試行錯誤の末に、やっと録画ができるようになったレコーダー・・・
で、いろいろ練習用に録画してみた、いろいろなドラマや映画の数々。
その中のひとつ。・・・このタイトルに反応せずにはいられない!?
映画『ヴィクター・フランケンシュタイン』(2015年 アメリカ+イギリス+カナダ)
最初のシーンはサーカス。
みんなから虐待される背むし男。(というか、まだ少年っぽい)だけど彼は医学に長けていた・・・
え?戦場じゃなくていきなりサーカス?
彼がアンリ?
とか思ってるうちにヴィクター・フランケンシュタイン登場。
背むし男の彼を救いだし、自分の研究室に連れてくる。
いきなり彼を押さえつけて「ちょっと痛いだけだ」なんて
彼の背中のこぶ(実は腫瘍で溜まった膿)に太い注射器を突き刺して、コルセットを付けさせ、彼の身体を治してやるヴィクター。
そして、彼に「イゴール」という名前を付ける。
ここで、イゴールなんだ・・・
さて、独学で人体の構造を学んだイゴールを見込んで、自分の研究の成果を見せて、協力を求めるヴィクター。
ヴィクタ-の研究に興味を持ったイゴールは、ヴィクターの研究を手伝うことにするが・・・
なんとなくそれっぽいけど、全くそうじゃない設定に驚きつつ、観ました。
最初にヴィクターがしたのは、動物の身体の一部づつ(ただの生肉?)をつなぎ合わせて新たな生命を創ろうと・・・
そして出来上がったチンパンジー型の〝怪物”を大学構内で発表することに。
ヴィクターが大学の学生だったことにもびっくり!!見えないよー
〝怪物”は突然暴れだし、脱走。結局は殺すしかなくなり、研究はふりだしに。
大学の金持ちの学友(?)に出資してもらい、二人はもう一度、研究をやり直すことに。
しかも今度は人間を創りだそうと(どうやってその材料を調達したかは、怖いから想像しないことにします・・・
)
二人が共同で一生懸命に研究に没頭するこのシーンだけは、友情が感じられてちょっとだけ微笑ましかった。
実は、イゴールには愛する女性がいて、サーカスで一緒だった美しいローレライ(今はなぜかお金持に引き取られて、お嬢様のような暮らしをしてる)と想いが通じ合って結ばれる・・・
で、彼女のところから朝帰りしてくると、家は警察に踏み込まれそうになっていて、ヴィクターはなんとか協力者の学友の助けで海外へ逃亡。
イゴールは一旦は彼女と残るけれど、やっぱりヴィクターの後を追う。
逃亡先の城で、〝怪物”に強い電流を流して、〝怪物”を蘇えらせようと実験を行うヴィクター。
ここで蘇える〝怪物”はかなり〝怪物”っぽい。やっぱり見た目はグロい。
でも、生命を宿した〝怪物”は、ヴィクター曰く「空っぽ」だった。(そんなの、最初からわかってるじゃん
)
二人に襲い掛かる〝怪物”を、やっとのことで殺して難を逃れるヴィクターとイゴール。
やっぱりこれって、無理な話だよー。
ただ、パーツを組み合わせて生命体を創造するって、やっぱり無理なのでは?
しかも、創って、失敗だったから殺しちゃうって・・・
う~ん、ヴィクターって、そもそも自分をかばって死んだお兄さんのため?にこの研究を始めたんだよね?
でも、創ったのはお兄さんのコピーでもないし、死人を生き返らせたわけでもないし。
ミュージカルの方が、まだドラマチックだった・・・
イゴール役の男の子・・・大きな目が印象的で、はて、どこかで?
・・・と、思ったらハリー・ポッターでした