秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

余韻

2009年10月30日 23時52分58秒 | 舞台
あっという間に一週間が経ってしまいました。
先週は新橋演舞場にいたのに・・・
劇団☆新感線・舞台『蛮幽鬼』は27日には東京千秋楽を迎え、今から10日後の11月9日には、大阪でまた熱い舞台の幕が上がることでしょう。

舞台は“ナマもの”のはずなのに・・・今でも、あの舞台の余韻に浸っている自分がいます。
上川さんの力強い目力はもちろん、華麗な舞いを舞うような太一くんの殺陣、そしてあの、常に微笑みを絶やさない堺さんの聡明なお声・・・
はたまた、レポには書ききれなかった右近大王のキュートなアドリブ?「みっ・こっ・とっ」とか・・・

・・・本当に、あとあとまで余韻を残す舞台でした。

ああ、早くゲキ×シネにならないかしら
(自分でもかなり気が早いと思うけど早く大画面でもう一度観たい!!)



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妄想の続き

2009年10月29日 00時04分23秒 | えとせとら
妄想が止まらなくなってしまいました・・・
もしも・・・『レ・ミゼラブル』をストプレで舞台化したら?

勝手に配役してみました。

バルジャン・・・・・・・・・上川隆也
ジャベール・・・・・・・・・唐沢寿明
ファンティーヌ・・・・・・・?
マリウス・・・・・・・・・・藤原竜也
エポニーヌ・・・・・・・・・井上真央
コゼット・・・・・・・・・・?
アンジョルラス・・・・・・・?
テナルディエ・・・・・・・・山路和弘
マダム・テナルディエ・・・・渡辺えり


上川さんと対峙する相手、といえばやっぱり唐沢さんかなぁ。
ファンティーヌって基本的には“おじょうさん”なのよね。とても子供を産むなんてって感じの、線の細い人がいいかなと。でもコゼットのために、髪を売り歯まで抜くような芯の強さもなきゃいけない。(そう考えたら、やっぱり美奈子ファンテに会いたかったと・・・
マリウスとコゼットは一目で恋に落ちる運命の相手同志なので、パッと見のビジュアルはかなり重要だと思います。
う~ん、藤原くんはすぐに思い浮かんだけど・・・
コゼットは・・・とにかく世の汚れをまったく知らないようなピュアな美少女希望。
エポは、健気さと思い切りの良さを期待して・・・真央ちゃんはどうかと。
テナは、あのあくどいキャラを声の素敵なチョイ悪系で、と思ったらこうなりました(笑)(寺島のアニキも考えたけど・・・ちょっとちがうかな?)
テナ夫人は、やっぱり迫力と怪演ぶりが決め手?
・・・アンジョは・・・私の中で理想が高すぎて、決められない

う~ん。
女優さんに関しては、あんまり普段から興味がないのでなかなか思い浮かばない
・・・しばらく悩みそうです。
(楽しいからいいけどねーー


あ、“これぞ!”という人がいたら教えてください




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姉妹

2009年10月28日 09時22分54秒 | 家族
娘その1から、久々にメールが。

「友達が、新型にかかりました」

あら~たいへん!!

私が「あなたは大丈夫なの?」と返信しようとしたら、

娘その2「“しばらく帰ってくるなよ”と打っておいて」。

私「・・・・・


これでも姉と妹なんですが・・・


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ちょっと妄想・・・

2009年10月26日 23時59分28秒 | えとせとら
間をあけずに観たせいかなぁ・・・
なんだか頭の中でリンクしちゃって。

・・・ちょっと、観てみたいんだなぁ。

上川さんのジャン・バルジャン

ミュージカルじゃなくて、ストプレっていうのは?
・・・この際、新感線テイストで・・・日本版とか、歴史ものとか???


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ドラマ 『JIN~仁~』 3回目

2009年10月26日 20時01分43秒 | ドラマ
3回目『JIN~仁~』。

コロリ(コレラ)が江戸の町を襲い、仁先生は大忙し。
どうしても点滴の必要性がでてきて、急遽、洪庵先生を通して、作成を依頼!?
すっごい!!・・・できちゃったよ・・・ソレっぽいのが
が、仁先生まで発病してしまい・・・

「先生は、わたくしがお助けしたいのです!!」

きゃーーっ!!咲ちゃん、なにげに思いっきり告白してるぅ~
しかも・・・なんか感動的だぞ。

咲ちゃんの勇気ある行動(?)と懸命の看病で、元気になった仁先生。
が・・・そこへ飛び込んできたタエの訃報。
せっかく仁先生が助けた“生命”だったのに・・・

自分がこの世界で成すことは、未来を変えてしまうかもしれないーーー
そう思って悩んでいたことが大きな歴史の中ではちっぽけなことに思えた仁先生。
・・・やっと、運命を受け入れてこの世界で生きていくことを決意する仁先生。

ここでの咲ちゃんの役割も大きい。

「マゲを結いたい」と咲ちゃんの母上に言いだし・・・しかしあの“ちょんちょりん”は・・・可愛いすぎーーっ!!



