秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

「シブヤらいぶ館」

2006年04月29日 17時38分22秒 | 井上くんらぶ
先週と同じ失敗を、繰り返してはいけないと、カレンダーに大きく丸をつけて録画しました。(セッティングは、もちろん娘その2
当の当日、その日は家庭訪問で、会社を早退して、先生が来る時間までに小掃除(その間、約20分!)・・・全速力でどこまで掃除できるか、また記録更新!・・・って、そんなこと喜んでる場合じゃな~い!?
・・・・・・
ぜいぜい、無事に家庭訪問を終え、
久々に少しだけ、身の置き場ができた部屋で、娘その2と見ました。

・・・『アンナ』から約2か月ぶりの井上くん。
登場シーンから、なんだかオトナっぽい。
スーツにスカーフ使いが、えらくかっこよくて、やっぱり井上くんはプリンスだわ~

舞台『ジキルとハイド』の中の一曲「時が来た」・・・大好きな曲です。
う~ん、鹿賀さんとはまったくちがうなあ。
井上くんが歌うと、なんだか背中がぞわぞわするのはなぜ?
クミコさんのシャンソンもよかったなあ。
『ミーマイ』からも「ランベスウォーク」楽しそう~!
クミコさんとのデュエットもステキでした。
井上くんの笑顔、やっぱりかわいい~

でも、なんといっても、圧巻だった・・・「約束」
噂には聞いていたけど、はじめて聴きました。

・・・・・・

聴き入りました。なんといっていいのか・・・とにかく入り込んでしまいました。
(固まってしまった、ともいえます)

母の死を前に、動揺する少年がいました。
その現実を前に、壊れそうな少年の心が見えました。
・・・TVに映る井上くんは、もはや井上くんではありませんでした。
涙を浮かべ絶唱する少年は、次の瞬間、涙をこらえ、ぐっと一歩階段を上ったような青年になりました・・・
哀しくも成長する心。

いつのまにか、沈黙の時の中、私はただ泣いていました。
隣りの娘その2は・・・
曲がすべて終わり、井上くんが深々とお辞儀をしたあと・・・
・・・大きくため息をついて

「今・・・・・目の前に情景が見えた」

そして、またそのあと興奮しきった声で、
「すごーーーい!!歌の力って・・・すごい!」
「お母さん!!井上くんは、やっぱりすごーいよ!!」

???

私はひたすら、内容に感情移入して泣いていたのに、娘その2はそれだけではなく、井上くんの歌っている表情や声の強弱、使い分け方を見ていて感動していたらしいのです。
なんで?なんで、内容よりそっちなの?と、レアな見方をする娘その2に聞いてみると・・・
小学校時代、3年間合唱クラブに所属していた娘その2は、井上くんの歌い方が指導してくれた先生と同じで、井上くんが歌うときは、口の開け方も、ファルセットの伸ばし方も気にしてしまうのだそうで、自分が習ったと同じように、基礎のきちんとした井上くんの歌い方を、密かに尊敬していたらしい・・・(そりゃあそうだよ、井上くんの出身学科をどこだと思ってる?)
えっ?あんたって井上くんのそういうとこも気に入ってたの?
「お母さん!私は見た目だけで、ファンになったんじゃないの!井上くんのあのきれいな声が好きだし、井上くんの音楽を愛する気持ちが好きなの!」
「歌でこんなにも、人を感動させてくれる井上くんは・・・やっぱり、すごいよ」

「人の声って、どんな楽器の音色より美しい・・・」
娘その2は、井上くんの歌を聴くといつもこう思うのだ、とも。

母は・・・脱帽です。
・・・「約束」は素晴らしかったです。
娘の思いを通して、井上くんの素晴らしさを、再確認した一曲でした。




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アンジョルラスLOVE

2006年04月27日 19時20分06秒 | 『レ・ミゼラブル』
バリケードの上に立ち、はためく、革命の象徴・・・あのレッド・フラッグ。
そのフラッグにそっとくちづける革命のリーダー・アンジョルラス。
“神よ、我等に自由を・・・”

あの日から、もう何日も経つというのに、心の動揺がおさまりません。
♪どおぉ~したのよぉ、秋生っ~~?・・・(岸アンジョは~)知らないこと~多すぎたわ~~(笑)
・・・という感じでぼ~~っとしています・・・
『レミゼ』の最後の最後に観た、岸アンジョのお姿が・・・
頭の中でくるくるくる~~
・・・オチました。見事に。ええ、重症です(笑)
私の中の理想に最も近かった、アンジョルラス。
お会いできたことのうれしさと、いまさらながら、自分がどんなにこの『レミゼ』の中でひとり、この役を、特別に思っていたか、思い知ることになりました。


