
疲れ切った二人が、いきなりそっちの方向へ向けてどんどんコスプレ(?)していくのが“おおっ~
しかし、あの格好は・・・特にアッキー・・・あのトラ縞のビキニパンツは
あんなアッキーを見るなんてい、いや見たくなかったような、見たかったような・・・
子どもの最後の一言「トカゲがグッピー食べちゃったぁ~!!」が耳に残ってます・・・

【家族そろってドライブ】
気弱でママの尻に敷かれているパパ(米倉さん)は、車の運転中だけは人が変わって強気。
始終変わらないクールなママ(沙也加ちゃん)は、超マイペース。
子どもたち(ゆりさん&アッキー)は後部席でわいのわいの。
最初あの4脚のイスはつなげてあるのかと思っていたら、途中でバラバラになって舞台上を結構なスピードで走るのでびっくり!!
「おしっこ~おしっこ~!!」とわめくアッキーの子ども仕様にまったく無理がなくて笑ってしまったっ

【待っている】
妻の買い物につきあって、荷物を持たされバックを持たされ、待たされている夫(アッキー)
TVばかり見ていて自分を見てくれない夫(米倉さん)を待っている妻(沙也加ちゃん)
そして・・・トイレに行きたいのにトイレが空いてない、という最悪の状況下の女性(ゆりさん)
3つの“待ち”を描いているのですが・・・
なんといっても、すっごくその切羽詰まった臨場感(?)がよく表現されていたゆりさんに脱帽。と、いうか・・・宝塚のトップ娘役だった方がここまでするのねとちょっと感動。

【愛は薄れてるべきじゃ?】
30年寄り添った妻と夫(ゆりさん×アッキー)。朝食時。二人は紅茶を入れ新聞を読みながら・・・
静かなアッキーのソロが、やっと聴けました。
優しさがあふれていて、それでいて重量感があって、なかなかの聴かせどころでした。
ただ・・・この曲ってちょっと意味が・・・むずかしい。あれって、すべて彼の思い込みだよね?
そして、その目の先にいる妻・ゆりさん、きれい。
・・・ただ、じっとそこに普通に存在するゆりさんの美しさにも目を奪われました。

【ローズ・リッツの初めてのデート・ビデオ】
沙也加ちゃんの長い独白のようなシーン。
・・・実は、今までいろいろ舞台は観てきているものの・・・はっきりいって、彼女の声質が私的には苦手です。が、このシーンは沙也加ちゃんって演技力あり!!と認めるに値するシーンでした。

【お葬式でデート】
葬儀の時に出会った二人(米倉さん×ゆりさん)
ポケットからサラミのサンドイッチを出してアプローチする米倉おじいちゃんには・・・だったけど(こんなところで食べるなよ
そんな彼をちょっと警戒しながらも、相手になって話をし出すゆりさんの落ち着いた低めのお声が・・・超ステキ!!
歳をとっても、それなりに♪うまくつきあえるさ~と歌う二人は、それぞれに「死んだら夫(妻)のそばで眠りたい」と言いながらも、生きている自分たちの未来をお互いに謳歌しようとしている・・・
いいエピソードだと思いました。

【エピローグ】
冒頭の白いバスローブに身を包んだ4人。
古今東西の愛のメッセージが飛び交う。「ロミオ、ロミオ、どうしてあなたは・・・」のセリフが密かにツボ

【フィナーレ】
・・・4人のハーモニーが心地よかったです。


大きな舞台ではなかったし、観客の笑い声がそのまま画面に入るアメリカのTV番組のような、独特の小芝居系なテイストは否めない舞台でしたが、終わってみればなかなか今まで観てきた舞台とはちょっとちがって、新鮮な舞台でした。
それにしても、二人だけで全編の演奏をしてくださっていたピアノとヴァイオリンのお二人(ピアノ=栗田信生さん&ヴァイオリン=高橋和葉さん)の、心地よい演奏!!
すごく素敵でした




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『I LOVE YOU,YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』 10/23(日) マチネ千秋楽

2011年10月26日 23時50分44秒 | 舞台
2週間ぶり、2度目の観劇。千秋楽でした。
2度目なので、初回よりはよく理解できたし、楽しめました。


『I LOVE YOU,YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』 2011.10.23(日) 14:00開演 東京グローブ座



演奏はピアノとバイオリンのみ。4人しかいない舞台で、様々に相手を変えて“男と女”のショートストーリーが繰り広げられます。

ACT1
【プロローグ】
白いバスローブに身を包んだ4人。それぞれに歌い出すのは女の言い分×男の言い分?
「ヒッヒッヒッ」「オェオェオェ」・・・いったいどんな舞台になるの?とブラックな空気を感じる
それにしても、幾筋にも交差する照明が美しかった~ぁ

