秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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劇団四季 『アナと雪の女王』7/21(木) マチネ

2022年07月23日 11時18分31秒 | 劇団四季
3年前の秋、上演が決定してプロモーションビデオを観た瞬間に、どうしても観たい!と・・・何年かぶりに四季の会員になりました。
とはいえ、新作ミュージカルなのと、憎っきコロナのせいで、なかなか観に行くチャンスに恵まれず、昨年の10月にやっとのことでこの日のチケットをゲット。
・・・劇場入って、わんさかいる子供たちを見て、今日から夏休みだった、と気づいた。あちゃーー


劇団四季『アナと雪の女王』 2022.7.21(木) 13:00開演  劇団四季・春劇場 


エルサ   三井 莉穂
アナ    三平 果歩
クリストフ   北村 優
オラフ   山田 充人
ハンス   杉浦 洸
ウェーゼルトン   山本 道
スヴェン   川野 翔
パビー   松下 湧貴
バルダ   松本 菜緒
オーケン   竹内 一樹
アグナル王   田川 雄理
イドゥーナ妃   髙岡 育衣

【男性アンサンブル】
文永 傑
計倉 亘
小林 優
笠間 大樹
寺尾 聡馬
山口 優太

【女性アンサンブル】
黒柳 安奈
篠原 真梨子
小川 美緒
青柳 絵里奈
岩井 千秋
岡本 直子
浦山 遥

ヤングエルサ   服部 菜々美
ヤングアナ   柴原 彩羽


アニメ映画を何度も見たので、話はよく知ってます。
舞台は幕を開けると、まさにその通りのシーンから。子どもたちは可愛くて明るくて元気いっぱい。エルサの魔法はふわっと舞い上がる紙吹雪。
時が経ち、大人へと成長するエルサとアナ。
エルサの戴冠式のために開いた扉の前で、自由を喜ぶ開放的なアナと、秘密を抱えたまま女王になることに不安を隠せないエルサの姿がなんて対極的なの。
寝起きでボサボサ髪のアナが、くるくると動きながらドレスを着せてもらい王女に変身していく姿は楽しくて。
お祝いに来た客の中にはハンス王子。二人の出会いにまさかのクリストフとスヴェンも係わっていたりして、早くも人物紹介できてます(笑)
アナとハンス王子が意気投合して二人で歌う「扉あけて」はやっぱり可愛い。ラブラブでノリノリ。・・・すべてが初めてすぎてテンションが上がりすぎたアナが、ちょっとしゃべり過ぎのお○ちゃんっぽく見えたのは私だけ?
対して、エルサは緊張と不安でいっぱい。手袋を外さなければならない、というシーンは見てるこっちもドキドキしちゃったわ。
エルサとアナ。長い間会わずにいても、やっと元に戻れたと思ったのに・・・
みんなの前で魔法を使っていまい、居場所を失くしたエルサは雪山へ。
エルサを追って、雪山へ入るにはあまりに無防備なアナを見かけたクリストフが服を提供することになるのですが・・・そこでの二人のデュエット「愛の何がわかる」舞い上がってるアナと冷静(というよりはすごくまとも)なクリストフ。歌はとにかく、あの橋の上の演出は怖かったなぁ。お願いだから事故のありませんように。
そんな二人の前に、オラフ登場!
・・・オラフの表現法って、たいへんだよね。アニメなら簡単だけど。
当然、パペット操作なんだけど、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』のタングは、タングの後ろに座り込んで隠れるような操作だったから、いつのまにか違和感なく見れたけど、オラフは操作する人が立ったまま自分の前で操作するから存在感ありありで。
オラフの本来の持ち味である愛嬌とか可愛い物言いとかは、役者さんの演技力で十分表現できてたと思うけど。
そして、余りにも有名なエルサのあの名曲「ありのままで」
おお、手袋を投げ捨て、マントが飛ぶ~!!そして・・・
うわわわーーーーーーっ!!
すごーーーっい!!本当に舞台の上で魔法が起きてる!!!