『レミゼ』をはじめて観たのは、初演の1987年。今から19年前のことです。
滝田バルジャンと、鹿賀ジャベール。
誠実と実直のかたまりのような滝田バル。そしてそのバルジャンを執拗に追い詰めていく憎らしいほど悪役な鹿賀ジャベ。(当時はそう思い込んでいました)
マリウスには、野口五郎。ファンティーヌは岩崎宏美。
ふたりは、群を抜いて歌が上手く(当然と言えば、当然ですが)それぞれの聖母のような「夢やぶれて」♪友よ~~ぉ!と絶叫の「カフェ・ソング」・・・覚えてます。
・・・聴いているだけで、涙があふれてきた歌穂さんのエポニーヌ。
“こんな小さい子が、こんな舞台ですごい演技をするんだな~”と、その死を泣いて観たガブローシュ(あとでわかったけど、実は少年・山本耕史だった)
・・・そんなこんなで、今思うと、すっごく価値のある舞台を観たものだと、思います・・・

でも、そのあとず~~っと舞台も映画も観ない、という子育てのみに追われた、我ながら枯れ果てた時代が続き、昨年2005年、本当に久方ぶりに『レミゼ』を観ました。
久々に観た『レミゼ』は感動!感動!感動!の素晴らしいもので、私はどっぷりと、この『レミゼ』によって、流す涙の心地よさに嵌ってしまったのでした。
はい、暴走しました~2000回SPまで、一気に駆け抜けました。

壮大な原作の素晴らしさ、親子愛、友情、そして神の御心?
それぞれのキャストの魅力、存在感、奥の深い不変のテーマが本当に感動的です。
バルジャンは神の御心のまま生まれ変わり、ジャベールはその哲学ゆえ自ら死を選び、そしてマリウスとコゼットは愛に生き、エポニーヌは報われぬ恋に息絶える・・・
どの役も、みな魅力があり、人間的で、惹きつけられてしまうのですが、中でも・・・アンジョルラス!!
・・・私は彼に惹きつけられ、その存在を特別な思いで見てしまうのです。

この『レミゼ』の中で、革命に生き、その思想のため命を落とす、若きリーダー・アンジョルラス。
彼の思いは、祖国・フランスの行く末、その未来にこそあるのです。
自分のことより、民衆のためにというアンジョルラスは孤高の人。
仲間たちと一緒にいても、ひとり常にその大きな背中に、民衆の自由、祖国の未来を背負っているよう。そして仲間たちとついに決起するアンジョルラス。
しかし・・・・・
「立つのだ!仲間よ! 世界に自由を!!」
最後の絶叫も虚しく、一生のきらめきを一夜に賭けた革命は無残にも儚く消えてしまいます・・・
・・・“ああ、無情・・・”
そのあと「犠牲者たち」に歌われる繰り返しのフレーズ♪変わらない、なにもかも・・・
私は胸が押しつぶされそうです。
アンジョルラスと仲間たちが、夢見た自由は・・・あの赤いフラッグに込められた彼らの思いは・・・
心が苦しくて、切なくて、私は嗚咽せずにいられません・・・
彼らの思いを忘れたくない・・・!!


アンジョルラス・・・LOVE!!

祖国の未来を思い、自由を求め、革命にその身を投じ、死んでいったアンジョルラスと仲間たち。
死を覚悟して最後の戦いに臨むアンジョルラスが見せた・・・フラッグ・キス

私はその時、私のずっと会いたかったアンジョルラスに会いました・・・
しあわせでした・・・



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『レ・ミゼラブル』 4/23 (日) ソワレ

2006年04月24日 23時36分38秒 | 『レ・ミゼラブル』
まだ、心が感動の余熱で温かいです。
この日もまた、すばらしい舞台を観ました・・・

2006.4.23 (日) 17:00 日生劇場

ジャン・バルジャン     別所哲也
ジャベール          今拓哉
エポニーヌ          笹本玲奈
ファンテーヌ         井料瑠美
コゼット            剱持たまき
マリウス           泉見洋平
テナルディエ        佐藤正宏
テナルディエの妻      瀬戸内美八
アンジョルラス        岸祐二


