秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
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『TOMMY』 3/31 東京千秋楽

2007年03月31日 23時08分54秒 | 舞台
ロック★オペラ THE WHO'S 『TOMMY』 2007.3.31(土)13:00 日生劇場

東京千秋楽です。
2階2列目から観てきました。
本日の楽しみは2階から観る照明、CG、そしてもちろん千秋楽ならでは?の熱い舞台!!
2回目ということで、前回よりは余裕あり?
話もよく理解できたし、前回見逃していた細かな部分もよくわかって、「おおおっ~~」な舞台でした。

知らなかった。舞台の床にピエロの絵。
床に映されるステンドグラスのような窓の影。
レーザー光線が劇場中を駆け抜け、舞台天井にまで絵が描かれる・・・
ああ、やっぱり日生の照明って好き

今日も少年Tommyは塩野くん。
ショックでぼやーんとなったあとのTommy・・・塩野くん、ほとんどまばたきをしてません!?
アッキーTommyと遊ぶ時の子どもらしい表情は本当に可愛らしくてきれい。

代わって登場の青年アッキーTommy・・・本当に無表情で、いつも不安そう。
鏡に向かってパントマイムするところは、うまいなあ、と。
“見えない聞こえない話せない”三重苦の役ですから、最初はアッキーの演技力、なのよね・・・
もちろん歌ってくれたほうがその魅力は全開なのですが、この『TOMMY』アッキーのちがう魅力も発見してしまいました!!
・・・白い衣装のTommy・・・なんというか、存在そのものが切ないのです。
いたぶられ、孤独で、音も光もない世界にいるTommy。
アッキーのあの決して大きくない身体が、真っ白で無垢な世界で震えている・・・
それだけで包んであげたくなるような、そんな気がして・・・(マズイ・・・すっごく母性本能をくすぐられる
「See Me,Feel Me」は、その歌声に迫力があって、切な過ぎて、ぞぞぞ・・・ゾクゾク

ピンボールの才能が開花して、瞬く間に有名人になっていくTommy。
はじけて開放されたTommyの生き生きとした表情が際立って、本当に魂が叫んでいる感じ。
「I'm Free」のびのびとしてカッコよかったです。
「Pinball Wizard」うわわわ~~もうどう言っていいのかわかりません!!
先週の半端なノリがうそみたいに、舞台の上も客席も大盛り上がり
・・・もちろん私も2階席から精一杯拍手をしましたとも!!

やっぱり千秋楽って何かがちがう。
・・・もちろん初日の緊張感とかも好きだけど。

そしてそしてのカーテンコール!!
I't a ライブハウス~っ!!

すっごい~~!!
楽しかった~~っ!!
ローリーの生ギターが唸りました。
ソムン・タクさんのソウルフルな歌声、パンチが効いていてドキドキ。
そして、なにより・・・
アッキーの「Pinball Wizard」!!
わおお~~、アッキーが吠えた~~!!
・・・やっぱりこれだよ~っ!!
客席に降りてきて走り回ってハイタッチするアッキー。
きゃ~~ん、いいなぁ~ここだけは1階席がうらやましい~っ
はじめっからこのテンションだったら、なあ・・・

でも、『TOMMY』千秋楽の今日の舞台が観られて本当によかった。
大阪では、もっともっと盛り上がってください。


本日、生アッキーにはじめて会った娘その2。
「知らなかった・・・アッキーってかわゆい・・・」(爆)




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ライブ!!『TOMMY』

2007年03月31日 16時27分45秒 | こっち向いてアッキー
行ってきちゃった~!!『TOMMY』東京千秋楽
カーテンコールはご機嫌ノリノリのライブ♪
アッキーは、キュートでファンキーでソウルフルで・・・しびれたーっ!!
客席に投げキッスするアッキー、なんだかかっわい~っ(≧▽≦)

「東京のお客さん、最高~!!」って言ってたけど、ホントに最高なのはアッキー、あなただよ~っ!!


