秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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『スリルミー』 2014 11/15(土) マチネ

2014年11月29日 23時07分43秒 | 舞台
忙し過ぎて・・・なかなか書きあげられなかった舞台の感想です。

昨年3月・・・その内容、ピアノの旋律、まるで喉がひりひりするような、そして背筋がゾワゾワするような、その感触に驚愕した舞台『スリルミー』。
私自身は、前回とちがうキャストで観てみたいかも?とチラっと思ったりしたけれど、今回一緒に観る娘その2が
「私、まだかっきーを観たことない」と言うので・・・


『スリルミー』 2014.11.15(土) 12:00開演 天王洲銀河劇場

「彼」    柿澤勇人  
「私」    尾上松也


今回も確かに・・・濃密な舞台でした
あの、暗めのピアノの旋律を聴いただけで、身体がこわばっていくような・・・
ただ・・・二人しかいない舞台で相手が変わると受ける印象もかなり変わってくるものなんだと、実感しました
最初に観た(と、いっても2013年の柿澤×松下ペアしか観てないけど)二人が私の中での『スリルミー』とインプットされてしまったせいか、
「彼」と「私」の関係性とか、力の差とか、私自身の中でかなり自分なりのイメージが出来上がってしまっていて、今回の舞台はそういう意味でちょっとちがっていたというか

「私」/尾上松也さん
最近、TVでなにかと観る機会が増えている彼。
・・・まぁ、ガタイがいいことそして想像以上に声が腹から出ていて重みがありよく通っていて、いいお声をしてる。
34年後の刑務所での独白になると前で手を組み、一瞬でオトナの「私」に変わりのはすごいな、と。

「彼」/かっきー
若いなーー。がっしりした「松也私」が隣に並ぶとさらに線が細く見えて、まるで少年のよう。
俺様な発言を繰り返すけれど、どこかしら背伸びをしている感じがしてしまうのは・・・なんでなんだろ?


うーーん。どういったらいいのかな
「私」と「彼」は、「私」<「彼」でないと成立しないんだと思いました。

「私」にとって「彼」は絶対上位。だから「彼」のどんな要求も「私」は断われず、放火をくりかえし、見ず知らずの子供まで殺害する。
そして、自分が「私」より強い立場にあるとわかっているからこそ「彼」は「私」に自分の悪事の手伝いをさせる。身体の関係を報酬として。そこには同等の友情は存在しない。


今回、ヴィジュアルの関係か、いろいろな部分で「私」優位に見えていまい、実際♪わかってよ~と高らかに歌う「松也私」はすごく「柿澤彼」に対してぶつける感情が激し過ぎて、怖いくらいでした。
一連の行為(って書いていいのかな?)も、なんだか前の時のようにはドキドキしない。
イメージとしては、まるで「彼」の方が「私」に組み敷かれている感じ
そしてこの舞台、ストプレのように見えて、実はミュージカル仕立てなので、当然二人はハモって歌うシーンが多々あるのだけれど・・・「松也私」の声が大きくてよく通りすぎて・・・主旋律を歌っているはずの「柿澤彼」の声がかき消されていましたあちゃーー。



見終わって、初めてこの舞台を観た娘その2の感想は・・・
「かっきーって、小さいんだね」・・・
い、いや、それってちがうから・・・






コメント (2)
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『REON IN BUDOKAN ~LEGEND~』 11/23(日) 17:00

2014年11月26日 23時54分47秒 | すみれの花咲く国
柚希さんの武道館ライブに行ってきました!!

楽しかった~~~っ!!



