秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

塩害

2023年06月27日 22時45分50秒 | 日常のこと
昨日の朝。
お昼のお弁当用にサンドイッチを作ろうと、玉ねぎを刻みツナ缶を開け、食卓塩を振りました。
この食卓塩、若干湿りがちで固まっていることが多いので、まず中身を振って細かくして、その上で瓶を逆さにしてひと振りしましたが・・・
えっ?・・・ぎゃーーーーっ!!
うそっ?山盛り!?
まさかの瓶の中身がほぼ全部、ツナの入った小鉢の中へ山盛りに入ってしまったのです。まるで、ドリフのコントだよ・・・

原因は、プラスチックの中蓋が破損していて、キャップと一緒に取れていて、瓶の中身をそのまま振り入れた状態に。
山盛りの塩をできる限り取り去って、なんとかツナを救おうとしたのですが・・・(この時点で量は半分くらいに)
どうにかして、サンドイッチの中身に使えないかとがんばりました。
で、ちょっと味見。
うえっーーっ!!しょっぱ。
一口で、舌先がしびれて、まるで例えるなら熱い鉄をなめたよう。ヒリヒリして火傷したみたいな感じ。

もちろん、ツナサンドはなし。
その後も私の口の中は荒れたままで、未だに口の中が苦々しく、味覚がおかしい。
ずっと舌先がしょっぱく感じられて、甘いものならいいかと、どら焼きやらシュークリームやらをおやつに食べてみましたが、
最初だけ甘いと感じても、そのあとは味がよくわからない。
はぁーーーーーー時間が経ったら、治るとは思いますが・・・とんだ塩害です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ以前 ブログ以降

2023年06月20日 22時16分17秒 | 舞台
最近は、劇団四季の舞台を観る機会が多くなって・・・ある日、ふと、思いついて娘その2に「初めて観た舞台って、たしか四季だったと思うんだけど・・・覚えてる?」と聞いてみました。
返ってきた答えは、

「当たり前じゃん。・・・だって、私、全部、感想書いて残してるもん。」
実は・・・娘その2は、その頃から、観た舞台の感想をずっと書き続けているのです

私がこのブログを書き始めたのは2005年10月。
そのきっかけの一つは、大好きな舞台の感想を残しておきたいと思ったからで、娘その2の観劇デビューはたしか小学5年の時だったので・・・えっ?私が書いてない舞台の感想もあり?
あの頃、自分と同じように、舞台を観て興味を示す我が子が、同志を得たようにうれしくて、また、大人の自分とは違う子どもの感性で同じ舞台がどう見えるのか、それが興味深くて・・・立て続けに舞台を観に行ったなぁ、と。
なのに、残念ながら私自身は、その観劇の感想は一切残していないのです

いったい、なにをいつ観たのか・・・

で、内容には触れない約束で、そのノートを見せてもらいました。


2003.12.14  『夢から醒めた夢』
2004. 4.17  『ユタと不思議な仲間たち』
2004. 5. 9  『ライオンキング』
2004.11.27  『エリザベート』(大阪遠征)
2005. 3. 4  『オペラ座の怪人』
2005. 3.13  『キャッツ』
2005. 4.10  『レ・ミゼラブル』
2005. 5. 1  『レ・ミゼラブル』
2005. 7. 9  『モーツァルト!』
2005. 8. 6  『モーツァルト!』
2005. 8.25  『モーツァルト!』

うわーーーーっ!すっごい。暴走してるよね?

元々歌うことが大好きで、合唱部に入っていたくらいだから、初めての観劇で、ドンピシャっとミュージカルに嵌った娘その2は、もうミュージカルに夢中で、よく私と二人で『夢醒め』の「二人の世界」や「愛をありがとう」を踊りながら歌ったっけ
ただ・・・最初は、子ども向けな舞台を選んでいたのに、いつしか私の趣味に付き合わせてる
『レミゼ』を観た時はもう中1だったので、一緒に感動してボロ泣き
『モーツァルト!』は井上くんに夢中だったので何度もリピート。(私は途中で、内緒でアッキーも観たけど
懐かしいなぁ。

