wowowでやってたのを見ました。
『ジーザス・クライト・スーパースター Live in Concert』(2018年)
約2000年前のイスラエル。大工の息子であるジーザス(ジョン・レジェンド)は、人々に新しい教えを説き、数々の奇跡を起こすことで民衆たちによって崇拝されていた。人気を高めるジーザスに対し、弟子のひとり、イスカリオテのユダ(ブランドン・ビクター・ディクソン)は危険を示唆するが、ジーザスはその忠告を聞こうとしない。そんなジーザスに、ユダは徐々に疑念を深め信心を失っていく。そんな中、マグダラのマリア(サラ・バレリス)は、ジーザスに純真で献身的な愛情をささげていた。
ユダヤ教の大祭司カヤパ(ノーム・ルイス)は、大衆の支持を集めるジーザスに脅威を感じ、ついに他の祭司たちとともにジーザスを死刑にしようと企てる。思い悩むユダは、とうとうジーザスを裏切ることを決意し、祭司たちに居場所を教えてしまう。
■出演
ジーザス・クライスト:ジョン・レジェンド
マグダラのマリア:サラ・バレリス
イスカリオテのユダ:ブランドン・ビクター・ディクソン
ヘロデ王:アリス・クーパー
大祭司カヤパ:ノーム・ルイス
総督ピラト:ベン・ダニエルズ
ペテロ:ジェイソン・タム
大祭司アンナス:ジン・ハ
熱心党(狂信者)シモン:エリック・グロンウォール ほか
完全に、ロックライブでした。
・・・最初のギターソロの音を聴いた瞬間からシビれた(←死語?)
舞台セットは、どこぞの工事現場のようで斬新。
キャストのファッションもパンク?メタル?
モヒカンに、スキンヘッドに、ドレッドヘア、身体中にタトゥー・・・
ジーザスを案じることが高じて、祭司たちの口車に乗ってしまうユダ。・・・歪んでるけど、愛が深いよなぁ。(そして、苦悩も深い)
拘束されたジーザスに向けられるマスコミの猛攻撃が怖い。
みんなで拷問するかのようにムチ打つとこも・・・(集団いじめみたいだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
)
どのシーンもお歌は迫力あって、マリアの優しい歌声は救いのようだった。
ものすっごく現代的なのと、あとはジーザスがとっても人間的な感じがした。
神だなんて崇められて、期待されて、ちょっとそれが重荷みたいだし、捕らえられて色々言われても「みんなが勝手に言ってるだけ」って、謙虚というよりはちょっと頼りない?
たぶん、主役のジョン・レジェンドの声が優し過ぎるのかなぁ。
対照的に、ユダ役のブランドン・ビクター・ディクソンは、とにかくパワフル!!すごい説得力がある。演技的にも、緩急があって、苦悩がひしひし伝わってくる。
最後のギンギラギンの衣装で歌いまくるとこは・・・すっげーーっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
と驚きでしたが・・・
そして、へロデ王にあの!アリス・クーパー!!!御年おいくつになるのだろう・・・
・・・私の昔の記憶では、首に蛇を巻いた怖い(イっちゃた)悪魔みたいなロッカー
個人的には、祭司たちの近未来的な黒の衣装と低いお声がツボでした
もう何年も前に四季の舞台で観たのが最後だけど、やっぱりいい曲ばかりだなぁ、と。いやいや、奥深い。
ああ、昨年のラミンのオーブでのコンサートバージョン、やっぱり観たかったなぁ・・・