ついに4人目のバルジャンにお会いしました!
噂に聞いていた通り、演技派。ケダモノっぽい。特技・お姫様だっこ(?)
うれしいことに、My楽にしてこの舞台、やや下手でしたが、前から5列目という超良席!オペラなしでも充分。もちろんオペラを使えば、顔のしわまで見えそうな近さ!・・・ゆえに今まで気づかなかった、諸々の出来事を知ることのできた舞台でもありました。
そう・・・同じ『レミゼ』なはずが、一味ちがう『レミゼ』を観た気がしました。
(My楽のため、いつもにまして興奮しているため、かなり長い感想になりそうです)


別所バル
お歌ははじめて聴くので、ちょっと違和感がありましたが、正直言って「へえ~結構歌えるヒトなんだ・・・」(ファンの方、すみません!)
ただ、いろいろと、演技の上で他のバルジャンにはない細やかな箇所がいっぱい(他のバルジャンが細やかでない、という意味ではありません)
・・・レアもの好きの私としては・・・いい!!すごっくいい!!
感動でした♪
最初のボロバル。・・・司教さまに助けられる別所バル。手負いの野獣が、触ろうとするものを威嚇するかのような激しさで、司教さまと目も合わそうとしません。イスにも座らず、パンをむさぼるバルジャン。世と隔世された19年という月日がどれほど長い期間なのか、どれほどの仕打ちをされてきたか、それがうかがえるケダモノっぷり。
苦労の末に、市長になってからはそれまでの野獣の影はどこにも見えません。
自分のせいで、ファンティーヌが不幸な境遇に堕ちたと知ってからは、罪悪感からか、死の間際のファンティーヌを抱きしめることさえ、躊躇する謙虚さがいいです。ジャベールとの「対決」はファンティーヌとの約束を守らんがため、以前の野獣のごとく、激しくギラギラと光る目。
リトルコゼットを抱きしめてくるくる回した後は、よろけて座り込みそう・・・なんかこれも新鮮。そうよね、そうなるのが自然といえば自然よね、と、ミョウに納得したりして(笑)
成長したコゼットを、本当に大事にしているのが随所にあふれていました。「One Day More」で、トランクに荷物を詰めるとき、昔、コゼットにかぶせた帽子やお人形を愛しそうに手に取る様や、司教さまのくれた銀の飾台に口づけるところなど、とにかく細やか!!
バリケードに駆けつけ、マリウスを確認してから、でも声をかけられず、あたふたしてるとこもいいです~!!
そして、瀕死のマリウスを、お得意?のお姫様だっこ!?きゃあ~
その後も、下水道を歩き回る別所バル、ライトが当たるところごとにマリウスの担ぎ方がちがうのです。それって、どれだけ長く歩き続けたか、を物語っていて・・・好きです!こういう演技のできる役者さん!!別所バル、細かいです!!
♪俺のものじゃない・・・マリウスとコゼットの手を重ね合わせる場面、もう涙が・・・その後の「告白」は涙でかすんで、もう前がよく見えませんでした。
・・・♪もう行かねば 頼むよ・・・ほとんど号泣。
結婚式の後の「エピローグ」はまわりでもほとんどの人がすすり泣き状態。
毎回泣いてきた場面ですが、こんなに泣いたのは、別所バルがはじめてでした・・・素晴らしかった!!暴走してよかった!!(?)
演技派・・・本当でした。はっきりいって、歌派のバルさんたちにはお歌はかなわないと思います。もちろん甲乙は付けられません。
・・・でも、でも、心にしみるバルジャンでした。本当に会えてよかった!!

千秋楽も近く、どの役者さんも練り上げた、熱い演技で舞台を作ってくれていました。以前観た方々も、昨日より今日の方が、試行錯誤のうえに深みのある演技を見せてくれた気がします。


井料ファンテ
いつも、ビブラートの歌声を先に聴いてしまい、引いてしまっていましたが(実際、はじめて聴いた時は“この人、何かがトリツイテル?”と思いました
すごく、演技は激しいんですね。市長のバルジャンにくって掛かるとこは怖かった。見た目の儚さがうそのよう。(・・・褒めてます)


玲奈ちゃんエポ
力、入ってましたね~「バズーガ・エポ」???
実は今日が、一足先の楽だったそうで、カテコでは一言ご挨拶。
「高校2年生のとき、この『レミゼ』オーデションに受かって、制服で通いました。ここにいるキャストはみんな私の家族ですっ」
別所バルは、玲奈ちゃんのほっぺにチュ!(今ジャベは恥じらって、できず)
玲奈ちゃん、ホントにびっくりしてました~!