【初デートのカンタータ】
バスローブを脱ぎ棄て、お着替えする4人。初めて会う相手に気に入られたいと入念にドレスアップして(女性はお化粧して)気合いを入れる面々。
・・・う~ん、妙齢の男女の合コン前?って感じでしょうか。
女性二人の下着姿(?)うわぁ~バービー人形みたい。脚が細~いぃ~~

【今夜はダメ、忙しい、忙しい、忙しい】
ツイッターが縁でデートすることになった二人(米倉さん×ゆりさん)
でも、彼女は「私、とにかく忙しい、忙しい、忙しい女だから」とデートのプロセスを次々にすっ飛ばしていく二人。気づくと初めて会った二人なのに3度もデートして、ベットも共にして、初めてのケンカをして挙句の果てに、すでに別れて一年経って、偶然再会して、ほろ苦い思い出をかみしめてまた別れていく・・・というところまで話は進み
超ハイスピード恋愛体験を二人が納得しているのが、合理的というかなんというか・・・おかしかったです。

【マッチョマンとセクシーガール】
若い二人(アッキー×沙也加ちゃん)のデートシーン。
お互いにコンプレックスだらけの盛り上がらない二人が、「もし僕がマッチョマンだったら」「もし私がセクシーガールだったら」と夢想してどんどん盛り上がっていくけれど・・・現実は
それぞれにどんどんそれらしい気分になって声まで変えてポーズを決める二人がおかしくて
歌いながら“シャキーンっ!!”と音までつけてポーズする、実はひ弱でシャツのセンスが悪くてカツラ(ホントに?)な彼はオドオドしていてまったくイケてないし、セクシーではなく泣き上戸で色気ゼロの彼女はこれまたまったく自信がなくて・・・
でもなんだか微笑ましくて・・・結構好きなシーンでした。
髪をアップにした沙也加ちゃんが、元モー娘の“辻ちゃん”に見えて仕方なかった・・・

【しゃべる男たちと聞いてるふりをする女たち】
ふた組のカップル(アッキー×ゆりさん、米倉さん×沙也加ちゃん)
男がとにかくしゃべる、しゃべる、しゃべる。女は話に合わせて返事はしているものの「これは、ウソ」と聞いてない。
たしかに、こんなパターンを自分が体験したら・・・超うざ~
反面、相手に自分を誇示しようと、ベらべらしゃべり続ける男たちって、わかってないというか、可哀想というか・・・
お互いにコミミュケーションをとることは大事だけどね~
さすがに相手にうんざりして、男たちをほったらかして化粧室に逃げていく女たち。残された男二人は♪男だから~と言い訳めいた歌を熱唱しますが・・・そっかぁ~これが男の本音かぁ・・・

【お涙ちょうだい】
彼女(ゆりさん)と映画を見る彼(米倉さん)
彼女の趣味に合わせてメロロマンスのような映画につきあった彼は、男の威厳を保とうと無理して平静を装うけれど・・・いつからか「あれ?へんだぞ?俺、泣いてる・・・?」
・・・そして気づいた時、彼は他の誰よりも激しくとめどなく号泣。
そのグダグダのハンパじゃない米倉さんのデフォルメした泣きっぷりがすっごくおかしい。

【ラザニア事件】
テニスをしていた若い二人(アッキー×沙也加ちゃん)
お互いを意識しているのに、話がそっち方向へ進まない。
「私って、こういう時に限って“バカのスイッチ”が入っちゃうのよね」・・・ああ、なんだかわかるなぁ。
彼女は思い切って彼を夕食に誘うのです。「なにが食べたい?」「ラザニア」
彼は「うれしいよ。持っていくよ・・・ワインを」と言うのに、彼女は「○○○ー×!?」
彼は「・・・よかったら、持っていくよ・・・○○○ー×も」
このやり取りを聞きながら・・・はぁ、やっぱり外国テイストね、と思った私は・・・すみません、アナログ世代です
二人はぎこちなくキスをして、彼は先にその場から去るのだけれど・・・去り際に、振り返って彼女を見るアッキーの眼差しが優しくてちょっと胸がきゅーん
その後、沙也加ちゃんの歌う歌もその瞬間を夢見る女の子の気持ちが伝わってきて・・・よかったなぁ。

