秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

底冷え

2013年02月26日 23時30分04秒 | 日常のこと
寒いです。
外はまるで冷凍庫のようで、家の中にいてもやはり寒くて・・・
暖房をいれてもなかなか暖まらず、家の中で娘その2と共に、コートを羽織ってる始末

そういえば、もう2月もそろそろ終わり。
3月はもう少し暖かく過ごせるといいなぁ。
2月は『ロックオペラモーツァルト』に入れ込み過ぎて、完全に観劇貧乏・・・懐はもっと寒い~っ!!

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カウンターテナー

2013年02月22日 23時50分44秒 | 音楽
楽しい時間から一転。仕事が忙しいです
が、その忙しい仕事中に、頭の中でずっと鳴り響いている『ロックオペラモーツァルト』の楽曲。
聴きなれたフランス版はもちろんですが、何度か観た生の舞台上で歌われていた日本語訳の日本版も、おぼろげに浮かんでは消え・・・

あああ~早くCDがほしいよ~!!


それにしても、この舞台・・・ロッカー(?)やらアイドルやら、オペラ歌手やら・・・最初は“なんとまぁいろんなところから人を連れて来たなぁ”という印象でしたが・・・そのおかげで未知の方々を知るキッカケにもなったわけで。
今までいろんなミュージカル舞台で観てきた人たちはさておき・・・
私的に、印象強かったのは、
歌姫(カヴァリエリ)の北原瑠美さん
オペラのことはまったく分かりませんが、彼女が歌い出すと、舞台が急に高尚なものになって、“ロックオペラ・・・”の意味が強まる気がして
・・・本当に素晴らしかったと思います。

それから、もう一人。
ローゼンベルグ伯爵の湯澤幸一郎さん
その独特なメイクと笑いを取るコミカルな役柄に、毎回笑わせていただきましたが
あの、サリエリの真似をするところで、山本くんには、淡々とした山本くんの口調で、アッキーには、あのカクカクっとした、いかにも!!なアッキー口調で(笑)
しかし、千秋楽カテコで「再演の際はコンスタンツェ役で!!」とおっしゃっていたのが??で
後に調べて知りましたが・・・俳優で歌手で声優で劇作家で演出家で作詞家で作曲家でカメラマン
と、ずいぶんたくさんのことをおやりで・・・
中でも、舞台の中でセリフがとても聴きとりやすく♪いっひりーべでぃっひうんとばうむくーへん~!のお歌はすごく明瞭で。
・・・それもそのはず湯澤さんは、カウンターテナー歌手なんですって!?

カウンターテナー、って、『もののけ姫』の米良 美一さんとかと同じですよね。道理でねぇ。

ちなみにこれは調べている間に見つけたもの。


う~ん。湯澤さんのコンスタンツェ・・・たしかに観てみたいかも(笑)



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『ロックオペラモーツァルト』 2/17(日) ソワレ(インディゴVer.千秋楽) 

2013年02月21日 23時40分24秒 | 舞台
私にとって、最初で最後・1回きりの“インディゴ・バージョン”でした。
役替わり、という話を聞いた時からすごく楽しみだった山本モーツァルト&アッキーサリエリ。
・・・やっと、会えました!!



『ロックオペラモーツァルト』 2013.2.17(日) 17:00開演 東急シアターオーブ


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト     山本耕史
アントニオ・サリエリ               中川晃教


山本モーツァルト
アッキーが天真爛漫な子どものままのかわいいモーツァルトだとしたら、山本くんのモーツァルトは、もう少し大人っぽくて・・・もちろん自分の才能を信じて疑わない強気なモーツァルトではありましたが、子供が大人の意見を聞かずに反抗するかのような、思春期の悩み多き青年風でした。
そして・・・なんと言っても、男っぽくてカッコいいっ!!
ちなみに私と入れちがいで、この日のマチネを観た娘その2から、幕間に届いたメールには、一言。“山本くんかっこいいー(笑)