でーーーーっ、内野龍馬は、といえば
今回はコロリ騒ぎでは徹底的に汚れ役(?)です
でも、ラストシーン、勝海舟の元へ行き、襲いかかるかと思いきや・・・

「今は・・・自分の信じる道を歩きたいぜよ。それが誰も歩いておらん道でも。正しい道じゃったら、後から仲間はついてくるーー
・・・そう教えてくれた男がいるき」


うわぁぁぁ~いいっ!!
いいよーー内野龍馬っ


なーんか、ザワザワと胸騒ぎがしてきたぞーーーっ!!

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『蛮幽鬼』 10/23(金)ソワレ

2009年10月25日 23時56分56秒 | 舞台
いろいろ調整しましたが・・・休日の公演はどうしてもチケットに縁がなく、娘その2の中間テストが終わる平日の、この公演がベスト!!
というわけで、今期の『レミゼ』の手持ちチケットの中で唯一のS席を投げうちました・・・

2年前の1月『朧の・・・』以来の新橋演舞場。
入口を入ったところで、まずはいのうえさんと岡崎さんに遭遇。
娘その2は、初めての新感線のホームグランド(?)に、いつもとは違う雰囲気を感じてソワソワ。
仕事場から直行だったため、食事をする時間もなくて、幕間に食べようとまずは噂の「蛮」と「幽」のお弁当を購入。
パンフは、あいかわらずでかいです(笑)



『蛮幽鬼』 2009・10・23(金)18:00開演 新橋演舞場


伊達土門/飛頭蛮         上川隆也
京兼美古都            稲森いずみ
方白/刀衣            早乙女太一
稀道活              橋本じゅん
ペナン             高田聖子
音津空麿            粟根まこと
稀浮名             山内圭哉
遊日蔵人            山本亨
京兼惜春            千葉哲也

鳳来国の大王         右近健一
音津物欲           逆木圭一郎
ガラン            河野まさと
浮名の妻鹿女         村木よし子
果拿の国 舟役人       インディ高橋
惜春の密偵 丹色       山本カナコ
果拿の国王          磯野慎吾
ロクロク           中谷さとみ
美古都の侍女・七芽      保坂エマ
監獄島看守          村木仁
京兼調部           川原正嗣
東寺無骨           前田悟
果拿の学者          武田浩二
 
サジと名乗る男        堺雅人


あらすじは
 
遠い昔・・・
豪族が群雄割拠する中、ようやく一つの国になりつつある島国・鳳来の国と、長い歴史を誇る大陸の国・果拿(かだ)の国があった。
鳳来の国の若者四人は、国をまとめるための精神的支柱として蛮教(ばんきょう)を修めるために果拿の国に留学するが、その中の一人、伊達土門(だてのどもん)は無実の罪を着せられ監獄島に幽閉される。土門に濡れ衣を着せた稀道活 (きのうきな)と音津空麿(おとつのからまろ)の二人は、蛮教の教えを持って帰国。
10年の歳月が流れ、閉じ込められていた土門は脱出を試みようと壁を掘り進めるうちに、鎖で壁につながれた男がいる牢にたどり着く。
土門に助けられたサジと名乗る男は復讐に協力することを誓い、二人で脱獄する。
・・・それから一年ほどの後。鳳来の国では、飛頭蛮(ひとうばん)という僧が唱える新しい蛮教が興隆をみせていた。
その飛頭蛮を、大王の后が、彼女を守護する刀衣(とうい)を伴って訪ねてくる。
その后とは、土門と将来を誓いあった美古都だった・・・



はい、名前のネーミングからして、まんま!!『巖窟王』!!
エドモン・ダンテス、です。「モンテ・クリスト伯」、です。
・・・諸般の事情(?)でそれだけでもテンションが上がる私・・・しかも、その
エドモンに配するのはあの上川さん!!
そして、最初、目の前の幕には「蛮勇記」と書かれています。
それが大音響と光の洪水のようなオープニングで「蛮憂記」に変わり、いつしか『蛮幽鬼』に。・・・壮大な復讐劇の始まりです。