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さすがに疲れた

2007年03月30日 23時53分14秒 | 日常のこと
することがない(=無職)のは身体は楽でも、心がつらく・・・
することがあり過ぎる(毎日仕事)のは身体も心もヘロヘロ。
どうにか1ヶ月が過ぎ、さすがの私も疲れてきました。
今までとちがって電車に乗らなきゃいけないし、
コピー機が今までとちがうだけで、コピー取るのもめちゃくちゃ時間がかかるし、
「ここを片付けて」「ここを掃除して」と仕事がまだできない私は、あちこちからお声がかかり、気がついたら雑巾ばかり絞っていて、ぎゃ~ん!手あれが~~っ!!

毎日働いてみて・・・わかりました。
はい、観劇は・・・私の生きる糧です。
つらく苦しいマラソンのあとググッと飲み干すビールのように
「ぷっはぁ~~~!!このために生きてるなーーーっ!!」

まさにこれ、です。

・・・というわけで、休み、とわかった明日、もう一度『TOMMY』に行ってきます。
明日は東京千秋楽です。
アッキー@Tommyに、もう一度会ってきます。待っててね


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麻薬・・・?

2007年03月29日 19時20分32秒 | こっち向いてアッキー
ここ数日、仕事中でもふっと頭の中によみがえるフレーズ。
それは・・・あのアッキーの「See Me,Feel me」

あの透き通った、それでいてしっとりと暖かい春の雨に濡れたような、哀愁のあるアッキーの歌声。
短い、本当に短いつぶやきのような、囁きのような、あの・・・アッキーの歌声。

・・・頭から離れません。

舞台はわからない、と言いながら確実にTommyのアッキーに惹きつけられています。

どうしてでしょうか
同じように大好きな井上くんの歌を聴いていると、なぜか心が癒されて満ち足りた気分になるのに・・・
アッキーの歌声は切なくて、苦しいような・・・なのに・・・それが愛おしくて。

う~ん、アッキーの歌声はまるで麻薬・・・。
一度はまってしまうと・・・忘れられない・・・




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『風林火山』 第12回 「勘助仕官」

2007年03月28日 01時46分38秒 | 大河『風林火山』
荒れ寺で兵法の書をしたため暮らす勘助は、かなり荒んでいます・・・ひきこもり?
そんな勘助の元へ、金をせびりにくる青木大膳・・・もっとひでー奴です。(五十歩百歩?)
板垣が駿河へやって来ると知った勘助は青木に計略をけしかけ、板垣を襲わせそれを自分が助けるという筋書きを実行・・・しかも追いつめた青木の足元には早々に仕込んであったと思われる竹刺しが・・・
最初からこうするつもりだったのね。・・・きったねーーっ。
青木を斬ることで板垣に無理やり恩を売る勘助。
そこで芝居がかった声で言うセリフは
「この命は、海ノ口城にて晴信さまより頂戴したもの。晴信さまのために使いとうござる」
・・・
こう出られては、板垣は勘助を斬れない。
結局、勘助の思惑通り、板垣は晴信に勘助の仕官の申し出を取り次ぐことに。

勘助の計略を聞いてその見事さを喜び、板垣になぜか自慢げな晴信。

伝兵衛が勘助を迎えに来ます。
二人で温泉なんかに浸かっちゃって・・・(これってファンサービス?
そして、甲斐の国に入った勘助は地元の地侍の家に一泊して翌日、晴信の下へ参内しますが・・・
そこで、晴信から参内のための衣装を贈られ、歓喜する勘助。(・・・魔法使いに会ったシンデレラ・・・?って感じです)

そして、ついに5年ぶりの晴信との公式の再会。
居並ぶ武田の重臣は怪訝な表情です。
晴信はどこから見ても天晴れな武田の御大将です。
そして、いきなり給料2倍 知行二百貫・・・って、現在のお金だと700万円~750万円くらいだそうです。
しかも自分の名の字を一文字与えてしまうという太っ腹。
「恐れながら・・・」と進言した板垣に、「他ならぬそちの推挙とあらば・・・」とざわめく周りまで板垣の名をもって納得させてしまう。