サリエリの時よりやっぱり解放感があって若々しく見え、ヴィジュアルは本当に立ってるだけで素敵
ロッカー風の衣装も、宮廷用の衣装も素敵でした。結婚式の白い衣装なんてまるで王子様
お歌は、ちょっとキーが高すぎる曲もあったようですが、落ち着いて適度にハスキーな歌声は・・・なんだかセクシーー!?
ダンスもカッコいい。キメのポーズで両腕を広げてグイっと上を見上げる姿がGLAYのTERUさんっぽくて(笑)
全体的に軽やかに演技をしている印象で(アッキーが重いというわけではありませんよ)でも、ちゃんとアッキーとは違うモーツァルト像がはっきりしてる。
ラストの病床の山本モーツァルト。本当に消え入るように死んでいくのね。透明になる感じ。
う~ん。すごいなぁ。役者って。


対する
アッキーサリエリ
冷やかな山本サリエリと真逆。なんだかドス黒いサリエリ?
炎のように熱く燃える嫉妬心を、狂気の入り混じった表情と歌唱力で作りあげていて・・・セリフはちょっと力が入り過ぎかな~(感情バレバレやん)
だけど・・・2幕のサリエリの曲に込めたいろいろな想いは、本当に爆発するかのようなエネルギーで表現されていて、これまた背筋がゾワゾワするような迫力。うわ~熱過ぎる!!
ラストシーンで、モーツァルトのレクイエムの楽譜をなぜか堂々と抜き去り・・・モーツァルトが天に召されたあと、その楽譜を愛しそうに抱きしめるアッキーサリエリは、とても寂しそうで、本当は心の奥底でモーツァルトのその才能を認め愛していたのね?と思ったり。


最後の2人のハーモニーが素敵な「死すべき定めなら」。
役が逆だとどうなるんだろう?と思っていたら・・・ここは前と同じでした(笑)

とにかく・・・同じ舞台なのに、役が替わるとこんなに違うんだ~とびっくりしながら楽しみました。


それにしてもこの舞台、本当に衣装もセットも素晴らしく、どこも見応え十分なのだけれど・・・私が特に好きなのはパリのシーン。白と黒だけの衣装はどのデザインもひとつとして同じではなく、モダンで本当にオシャレ。女性のメイクもちょっと目の端に赤みを入れたりして(ちょっと歌舞伎っぽい?)結構、日本オリジナル感があって・・・
モーツァルトとコンスタンツェの結婚式シーンの2人のウエディング姿もかわいかったし、その時、舞台上部にまるで写真のフレームのように降りてくる白い花のモチーフも素敵でした。



カテコは最初っからまるでライブ会場のように盛り上がって、ほぼ全員がスタオペ。
アッキーはすごくうれしそうにノリノリ!!・・・おいおい、サリエリのカッコのままだよ・・
何人かからお言葉があって、ジョージさんが感極まって泣いてしまったり、岳子さんの「そんなジョージに愛されて、あんな息子に看取られて・・・」とか、歌姫・北原さんの「最初はアウェーな感じだったんですが・・」とか、コングさんの「○×※~(何を言ってるかわからない大阪弁)」と、鶴見さんの「日常に戻れません」とか・・・あ、そうそう湯澤さんの「ぜひ、再演を!!」「その時は自分はコンスタンツェ役で。クリムゾンバージョンで」(!?)も。

そのまま「夢を支配する者」をみんなで。いきなりふられた音楽監督が慌てて楽譜を探して。
山本くんがオケピに向かって「アッキーバージョンで!!」とリクエストしてたけれど、あれって、それぞれちがうのかな~。


とにかくこんな楽しかったカテコはないな。舞台じゃなくまるでライブ。



『ロックオペラモーツァルト』・・・疾走感が心地よい新しいタイプの舞台でした。
たったこれだけなんてもったいない。ぜひぜひ再演を!!
もちろん、アッキー&山本くんでお願いします


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『ロックオペラモーツァルト』 2/16(土) ソワレ(ルージュVer.千秋楽) 

2013年02月20日 00時22分04秒 | 舞台
私にとっては3度目にして最後のルージュ。基本に戻って(?)またまた2階A席から。


『ロックオペラモーツァルト』 2013.2.16(土) 17:00開演 東急シアターオーブ



ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト     中川晃教
アントニオ・サリエリ     山本耕史
コンスタンツェ・ウェーバー     秋元才加
宿屋の主人/運命     鶴見辰吾
セシリア・ウエーバー     キムラ緑子
レオポルド・モーツァルト             高橋ジョージ
ナンネール                    菊地美香 
アロイジア                    AKANE LIV
フリードリン・ウエ-バー/ヨーゼフ2世       酒井敏也 
コロレド大司教/後見人              コング桑田 
ローゼンベルク伯爵                湯澤幸一郎 
アンナ・マリア・モーツァルト           北村岳子 
歌姫カヴァリエリ                 北原瑠美 
ダ・ポンテ                    上山竜司 
ヨーゼファー・ウエーバー             栗山絵美 
ゾフィー・ウエーバー               平田小百合