【ご両親登場】
息子とその彼女(アッキー×ゆりさん)がやって来たのを、喜ぶ両親。
ちょっとおどけたパパ(米倉さん)と赤いメガネのママ(沙也加ちゃん)は息子たちが結婚するものと信じて喜びMAXだけど、二人が「話し合って別れることにしたんだ」と報告したから、さぁ、たいへん!!
パパは固まり、ママは婚約のお祝いにと買った包みを投げつけてそのあと蹴りまで入れて(←千秋楽のスペシャルアドリブ!?)思わず他の3人は固まり・・・
その後、二人を相手に歌う両親の♪ヘイ、そこのシングルガール(ボーイ)~というのが、淡々としていて、でも内容は二人に対する強烈な批判。おかしくておかしくて・・・
彼女には「高望み~」「売れ残り~」息子には「ダメ息子~」「望みなし~」
内容はブラックなのに、曲が明るいのでミョウに耳に残りました。

【満足は保障します】
・・・です(汗)
そこへ突如現れる、スーツに七三分けの黒ぶちメガネという格好の弁護士相談所の広報の男性(米倉さん)さらにベッドの中の男女(アッキー&沙也加ちゃん)のさらに真ん中に登場する事務所女性社員(ゆりさん)。
胡散臭い米倉さんが登場しただけで、客席からは大拍手
一番受けてたシーン。まるでショーストップしたかのような拍手の嵐のあと、早口で自社の保険を説明する米倉さんと、二人の行為の度に契約内容を確認するゆりさん。
契約違反に対してお金が支払われるというシステムということで、二人はそれぞれに大きな小切手を「・・・$、手に入れました」と笑顔で掲示。
おかしいことはおかしいのだけれど・・・あ~ぁ目のやり場に困った

【すぐ電話するよ(ああ、そう)】
男は「電話するよ」口では言っても、絶対翌日にならなきゃかけてこないという彼女(沙也加ちゃん)に彼から本当に電話がかかってきて・・・
それだけで世界がバラ色に染まっていく彼女。実際バラの花びらを巻き散らしながら、ピザは届くし(ひげを生やしたピザ屋=米倉さん&アッキー)ママ(ゆりさん)はやってくるし・・・
それがここまでうれしいなんて

【恐怖のあまり】
なぜか刑務所で行われる“30歳以上の独身のための結婚セミナー”。
受講者は、34歳の男性(アッキー)とだいたい40歳くらい(?)の女性(沙也加ちゃん)。
7つの終身刑に服している受刑者講師(米倉さん)はコワモテで50歳で独身。友人の結婚式で、いちゃつくカップルにブチ切れて、その場の客を銃で片っ端から射殺
怖い声で怖い顔で凄みながら二人に詰め寄り、客席に向かって「身につまされる話だろ」「少しは妥協しろ!」とすごむ米倉さん・・・すっごく迫力あっておもしろい(笑)
セミナーの主催者の女性(ゆりさん)と目で合図するところを見ると、二人はグルなんだ

【結婚式】
囚人服のツナギをぬぎすてた米倉さんは、そのまんま神父さまに。
・・・流れで結婚式を行う二人(アッキー×沙也加ちゃん)はそれぞれにかわいらしい
だけど、ゆりさんの歌から結婚の現実が目の前に迫ったら逃げ腰の二人。
それでも・・・あきらめるて結婚する二人。まぁ、ある意味、結婚ってあきらめてするもんかもしれませんけど・・・


長くなりすぎたので・・・つづく。


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CD 「Mozart L'Opera Rock L'Integrale」

2011年10月25日 01時52分58秒 | 音楽
生まれて初めて聴いたフランス語の歌ってなんだったろう・・・と思い出したのは、たぶん小学生の時、ラジオから流れてきた、ミッシェル・ポレナレフの「愛の休日」だったと
そして、私が知っているフランス語といえば、

ウィ=はい  ノン=いいえ
ボンジュール=こんにちは   ボンソワール=こんばんは  コマンタレブー=ごきげんよう
メルシー=ありがとう    スィルヴプレ=お願いします  
ラ・メール=お母さん    ジュテーム=愛してます
アザブジュヴァン=???(笑)

・・・程度です


そんな私が、言葉の意味もわからないままフランス輸入版のCDを購入したのは、約ひと月前。
キッカケは、あの6月の『DORAMATICA/ROMANTICA W』。
その中で歌われていたフランスミュージカル『Mozart L'opera Rock』にド嵌りした私は you tubeでずっとこの舞台を見続けてきたのですが・・・とにかくどの曲も、どれもこれもめっちゃくっちゃカッコよくて