上川さん/伊達土門・飛頭蛮
最初の若々しいお声が、無実の罪で幽閉され白髪の別人になったところから、一転。恨みに満ちた、地の底を這うような低いお声に変わるのがすごい!!
殺陣は重く正確で、まさに復讐によって精度を増した、ある意味“正義の剣”。
教祖として現れた時、まさかのお歌まで歌ってくれちゃって・・・『SHIROH』大好きの私としては、上川シローの再来!?
包容力があって説得力があって・・・いや~やっぱり似合いますね、こういう役。
激しい復讐の怨念に、メラメラと燃え上がるような土門の迫力ある目力と、ギリギリと奥歯を噛みしめるようなセリフ回しに、思わず惹きつけられ・・・目が離せませんでした。

早乙女太一くん/刀衣
最初は女形の“方白”として踊ります。いやん、これもきれい
でも、美古都を守る“刀衣”として太刀を振る太一くん、とにかく身が軽い!!
超カッコよくて、超きれい!!・・・というか超美しい~~!!っ
上川さんとはまた違う太刀筋(?)で、踊るようというか、流れるようというか、若さあふれるスピード感ある、それでいてちょっとファンタスティックな・・・
ラスト近くで多数の敵に囲まれ、その剣を華麗に受け交わしながらも息絶える刀衣。
バックに流れる女性の歌謡曲っぽいお歌が、ちょっとミスマッチな気もするんだけど、逆になんだか妙に切なくて・・・

山内さん/稀浮名&粟根さん/音津空麿
土門の才能と将来を妬み、土門を陥れるこの二人。
女好きで軽薄な浮名・・・山内さん、見た目がいい男なので、こんな役がよくお似合い(褒めてます
身分の低さから浮名に腰ぎんちゃくのようについていく、小心者の空麿・・・粟根さんも、この手のセコくてずるい役があってます(褒めてます
復讐しに帰ってきた土門に命乞いして、殺し合う様は、利己主義の塊のような人間の醜さがひしめき、なんだかあさましく哀しく・・・


じゅんさん/稀道活
メイクが悪人(笑)野心家で策略家。浮名の父親です(どんだけ濃い親子なんだ
じゅんさん特有のアドリブも全開!!
なぜか、舞台の上から客席に向かって“強制コール&レスポンス”があったり、花道の連行シーンで「これだけは言わせてくれ・・・長塚圭史、結婚おめでとうー!俺も貴子と結婚してぇー!」と時事ネタ(?)も飛び出し・・・
(あ、関係ありませんが・・・パンフのじゅんさんへのコメントは、内野さんが書いてました


稲森いずみ/美古都
細いっ!儚いっ!美しいっ!!
私にとっては「ロンバケ」のモモちゃんですが(娘その2にとっては「義経」の常盤さんだそうです)
お声がしとやかなのに、凛として・・・女性ながらの魅力を感じました。
小峰リリーさんのお衣装(特に袖の赤いお衣装)がよくお似合いで、すっごく素敵

聖子ねえさん/ペナン
実は異国のお姫様役です。(『巖窟王』でいうところのエデ?)
土門と話す母国語の○△■※~な言葉はすっごく楽しそうで、カタコトの蓬莱語は方言満載、へんな外人みたいでオモロイです。
ずっとお笑い担当かと思いきや、さすがの聖子さん!!
土門を愛するペナン・・・最期は健気でかわいく切なく、土門の腕に抱かれて死んでいく・・・うるっ

そして・・・
堺雅人/サジと名乗る男
監獄島で土門と出会い「僕は君の道を作るよ」と土門と共に脱獄する男。
常に“曖昧な笑顔”を絶やさないサジ。
「人を殺すときぐらいその爽やかな笑顔はやめて」とよく言われる、と笑いをとっていましたが・・・これが後になればなるほど怖い・・・
「・・・これで人は殺せる。」と世の中のすべてのものを使って、土門に殺人の奥義を披露するサジ。
強すぎる、という設定なのでしょうね。サジは戦う場面でほとんどその片腕を封印するかのように後ろに回し、片腕だけで人を殺していきます
堺さんを観るのは『噂の男』以来2度目ですが・・・あの笑顔をずっとキープしながらの殺陣はすごくたいへんだと思います。
そして何より、サジの心にあるものをすべてあの笑顔のまま演じなくてはならない・・・これって、すっごい!!
殺し屋の集団のような楼蘭族に生まれ、殺されかけたため、その族長を殺し一族から追われるサジ。
“楼蘭の悪魔”と言われたサジが、土門を手助けをして土門の復讐心を煽る。
だが土門が親友とまで信じたサジは、実は調部を殺した真犯人だった・・・