ここら辺のくだりは、武田の家督を継いだ堂々たる晴信の御屋形様ぶりが炸裂です。
さすがの勘助も驚きのあまり言葉も失い・・・
一同が皆思っている“なんでこんな若くもない異形の男をわざわざ駿河から?”
”しかも、いきなりその高待遇はなんで?”
との疑惑に晴信は、勘助の軍師としての才能、5年前からの自分との密かな約束、そして信虎追放の折の働きまで誉めて、皆に言い切ります。(実は敵の城の軍師だった、とは言えないよね~)
晴信にここまで言われ、板垣の推薦ともなれば、一同は納得するしかありません。表面上はね。

う~ん、あのペカーっと明るい若殿がなんとご立派になられたことよ・・・
・・・これってやっぱり梨園の方のもつ独特の品格がモノを言っているんでしょうか

でも!!・・・やっぱり来ました。
「おい、ちょっと校舎の裏まで顔貸せや」
・・・じゃなかった、剣術の腕前を見せろ、ですって~!?
わわわ、またもや次回が気になる~っ!!


そして、今回も勘助の片目の表情は七変化でした。
荒れ寺にて・・・イッちゃってましたね~怖いです。
青木を斬る時は、・・・冷酷に。
武田に仕えたい、と世話になった叔父の庵原たちに別れを告げるなんと素直な表情。
温泉に浸かり平蔵が歌っていたヘンテコな歌を楽しげに歌う勘助
脅える源五郎をからかうように、いきなり腕を取り、アヤシイ目線の勘助。(おいおい
晴信からの衣装を抱かかえるようにして喜ぶお子ちゃまのようなキラキラした目。
居並ぶ重臣の前で、「海ノ口城で・・・」と自分のために嘘をついてくれた晴信を見る涙目。
晴繁から取った城の数、合戦の数を聞かれて、
「ひとつもござりません。」
「一度もござりませぬ!!」
・・・という堂々たる・・・、いなおり!?(だいたひかる風?)
呼び出されて、手合わせをと皆にいじめられ、怒りに燃える勘助。


でも・・・私的今回のベスト・ショットは・・・
荒れ寺で寝転ぶところへ、伝平衛が現れ、「・・・はたまた、買いに来たか?」と向けた眼光の鋭さ!!陽に焼けた頬のライン・・・
きゃ~~っ!! あそこだけ切り取って飾っておきたい・・・

・・・なんかすっごくあぶない発言になってます・・・。むふふふ。



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『TOMMY』 3/25

2007年03月26日 21時59分52秒 | 舞台
朝から強風と雨に濡れ、傘は曲がるし髪はびちゃびちゃ、なんとも湿っぽい格好でたどり着いた日生劇場。
でも、心は熱い!?
そうです。・・・やっとのことで、アッキー・Tommyに会ってきました!!


ロック★オペラ THE WHO'S 『TOMMY』 2007.3.25(日)13:00 日生劇場

中川 晃教  高岡 早紀  パク・トンハ  右近 健一
村木 よし子  斉藤 レイ  山崎 ちか  ソムン・タク  ROLLY 他


5歳の少年Tommyは母の再婚相手と、突然帰ってきた死んだはずの父が、もみ合ううちに相手を殺してしまう現場を目撃、父と母から「おまえは何も見ていない、なにも聞いていない、だから誰にも話してはいけない」と言われ、その日から“見えない、聞こえない、しゃべれない”の三重苦を背負うことに。