「Mozart L'opera Rock L'integrale」 CD2枚組
歌っているのも“Mozart L'opera Rock L'integrale”となっていて、舞台に出演したメンバーがそのままアーティストとしてCDを出したそうです。
そのメンバーとは、

Mikelangelo Loconte(ミケランジェロ・ロコント):ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Claire Pérot(クレール・ペロー):モーツァルトの妻コンスタンツェ
Melissa Mars(メリッサ・マルス):コンスタンツェの姉アロイズィア
Solal(ソラル):モーツァルトの父レオポルト
Maeva Méline(マエヴァ・メリーヌ):モーツァルトの姉ナンネール
Florent Mothe(フローレン・モス):アントニオ・サリエリ


女性たちの歌声は、みんなキュートでコケティッシュで超かわいいです
・・・私がもしも男なら、こんな可愛らしい声のパリジェンヌと、ぜひお近づきになりたい(笑)
男性陣は・・・とにかくみんな超カッコいいお声でイケメン揃い(?)です。
特に、ボーカルのヴォルフ役のミケランジェロさんは、よく伸びる高音が魅力的で、しかもお茶目な笑顔がすごくかわいい。
対するサリエリ役のフローレンさんは濃いめの超イケメンで、これまた歌唱力がハンパない。
そして、モーツァルトの原曲をモチーフにしながらも、どの曲も現代的で斬新でドラマチックで迫力満点。
で、そのタイトル通り、本当にロックでオペラ!!
・・・なにしろ、聴き応え十分です。
それにしても、やっぱりこれは耳から聴いてるだけじゃもったいないな。う~~~~~ん。


あああ~~!!!このフランス版の舞台がすっごく観たいっ!!
『ロミオ&ジュリエット』もいいけど、こっちも来日公演してくれないかなー



・・・舞台とはまたちょっと違うPVで見る「Tatoue moi 」・・・ちょーカッコいいです




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映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』 (wowow)

2011年10月19日 19時04分40秒 | 映画
基本的にホラー映画とかスプラッター系は、ダメなのです
だから、自ら好んで観ようなんて思わないのですが・・・
娘その2がどうしても観たい!!と切望していた映画だったので一緒に観てしまいました。


映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(2008年 スウェーデン映画)


いじめられっ子のオスカーは、ある日、隣に越してきたエリという少女と出会う。
エリは夜しか現れず、歳を尋ねると「だいたい12歳くらい」と答える。
何度か会ううちに、ミステリアスなエリといつしか心を通わせるオスカー。
壁ごしに“モールス信号”を送り合って会話する二人。
孤独な少年と少女は、小さな恋人のようになっていくけれど・・・

・・・エリは吸血鬼で、人の血がなければ生きられない。

最初からそんなシーンが結構あって、怖いことは怖いのですが・・・エリの父親(?)のような男性の存在も、そして最期もなんだか哀しくて。
彼はたぶん、本当は父親なんかじゃなくて、かつてエリと魂を結んだ少年のひとりだったんだろうか。
そうしてエリのために殺人を犯してはエリを生かすために血を採取し・・・最期はエリに自らの命を差し出して果てる・・・献身ともいえる無償の愛。
そして、人を襲って口元を血だらけにしたエリが怖い反面・・・そうやって永い年月を生きてきたエリの孤独感が切なくて
知らなかったけれど・・・吸血鬼は、初めて人の家に入る時、その人の許可なしには入れないそうで・・・真実を知ってエリに対してどことなく優位に立つオスカーに、「入っていい、って言って」と、血の涙を流すエリ。
それは文字通り「私を受け入れて」と懇願するエリの心の涙でもあり

エリはいじめっ子たちからオスカーの命を救い、二人は旅立つ。
“トン・トン・ツー・・・”と二人だけの秘密の会話を交わしながら・・・



とにかく映像が美しいです。一面真っ白な北欧の景色の中に、あまりに印象的な真っ赤な鮮血が流れる。
主役のオスカー少年のサラサラの金髪と真っ白な肌。対するエリの黒い髪とエキゾチックな瞳。
音で脅かすようなドキリとする大きな音は使われていません。どちらかというと、静かな静かな映画です。
それでも、感じることのできないはずのエリの体温の冷たさが伝わってくるような、切ない切ない映画でした。