『REON IN BUDOKAN ~LEGEND~』 2014・11.23(日) 17:00開演 日本武道館

柚希礼音、夢咲ねね、十輝いりす、音花ゆり、鶴美舞夕、壱城あずさ、海隼人、愛水せれ奈、真風涼帆、夏樹れい、瀬央ゆりあ、綺咲愛里、五條まりな、綾凰華



会場入りして開演時間になって、会場の照明が落ちると・・・客席は色とりどりのペンライトの光が美しく“おおっ!!ホタルイカ!!”と一年前のStarSの武道館を思い出し・・・
そして、始まった『REON IN BUDOKAN ~LEGEND~』。
舞台には3面のスクリーン。映し出された雪の中のお城。プロジェクションマッピングでお城の壁が描かれ、そして崩れていく。雷鳴がとどろき閃光が走り、舞台中央に柚希さんがっ!!黒の衣装がスタイリッシュで超カッコいいっ!!
しかも、スモークが消えその姿がはっきりと浮かび上がると、なんと☆柚希さんの背後に大きく広げられた白い羽根が!!(映像のね)・・・もう血圧がすっごいオシャレでステキ
その後も映像を駆使した舞台がすごく美しくてレーザー光線が飛び交ったりしてちょっとディスコティック!?(年がバレる・・・)
踊るメンバーと映像のコラボがあったり、すごく今風(?)でカッコ良かった~~っ!!
客席は、この公演のための特製ペンライト(色が7色に変化するの)で色分けされて虹のようにキレイ。

ド真ん中の柚希さんはもちろんのこと、周りのメンバーもキラキラ
特に金髪ロングのねねちゃんは、細くてスタイル良くてかわいくてまるでお人形さんみたい。しかも色っぽい。それが柚希さんと絡むと、なぜか・・・エロい!!!

今回のライヴのトータルプロデュースがTRFのSAMさんだということもあって、「マスカレード」「boy meets girl」「ez do dance」とTRFメドレーが。うわ~。なつかし~~。


そして、今回も歌って踊っていろいろやって(?)盛りだくさんでしたが、
とにかくコンセプトは、“客席参加型”
まずは、拍手の指導があったり、そして客席の8500人が柚希さん&☆組選抜メンバーと一緒に、踊って、ハモるというすっごいよね~
一夜漬けの練習で、どうなることかと心配でしたが、どうにかこうにか。
実は、個人的にはこのテのことは苦手なのですが・・・考えてみればあこがれの柚希さんと武道館でこんなことができちゃうなんて
最初のLet's Dance! "Aimer" Finale Ver.は、自分的にはかなり怪しい振りでしたが・・・最後の“ハートふぅ~”だけは完璧よ!!

面白かったのは、
愛と青春のReon's History
真風さん扮するフォーリー軍曹と士官候補生。それが柚希さんの過去に演じた役の姿で並んでいて、(楚留香、ホセ「激情」、タムドク「太王四神記」、ナポレオン、ソール「ノバ・ボサ・ノバ」、ちえちゃん「REON!!」、カポエイラダンサー「パッショネイト宝塚!」、ドラント「めぐり会いは再び」、ザック「愛と青春の旅だち」、エリヤ―フー「ハプスブルクの宝剣」、ショーブラン「スカーレット・ピンパーネル」、太陽王??)
それぞれに軍曹が質問すると、その受け答えがそれぞれにおかしい。
中でも、異様に目立っていたおかっぱ頭に赤いランドセル姿のメガ・ちえちゃん(十輝さん)デカっ!!
「・・・DORするか?」とすごむ真風軍曹に「わたし、ちえちゃん♪」とブリっこするまさこちえちゃんが
そこにいるだけでひたすらおかしいイラつく軍曹をしり目についに勝手に♪ケンケンパッ
、と始めるまさこちえちゃん。

そんな中、柚希さん本人はシマシマの囚人服のダニー・オーシャン。
「おまえ、出身はどこだ?」「大阪です」
「大阪には名物が二つある。たこ焼きと柚希礼音だ。・・・貴様は青のりと削り節がかかっていないから・・・レオンだな。」このセリフにふきました
まさこちえちゃんの「時(十輝)に・・・いりす!!」にも(笑)

そしてダニーに早変わりした柚希さん、サイコーにカッコいい!!
「FATE CITY」バックには当時の舞台映像が映しだされていて、すずみんのラスティーとか、美弥ちゃんのリビングストンとか、すっごいなつかしい~
そして、そのまま☆組メドレーへ。
「君はどこへ」情感がこもっていてこれもよかったなぁ。やっぱり好きだ、柚希ショーヴラン
「恋は元々アンフェア」柚希さんと真風さんの二人の掛け合いのような歌声が、弾けてポップで心地いい。
他にも、いろいろ。バックに映る過去の映像に、柚希さんと星組の歴史を感じながら・・・
そして、歌いながらなんと☆柚希さんが2階スタンド席に登場!!ファンの中を通りぬけていかれました。もう興奮!!