苦悩(ダンサー)                 高橋竜太・大野幸人

青山航士、田川景一、千田真司、永野拓也、橋田康、東山竜彦、松之木天辺、
    明日香、香月彩里、清家とも子、塚越志保、丹波麻由美、平井琴望、松島蘭、松林篤美



アッキーモーツァルト
・・・昨日までサリエリだった(観ていないけど)からなのか・・・本当になにやら解放感(?)があって、生き生きとしてうれしそうで役を演じているというよりは、もう役と同一化してました。
天真爛漫で真っ直ぐで、子供のまま大きくなったようなモーツァルト。
酒場で「ドイツ語でオペラを作る!」と意気込んで、エネルギーを爆発させるような若さの溢れる様や、アロイジアの美しさに目を奪われてぽわ~んととろけそうな表情や、母親を失い打ちひしがれる切ない姿や・・・そして、やっぱりその歌声には圧倒され、トリハダが立ちました
1幕ラストの「薔薇の香りに包まれて」・・・もう、アッキーの醍醐味がすべて集約されてた気がします。
そして、千秋楽・・・最後だからもしかしたら?と、期待していたら最後の最後にフェイクで歌いあげてくれたっ!!
あ~~っこれが聴きたかった~(フランス版のDVD観た時、この曲を聴いて“ああ、アッキーにこの役やってほしい!!”“絶対にアッキーにぴったり”って思ったんだもの・・・)
もちろん歌声だけでなく、2幕のラスト近くベットに横たわるアッキーモーツァルトの瀕死の表情、歌姫が(たぶん)頭の中で歌うレクイエムを聴いた時の恍惚の表情・・・これもすごかった。


山本サリエリ
山本くんのサリエリは、自分を抑えて抑えてその苦悩を内に秘め、それでも自分の中ですさまじいパワーで爆発を繰り返している。(が、それを外では見せない)それがまた苦しくて切なくて。
そして、とにかくあのロング丈の宮廷服(?)姿がこれでもかっ!と素敵。たしかに、そこに立ってるだけでも美しい。
低音の歌声も、少し掠れた乾いた声もアッキーモーツァルトと正反対のイメージでぴったりでした。
2幕の「痛みこそ真実」「殺しのシンフォニー」は文句なくカッコいいのだけれど・・・モーツァルトを陥れて成功を手にした自分を自嘲気味に歌いあげる「勝利の代償」は、明るい曲調なのに内容が切なくて。モーツァルトの「魔笛」をみんなで歌い出す人々の間から“運命”と“苦悩”が忍び寄って自分にまとわりつくのは言い知れぬ恐怖であり、自分の罪から逃れられないサリエリ。
山本くんの怜悧でそれでいて抑えきれない感情を上手く透けるように見せる演技も声もすごくよかった。

アッキーファンだから、というのではなく、やっぱりこのルージュVer.はイメージにぴたっとくる。

他の方の感想としては・・・
コンスタンツェ/秋元才加ちゃん
伸び伸びしてきたなぁ、と思いました。アイドルちっくでもあり、演技も深まってきてたし。
やっぱり、こっちの方へ進んだ方がいいよ・・・

アロイジア/AKANEさん
とにかくお美しい。見た目も歌声も。
女性陣のドレスはみんな素敵だったけど、たぶん、一番手の込んだお衣装だったかも。
青い蝶のドレスも素敵だったけど、カテコで着てたドレスはすごいゴージャス。

ナンネール/美香ちゃん
小さいアッキーと(あ、言っちゃった)並んでもさらに小さいので、お姉さんには見えなかったけれど。なんて美しい声!!「安らかに眠って」は、なぜか頭に残って離れない・・・(ある意味“レクイエム”だな・・・