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涙の後に

2011年10月15日 15時06分16秒 | 音楽
明け方まで聴いていたジョージさんのアルバム『Y.O.K.O.H.A.M.A.』


曇り空の合い間にかいま見えた青空。
涙の後に広がるその色はなぜか清々しい・・・

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哀しい・・・

2011年10月15日 01時14分29秒 | 音楽
♪まさかあいつが死んだなど悪い冗談よしとくれ  by「港亭」



柳ジョージさんが亡くなってしまった。

63歳・・・若すぎる。

昨年の春、横浜でライブがあったと知ったのはもう終わった後で、30年前に一緒にコンサートに行ってた友達と、「もしもこの次、チャンスがあったらコンサートに行ってみたいね。」と話していたのに・・・

ハスキーというより、あの独特のしゃがれ声に惹きつけられ、
ブルースが渋くてカッコいい、と知ったのは彼の歌声を聴いてからでした。


以前にも書いたけれど、あの“1981.12.19”
日本武道館の2階席で「私の青春の一部は、終わった・・・」と泣き崩れた私がよみがえり、今また静かな哀しみが胸の奥に広がってきます。



心からご冥福をお祈りいたします。




・・・今夜は夜通しあの歌声を聴きます。



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エリック・クラプトン

2011年10月12日 23時46分11秒 | 音楽
昨夜遅く・・・たまたまつけたTVから流れてきた音楽に、懐かしさが込み上げました・・・

NHK 「SONGS」

3大ギタリストの中で、私的に一番好きなエリック・クラプトン

ラジオで初めて聴いた『レイラ』は、すっごく激しくてカッコよくて、クラプトンの“泣き”のギターがシビレます(←死語?)
・・・まさか、親友・ジョージ・ハリスンの奥さんのことだったなんて
番組の中で、特に“いいなぁ”と思ったのは、 「Tears in Heaven」
天国に召された幼い息子を想ってなのか、弾かれたギターの弦が、まるで一言一言語りかけるような優しいバラード。(井上くんが、昨年の10周年ライブで歌ってたなぁ)

クラプトンは、今、66歳。
・・・薬物中毒、アルコール依存症、親友の妻への恋、結婚、離婚、再婚、愛息の死・・・そしてグラミー賞受賞という栄光。
う~~~ん。人生いろいろあって、ここまで来た、って感じ?
そして、彼の奏でるギターの音色はどんどん深く、優しくなっているような気がする・・・





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『I LOVE YOU,YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』 10/9(日) マチネ

2011年10月10日 23時59分07秒 | 舞台
グローブ座は、もう5年ぶり?
たしか、井上くんのコンサートで行ったんだった
新大久保の駅に降りたら、あまりの人の多さにびっくりでした


『I LOVE YOU,YOU'RE PERFECT,NOW CHANGE』 2011.10.9(日) 13:00開演 東京グローブ座


出演  中川晃教 白羽ゆり 神田沙也加 米倉利紀


まだ始まったばかりなので・・・ちょっとだけ、感想。

いくつものショートストーリーから構成された舞台は、男女の恋愛・結婚・結婚のその後・・・と、どれもコメディタッチで軽く、時に笑いながら見てきました。
シーンごとに相手を変えて、それぞれの本音が吐き出される?そのスケッチは、小芝居と歌とダンスと・・・四人四様。
全体的な感想としては、昔、見ていた海外のTV番組のテイストかな?
芝居の中身は、やっぱり内容的に“アメリカ”だな~
日本人は、ここまではっきり言わないだろう、という単語が連発されてました。

アッキーに関して言えば、『Xday』の山根くんみたいだったり、メガネ男子だったり、テニスウェアを着てたり、花婿さんだったり。・・・そういえば、アッキーの“花婿姿”(“花嫁姿”というからこれでも問題ない!?)って、『OUR HOUSE』のジョー以来かも
米倉さんとアッキーが歌ってるシーンでは、思わず『RENT』のコリンズとエンジェルを想像してしまった・・・


あ、舞台を見終わって、帰りに娘その2と買い物しようと立ち寄ったランジェリーショップのマネキンが、ロングの金髪でスタイル抜群で・・・沙也加ちゃんそっくりだった(笑)






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AorB

2011年10月09日 23時06分21秒 | 舞台
下着一枚だけの男。

A・・・シャツから先に着る。
B・・・ズボンから先に穿く。


どっちがいい?と娘その2に聞いてみました。


娘その2「ん~~~普通はズボンから穿くだろうね。男だってパンツ一丁は恥ずかしいだろうし・・・まぁ、上半身なら裸でもまだ見てられるじゃない。・・・逆にシャツから着るのって、女の子っぽくない?」「う~~ん。Bは男っぽくて、Aは乙女系かな。」


ちなみに、城田ロミオはA。育三郎ロミオはB。

・・・結構、当たってるかもしれないな

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