泉見マリ
今日も、さわやかにあまあま(甘&甘)です(笑)
コゼットを想う余り、♪狂いそうさぁ~って、エポがかわいそう・・・
ホント、♪わかってくれない~
コゼットに自己紹介するときの“お洋服パンパンパン”・・・可愛いです。
手を触れようとして洋服でごしごしも。
「カフェ・ソング」ではちょっとオトナなマリウスに見え、ひとり生き残って嘆く姿が哀しく、いい感じでした。


今ジャベ
熱かったです!!バルジャンが代わると、ジャベールもやっぱり変わるのね。
バリケードで、出会ってしまうバルジャンとジャベール。♪やるのは~ナイフかぁ~のバルジャンへの挑発、あごでグイグイ、すごっ!すごみ方が・・・や○ざ・・・おうおう、やらね~のかぁって感じ。
今日の「自殺」も苦悩しながらも、イっちゃってました(爆)


そして、ラストにして初見、岸アンジョ!!
あの、マリウスと共に初登場する♪それは~将軍ラマルク~
えっ?えっ?赤のリボンタイ・・・!!
うっそ~!あれって、あれって伝説の岡アンジョ限定アイテムじゃなかったの!?
ダメ~~っ!あああ・・・心臓が・・・もうバクバク。
この時点で、私♪もう、倒れそうだわ~
しかも!!
・・・背が高い~足が長い~~
カッコいい~~!うっそ~~っ!!きゃあぁぁ~!!チョ~素敵~~!!!
・・・すごく頼りになる感じ。アニキ!!です。お声もよく通っていいです。熱く静かに燃える青い炎な感じ(どんなんだよ?)
バルジャンが歌う「彼を帰して」その時、バリケードの一番上に立つ、岸アンジョ。
広く大きな背中に孤高なリーダーの切なさが・・・(みどりさんおススメ)
祖国を愛し、革命に燃え、死ぬことさえもおそれぬ、大いなる理想・・・それって、それって、私の理想のアンジョそのもの!!

そう!やっと会えた!私の理想のアンジョルラス

・・・しかも、バルジャンの歌の終わりに、バリケードの上の岸アンジョは、すぐそばに立ちはためく、革命の象徴である赤いフラッグの端をすっと手に取り、そのフラッグに、そっとくちづけするのです・・・
きゃあぁぁぁ~~私は、もう、もう、胸きゅん!!(←死語?今風に言えば、萌え~・・・ですか?)
岸アンジョ・・・や、やられた~こんなとこ見ちゃったら、もうダメですぅ~
こ、これはもう・・・つまり、こっ、恋っ!? (おいおい、落ち着け自分!)
いやいや、もう~どこまでもついて行きます!!私も一緒に連れて行って!!
♪さあ、隊列を~~(・・・完全に崩壊しました)


最後の最後の『レミゼ』は思わぬドキドキつきで、私を感動の渦に巻き込んでくれました。
この舞台が観れた幸せは、やはり神の御心、でしょうか。
一ヶ月、楽しかったです。感動でした。幸せでした。
・・・『レ・ミゼラブル』大好きです!!



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ありがとう

2006年04月23日 20時43分43秒 | 『レ・ミゼラブル』
My楽『レ・ミゼラブル』でした!

目頭がじんじんと熱くなるような舞台でした。
・・・泣きました。
ありがとう。
毎回、たくさんの感動をくれた『レ・ミゼラブル』・・・ありがとう!!

(うるうるの秋生より)




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100万円飲み会!?

2006年04月22日 22時51分06秒 | 内野づくし
昨日21日は、第31回菊田一夫演劇大賞の授賞式、でしたね。
記事を見ました。
内野さんはやっぱり、黒尽くめのシブ~いお姿!!・・・それでも前よりは、見慣れたせいか、以前のような「・・・」な印象は薄れてきました(笑)
むしろ、どこかの野球チームの大選手のように堂々とした感さえあって、あららーそれはそれでいいかも
記事には、まだ内野さんのコメントなどは載っていませんでしたが、それはこれからゆっくりとメディアに載ってくることでしょうから、あわてませんが・・・

すごいんだな~っと、思ったのは、さすが!!
大賞を受賞した鹿賀さん。「仲間とパーっと飲みたいね」・・・100万円で!?
うわあ~ぉぉ!鹿賀さんならやっちゃいそ~だわ。
高級食材を運び込んで、一流のシェフを集めて、「さあ、存分に飲むがいい!」
・・・あれ?ちがった?