復讐が復讐を呼び寄せ、すべてを殺していく・・・
すべてがサジによって仕組まれたことだと知った時、サジと対決する土門。
そして、毒の回り始めた自分の身を、大王である美古都が国家の礎を築くために、自ら謀反人・飛頭蛮として美古都に斬られることを望む土門。
美古都の刀を自ら引き寄せて、まるで美古都を抱き寄せるようにその刀を深く自身の身体に突き刺して死んでいく土門。
(実は・・・この場面、一瞬、土門と美古都の姿が・・・トートとシシィに見えてしまった
土門が「この監獄島から解き放ってくれーっ!!」と叫ぶその言葉こそ、復讐心からの解放、なのかもしれない・・・と。


『巖窟王』であって、『巖窟王』ではない結末。
さすがに中島かずきさんの創る話は深い!!
娘その2と共に・・・大満足の新感線舞台でございました。
そして、よくよく考えれば・・・上川さんといい、堺さんといい、太一くんといい・・・ビジュアルのみならず、どの方も、とにかくお声が素敵でした!!(声フェチにはたまらん
今から、ゲキ×シネになる日が楽しみ。DVDも絶対買っちゃうだろうな~




 
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会えた~!!

2009年10月23日 22時20分04秒 | 舞台
切望していたチケットが、やっと舞い降りてきました!

・・・人生2度目の新橋演舞場。

熱い熱い迫力ある舞台でした。
上川さんの目力の強さと迫力ある演技に惹き付けられ
太一くんの美し過ぎる殺陣にクラクラ
そして、なにより満面の笑みをたたえながら、その冷やかな心で人を殺めていく堺さんの不気味な魅力に

劇団☆新感線・・・すっごい~!!
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2009 『レ・ミゼラブル』 10/18(日) ソワレ

2009年10月22日 00時49分55秒 | 『レ・ミゼラブル』
2年ぶりの『レ・ミゼラブル』。

『レ・ミゼラブル』 2009・10・18(土) 17:00開演 帝国劇場


バルジャン      山口祐一郎
ジャベール     岡幸二郎
コゼット     菊地美香
マリウス     藤岡正明
エポニーヌ     知念里奈
アンジョルラス     松原剛志
ファンティーヌ     シルビア・グラブ
テナルディエ      安崎求
マダムテナルディエ     森公美子
ガブローシュ      田川颯眞
リトルコゼット     飯田汐音
リトルエポニーヌ     吉川乃歌


いきなりですが・・・私は『レミゼ』が大好き。
だから・・・どうしても期待が大きくなってしまうのです
そういう視点が基準だとすれば・・・ちょっと辛口レポ?かも。
『レミゼ』のすべてを肯定したレポがご希望の方は、スルーしてください


♪ジャ、ジャーン、ジャ、ジャーン・・・
で始まるあの冒頭の音楽からいつもはテンションが急上昇、するはずが・・・

へっ・・・!?

なんで?なんか違う。
1階後部座席で聴いてるせい?
それとも、私の耳が遠くなったのかしら?
・・・塩田さんの指揮にしては・・・なんだか音が小さい?
いや、迫力が・・・

それでもせっかく楽しみにしていた大好きな舞台だから・・・と目を凝らし、耳を澄ませて集中。
が・・・最初の♪じごーくだー、から音程が??
後に続くそれぞれも・・・なんだかビミョウ
そして・・・

