いちご記念日

今をさかのぼる事、１６年前。
出産予定日を一週間以上過ぎて、私は密かにプレッシャーとストレスで悩んでいました。
いかに３度目の出産とはいえ、“遅い”“まだ？”・・・周囲のこんな言葉も気にならないふりはしていたものの、実は非常に焦っていました。

お腹の中で赤ちゃんが育ちすぎて普通に産めなかったらどうしよう
２週間を過ぎたらマジで無理にでも産まないと、胎盤の機能が低下してきて危ないらしい・・・

・・・などなど。
そうしたら、その不安を見抜いたようにベテランの看護婦さんが
「気分転換に、少しお散歩するのもいいですね。冷やさないように気をつけて、ちょっと家族でお出かけしてみたらどうですかぁ？」と。

その言葉を真に受けて、今にもはち切れそうな１０ヶ月と９日過ぎの妊婦だった私は、１６年前の今日、家族でお弁当を持ってピクニックに出かけました。
暖かな春のような日曜日でした。
家から電車で１時間くらいの海辺のピクニックコース
その道すがら“イチゴ狩りできます”の看板が。
子どもたちと一緒になって、はしゃいでいちご狩りをして、食事制限されていたにもかかわらず、お腹いっぱい食べました（それこそ、未だかつて食べたことないくらいいっぱい）
その後も２時間近く歩いて気分上場
つれあいは、そんな私を「おまえっ、大丈夫なのか？ここで何かあったらどうするんだ！？」と、心配しましたが
私は「ここまできたら、なんかあったほうがいいのよっ！！」

・・・でも、その日はなにもなく無事に終わり(？）
翌日も、幼稚園に行く息子にいつも通りお弁当を作って、園まで送って行って・・・帰ってきたら“おしるし”が。
娘その１を近所の人に預け、自分で荷物を持って、タクシーを呼んで、ひとりで入院しました。
そしてその夜、予定日を１０日過ぎて・・・娘その２を出産。
断続的に襲ってくる陣痛を“もう無理、我慢できない～”と分娩室に入って４０分後でした

いちご効果でしょうか？
それとも、精神的なリフレッシュ効果でしょうか？


あれから１６年。
「私、男の人がネクタイを緩める瞬間って、結構セクシーだと思うんだよね～」
・・・などといっちょまえの事を言うほど成長した、娘その２。


明日は誕生日！１６歳おめでとう！！

　　　　　

玲奈ちゃんのCD

吉野さんのFCサイトに情報ありました。
玲奈ちゃんの１０周年記念コンサート「Jewel」のライブ版CD発売！！
だそうです。

笹本玲奈 「Rena Sasamoto 10th Anniversary Live Best (仮)」 （CD）

ミュージカルファンにとって、その役者さんが出演した舞台のナンバーを集めてCDにしてくれたら・・・
・・・これって、常に思うことです。
玲奈ちゃんの１０年間の軌跡が織り込まれた舞台『Jewel』。
観に行くことはかなわなかったけど、CDになるなんてうれしい
もちろん、あの美しいアンジョたち(？）のお歌も収録されているらしい・・・

うふうふふふふふふ・・・(←めいっぱいアヤシイ人化）

どんなに寒くても

めっちゃ寒い一日でした。
午前中は洗濯物を干すのにベランダへ出るのも辛くて、毛布に包まりながらTVを見て、午後からは、雨が降らないうちに、と思い切って買い物に出かけました。

途中で見つけたのは、寒空いっぱいに枝を伸ばしたこの桃色の花たち。
たとえ春のような暖かな日差しの中でなくても、

花は咲く。
・・・それが、生きるということ。


すごくあたりまえのことを、自然に教えられた気がしました

調合

・・・ただ単に偶然(ドジ)です。

ほんの少しだけりんごジュースが入っていることに気がつかず、牛乳を注いでしまったカップ。

あれれ？なんとなくほのかにりんご味のする牛乳・・・
ちょっと水っぽい感じはするけど・・・不味くない。というか、結構いいかも

世の中って、こんな不思議な“調合”から別の世界が広がったりするのね～
それより、ついさっきまでりんごジュースを飲んでいたことを忘れている自分が、かなり問題でしょう

デュエット

先週、観に行った『届かなかったラヴレター』。
実はこの舞台、“観劇した人全員にクミコさんのCDがもれなくついてくる”特典付きでした。

CD「届かなかったラヴレター」　クミコ

メインタイトルの「届かなかったラヴレター」は、クミコさんがひとりでじっくりと歌い上げていて、どことなく曲調が歌謡曲っぽい(笑）
対して、カップリングの「車輪」
これこそ、井上くんとのデュエット曲で、CDジャケットの隅に・・・with井上芳雄と書いてあります。

クミコさんの歌声は包み込むようにやさしく、母の愛情を感じるような落ち着いた安心感があるのだけれど・・・そこに井上くんの、透明で純粋な歌声が加わってくるとまた一味ちがって聞こえてくるから不思議です