エルサが手をかざす度に指先から魔法が飛び出す。どんどんと周りが凍っていき、氷の宮殿が出来上がっていく。まさにファンタスティック!!エルサの歌声と動きに合わせて次々と凍っていく舞台の上はキラキラキラキラ
びっくりしたのは、エルサの早着替え(これって、歌舞伎の技?)一瞬であの水色のキラキラドレス姿に。そしてもちろんのあのエルサ・ウォーク!!
三井エルサの自信に満ちた表情。♪少しも怖くないわ~~~気持ちいいほどに高らかに歌いあげて幕。
みんな、声は出せないけれど・・・あれほど客席がどよめいたのは今まで見たことがない。とにかくすごい。
舞台でこれほど完成度の高い演出ができるなんて。もう感動。今までで一番の衝撃かも。

この1幕ラストの興奮状態が凄すぎて、幕間に立ちあがることもできず・・・そのまま2幕へ。
突然の冬に、オーケンの店で買い物するアナとクリストフ。
そこにはサウナがあって、そこから何人もの人がぞろぞろ。もちろんサウナの設定なので裸を大きな葉っぱで隠しながら(?)
・・・このシーン、某お笑い番組で見た〝葉っぱ隊”を思いだしてしまったのは、私だけだろうか?(後で話したら娘その2にもそう見えたらしい・・・やっぱり、親子だ(笑))
エルサの宮殿にたどり着いたアナは、エルサに一緒に帰ろうと説得するけど、自分の力をどうにもできなくて不安だらけのエルサはアナを拒絶し、分かり合えないことに感情を爆発させてしまったエルサはアナを傷つけてしまう。
クリストフはアナを助けようと、自分を育ててくれた〝隠れ人”のところへ。アニメではトロール(岩?)ですが、この舞台では原始人のような原住民。その中でもクリストフの親のようなパビーとバルダは〝クリストフが女の子を連れてきた!”と喜ぶけど、そうではないと知ってなんで?なんで?とクリストフをアナに推すところは面白かった。
心の傷は治せない、と言われ、アナをハンスの元へ送り届けるクリストフ。北村くんは『アラジン』以来だけど、やっぱりいいな(個人的感想)
一方、入れ違うようにエルサのところへやってきたハンスたちはエルサを捕らえ、城に戻った弱ったアナをあっさりと・・・ここはやっぱアニメでもそうだけど、何度見ても許せないとこだわー未だかつてこんなふうに裏切る王子っていなかったもんねーー
鍵をかけて部屋を出ていくハンス。でもそこへこっそり城に忍び込んだオラフが。
冷たくなっていくアナを助けようと、自分が溶けるのも顧みず、暖炉に火をくべるオラフの「愛とは自分よりも誰かを大切に想うこと」は胸に響く。山田さんの言い方がまたすごく優しくて
ラストは、自分の気持ちに気づいたクリストフがアナを救おうと必死でアナに向かってきて、アナはクリストフを探し求め、エルサはアナの無事を願い、ハンスはエルサを仕留めるために追ってくる。「つのる寒さ」の4重奏はいろんな曲が入り混じっていて迫力!
エルサが攻撃すると舞台下からシャキーンと音を立てて鋭く尖った氷の柱が飛び出してくる。
アナはエルサを庇って、結果、他の人々と共に凍ってしまう。ここのプロジェクションマッピングは人と映像がピタっと合わさっていて、すごかった。
本当に凍りついたみたいに微動だにしない人々。エルサのアナへの想いが氷を溶かし、二人はやっと心をひとつに。
お互いに♪ありのままのあなたでいいのよ?みたいな和解(ラストに流れる曲は「ありのままで」のリプライズ)
・・・なんだろう。素直に感動してしまった。
二人がそれぞれにお互いを認め、思いやって、時にはケンカをしながらもずっとずっと仲良く暮らしていけたらいいなぁと。
とにかく、こんなふうに強く目に焼き付いた映像の舞台は初めてで、印象深い観劇でした。


《追記その1》
夏休み初日、ということでこんなにもたくさんの園児や小学生と一緒に観劇したのは久々ですが・・・ちょっと心配していたことは、まったくなくて、みんなおとなしく観劇していました。
たぶんこの話をよく知っているのと、(女の子たちは何人もがエルサ&アナファッションでした)この状況下で声を出してはいけないとわかっていたからだと思うけど。
カーテンコールでオラフの人形を力いっぱい振っている子がすぐそばにいて、きっと役者さんもうれしいだろうなぁ、と思いました。

《追記その2》
アナが元気いっぱいに飛び回りながら歌って踊っている最初の「生まれて初めて」を聴いていたら・・・私は、特別すっごいファンだったわけではないけれど・・・やっぱりアニメ版アナの神田沙也加嬢を思いだして、ちょっと悲しくなりました
今さらですが、彼女の冥福を祈ります。