レオポルド/ジョージさん
日に日に迫力を増してました(笑)セリフはあいかわらずだったけど・・・
「罪と罰」はロックな演奏も手伝って、なかなか聴き応えのあるナンバーですね。
モーツァルト以外、赤や青の照明の中でストップモーションなのが2階から観るとまた効果的で。

アンナ・マリア/岳子さん
最初に観た時からあの『DTF』の時と同じテイストで笑ってしまったのだけど・・・モーツァルトを心から心配する母親の気持ちはすごく伝わってきて、最期はちょっと泣いてしまった・・・
ラストシーンで、天昇したモーツアルトを両腕で抱きしめる姿に感動。

セシリア・ウェーバー/キムラさん
真面目なストプレでしか観たことがなかったので、私にとってはすごく意外なキャスティングでした。東宝版よりずっとコミカルで“いい人”のセシリアでした。

フリードリン・ウエ-バー&ヨーゼフ2世/酒井さん 
これまたこんなところでお目にかかろうとは・・・な方。楽しい役作りで笑わせていただきました。特にヨーゼフ2世。金ピカのリボンのついた靴がかわいくてオペラでガン見してしまった!!

大司教&代理人/コングさん
・・・大司教メイクが怖かった(笑)そして、法定代理人・・・なぜ?大阪弁??(大阪公演のための練習か?)

ローゼンベルグ伯爵/湯澤さん
そのメイクの独特なこと!!しかしながら、♪いっひりーべでぃっひうんとばうむくーへん~!の歌声はよく通っていて、すごく美声!!もう少し聴いていたいような・・・
毎回、サリエリの真似が・・・ツボですルージュでは、山本サリエリの真似して前髪を一筋下して、淡々とあの口調で(笑)


“運命”/鶴見さん
なかなかお歌が安定していてびっくり。先にプレビューを観た友達から「“デスノート”の死神みたい」と聞かされ、おおっ!たしかに!!と(笑)
ぶっちゃけ、いてもいなくても・・・(すみません)と思う反面、なんかすごく存在感があって回を重ねるごとに目が離せなくなってきたのも事実


“苦悩”/高橋さん・大野さん
踊る“苦悩”のお二人。しなやかで激しくて・・・すごいですね~。激しいダンスシーンももちろんですが、サリエリの足元に縋りつくようにくっつくシーンがなぜか印象に残ってます。
う~ん。“苦悩”ってたしかにこんなイメージかも。


とにかく、最初はえっ?えっ?なキャストもいたのですが・・・こうして出来上がったものを観てみると、まあ、よくこんなにもいろいろなところからいろんな人材を集めてきたなぁと思います。
とにかく大満足の舞台『ロックオペラモーツァルト』でした。

カテコのアッキーと山本くんのハグ、毎回微笑ましくて。
山本くんを慕ってるアッキーがかわいくて、それを受け止めてくれてる山本くんの優しさもうれしくてーーー
本当にこの二人がこの舞台を演ってくれてよかった~~っ!!




さあ、あとはインディゴVer.よ~!!(はたしていつ、アップできるか不安


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♪道を開けろ~フ~ゥフ~ゥ

2013年02月17日 21時16分51秒 | こっち向いてアッキー
『ロックオペラモーツァルト』東京千秋楽!!
インディゴバージョンで〆です。


楽しかった~
とにかく楽しかったです。


昨夜は興奮のあまりよく眠れなかったけど・・・今夜はむしろこのまましあわせな夢をずっと見ていたいよ~~


最高に楽しくて、最高にしあわせな夜でした


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最後のルージュ

2013年02月16日 23時57分06秒 | こっち向いてアッキー
今日もオーブに行って来ました!!ちなみに、明日も行きます

アッキーモーツアルトの生き生きした姿、表情、歌声。
どれを観ても、血圧が上がりっぱなし!!トリハダが立って、背筋がゾクゾク!!
心が震えて、息もできないくらい

そして、静かに深く、激しく嫉妬し苦悩する
あまりにも美しい山本サリエリ。
観ている私の方が身悶えて(?)しまった
・・・ああ


カテコは、みんな総立ちで
♪きみの胸に~僕の名前の~タトゥーをして~街に出かけよぉ~
楽しかった~ぁ!!これはもう、舞台じゃなくライブだね。


最後の最後、いつものように上手にアッキー、下手に山本くん。投げ合うキッスはアッキー大サービス?
歩み寄ってハグして、山本くんはアッキーの頭をぽんぽんって(もしくは、なでなで?)うきゃーっ!!