思えば、井上くんって本当にデュエット向きだと思います。
舞台の上でいろいろな人とデュエットしているシーンを思い浮かべても、どれも夢のようにステキ
『M！』のヴォルフとコンツェの「愛していればわかりあえる」もラブラブだし、『ミス・サイゴン』の「世界が終る夜のように」辺りも超・ラブ度が高い。
『エリザベート』の「闇が広がる」もドキドキ（あ、これは、ちょっと趣向が別か）

他にも、とにかくデュエットで歌っている井上くんは本当にステキだと思います。
・・・・そして原点(？）ともいえるデュエット
『シンデレラ・ストーリー』の「Destiny」「あなたに逢いたい」・・・一瞬にしてチャールズ王子に恋をしてしまうシンデレラのように・・・あの初々しくやさしい歌声

・・・なぜか、この「車輪」を聴きながら思い出した夜でした・・・

寿命が延びた

今朝はやっとの休みだというのに６時に起きました。
なぜなら・・・特命指令があったから、です。
それは冷蔵庫の掃除
２，３日前から、またまたすっごい音でうなりだした我が家の冷蔵庫。
以前の反省から、“とにかくメーカーに連絡だ！”と思い、２日前に電話したら、丁度よく日曜日の今日、修理に来てくれるというので・・・

し、しかし、年末ギリギリまで仕事だった私は年明けから形ばかり“小掃除”はしたものの・・・たしか冷蔵庫の中までは
・・・というわけで、朝から大掃除でした。


どうにか予定の時間までに掃除完了。
予定時間ぴったりにやって来た修理のおじさんは、これまた快く手早く修理を完了。
ああ、これでまた寿命が延びたわ。


・・・ちなみに我が家の冷蔵庫の“いのちのお値段”は、今回は１５３３０円。
うううっ～給料日前だっていうのに～

新・ドラマ

内野さんの新しいドラマ『臨場』。

詳細はこのへん？

“伝説の刑事”の次は、“伝説の検視官”！？

またまたちょっと個性的な役みたいですね(笑）う～～ん、またまた熱そうだ
検視官というと・・・
私の想像では・・・白衣！？

白衣・・・白衣だよね、やっぱり。
絶対そうだよね！？
・・・きゃ～～っ！？ど、どうしようこれは想像するとちょっと、萌～かもしれない・・・

なんにしても春が楽しみ

明智光秀！？

内野さんが４月からのドラマに！・・・と喜んでいたら
朝からアッキーのFCから、びっくりなニュース！
６月に舞台決定！！

・・・『女信長』。（関連記事はこことかここ）

女信長に黒木メイサ、明智光秀役に中川晃教。

かなり大胆な発想の、新解釈舞台のようです。
“殺陣もダンスもふんだんに盛り込まれたステージ”というのがうれしい
でも、それだけでも驚きなのに・・・
“信長を深く愛し、支えた知将・明智光秀・・・”

ええぇ～～っ！？LOVE！？

でもちょっと・・・ちょんまげ姿(？）のアッキーは楽しみ(笑）

『届かなかったラヴレター』 ２/１７ （火） ソワレ

“ミュージカル仕立ての歌語り”というキャッチフレーズに、ふっとチケットを予約していました。

『届かなかったラヴレター』　２００９.２．１７(火）　　１８：３０開演
ル・テアトル銀座


クミコ×井上芳雄

公式HPはこちら。

舞台には二人だけ。訥々と２９通もの手紙を読み上げていきます。
それは・・・二度と会えない人へのそれぞれの思いを込めたラヴレター。
熱い気持ち、やさしい想い、胸をしめつけられるような切なさ、深い深い哀しみ、
文章の上手さやかっこいい言葉にはこだわらない、あまりにも素直で、あまりにも純粋な思いが綴られています。
妻へ、夫へ、父へ、母へ、それは・・・どれも行き場を失くした言葉たち。

舞台の真ん中に枝だけの木。
クミコさんと井上くんが手紙を読み上げては、その木に手紙を貼り付けていきます。
最後には大きな大きな“想いの実”でいっぱいになる木。

二人はまるで天からの使者？のような白い衣装。(井上くんは、最初スカートをはいているの？と思った）
クミコさんの落ち着いた安心できる包み込むような歌声と、井上くんの澄んだ純度の高いやさしい歌声が、暖かくて心地よくて・・・

静かな感動が歌声に乗って胸の奥底に伝わってきて・・・いつの間にか頬を流れ出す涙
久々に聴いた「わたしは青空」・・・素晴らしかったです。
アンコールで歌ってくれた「見上げてごらん夜の星を」と「車輪」。
歌の持つ力を、改めて知ったような気がしました。


・・・それにしても・・・
井上くんに♪会いたい　いつだって君のことだけ想ってる・・・
と歌われると、なぜか思いっきり勘違い、というか・・・その気になってしまうのはなぜでしょうか・・・（←ただの妄想バカ！？）

暖かな涙

なんとなく癒されたくて・・・久々に、井上くんの歌声を聴いてきました。

限りなく優しく、思いのほか力強く、
そして・・・なぜこんなにも心地よいのでしょう

まるで、大きな腕にすっぽりと包み込まれた、小さな子どものように
なぜか胸が震えて・・・

気がつけば、止めどなく暖かな涙が頬を伝っていました・・・