次のコーナーはSynchronized Virtual REON in“Romeo & Juliette”
テクノポップな「ロミジュリ」カッコいい~~!!
映像の柚希ロミオと戦うメンバー。ぴたっっと動きが合っていてすっごい!!すっごい!!(以前ネットで話題になった早乙女太一の殺陣を思い出した・・・もしや同じ手法か?)

その後は、みんなで歌いましょう!!
あの名曲「明日へのエナジー」・・・以前、私が姿月さんにメロメロだった時、たどりついたあの曲。
柚希さんの「明日へのエナジー」は、また違った意味で感動ひとしお。
客席がパート分けされて、私は娘役ハモリパート。8500人の大合唱が武道館に響きました。
必死で歌ってみて、あの♪夢は天から来た未来の姿よ~夢を~信じて~・・・またまた“なんていい歌詞!!”なんだと感動してしまいました。
この曲を、柚希さんたちと一緒に歌えるなんて、幸せだわ~~

「熱視線」これもカッコ良かった~ランウェイで真風さんが柚希さんに!?これって早変わり?手品みたいだったよ~
「手紙~拝啓、十五の君へ~」はちょっと泣きそう。
柚希さんが大好きだという平井堅の「君のすきなとこ」胸が詰まってきて・・・
ラストの柚希さん作詞の「For good!」冒頭の♪いつの日にか決めたゴールが・・・本当に涙が出そうになってしまった・・・

こんなふうに一緒にいられるのは(へんないい方だけど)あと少しなんだ・・・
でもこうやって思い出ができたのはうれしい。
涙をこらえて歌う柚希さんを観ながら、心から「この人に出会えてよかった」と思いました。
その後も、何度もアンコールに応えてステージに戻ってきてくれて・・・本当にファンを大切にしてくれる謙虚な人なんだわ。
カッコよくてお茶目でキスがエロくて(?)・・・こんなにも素敵な輝く星のような人にはもう会えない。
やっぱりあなたは素晴らしい


そんなこんなを実感して、幸せと寂しさを同時に感じながら終えた夢のような時間でした・・・
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For good!

2014年11月23日 20時36分49秒 | すみれの花咲く国
・・・一言だけ。

この人に出会えてよかった。


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到着!!

2014年11月23日 15時31分04秒 | すみれの花咲く国



一年ぶりの日本武道館です。
すっごい楽しみ
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ミッション!?

2014年11月22日 22時51分52秒 | すみれの花咲く国
今週も6連勤でした・・・
もうへろへろ~のぐだぐだ~です。
そして、しばらくPCを開いていなかったもんで・・・今、知りました。

星組 日本武道館公演 コーラス講座
星組 日本武道館公演 振付講座

ひぇ~~っ!?・・・いつのまにこんなミッションがっ!?


はぁ~~~~明日までに覚えられるかしら・・・
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またまた多忙

2014年11月20日 23時45分36秒 | えとせとら
いつものこと、といえばいつものことですが・・・
忙し過ぎてPCを開けません
はぁぁぁ~~~
久々に週末観た舞台のこととか、娘その2と出かけた美術館のこととか、いろいろ書きたいことがあったのに・・・

その上、身体のあちこちが痛くて、なおかつまたまた今週は6連勤です。
とりあえず、日曜日の武道館まで倒れるわけにはいかないので・・・がんばります
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来年の気になる舞台