いい仕事の後には、いいくつろぎの時を。
さてさて、内野さんは今頃は、パーっと焼肉でしょうか
とにかくは、受賞されたみなさま、おめでとうございます!!




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「心を込めて・・・」~本田美奈子.CD

2006年04月21日 23時07分33秒 | えとせとら
本田美奈子.さんの新しいCDを聴きました。

2005年4月20日は、デビュー20周年だったのだそうです。
アルバムの準備をしていた1月のはじめに、美奈子さんは、急性骨髄性白血病で入院。一年遅れての、この2006年4月20日に記念盤を出すことが、病床の美奈子さん、そしてスタッフの希望であり、願いだったそうです・・・

本田美奈子.遺作ニューアルバム「心を込めて・・・」

1. 見上げてごらん夜の星を
2. 命をあげよう
3. 踊りあかそう
4. オン・マイ・オウン
5. 天国への階段
6. 愛すること
7. Golden Days
8. オールウェイズ・ラブ・ユー
9. やさしく歌って
10. ラヴィング・ユー
11. 想い出のサンフランシスコ
12. BEAUTY AND THE BEAST ORCHESTRA
13. つばさ

冒頭の♪見上げてごらん~・・・から細く、高く、繊細な、美奈子さんの声が流れてきます・・・
やさしい、やさしい、本当にやさしい声です。
その後に続くミュージカルナンバーを、私は残念ながら舞台の上で直に聴いたことはありません。が、美奈子さんがアイドルの座を捨ててまで、舞台に賭けた情熱、歌への愛情、深い思いがひしひしと伝わってくるようです・・・

「命をあげよう」
・・・『ミス・サイゴン』の初演を観た知人からは「あの細い身体のどこから、と思うほど情感のこもった歌声だった、・・・鳥肌が立った」と聞きました。
私もまた、その胸が締め付けられるような絶唱に、涙が出そうになりました・・・

「オン・マイ・オウン」
4月の最初に観た『レ・ミゼラブル』プレビュー公演では、少しだけエポニーヌとしての美奈子さんの歌声と姿を見ることができました。
歌穂さんが少年のような感じだとすれば、美奈子さんは本当に女の子そのもの、という感じ。
ピアノだけのシンプルな伴奏がエポニーヌの情感を引き立たせます。
今回の『レミゼ』のパンフレットの、涙を溜めたエポニーヌの顔が脳裏に浮かんできました・・・恋をする少女らしさが、ひたすら愛らしいです。

「天国の階段」
多感な中高生時代に散々聴いたレッド・ツェッペリンの曲。
まず懐かしく、こんなアレンジもありなの?と驚きました。女性のソプラノで聴くのがすごく新鮮。その壮大なイメージにちょっと・・・鳥肌でした。

「愛すること」
今井清隆さんと歌ってます。デュエットになると更に美奈子さんの女性らしい声が生きてくるみたい。今井さんの包容力のある暖かな声が美奈子さんの声を乗せて、更に広がりのある空へ運んでいくよう・・・
恋に生き、愛に死すロミオとジュリエット・・・見てみたかったな・・・

「オールウェイズ・ラブ・ユー」
アカペラで始まるこの曲。映画『ボディー・ガード』のテーマです。大好きでした。ホイットニーの力強い歌声も。
美奈子さんの歌声もすごくステキ!!透明感があって、よく伸びて、高音がきれい。聴かせてくれます。

「やさしく歌って」
もうオールデイズのスタンダードですね(笑)
これも、大好きでした。ソフトな声が包み込むようにやさしく、すごく心地よかった・・・

「Lovin' You」
美奈子さんの声は妖精の声なのだ、と納得しました。ファルセットが美しいです。

「美女と野獣」
世界的な「美女と野獣」のオリジナルシンガーのビーボ・ブライソンという人と歌ってます。
それまでの少女っぽい声から一転してオトナな美奈子さん。
しっとりと、艶のある魅惑的な一面を感じました。
もし、もしファンティーヌを演じていたら、こんな美奈子さんに会えた?と想像してしまいました・・・

「つばさ」
この、まるでカーテンコールのような「つばさ」。
その力強く、生きる喜びを表したような長い長いロングトーン!!
・・・ラストに聴くのは、なんだかとても、かえって哀しかった・・・。


どの曲にも美奈子さんの、歌への思いがこもっていて、まさに「珠玉の名唱」
・・・本当に、その早すぎた死が残念でなりません。
なんだか、聴くたびに泣いてしまいそう。・・・でも、ステキなアルバムです。
天国でも、きっとずっと、天使になって歌っていてくれることでしょう





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井上くんの「スタパ」

2006年04月20日 13時43分44秒 | 井上くんらぶ
あああ~~~!?
うそ~~っ!?
今、気がついた・・・
今日は井上くんの「スタパ」だった・・・

なんてこった!!・・・ビデオセット忘れた(ToT)(ToT)(ToT)

(携帯より嘆きの投稿)


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TV放映!