場内アナウンスが終わりを告げてもがんばって拍手し続けてたら、着替え途中で(上着を脱いだ格好で)アッキーと山本くんがもう一度舞台に戻って来てくれました!!


ああ、最高にしあわせな夜。
明日もしあわせになりたーーーーーーーい!!







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『ロックオペラサリエリ』・・・でもいいかも

2013年02月15日 23時05分24秒 | こっち向いてアッキー
前方席の威力、というのはすごい。
先日の『ロックオペラモーツァルト』観劇から3日経ったというのに・・・頭の中で舞台の中の数々の曲が鳴りやまずにヘビロテしています
アッキーモーツァルトの歌う曲はどれももちろんですが、実はあの日、私の脳裏に深く刻み込まれたのは2幕の山本サリエリが歌う曲「Le Bien qui fait mal」(痛みこそ真実)、「L'Assasymphonie」(殺しのシンフォニー)、「Victime de ma victoire」(勝利の代償)。
日本語の訳歌は全部覚えていないので、聴きなれたフランス語の曲だけが頭の中で流れるのだけど・・・

はぁ~本当にカッコいいっ!!

そして同時に思い浮かぶのは、あの山本サリエリのあまりにも美しく冷やかな微笑み
モーツァルトのオペラの流れる中で、その才能とそこに届かない自分を見つけてしまうサリエリの衝撃と苦悩。
もうこのシーンがツボに入ってしまい・・・ああ、山本サリエリが好き過ぎる~~~
・・・まずいなぁ。もしかしてヤラれたっ!? 


この2幕に関して言えば、もう
『ロックオペラサリエリ』でもいいんじゃないの!?と思うくらいです(笑)

明日はついに東京公演最後のルージュVer.。
あの美しい山本サリエリがもう一度観れる!!楽しみ楽しみ(←これでもいちおう、アッキーファンですが、なにか?)


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『ロックオペラモーツァルト』 2/12(火) マチネ(ルージュVer.) 

2013年02月14日 23時56分59秒 | 舞台
さて、この『ロックオペラモーツアルト』という舞台・・・東京公演はプレビューを合わせても13回。
その内、インディゴVer.は7回。そしてルージュVer.は6回。
最初はおとなしく各ヴァージョンを1回ずつ観て・・・と思っていたのに
・・・気づいたらチケットが片手分
もちろん予算の都合もあって、我慢すべきところは我慢せねばと、基本A席を選びましたが・・・こんなにチケット持ってる時点で、まったく我慢ができていない
けれど、一度だけ、一度だけ!!・・・ぜいたくだけどS席で、そしてできれば舞台の真近から、その表情をじっくり観たくて

というわけで、仕事を休んで娘その2と1階前方席から観てきました
さすがに遠く離れた2階席からはわからない、細かな部分がいろいろ分かって新鮮でした。
しかも歌にしてもセリフにしても、目の前で観るとやっぱり迫力があって


『ロックオペラモーツァルト』 2013.2.12(火) 13:00開演 東急シアターオーブ (ルージュ・Ver.)


モーツァルト     中川晃教
サリエリ       山本耕史


まずは、目の前の幕の大きさ(広さ)におおっ
レースの模様の入ったこの幕が始まりの音楽と共にいくつかの色を放ち・・・
山本サリエリが登場。モーツァルトと自分の過去の確執を、少しづつ語りだすサリエリ。
幕の後ろからアッキーモーツァルト。姿は見えないが、その言葉に反応する声が聴こえてくる・・・
サリエリを少し小馬鹿にしたような言葉・・・でもきっと彼は、その言葉にどれほどサリエリが屈辱を感じているかわかっていない・・・

幕が開いて、コロレド大司教の御前に女の子たちを引き連れて登場するアッキーモーツァルトは、ひたすらチャラくてバカみたいで、インパクト大。
先日観たプレビュー公演よりさらにノリノリで、近くで観ると本当にそのヴィジュアルは細身のアッキーに良く似合っていて(誰かが、「FF8の“スコール”に似ている」と言ってた?)
とにかく洒落てて、結婚式の白いレース使いなんて本当に素敵だった。
酒場で言い争いになって♪常識なんて~と歌いあげるシーンは、どことなく『SHIROH』を思い出し
アロイジアを見て心を奪われるうっとりした表情や、パリの街角で楽しそうに歌う姿は本当にかわいらしい
自由自在なアッキーはクルクルと表情を変えて、本当に本領発揮って感じ。
アッキーの歌声は、優しく、伸び伸びと、そして思いっきり弾けて・・・どの曲も思っていた通り、アッキーのイメージに合ってる。
やっぱり、アッキーはモーツァルトそのもの


