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昨年のツアーライブは先行も2次も落選したけど、今年はやっと当たった!!
・・・というわけで、念願の初めての風くんのアリーナツアーに行ってきました。
藤井風ーFujii Kaze"LOVE ALL ARENA TOUR" 2023.2.14(火) 19:00開演 横浜アリーナ
ライブは19時からだけど、先だって申し込んだ物販整理券の番号(私は1900番台)から予測して、家を出たのが12時前で、新横浜に着いてちょっと時間調整してから会場に向かったら、もう1800番まで呼ばれていて、ちょうどのタイミングでグッズをゲット。
その後、駅の近くに戻って遅いランチ(早い夕飯?)を済ませて、いざ!!
横浜アリーナは、2015年のワンオクのライブ以来、なんと8年ぶり。あの時はスタンド席だった。
今回はアリーナ席Cのだいぶ上の方だったので、きっとステージは遠いなあ、でも豆粒くらいには見えるかな?と思っていたら、まさかのセンターステージパターンで、暗い中になにやら見えるけど、スモークが全体にかかっていてよく分からない。上部には大きなモニターが4面。
席に着いて開演を待つ間に、風くんのオフィシャルのずっずさんから、ダンスチームの紹介が発信される。(きゃー細やかな配慮)
19時より少しだけ遅れて、会場が暗くなると、なんと!なかなかレトロ風な自転車に乗った風くんがステージを1周しながら登場。寝起きにガウンを羽織ったような姿(すみません
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本当はきっといいとこのブランドもんなんだろうな。)
せり上がってきたステージの上にはかなり高い場所にいつもの、あのハイブリッドピアノが1台。
風くん、ピアノを前にしてなかなかの時間じっとそのままで集中している。(へ?こ、これは、あのマイケルの動かないパフォーマンスと一緒なの?とか一瞬思ったりして)
そして暗闇の中で、静かにささやくようなアカペラからゆっくりと始まったーーーー
「The sun and the moon」
アルバムには入っていないので、???となったけどすごくきれいな曲。なにかの映画音楽みたい、と思っていたら…ほんとに映画の曲だった
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(東京五輪公式映画のメインテーマ曲)
始まりにふさわしい澄み切った音楽。
風くんに白いピンスポットの光が当たっている、狭くて高いその場所は回転して少しずつ向きを変えていく。まるで、オルゴールの上の飾り人形のようだ。
曲が終わると立ち上がって四方にお辞儀。
「Welcome to my darden・・・」からのハミング。
「ガーデン」
個人的に大好きなこの曲。聴けてうれしい
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ピアノのアレンジがとても美しい。風くんが歌う度に、私の頭の中の野原のような庭に花が咲いていくよう。人生は素晴らしくて、そして儚い。なんかいろいろと浄化されていく・・・ちょっと泣きそうになる。
ここでMC「大丈夫ですかー?みんな自由にしててくださいー・・・トイレがまんせんでくださいー」(優しい、そして緩い)
「よーーっくぞ来てくださいましたぁ。」(会場から大拍手)
で、今日は2月Ⅰ4日。「ハッピーバレンタイン
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」とニッコリ
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そのあと「Are you lonly? 孤独は幻・・・人はみなひとりやし、でもみんなでひとつやし、繋がってるから。大丈夫・・・」(だったかな)
「きれいなもんだけ吸ってー」「ネガティブなもんは全部吐き出してー」まるでヨガのインストラクターの講習みたい(笑)
そして、
「ロンリー・ラプソディ」
これもピアノアレンジがまるで違う曲みたい。ピアノの鍵盤を弾く指先の映像がアップになる。生き生きとしたピアノがどんどん加速していって思わず〝うわぁーーー”と声が漏れる。
「みんなと一緒に歌いたい曲があります」
こうやって歌ってみて、と練習レクチャーあり。♪もうええわ~「心底ダルそうに」♪もうええわ~「もっと死んだように」会場からは笑い声
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で、
「もうええわ」
サビは観客の「もうええわ~」が静かに響き、不思議な一体感を感じる。この曲って、けだるいのにさわやかで、ジャズのようにオシャレでカッコいい。本当に奥深い。2番の♪傷口はいつかかさぶた~は日産スタジアムライブで歌ってたラップだった!ここでこれが聴けると思ってなかったからテンション上がった!
「旅路」
ピアノ弾き語りのラスト。ジャズっぽいアレンジがカッコいいなぁ。しっとりとゆったりと郷愁さえも感じる一曲。
どうしよう、マジで泣きそう・・・と思っていたら、私の隣の席の同年代の男性は、私より先に涙をぬぐっていらっしゃいました(先を越された
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)
ステージは暗転。風くんの居たピアノステージの下に見えていた土台のようなものは、緑と青の光を放ちながらスルスルと上に上っていって、ステージにはバンドメンバーが。ここからはバンドヴァージョンがスタート!
「damn」
渋い重低音のウッドベース。ドキドキしてくる。
風くんは白シャツに白パンツ。左肩からオレンジ色の長めの袈裟かけスタイル(インドっぽい)
アレンジがすっごくカッコ良くて、ギターもベースもドラムもキーボードも、全部がカッコいい。照明が激しく変わってクルクル回って大型ディスコみたい(歳がバレる
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)上がるなぁ
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ダンサーさんも登場。風くん同様でみんな左肩から長めの布がなびいている。みんなノリノリ絶頂。見たかったヤンキー座りと風くんのラストの変顔も見れました
「へでもねーよ」
「damn」からそのまま、一気にもっていかれる。Taikingさんのギターがキュイーンキュイーンと超カッコいい。
曲に合わせてステージの周りからボワッボワッと炎が噴出。あれれ、ハワイアンショーみたいだ。ダンサーさんも激しいダンスを披露。いつか口から火を吹きそう・・・
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風くんは、マイクを独特の持ち方で(右手と左手を合わせて広げた上にマイクを乗せてる?)左手の親指と人差し指だけでマイクを持ってる。女子高生みたいでかわいいけど、落ちない?とおばちゃんは心配・・・
「やば。」
バンド全部カッコいい!!どれもこれもライブならではのアレンジ。そして風くんの自由自在なフェイク。
家で聴いてる基本形がおもしろいくらい変化してる。これって、生の醍醐味だよねぇ。
・・・とさすがに、ずっとスタンディングしていたので膝がやばくなってくる。(ああ、歳は取りたくない
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)
と、MC。
「子どもーおるかー」 「かわいーかわいー」
「お年寄りー」 「ありがとございます。こんなとこまで。」「どうぞ、気をつけて帰ってください」
「若者ー」 「頑張ろうなー」
「中年ー」 「そーですか。よぉーわかりました。」(すごい塩対応・・・たぶんあまりに多数だったからか?)
「LASAの曲が続いたから、次はHEHNからやろうかな」
「優しさ」
ギターで始まるからか・・・なんか始まりから全然違う。いつもはしっとり聴いてるせいか、おおおおお~~~とびっくりするようなアレンジ。ライブ感満載。
ここでバンドメンバー紹介。
「さよならベいベ」
やったぁーーーー!きたぁーー!!
実はライブで絶対聴きたかった曲!!勢いがあって、リズミカルで、盛り上がって・・・カッコいいなぁ。(何回言うか!?)
もちろん、風くんに合わせて力いっぱいお手振りしましたよ。
「死ぬのがいいわ」
照明は思いっきり赤色で。ピアノのイントロが素敵。最初聴いた時、けだるそうに低音で歌うとこはちょっとお経のようで変わった歌だと思ったけど、聴けば聴くほどクセになる1曲。この世界感って独特だよね。
ゆっくりめな腰の振り方がミョウにエロい。キャーーーっ!!
ラストは紅白の時みたいに、ステージの先端から半身が落ちんばかりに倒れ込んで息絶えた?ように動かない。しばし静止。
で、そこからそのままつぶやくように♪青春の~~と歌いだす。
♪青春にさよなぁらを~~でやっと立ち上がる
「青春病」
照明はさわやかな青色へ。一転して風くんの動きがキビキビとして若々しい。なんか青々しい風が吹いてきたぞ。
歌声も叫ぶように爆発してる(?)そうか、青春は爆発するんだ(笑)
はて、ここでなにやら??な映像が。
ドレープの入った真紅の幕の前に映し出された風くん。白シャツ&黒ジャケ。デルモな衣装にレイバンのサングラス。思いっきりカッコつけた風くん。ジゴロっぽい。え?これってなに?サービスショット?それともコント?なんだかわからないけどちょっと笑ってしまう。(どう反応するのが正解だったのか・・・今でもわからず
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)
「きらり」
風くん、衣装替えで登場。白のロングシャツに白?アイボリー?のゆったりめのサルエリ風パンツ。黒のペタンコ靴。
色とりどりのレーザー光線が飛び交う中、ダンサーさんたちもキレキレで踊りまくり、会場も踊りそうな勢い。(楽しかった)
「燃えよ」
照明はまたまたオレンジっぽい赤に。レーザーも飛び交い、もちろん炎柱もボンボン上がる!
まさに燃えよ!!
風くんはあれだけ歌いながらダンスも完璧。若いからだけでなく相当鍛えてるんだろうなぁ。最後はハンディ?ショルダー?のキーボード演奏まで。
「まつり」
またまたいつもとは違うアレンジのイントロが流れてきて、レーザーと照明がまるで巨大なUFOの到来みたいになっててすごかった。会場もみんな風くんに倣って両手を上げてあのまつりダンス。(もちろん私も)すごい一体感。なんか満足。
風くんを乗せたピアノステージが櫓のようにせり上がっていって、それこそ祭り。
「I am you. You are me. I am so cute. ・・・Because you are so cute.」(なんか赤面しちゃう)
「grace」
白い細いライトが会場中に広がっていく。ああgraceのイメージ通りだ。
美しい歌だなぁ。キラキラしてる。
そして両手を合わせて祈るポーズのようなパフォーマンス、最後はなぜかタケノコニョッキッキダンスに見えて仕方がない(笑)
ここでダンサーさん紹介。
みんなそれぞれに得意のパフォーマンスでご挨拶。
「次が最後の曲になります」・・・と言ってなんと!ここだけ撮影許可が!
「何なんw」
私が一番最初に聴いた風くんの曲。コミカルな岡山弁の歌詞だけど、リズムの進行がめっちゃオシャレ。こういうのって?サウンドっていうのかわからないけど、ジャミロ・クワイ風?アシッド・ジャズ?
会場中を白いスポットが照らしてる。始まりはソフトに優しくハミング。その後はライブのラストってことで、みんな弾けまくり。風くんは手を振りながらステージをぐるぐると歩いてそれぞれのバンドメンバーとセッション。(途中、派手にわざとコケて、ベースの小林さんに手を貸してもらって起き上がる)いつの間にかいなくなったヤフさんがいつの間にか戻ってきていて、センターの風くんのピアノを弾いてる。それを見て吹き出す風くん。最後はステージの上を走り回る。ああ、つくづく笑顔が子供みたいでかわいいなぁ。
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ラストは風くん自身でセンターのピアノを結構めちゃくちゃに即興演奏。
そして最後のMC(インストは「grace」)
「約束しましょう。幸せでいてください。死ぬまで幸せでいてください。最後はどうせうまくいくんじゃから。」
「I love you マジで愛してます。 藤井風でした。」 (言いながらステージ四方に向かってエアハグ 深々とお辞儀 両手で
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を何度も作る)
ポジティブだなぁ。愛があるなぁ。そして、こういう丁寧なとこが好き。
幸せだったよ。この日、ここにいられて本当に幸せだった。
この幸せがいつまでも続きますように。ありがとう、風くん。
《バンドメンバー》
Gt. TAIKING
Ba. 小林修己
Dr. 上原俊亮
Key. Yaffle
《ダンサーさん》
コウ Kitahara Kou
ヤス Yasuharu Kawate
ビニーマルキン Vinih Malukin
ラファエル Raphael
ジョエル JOEL
パトリック Patrick Akira
ニース Neese
シンゴオカモト
【セットリスト】
1 The sun and the moon
2 ガーデン
3 ロンリー・ラプソディ
4 もうええわ
5 旅路
6 damn
7 へでもねーよ
8 やば。
9 優しさ
10 さよならべいべ
11 死ぬのがいいわ
12 〝青春病”
13 きらり
14 燃えよ
15 まつり
16 grace
17 何なんw(撮影許可あり)