2006年04月19日 23時52分13秒 | えとせとら
先週、歌穂さんの歌姫ぶりと、吉野さんのほぼ全裸!情報に舞い上がり?衝動的に観に行った『DOWNTOWN FOLLIES vol.4』が
な、なんと、5月にTV放映されるそうです!!
(モカさん、情報ありがとう~~

スカイパーフェクトTVのシアターテレビジョン!!
見られる方はぜひ、見てください!
ちなみに私は・・・見られません。グスン。
・・・ケーブルテレビには映らないわよね・・・はあっ~



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武田クン

2006年04月19日 22時31分57秒 | 『エリザベート』
いろいろな方から『エリザベート』の記事のことは聞いていました。
そろそろおフランスから現実へ、帰らなくちゃ、と思い、「そうだわ、他も事にも目を向けなくちゃ!」ということで、見て来ました。

シアターフォーラム@nifty(・・・これは、現実なのか?
『エリザベート』の顔寄せのもようです。

武田クン・・・なんか、みんなとちがうぞ。
別に、あの前髪がウザイとか、
別に、あの3本線のジャージがダサイとか、
そんなことではありません。
過度の緊張でしょうか。・・・明らかに挙動不審(笑)

今、この時点では、新トート、と言われてもピンとこないなあ。
衣装を着けたポスターは、なかなか色っぽくて、おおお~~っ!だったけど。
(同時に、すごい化け方だなあ、とも)

それなりに、楽しみにはしています。『エリザ』好きだし。
でも・・・

先週『レミゼ』に向かう通り道。帝劇前の大きなポスター・・・
山口トートの隣に・・・ちがうトートがいる・・・
なんともいえず、正直、寂しかった・・・

・・・内野さんも2000年の初演の前は、きっとすごいプレッシャーと戦ったんでしょうね・・・


「4人目の少年ルドルフ」(?)
「ちっちゃいけど帝王」(爆)
・・・武田クン!がんばってね!!


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こわい先生

2006年04月17日 22時31分08秒 | 『レ・ミゼラブル』
レアな話ですみません。

笑ってもいいです。でも、できれば笑わないでください
・・・誰かに聴かすわけでもなく、ただの自己満足で、なにげに歌っております。
でも、結構真剣です。
ある時は、感情たっぷりにわが子を思うファンティーヌになってみたり、
ある時は、年甲斐もなく乙女チックに、片思いでうるうるの切ないエポニーヌになってみたり、
が、一番歌いたくて、どうしても歌いきれないのが、アンジョルラス・パート。
バリケードが回転し、マリウス登場の♪誰が導くか~誰がこの国を~
から、それを受けて♪それは将軍ラマルク~彼こそ味方だ~
その後の「ABCカフェ」前半はまだいいのです。
問題は後半。歌のラストの一番の盛り上がり、ガブローシュのセリフの後。
♪ラマルクの死・・・
から始まるほとんどセリフモードのあの高揚感あふれる、あの♪~群れとな~り~て~~までの一節。その後に続く「民衆の歌」を導入する重要な場面。
アンジョルラスの革命への情熱がほとばしる歌です。
もちろん、気恥ずかしさもあります。
声が伸びないという決定的なハンデもあります。
焦って歌おうとするので、歌詞が怪しかったりします。

そして、♪○×△※☆~と、私がしどろもどろで歌っていると
「ちが~~う!!」
厳しくも、ばっさりと、娘その2の罵声が・・・!!
「お母さん!!そこ、そうじゃないから。それに、歌詞がちがってる。そこは“歓びの声”!!わかった?ああ~もう、だから~~!!」

・・・こ、こわいよ

と、娘その2は、瞬間アンジョルラス化。
私の歌えなかった一節を、朗々と歌い上げて一言。
「これくらい歌えなかったら、『レミゼ』ファンとは言えないわよ、お母さん」

・・・・・
・・・・・すみません

・・・・・もっとがんばります。



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