前回よりもすごくよくなってたのは、レオポルド/高橋ジョージ
やっぱりロッカーですね。男っぽい歌声が迫力で父親の威厳も感じられてよかったです。ただし・・・なぜあんなに巻き舌なんだ、ジョージ・・・そして、セリフになるとあんまり感情的ではない・・・

アロイジア/AKANE
美しい~!!細い四肢にゴージャスなドレスがよくお似合い。
「私、結婚するの」と言ってモーツァルトに突き出す左手には、大きな婚約指輪が!(近くで見なけりゃ分からないわ

コンスタンツェ/秋元才加
背が高い!!強気な目がいいなぁ。
ソロで歌うシーン、ポップでかわいかったです。
セシリアが無理に書かせた誓約書をモーツァルトの前で破るシーンでは、つい「紙に書いた誓いなんていらない!!」と脳内で別舞台でのセリフが・・・
最後の病床のモーツァルトに寄り添うシーンは、ちょっとやつれたイメージでなかなかいい演技でしたよ。(←○っちゃんより女優向き?)

セシリア/キムラ緑子
悪い人、というより世の中をちゃっかりと上手く生きてるタイプ?

ローゼンベルク伯爵・湯澤幸一郎
メイクが白塗りでとにかくおかしい。達者な方。
山本サリエリの真似シーン・・・山本くん笑いそうじゃなかった?

そして、
サリエリ/山本耕史
とにかくきれい。美しい。
冷静で、乱れず、紳士的で・・・が、あのモーツァルトのオペラの楽譜を見ながら、曲を聴きながら・・・少しずつ変っていくその表情は、観ている私の胸までが痛く苦しい。
サリエリは、モーツァルトの才能に嫉妬しながらも、それを抑圧し表に出すことはない。だからこそ、その胸の中の苦しみは狂気を帯びていく・・・山本くんの冷やかで、そして激しい複雑な想いを込めた「痛みこそ真実」・・・カッコ良くてゾクゾクしました。
山本くんの声って、少し低めで落ち着いてて、ちょっと掠れた声がセクシー?うわ~
2幕は、とにかくサリエリの見せ場が満載。
メインはやっぱり「殺しのシンフォニー」?・・・激しくドラマチックで、“運命”に見守られながら、“苦悩”をその身にまとい美しい山本サリエリが苦しむ様は、見応えがありました。
ラストの壇上での赤いライトに包まれた山本サリエリ・・・切り取ってパネルにしておきたい
ああ、私ってば、どうして・・・こうやって美しい男が苦悩する姿に弱いんだかっ!!

天真爛漫で弾けたアッキーと、冷静で抑えた渋い山本くん。

アッキーがモーツァルトにぴったりな様に、サリエリは山本くんにぴったり。むしろ、山本くんがサリエリを演ってくれてよかった。他の人では想像できない。(とはいえ、この逆バージョンもすごく楽しみ!!)


そんな山本くん、カテコでアッキーに「一言!!」と振られて、「あたーっす!!」と(笑)なんてかわゆいの~
そして、ジョージさんが「今日は客席にフランスの舞台関係者が」と(そういえば、幕間のトイレ待ちの時、見かけたような・・・)
日本版は、大成功だよね~



余談ですが・・・
「一度でいい」と言ってた娘その2は、「・・・やっぱりもう一度観たい。できれば次は別バージョンを、2階席から」と言いだし
ありゃりゃ・・・チケット増殖しました




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『ロックオペラモーツァルト』 2/10(日) プレビュー公演(ルージュVer.) 

2013年02月11日 23時52分14秒 | 舞台
本当は初日に観たかったのですが・・・仕事が休めず
でも、どんなにこの日を待ちわびていたことでしょうか!!

