本屋さんで、題名だけは見たことがあったマンガです。
「天は赤い河のほとり」 篠原知絵 小学館
あれれ?『王家の紋章』によく似てる?話でしたが、主人公・ユーリが招き寄せられたのは、紀元前14世紀のヒッタイト王国。(イズミル王子と出会ったり・・・はしないよね、もちろん)
なかなか興味深くて面白くて、3日で16巻、一気に読みました。
感想は
まず・・・ユーリのファーストキスの相手・氷室くんはどうなっちゃったの、と
これって、少女マンガだよね?と思いながら・・・
15歳って設定のはずのユーリ。・・・っていったい何度襲われるんだか・・・
きゃ~っ!!・・カイルとのラブシーンも含めてけっこうきわどいシーンが多い主人公がこんなにも脱いで(脱がされて?)いいのか・・・
もとい・・・登場人物がそれぞれに個性的で魅力的でした。でへ~
魅力的な皇子がたくさん出てきます(そこかいっ!?)
主役のカイル皇子はもちろんですが、弟のザナンザ皇子、マリ皇子、黒太子・マッティワザ、エジプトの将軍・ラムセス、皇子以外にも、側近・イル・バーニ、敵ながらナキア皇太后の腹心・ウルヒ、他。
個人的にはザナンザ皇子が死んでしまうのがとても悲しかった・・・
ユーリを廻ってカイル皇子と対峙するエジプトの将軍・ラムセスはめっちゃカッコいいです
カイル皇子が結構我慢強いのに、ラムセスはかなり衝動的。
ユーリには攻めの一手(?)でもユーリのことは傷つけられない。
ユーリがカイルと結ばれて、妊娠していると知っても「二人目は俺の子を産んでくれればいい」なんていう太っ腹!?
カイルはヒロインと恋に落ちる、文句なく素敵キャラですが・・・こういう素敵なライバルがいてこそ、面白いんだわ~
でも・・・実は私が一番好きなのは、ユーリを影から慕い続ける弓兵隊隊長・ルサファ!!
報われない想いを秘め、ユーリのために命をかけるその献身的な愛に
(・・・しかし、つくづく私ってこの種の男性に弱い・・・)
敵役ながら・・・ナキア皇太后とその腹心・ウルヒの結ばれることのない関係もなかなか切なくて、ツボでした。
ユーリの純粋な正義感が言葉になったようなセリフ
「身分ってのは上の者が下の者を守るためにあるんじゃないの!?」
本質を見極めたこの素直な一言は、すごく心に残りました。
『王家』の主人公・キャロルが、古代の歴史大好きの知性派で周囲の男性たちに守られ愛される女性的ヒロインだとすれば、この『天河』のユーリは、若さと運動能力と感性で、自ら道を切り開いて成長していく男性的ヒロイン?
10代の少女らしい迷いや葛藤も魅力のひとつかな。
久々に古代ロマンにどっぷり浸かりました
「天は赤い河のほとり」 篠原知絵 小学館
あれれ?『王家の紋章』によく似てる?話でしたが、主人公・ユーリが招き寄せられたのは、紀元前14世紀のヒッタイト王国。(イズミル王子と出会ったり・・・はしないよね、もちろん)
なかなか興味深くて面白くて、3日で16巻、一気に読みました。
感想は
まず・・・ユーリのファーストキスの相手・氷室くんはどうなっちゃったの、と
これって、少女マンガだよね?と思いながら・・・
15歳って設定のはずのユーリ。・・・っていったい何度襲われるんだか・・・
きゃ~っ!!・・カイルとのラブシーンも含めてけっこうきわどいシーンが多い主人公がこんなにも脱いで(脱がされて?)いいのか・・・
もとい・・・登場人物がそれぞれに個性的で魅力的でした。でへ~
魅力的な皇子がたくさん出てきます(そこかいっ!?)
主役のカイル皇子はもちろんですが、弟のザナンザ皇子、マリ皇子、黒太子・マッティワザ、エジプトの将軍・ラムセス、皇子以外にも、側近・イル・バーニ、敵ながらナキア皇太后の腹心・ウルヒ、他。
個人的にはザナンザ皇子が死んでしまうのがとても悲しかった・・・
ユーリを廻ってカイル皇子と対峙するエジプトの将軍・ラムセスはめっちゃカッコいいです
カイル皇子が結構我慢強いのに、ラムセスはかなり衝動的。
ユーリには攻めの一手(?)でもユーリのことは傷つけられない。
ユーリがカイルと結ばれて、妊娠していると知っても「二人目は俺の子を産んでくれればいい」なんていう太っ腹!?
カイルはヒロインと恋に落ちる、文句なく素敵キャラですが・・・こういう素敵なライバルがいてこそ、面白いんだわ~
でも・・・実は私が一番好きなのは、ユーリを影から慕い続ける弓兵隊隊長・ルサファ!!
報われない想いを秘め、ユーリのために命をかけるその献身的な愛に
(・・・しかし、つくづく私ってこの種の男性に弱い・・・)
敵役ながら・・・ナキア皇太后とその腹心・ウルヒの結ばれることのない関係もなかなか切なくて、ツボでした。
ユーリの純粋な正義感が言葉になったようなセリフ
「身分ってのは上の者が下の者を守るためにあるんじゃないの!?」
本質を見極めたこの素直な一言は、すごく心に残りました。
『王家』の主人公・キャロルが、古代の歴史大好きの知性派で周囲の男性たちに守られ愛される女性的ヒロインだとすれば、この『天河』のユーリは、若さと運動能力と感性で、自ら道を切り開いて成長していく男性的ヒロイン?
10代の少女らしい迷いや葛藤も魅力のひとつかな。
久々に古代ロマンにどっぷり浸かりました