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ファンメイド

2022年07月18日 23時25分46秒 | 劇団四季
海宝カジモドのCDを購入する前に、you tubeを手当たり次第に聴きまくっていた時に見つけた動画のひとつ。

★【完全カバー】劇団四季「ノートルダムの鐘」心からのリスペクトを込めて短縮版アレンジ再現しました。

すっごいわーーー。
なんて完成度が高いの!?
本当にこの作品が大好きなんだなとわかる、愛の塊のような大作。
どの方もいいお声だし、お歌も上手だし、演技力も秀逸。
何度か繰り返して観ているうちに・・・ファンの方たちの、私もファンになってしまいました




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「ノートルダムの鐘」CD

2022年07月15日 22時28分08秒 | 劇団四季
その後・・・舞台の余韻が冷めやらず、劇団四季の公式ページの動画を見あさっていたのですが・・・どうにも切れ切れで欲求不満気味で
思い切って、Am○zonでポチっとしてしまいました
この「ノートルダムの鐘」2ヴァージョン出ていますが・・・ここはやっぱり個人的な趣味で、海宝くんヴァージョン

キャストは
カジモド     海宝直人
フロロー     芝 清道
エスメラルダ   岡村美南
フィーバス    清水大星
クロパン     阿部よしつぐ

舞台で観た時も思ったけど、やっぱりなんと言っても、クワイヤの歌声の重厚さがいいなぁ。
そして本当に美しい。人の声ってこんなにも美しいのか。
♪パリの朝~と、最初に歌いだすのは、クロパン。うわーーーっ!!お久しぶりのよしつぐさん。
いつの間にこちらへ?スコーンと伸びる歌声が心地いい。
最初はどことなく説明的な歌が続き、いろんな背景が見えてくる。
そしてーーーー海宝カジモド!!
いい声なのは当然だけど・・・セリフの演技力、すごくない!?
顔をゆがめてしゃべってるから(?)聴いてると海宝くんじゃないみたい。
そのうえ、聴かせる曲になると海宝くんの誠実そうで、純度の高い歌声が広がってきて、なんて心地良いことか。
・・・初演を観た人が、なぜ海宝くんのカジモドに魅了されちゃったのか、なんかわかった気がする
もちろん、芝さんフロローの声も重厚で渋くて素晴らしい。
エスメラルダは先日の生舞台で観た岡村さん。力強く慈悲深く、四季のヒロインってこのタイプは不可欠だよね。
どの曲も素敵なんだけど、「神よ弱き者を救いたまえ」は心が洗われるよう。
「エスメラルダ」は「エリザ」の三重奏みたいだわ。
そして、第2幕の始まりの「間奏曲(アントラクト)」は素晴らしい!!舞台で観た(=聴いた)時もすっごく素敵だったけれど。
「いつか」は・・・もう泣きそう。
これほどまでに美しい曲に今まで出会ったことがあっただろうか、と思うほど美しい。アラン・メンケン恐るべし!!
「石になろう」からエスメラルダの最期、フロローを投げ飛ばすカジモドの怒り。もう海宝くんの演技に引き込まれてしまって。
ラストはよしつぐさんクロパンの、始まりに戻ったような語りのような歌から全員の合唱へ。

CDなのに・・・感情移入しすぎて、心が揺さぶられ過ぎて、心が持っていかれた状態。
とにかくどハマリし過ぎて・・・娘その2と一緒に、12月には京都に行っちゃおうか、などと真剣に悩んでしまうのでした


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気づけば、7月。

2022年07月03日 22時19分49秒 | えとせとら
6月だというのに、異常なほどの猛暑が続き・・・今年は、たった3週間で梅雨明けしてしまいました。
毎日汗を拭きながら仕事して、くたくたの私。
夕方になるとひたすらボーーーーっとしてきて、全身を襲ってくるダルさと頭痛。はい、熱中症一歩手前の脱水症状です。
これはまずいと思い、水分補給し、塩分補給のためのタブレットを口に放り込んで、どうにかこうにか毎日を乗り切っています。

あーーー台所に立ちたくなーーい。
冷房の効いた部屋にずっといたーーーい。
できることなら、ぬいぐるみのように背中のチャックを下ろして(そんなのないけど)皮を1枚脱ぎ捨てたい。
・・・そのくらい暑い7月になってしまいました


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