2014年11月13日 00時55分05秒 | 舞台
今年も残すところ2カ月弱。
来年の舞台情報がいろいろ充実してきました。
『レ・ミゼ』『エリザ』『REMT』『ラ・カージュ』『ラ・マンチャ』etc・・・
他にも細かくいろいろと詳細が明らかになってきた舞台がいっぱい。
10回目となる『CLUB SEVEN』も気になるし、音楽劇『ライムライト』も興味あり。
そして、まだまだ来年の話・・・といっても早いものは静かにチケ取りが始まっています
そんな中、どうしてもと想いが前のめり(?)な舞台が
野田さんの『エッグ』・・・なんと3年前の公演時とほぼ変わらぬキャストで再演決定!!(これは、実は、娘その2が“観たい!!”と切望しております)
しかも、これってパリ公演までやるらしい(いえ、もちろん行けませんけどね
それと、つい最近発表された
『死と乙女』・・・な、なんと大空祐飛×風間杜夫
昔、映画で観た『死と処女』・・・すごくコアな内容だったような・・・
しかも・・・祐飛さまと風間さん・・・二人“銀ちゃん”だよっ(笑)

最近は、心底“観たい”舞台だけを観ようと心掛けていますが(予算の都合と日程の都合で)
・・・これは本当に観たい。


ああ、チケット取れるといいなぁ



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はぁと

2014年11月11日 20時27分32秒 | えとせとら


ただの小アジフライですが・・・

あれ?・・・はぁと❤うふっ❤❤
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FC聖陽流

2014年11月07日 23時34分12秒 | 内野づくし
昨日、見慣れた“白い封筒”が内野さんのFC聖陽流から届きました。

新しい舞台のチケットのご案内か?・・・いや、それとも、まさか私、なにかの支払いがまだだった!?
と、ドキドキしながら封を開けると

FAN CLUB・聖陽流 解散

諸般の事情より、とのことですが・・・とにかくびっくり
それにしても、もう発足してから10年ですか
とにかくいろいろお世話になったものねーー。
びっくりするようないいお席のチケットをいただいたこともあったし、素敵なカレンダーも作ってもらったし、私の場合、一番はFCのおかげでたくさんの素晴らしい“内野さん友”に出会えた。

いろいろあったけれど、やっぱり内野さんは素敵な役者だと思ってます。
たとえ、FCはなくなっても、変わらずに応援します。



あーーーでも、これからの舞台のチケット取り・・・たいへんだろうなぁ



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「ベルサイユのばら」 11巻

2014年11月04日 22時27分33秒 | 
私が『ベルばら』を最初に読んだのは、中学生の時だったと思います。
友達の家に遊びに行って読んだ週刊マーガレット。
その時、話はもうすでに黒い騎士のあたりだったと思います。
大あわてで、本屋さんに飛んで行き、なけなしのおこずかいで単行本の1巻を買いました。
さらにおこずかいを貯めては次の単行本を買い、夢中で読みました。
美しいオスカル様、知らなかったフランス王朝の歴史、革命。
・・・それからは、もう頭の中が『ベルばら』でいっぱい

私たち世代(?)のバイブルのようなこの物語は、あれから何年たっても色あせることはなく、秘蔵の豪華本を手に取れば、いつでも40年前に戻ることができました。

それが・・・なんと!!40年ぶりに復活っ!?
というか・・・“エピソード”として連載される、というニュースを以前新聞で読みました。
だいぶ時間が経ってしまいましたが・・・その新巻(=11巻)をやっと買いました。
“アンドレ編”“ジェローデル編”“フェルゼン編”“アラン編”の4作品が収録されています。

そっかーーー。
こんなふうに“番外編”的な作品として描くっていうのもあり、なのね。
アンドレはオスカル一途!!だけど、絶対にこんなふうにアンドレを慕う女性もいたはずだし(それにしても幼なすぎるけれど)
本編ではいきなり出てきた(当時はそう思っていました)ジェローデルは、こんな幼少の頃からオスカルを知っていたのね(見ていたのね)とか、
歴史の歯車はこんなふうに、愛した女性の忘れ形見であるマリー・テレーズとフェルゼンを引き会わせるのねとか、
革命の中で多くの人々が亡くなってしまった後、残されたアランはこんなふうに日々を思いながら(思い出しながら)生きていったんだ・・・とか。
・・・感慨深いなぁ。

それにしても、あのル・ルーがあんな美少女に成長したのにはびっくり


・・・そういえば、宝塚でも、アラン編とかベルナール編とかジェローデル編とかあったよね?
どんな話になっていたのか、知らないけど・・・観たらハマっちゃったかも


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