でも・・・私の記憶では、これは娘その2と一緒に観た舞台であって・・・一人、もしくは四季好きの友人と一緒に観た四季の舞台『マンマ・ミーア』とか、それとたしか自由劇場がオープンしたのが2003年の11月だったから、覚えている限りでは『オンディーヌ』や『アンドロマック』や『思い出を売る男』も観たなぁ。
あとは、石丸さんの『ハムレット』や『アンデルセン』。それと、内野さんの『箱根強羅ホテル』も。

舞台は生もの。

・・・娘その2の観劇ノートに書かれた、たどたどしくも小学生らしい素直な観劇感想に驚き、感動しながら・・・ああ、私ももっとちゃんと感想を残しておくべきだったと後悔。
いろいろな事情で、このところ、なかなかこのブログは更新できていませんが、それでも私が、この先も観劇を続ける限り、細々とではありますが、続けていこうと思っています。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ウィキッド』完売

2023年06月14日 02時24分07秒 | 劇団四季
私、実はまだ観たことがなくて・・・『ウィキッド』が10年ぶりに上演されると聞いて、すっごく楽しみにしていました。

四季の会員先行予約が日曜日だったので、”やったぁ!”と喜び勇んで、チケ取りに参戦しましたが・・・

繋がらない。
開かない。
くるくる。ひたすらくるくる。


いいかげん、疲れてあきれて、イライラして、そして、予約開始から2時間50分後。
やっとアクセスできた時には、S1席はほとんど残っていない・・・で、かろうじて1階後部座席の(しかも最後列)開幕から2カ月以上先の1月某日分をやっとのことでゲット

すっごい激戦でした。

・・・と疲れてボーーーっとしていたら、えっ!?3日目で完売!!
1週間後の一般発売はなくなりました、と四季からお知らせが。

はぁ~~~~。すごいですね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団四季 『ノートルダムの鐘』 2023.6/8(木)マチネ

2023年06月11日 16時18分04秒 | 劇団四季
ちょうど一年ぶりに観てきました。

劇団四季 『ノートルダムの鐘』 2023.6.8(木) 13:30開演 秋劇場

昨年の感動が忘れられず・・・ちょうど1年ぶりの『ノートルダムの鐘』です。

カジモド 飯田 達郎
フロロー 道口 瑞之
エスメラルダ 山崎 遥香
フィーバス 光田 健一
クロパン 吉賀陶馬ワイス

【男性アンサンブル】
野村 数幾
梅津 亮
光山 優哉
町田 兼一
中橋 耕平
平山 信二
手島 章平
松永 涼吾

【女性アンサンブル】
中山 理沙
久居 史子
奥平 光紀
松本 菜緒

【男性クワイヤ(聖歌隊)】
柳  隆幸
篠田 裕介
山口 泰伸
石井 駿人
楠木 稔
志村 知紀
井上 隆司
塙 康平

【女性クワイヤ(聖歌隊)】
中村 侑佳
傳田 実咲
葛葉 かな
青栁 歌奈
薄井 美伽
古岡 和香奈
北野 有希依
吉田 瑛美


昨年のKAATよりたった1列前なだけなのに、秋劇場はだいぶ舞台が近いような気がして・・・ちょっとうれしい。
そして、2度目なせいか、展開がある程度わかっているので、わかりやすい。
クワイヤの美しく重厚な歌声に魅了され、それぞれの想いに胸を痛め、息を飲むように舞台に目を凝らす・・・やっぱりいいなぁ。
そして、やっぱり圧倒されて感動して思わず泣きそうになる。
・・・あああ、やっぱりなんて深い。

カジモド/飯田さん
・・・まさかの、あの初演カジモドの〝イイタツ”に会えるとは!!
見た目の醜さや(ちっとも醜くはないのだけれど)身体の不自由さもよく表現されていたし、その内面の純粋無垢な部分を注ぎ込むような、のびやかで優しい声。しかも、なんて丁寧で真摯な熱唱なんでしょう。そして・・・子どもみたいな笑顔がめっちゃ可愛い。冒頭の「おはよう、僕の小鳥さんたち・・」って言い方!!
フロローとのやり取りも絶対服従な怯えた表情で、町へ繰り出した時の興味深々なとことか、エスメラルダに優しくされた時のうれしそうな顔とか、とにかく細やか。(鐘を丁寧にぞうきんで拭いてたのも、ツボだった
「陽ざしの中へ」はまだ見ぬ憧れに希望に満ちあふれて、「石になろう」は心の闇を彷徨い、誰かを(というか自分を)呪いそうな重い決意を感じるロングトーン。「天国の光」で♪好きになってくれたのかな・・・と歌うカジモドが健気すぎてなんか泣きそう。
フロローに〝おまえは醜い”と言われ続けて、友達もいなくて、町のみんなには迫害され、初めて優しくしてくれたエスメラルダに心を許していくカジモドが本当に愛おしい。(その直後に続く、フロローの「地獄の炎」の自分勝手な欲望とはなんて対照的なんでしょうか)こういうところ、すごいよね、アラン・メンケン!!
とにかく、いろいろと感動的なカジモドでした。
うーーん。どうしよう。またご贔屓が増えそう・・・