山口バル
全体的に、高音部はファルセット主体?優しいけれど、なぜか細いお声がいつもと違う感じでちょっと心配に。山口さん、疲れてるのかなぁ
セリフに近い低音の部分は(ちょっとオーバーすぎるけれど)まあまあなんだけど。
ビジュアルは、それでも市長姿が美しいし、ファンテの手を取る場面はやっぱり萌~っ
♪24653~は初めて聞きました。これって山口バルだけ?
対決シーンではあれ?椅子を壊していつも持ってるはずの棒が??
岡ジャべが警棒を捨て、素手で取っ組み合い(これって?アドリブ?)
リトコゼちゃんのお歌がとっても上手で、バルジャンとの♪ら~ら~ららららら~ら~ら~がすごくキレイでした。
リトコゼちゃんのくるくる廻しは12~13回?おおっ!まだまだイケるなぁ~
エポからマリウスの手紙を受け取り読んでしまう山口バル、なんかどんどん怒りモードに
そのせいか?バリケードでマリウスを確認した時は、“こいつが・・・”となんだか複雑な表情に見えました。
でも「彼を帰して」は本当に天昇しそうな優しさを感じました。
マリウスに過去を語るバルジャンの苦しそうな表情が切なかったです。マリウスにすべてを託して抱きしめるけれど、マリウスは抱き返せない・・・

シルビアファンテ
すごくよかった!!
いつもはあまりそう見えないのに、今回は最初からすごく儚げで、「夢破れて」は遠い目をして破れた恋を哀しむ姿にうるうる
娼婦に身を落として、バルジャンと出会った時も♪罪もないのに~から我が身を絞るようにして哀しむ姿に
病室で、コゼットの幻に語りかける場面もちょっとイっちゃってる感が哀れで・・・バルジャンに微笑みながら♪神が~遣わした~と歌う場面は、もう涙腺が~

美香ちゃんコゼット
2年前よりは少しお姉さんっぽく見えました(2年前は子供みたいに見えた
マリウスが柵越えして入ってきた時、あまりにも無防備に喜ぶ姿に“おいおい、若い娘さんがだめだよ~”とツッコんでしまいました。
そして、山口バルとの場面は、どうしても“岸さんとこうして練習したのね”と全く別視点で見てしまい

里奈ちゃんエポ
2年前は、はっきり言って“苦手エポ”でした・・・
でも、今回はすごく自然体で?(リキミがなく雑でもない)なんかすっごくかわいい感じ。ちょっと美奈子エポって、もしかしてこんな感じだった?と想像してしまった・・・
「オン・マイ・オウン」は、ちょっと自虐チックでそこがまた切なかったりして。
なんだかいじらしいエポでした。

藤岡マリウス
あの~エポに♪その髪好きだわ~と歌われる・・・にしてはな髪形なんですけどぉ~
以前は、カタブツマリウスという感じだったのに、あの髪形は・・・
アキバ系?・・・それとも、マイケル?
コゼットと出会いがしらに一目で惹かれあうビジュアルっていうのも、大事だと思うんだけど
お歌はさすがにうまいですね~美しいお声です。
バリケードでコゼットへの想いを歌う時は熱にうなされたようで、でも、アンジョの説得にすぐ我に返るところは、やっぱりカタブツ?
「カフェソング」がなんといっても聴き応えがありました。

松原アンジョ
アンジョ派の私としては、今回の『レミゼ』の一番の注目株!!
でも・・・登場の第一印象は
メイクが濃いっ!!あ、いや、気持は♪わかるけれど~
なんだけど~・・・
心配していた通り・・・やっぱりちょっと、まだ一般学生っぽく見えて・・・アンジョルラスのカリスマ性とか、リーダー&アニキっぽい部分が見えてこない(仕方ないか
お歌は、藤岡マリに負けないくらいいいお声をしています(満足
でもなぁ・・・私の中ではアンジョの“一声”って説得力がなくちゃいけないと思っているので、それが感じられないのはすっごく残念
一番ショックだったのは、「ワン・デイ・モア」のアンジョの♪嵐の~日~まで~
・・・本当に、本当に、本当にごめんなさい
ここってあの△行進のスタート場面なのに・・・迫力が・・・イマイチ・・・
う~ん、もうそうなると2幕のバリケードシーンも・・・
ただ歌声が美しいだけに、♪市民は来ない~がすごく悲しげで、なんだかいつもは壮絶に感じるアンジョの死が、妙に儚く哀しかった・・・
もう一度観る予定の松原アンジョ・・・短期集中進化(?)に期待してます。