・・・本当に歌だけで話が進んでいくんですね。
セリフはありません。
少年・Tommyはあのチビルドの塩野くん。笑顔がやさしくてかわゆいです。
その心の声をアッキーが演じます。
二人で手を取り合って音楽の世界へと思いを馳せるシーンは、星空に浮いているようでファンタスティック!!
二人で回転木馬に乗ったりして、遊園地さながら。
大っきなぬいぐるみのウサギやクマと一緒に踊るTommyがかわいいです
照明が派手でとってもきれい。
レーザー光線、ミラーボール、影絵の様でもあり。
あちこちに現れるCGもアニメちっくでかわいくて、この舞台にはマッチしていたと思います。

成長したTommyは白い衣装のアッキー。
変態のおじさんや、暴力従兄弟、Tommyの三重苦に漬け込んで、かなりひどいことをしてます。なんて奴等やーーっ!!
・・・鏡の前で自分に語りかけるTommyの「See Me,Feel Me」はやっぱりアッキーの繊細な心そのままの声で・・・ちょっと震えがきました。
ああ、やっぱりアッキーの歌声はすごい!!


そして、1幕ラストの大盛り上がり「ピンボールの魔術師」
・・・あれれ?これってアッキーが歌うんじゃないの?
“客席を巨大なピンボールマシンにする”と言っていた通り、客席に向けてボールが飛んできます。
で、でも、これってどうしたらいいの?持ってていいの?(お持ち帰りはダメって言われたけど)
舞台に向かって投げた方がいいの?
でも届かなかったら、前方の人の後頭部に激突だよな~???


う~ん、1幕はよくわかったんです。
が、2幕の展開がよくわかりません
ピンボール・チャンピョンとなり、鏡を割りTommyの世界を壊すことで自分を取り戻すTommy。
やがて、若者たちの支持で教祖となり、アイドル化していくTommy。
(豹柄のコートを着てサングラス姿で、信者=ファン?にサインなんかしてるTommy・・・一瞬某○イケルに見えてしまった!?
でもなぜか突然信者たちに裏切られる。・・・ここら辺がよくわかんない
アーリーおじさんと従兄弟のケヴィン。
・・・あんなひどいことをされてもただ親戚だっていうだけで、あんなにファミリーちっくになれちゃうのは、見えなくて聞こえない時のことだから覚えてないってこと?
うううっ~~わからない~~っ!!


ローリーは脚が棒のようでした
高岡早紀さんは少女のようでした。
パクさんは・・・がんばってたけどちょっとムリにロックしてる感じが・・・
右近さんは変態ぶりが・・・ヤバ過ぎる
ちかさんはあいかわらずのすっごいセクシーダイナマイト!
ソムン・タクさん・・・一番ロックなおねいさん。本物のロッカーでした!!

ただ・・・ライブハウスのようなノリまでは至らず・・・
日生は好きな劇場ですが、もう少し濃密な空間だったらよかったかしらん?
カーテンコールではローリーが生ギターを弾いて、みんなで1曲歌ってくれましたが、・・・正直、劇場だしなぁ、とライブのように縦ノリしていいものか、迷ったのです。
『TOMMY』・・・私には物語りとして、ラストがわからなかったために結果、心の底からは入り込めなかった・・・。
どういったらいいのか・・・10代の頃映画で見た時は、私自身がオトナではないから理解できないのかと思っていたけど、成長しきってしまった(?)今は、あの若い感性についていけてないのでしょうか・・・しくしく


それでも、アッキーの歌声は好き
「I'm Free」「Pinball Wizard」は聴き応えがありました!!
そして・・・やっぱり「See Me,Feel Me」

“僕を見て、僕を感じて、僕に触って、僕を癒して”


アッキーでなくちゃ・・・歌えないよなぁ・・・これ。




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「思いどおりに生きたらええ・・・」

2007年03月24日 23時52分23秒 | 内野づくし
2日遅れでやっと手に入れた雑誌・婦人公論。
お目当ての内野さんのインタビュー記事はもちろん、ですが他にも目を引く特集記事がいっぱい。
久しぶりに、隅々まで雑誌を読んだ気がします。
(いつもは、内野さんの記事だけで、あとはなにげにスルーしてしまうことも・・・

そんな盛りだくさんの記事の中での、たった1ページ。

「大田学さん~『ふたりっ子』の“銀じい”のモデルとなった賭け将棋の雄」
の記事。
この2月21日に大腸がんで亡くなられたそうです。享年92歳。
家族は持たず、賭け将棋の相手を求め全国を行脚し、やがて賭け将棋の本場大阪・新世界の将棋センターで師範となり・・・“最後の真剣師”としての人生を送られたそうです。

・・・朝ドラ『ふたりっ子』の中では、香子の将棋人生の師となる、いわずと知れたあの“銀じい”・・・
ドラマの中の銀じいのセリフには、人生を教えられることが多々ありました。
そのたびに香子の心に共鳴しながら、胸の奥にある小さな悩みやわだかまりをすっぱりと切られるような気がして、それが妙に潔くて気持ちよくて・・・
・・・厳しく深い人生を歩んだ者だけがもつ説得力でしょうか。
様々な苦言を香子に与える銀じいですが、最後に香子にくれた言葉は・・・。

「思いどおりに生きたらええ・・・」

悩み、傷つき、愛し、勝負師として人として、成長してきた香子。
その先もずっと将棋の道を歩み続ける香子に、
「何を迷うとんや?」
「おまえを守る神さんは、おまえの中におる」

・・・香子の、本当の自立の時でした。

人の成長には不可欠な“人生の師”。
そんな人に恵まれることはしあわせなことですね。


・・・ご冥福をお祈りいたします。




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TVの中から

2007年03月22日 23時59分11秒 | えとせとら
昨日ずっと『オペラ座』に浸っていたせいか・・・頭の中からあの音楽が離れない・・・
と思っていたら、TVの中から聴こえてきた♪『オペラ座の怪人』

・・・えっ?

世界フィギュアスケート選手権・男子フリーの高橋大輔くん!!

激しく、思いっ切り、スピーディで、ドラマチックで、かっこよかった~~
すごい~っ!!
くるくるくるくる・・・身体のすべてが芸術品。
ずっと見ていたわけではないので、他の外国選手の演技は全部見れなかったけど、
・・・すごくステキでした。


もうひとつ・・・氷の上に・・・別の舞台がありました。

『オペラ座』・・・また会える日を心の底から楽しみにしています・・・


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心は『オペラ座』・・・

2007年03月21日 11時00分49秒 | 舞台
本日3月21日『オペラ座の怪人』東京公演、千秋楽です・・・
抽選には見事にはずれ、せめてもと、やっと取った18日のチケットは、大人の事情により、泣く泣く人に譲り・・・あきらめました
・・・噂の佐野ファントム、会いたかった~

でーーーっ、本日は朝もはよから『オペラ座の怪人』/劇団四季ロング・キャスト版を聴いています。

オークショナーの「ちょっと明かりをつければ、・・・」の重みのあるセリフから一気にオーヴァチェアの曲が流れ出すところでもう背筋がゾクゾク。
カルロッタに代わって「Think of Me」を歌うクリスティーヌの高音がアカペラで響く部分も好きーー
そして鏡の中から手を差し出してクリスティーヌを連れ出すファントム、メインテーマの「The Phanntom of the Opera」・・・あの定番のビートが刻まれるイントロを聴いた時から・・・あの暗く細い通路を進んでいくファントムとクリスティーヌ・・・うきゃ~~っ!!もう身震い!!

(キリがないので以下、省略

・・・とにかく好きです!!『オペラ座』
たしかに映画版は目を見張るほど豪華ですが、私は舞台で観る、あのわざと古びたようなくすんだ色合いのシャンデリアに明かりが灯り、するすると上がっていく様も好きだし、あの限られた舞台の空間を使った演出も好きです。
(地下に消えたファントムとクリスティーヌが、すぐ次の瞬間には上から降りてくるのはいまだに手品のようで、すごい!と思います。)
そして、なんといってもナマの人の声の響きの優しさ、激しさ、切なさ・・・

あああ~~っ観たかったよぉ~~・・・・・


次は、大阪・・・大阪かぁ・・・・・(と訳もなくつぶやいてみたりして・・・おい





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『風林火山』 第11回 「信虎追放」

2007年03月20日 23時10分01秒 | 大河『風林火山』
「父上を、この甲斐の国より追放いたす。」
武田の重臣たちが揃ったところで、晴信の爆弾発言!!
弟の信繁(嘉島典俊)は言葉を飲み込み、その隣の諸角(加藤武)だけが反論します。
そりゃあそうだ、今まで“御屋形様”と呼んで仕えてきた武田の大将を、その息子が謀反を起こして国から締め出そうって言うんですもの。忠義や恩を大切にするのが武士、の時代に謀反ですから・・・
しかも、諸角は何より幼い時から弟君の傅役を務めてきて、そりゃあ信繁がかわいい。声高にもなりますって。
そして、いまひとつ癖者の小山田(田辺誠一)は、晴信の後ろに襖を隔てて居並ぶ武田の家臣団の存在に、もし信繁が反論を唱えればここで討つしかない、とまで言い放つ。(・・・どうしてもこの人の場合は、自分にとっての損得の計算がきっちりできて、行動しているように見えるんだよな~
そして、家臣たちの前でためらうことなく信繁に頭を下げ、力を貸して欲しい、と頼む兄・晴信に

「兄上、よくぞ、ご決意なされた・・・よくぞ、背かれた・・・」

うっそ~~っ!!ううっ・・・うるうるうる
・・・信繁もずっと心で苦しんでいたんだね・・・
聡明すぎる武田家の嫡男・兄が信虎にことごとく疎まれ、それをすぐ横で見ていた信繁。
それはそれでつらかっただろうな~
板垣が男ながらに涙を流してふたりを見つめます。
・・・感動しました。
「甲斐は変わるのじゃな」私までTVの前で・・・甘利の言葉を噛み締めました。


そしてついにクーデターです。
自分に向けられる、まさかの武田軍の刃。
居並ぶ家臣たち、そして晴信、信繁までもが・・・
信虎の心は支離滅裂。大わめきをしてみたところで、当の晴信たちはもう信虎を相手にもしない。
折りしもグッドタイミングで勘助たちが信虎を迎えにやってくる・・・
「・・・大義であった」と精一杯冷静さを誇示する信虎。
引き上げる晴信に「兄ぅ・・・」と呼びかける信繁、晴信の目に涙が光るのも・・・ツボでした。


さて、勘助。
義元から賜った黒皮の眼帯を引きちぎり、ミツの編んでくれた藁の眼帯をきりりと結びなおします。

きゃ~~ん!カッコいいよぉ~!!

目の前の信虎に、ミツとの思い出を次々思い出す勘助。
当然、信虎との一騎打ちになります。
広大な大地、疾走する馬と馬。迫力ありましたね~
でも、青木の邪魔で傷つけられた信虎は
「甲斐は滅びぬ・・・晴信がおる・・・天下に号令をかけるのは、わが武田家嫡男、武田晴信じゃ!」
・・・悔し紛れなのか、本当の心の底にあった本心なのか、自分を乗り越えていった息子をやっと認めた信虎。
う~~ん、なんだか哀れさが漂って信虎の時代は確実に終わったんだなあ~と・・・今川で詠んだ連歌の意味は自分の運命を示唆していたんだと、気づく信虎。結構切なかったなあ~
夕日に染まる信虎、その姿を見て結局は討てなかった勘助・・・
強がる言葉と裏腹に、うちひしがれる信虎を目の前にして・・・恨みは消えたのでしょうね。
広い荒野を夕日が染め上げるこのシーン、素晴らしく美しく一枚の絵画を見るようでした・・・





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