フロロー/道口さん
道口さん、といえば、一番最初に観たのは『夢醒め』のメソ。あの灰色のガクラン着て歌ってた頃が懐かしい。
村さんや芝さんのフロローと比べると、若く見えるので・・・ジェアンとも兄弟っぽく見えたし、本当に努力して若くして権力の頂点に登り詰めたんだという感じ。
そして、あいかわらずの美声。少しキーが高い?そのせいか、高圧的というより、自分の思い通りにならないと声を荒げてしまう、ちょっとヒステリックな印象。まあ、それも人間的で、ありかな。
カジモドに対しても、普段は優しいのだけど、ちょっとしたことでイラっとするのがもろに出てたし(また、そこでびくびくと怯えるカジモドが可哀想なんだけど)エスメラルダに心を奪われるのも、その目の奥に男の欲望を感じて、エスメラルダのスカーフを握りしめて匂いを嗅ぐ姿が、キモくてなんか生々しい(褒めてます)
だからこそ(?)「地獄の炎」の迫力は圧巻だった。これでもかの声量、エスメラルダへの歪んだ欲望とそれを認めたくない自分。どうしていいかわからず、挙句、エスメラルダを悪と決め込む、心の奥底からの叫びが絶叫するかのようで・・・鬼気迫るものがありました。

エスメラルダ/山崎さん
すごく背が高くてシュッとして美しい。飯田カジモドがとにかく子どものように可愛いので、お姉さんぽくてバランスもいい。
自信に満ちたダンスが颯爽としていてカッコいい。色気も十分だし。これは・・・男たちがみんなひと目で好きになってしまうよねぇ。
「神よー」で自分のことより弱者のために祈りを捧げ♪私なら大丈夫~と歌う姿が聖女そのものに見えました。
見た目の醜さを通り越して、カジモドの本当の優しさを理解してくれるのは、やっぱりこの人しかいない、と思わせてくれるエスメラルダでした。
「いつか」フィーバスと歌うこのデュエット・・・切なくて美しすぎて涙があふれてくる。
つかの間の時を過ごす恋人たちの熱い抱擁と、その後に待ち受ける悲劇を考えると・・・もう無理

フィーバス/光田さん
2020年の『オペラ座』で観たラウル。あいかわらずの恵まれた体格がすごく似合ってる。声もよく通っていて、男として自信に満ちたフィーバスでした。
♪息抜きしよう~と思っていたのに、フロローに、丁度よかった、早く仕事して。と言われちょっと気の毒
フロローに命じられても、エスメラルダを捕らえられず庇ってしまうのは、エスメラルダへの個人的感情だけでなく、善良な市民への迫害を許せないという正義感だと思いたい。
♪パリの人々よ~の力強い歌声、ああ、この人のアンジョルラスが観てみたい(←思い切り演目違う)

クロパンも、アンサンブルさんたちも、とにかくみんなが美声。
クワイヤの重厚なコーラスも素晴らしかった。
哀しいのだけれど、心が洗われるような気持ちになる素晴らしい舞台『ノートルダムの鐘』。
カテコはスタオペで、7?8回?
鳴りやまない拍手に、飯田さんのナチュラルな笑顔とお手ふりが何度も続き、ラストは笑顔で奥の扉の中へ。

この日は、高校生たちが観劇していましたが・・・終演後、しゃくりあげる女子たち、「・・・すげーな。」と絶句する運動部系の男子。

「あなたの心に何かが響いていますように」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする