片目の中の未来

毎月届くスカパーの番組ガイド誌。
８月分が届いて・・・パラパラっと中身を見て、バサッと雑誌を置いた途端にハッとした。
その裏表紙・・・その片目の鋭さだけで、すぐにわかってしまった。

「三浦春馬」

ずっと劇場に行ってなかったから、新しい舞台情報となるチラシも全く見ていなかった。

世界初演　新作オリジナルミュージカル『イリュージェニスト』

・・こんな舞台に出る予定だったんだね。
彼のその片目に映っていたのは、どんな舞台だったんだろう。どんな未来だったんだろう。


昔から、テレビのドラマもいろいろ観てきた。
衝撃作だった「１４才の母」、不良役があんまり板についてなかった（真面目なイメージの方が強すぎて）「ごくせん パート３」、毎回、展開にドキドキだった「ブラッディ・マンディ」、茶髪の笑顔にキュンキュンした「ラスト・シンデレラ」・・・etc
映画では、リアル風早くんだぁ～～～♪と娘その２と盛り上がった『君に届け』。
そして、舞台は地球ゴージャスの『星の大地に降る涙』『怪盗セブン』（wowowにて）、劇団☆新感線RXの『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックⅢ』、そして、昨年春の再演『キンキーブーツ』。

どれもこれも、画面＆舞台の真ん中でキラキラと輝いていた春馬くん。それなのに・・・
まだまだ先のある、若くて才能ある彼が、こんな形でこの世からいなくなってしまったことが残念でならない。
娘その２は、実は中学生の頃、春馬くんの大ファンで、今回の悲報を聞いた時は、「なんだか、元カレが死んでしまったような気がする・・・」と泣いていた。

本当のことは誰にもわからない。
けれど、もしも彼がこの世ですごく何かに悩んで苦しんでいて、今、その苦しみから解放されて楽になれたなら・・・静かにゆっくりと休んでください、と言いたい。

ご冥福をお祈りいたします。

リセール

はぁ～～～～～～～
ふぅ～～～～～～～
んっ～～～～～～～

と、この一週間ほど、ずーーーーっと悩んでいました。

７月の始めにチケットの先行予約に申し込みして、うれしいことにやっと取れた『ジャージー・ボーイズ　イン　コンサート』のチケット。
久々に、あの特製のペンライトの出番だぁーーっと、新しく電池も入れ替えて、準備は万端！！
あとは、その日を待つばかり・・・な状態だったのに。


けれど、東京のコロナ感染者数が２００人を上回ったというニュースを目にした時、私の中で決心が着きました。
初めて、チケットのリセールというのを申し込みました。
私が申し込んだ時、すでに同じ公演でのリセールチケットは１４０件を超えていて、〝もし、買い手が現れなかったら、その時は仕方がない”と覚悟もしました。
・・・が、ありがたいことに買ってくださる方が１時間後に現れ、無事にリセールが成立。

願わくば、その方が私の分まで、楽しんでくれますように。
そして、万が一にもコロナに感染したりしませんように。

体温計

いつも使っている体温計が動かなくなってしまいました。
電池切れ？と思いましたが、あれれ？交換しようにも・・・電池の取り出し口が？ない？？
調べてみたら、交換できないモデルのようでしかもよくよく考えてみたら、もう何年も使ってる旧タイプ

娘その２「ねえ、これ、測るのに時間かかりすぎる。最近のは、１５秒とか２０秒だよ～もう買い換えようよ。」
たしかに、買った当初は９０秒で熱が測れるのは結構、画期的だったけどねぇ。なんといっても、もう１０年以上使ってるかも
最近は、出勤前の検温は当たり前の義務で・・・毎朝忙しい時間に、娘と私とで取り合うように使っていたのも事実だし

うーん。しかたがない。買い換えよう。

と、思ったけど、今はどこのドラックストアーも品薄で、どこも売り切れ。
ネットで注文しようかとも考えましたが・・・
行きつけのコンビニで見つけて、やっと買いました。
ちょっとお高かかったけど、これを逃すといつになるかわからないので、思い切って買ってしまいました。

うわーーーやっぱ、２０秒って、早－－－－い！！
これで、朝の検温タイムは時短だぁ～～

・・・なんか、不安。

まずい。
かなり、よろしくない。
東京のコロナ感染者数が１００人を超えて、増え続けている。
様々な自粛モードが解除されて、やっと少しだけ〝普通”の生活に戻れたような気がしていたのに・・・
（と、いうかどこもかしこも休業じゃ、経済は回らないし、倒産するお店も増えて、ホントにたいへんな事態だし）

私自身だって、１０日前には帝劇やクリエが公演を再開すると聞いて、大喜びしたけれど・・・
たしかにかれこれ、４カ月以上電車にも乗ってないから、都心に行く混雑した電車に乗れるかどうか。人のたくさんいるところはやっぱり、怖い。
劇場や映画館が、席の間隔を空け、出来る限りの対策を立てて開けるといっても、やはり大人数の人がそこに集まることには違いない。

今までひたすら注意して暮らしてきて、ここで、まさかのことが起こったら・・・