とにかく観たかった舞台『ロックオペラモーツァルト』。
その音楽の良さとヴィジュアルの素晴らしさに、CDを買いDVDを買い、のめり込んだフランス版を観るほどに聴くほどに・・・いつか、このモーツァルトをアッキーに演じてほしい!!と、ずっとずっと切望していました。



『ロックオペラモーツァルト』 2013.2.10(日) 17:00開演 東急シアターオーブ  プレビュー公演 (ルージュ・Ver.)

モーツァルト     中川晃教
サリエリ       山本耕史


どうしても舞台全体(フランス版は、とにかく照明が素晴らしかったので)が観たくて、選んだのは2階A席。(しかも、ほぼセンターど真ん中?)
舞台の全景が見えて、誰一人として観切れることがなくて・・・そして音響もバッチリ!!

もう、ね。
アッキーがモーツァルトとして舞台に登場した瞬間から血圧が上がりました
ウェーブのかかった黒髪、ロッカーのようなヴィジュアル。
やんちゃで、若々しい、才能にあふれた、ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト。
当然、同じ人物を演じているから東宝版の『M!』のヴォルフとダブって見えるエピソードやセリフが多々あって、私の脳内はうれしい混乱で弾けそうでした。
コロレド大司教に反抗して、酒場でみんなに見栄を切って歌いだすシーンで、もう何とも言えない感情がこみあげてきて・・・
メインのような「きみの胸のタトゥー」をうれしそうに伸び伸びと歌いあげるアッキーモーツァルトが可愛くて愛しくて
そして、なんと言っても1幕ラストの「薔薇の香りに包まれて」。
優しく切なそうに始まる繊細な歌声がどんどん熱を帯びて、すべてのエレルギーが放出されるようなパワーを感じるラストは、ちょっと鳥肌もの。
1幕はモーツァルト・メインでした。そして、2幕はもう一人の主役・山本サリエリの見せ場が!!
端正でクールなイメージながら、奔放なモーツァルトの才能に嫉妬し静かな狂気さえ感じさせる山本サリエリ。
こちらもまた、安定していて素晴らしい。
そして、この逆バージョンはどんなことになるのか・・・どうしたって観たくなる。(一度だけ観劇予定
ラストの2人のデュエット(?)はすごく良かったと思います。

他の簡単な感想は、
最初は、舞台にアイドルってどうよ?と思っていた秋元才加さん。
すごくよかった!!目力が強くて存在感があって。
実は一番心配だったパパ・高椅ジョージさん男気のある歌いっぷりで、なかなかよかったです。
AKANEさんはさすがの安定感があって、とにかく衣装がゴージャスで素敵。まさに歌姫。
モーツァルトのオペラ上演のためのオペラ歌手・北原瑠美さん。素晴らしかった!!この方のおかげで、舞台がぐんっと高尚なものになってました
酒場の主人だった鶴見辰吾さんは、後半は“運命”という役。なにやらすごいメイクで舞台上にただ立っているのだけれど・・・なんだかそれがかえって別の興味(?)を掻き立てます

フランス版の衣装がとてもコケティッシュである意味前衛的で、すごくかわいかったので、日本版の衣装がちゃっちかったら(?)いやだな~と思っていたけど、どれもこれも本当に美しくてモダンでオシャレ!!
それから、フランス版に近くて、照明の色遣いもすごく素敵でした。(これは、絶対に一度は2階席から観ることをオススメします!!)


他にも多々、いろいろ書きたいけれど・・・おいおいに



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ブラボー!!モーツァルト!!!

2013年02月10日 23時53分29秒 | こっち向いてアッキー
・・・観て来ました!!

ずっと会いたかったアッキーモーツァルト!!

私たちのアッキーが、また“モーツァルト”になって、舞台のセンターに戻って来てくれた!!
それだけで・・・もう、興奮と感動でいっぱいです。


まったく同じではないけれど、だからといってまったく違うわけでもなく・・・まるであの『M!』のヴォルフのようなモーツァルト。
カッコいいロッカーのようなヴィジュアルに、伸びやかな歌声。
以前の舞台と被っているようなセリフも多々あって、そのたびにドキっとしたり。
そして、DVDで何度も観たフランス版の舞台とかなり同じように作ってあるのもうれしかったし、
照明も衣装もダンスも、みんなみんな素敵でした


詳しくは、また後日。


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