安崎テナ&モリクミテナ夫人
安崎さん、またもや宿屋のおやじ(笑)でしたが、こっちはなんかあくどい感じ。
でも、やっぱり・・・いいお声過ぎる(褒めてます)
宿屋の歌シーンで盛り上がる安崎テナを見ながら、“ああ、この人昔はマリウスだったのよね”と思ったら、なぜか“泉見くんが将来、テナを演じたらこんな感じ?”とちょっと想像してしまった・・・
泉見テナ・・・なんか、すっごく似合っちゃいそうだと思うのは、私だけでしょうか・・・
モリクミさんは・・・あの胸の露出は・・・いいんでしょうか!?(ほとんどがモロに○○
コゼットいじめのシーンは怖い~くらい♪憎ったらし~いね~
「裏切りのワルツ」はテナと二人で山口バルを押え込み、椅子から立てないようにするテナ夫人、山口バルの上に乗っかってた!?(客席大ウケ?)
それにキレた山口バル、これ以上ないくらいに椅子をぶっ飛ばし、モリクミテナ夫人は、半分マジ涙声で「危ないじゃないのよぉ~っ!!」

岡さんジャベ
今回、一番、迫力と貫録を感じたのは、岡ジャベでした。
揺るがない経験と自信が感じられ、どの場面も安心して観れて、そしてその役に入り込んだ確かな演技力と歌声に、感動しました。
「Stars」で膝まずいて十字を切る岡ジャベに・・・なんだか感動してしまいました
バリケードでバルジャンに助けられるジャべの、屈辱に震えながらも堂々と去っていく背中にちょっと萌~ました


なんだか、こうして書いてみると、女性キャストは褒めて、男性キャストにはボロクソな感想ですが・・・これは2年前の超盛り上がった『レミゼ』基準だからかも・・・
もうひとつには、ABCカフェでも、バリケードの中でも、『レミゼ』はアンサンブルさんの盛り上がりがそのまま舞台を盛り上げる演目だと、実感しました。
・・・そういうわけで、アンサンブルさんの歌の中では静かに歌いあげる「共に飲もう」が一番しっくりきたかも。
オケのせいもあるけど、みんなどことなく優しげで・・・あんまり革命を起こす人たちじゃなかったような・・・(バリケード内が草食系化してる気が・・・
それでも、激しい攻撃に崩れていくバリケード陥落シーンと、後に続くなにもなかったような町の人たちの「犠牲者たち」がすっごく哀しかった
そして最後の「民衆の歌」を聴く頃には・・・やっぱり『レミゼ』って舞台はすごい!!・・・と感動して泣いてる私がいました・・・


カテコでは、山口バルと岡ジャベがガシッと抱き合っていて・・・“麗しコンビ”で観られてここも眼福でした。
何度目かのカテコでは、山口さんが高速お手振りをかなり長い間していて、隣に立った岡さんは、「まだ、やってる~」と言わんばかりの驚き&あきれ顔でした(笑)


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舞台 『キャンディード』

2009年10月21日 22時57分56秒 | 井上くんらぶ
今さっき、知りました!!

舞台『キャンディード』帝国劇場 2010年6月 公演決定!!


井上くん・・・なんだっ!!

アッキーの『キャンディード』はDVDで一度観ただけなのです。
う~ん、アッキーが演じた役を井上くんが演じる・・・どんな感じなんだろう???
(『モーツアルト!』は、まさに!!それ!なんだけど・・・

咄嗟に、井上くんの演じた役をアッキーが演じるのを、思わず想像してしまいました・・・

アッキールドルフ?とか、
アッキービル?とか、
アッキークリス?とか、
・・・

演出が、宮本亜門でなくジョン・ケアードっていうのも、興味津々。

う~ん。
やっぱり、一度は観てみたいなぁ・・・


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せめて、今だけは

2009年10月21日 11時30分34秒 | こっち向いてアッキー
4月のアッキーのライブCDがやっと届きました。
(昼間、不在にしているため、再配達で昨夜やっと受け取りました!)
今日は、仕事も休み、娘その2も学校へ行っていていないので、独りきりでゆっくりと聴いています・・・

あああ・・・涙が出そうだ・・・

最近疲れてるからかなぁ・・・
アッキーの歌声が久しぶりなのは確かなんだけど・・・
あの時、赤坂BLITZで生で聴いた時とはまた違う、クリアーで優しさにあふれていて、まるですぐそばで語りかけるように聴こえてくる歌声に、なぜか心が震えて止まらない

アッキーの情熱、アッキーの優しさ、アッキーの想い、
その歌声にすべてが込められているようで・・・
その息遣い、見えないはずのアッキーの表情さえもがよみがえる・・・
そして、やっぱり、私はこの歌声なしには生きていけないような気になってきます・・・

・・・うまく言い表せないけれど、
今は、この歌声に包まれていたいです。
せめて・・・今だけは



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