初めての明治座です。
客席は横に広く花道があり、新橋演舞場に感じが似てる?
『中川晃教コンサート2017~Seasons of love~』 2017.10.1(日) 17:00開演 明治座
篠笛 佐藤和哉
朗読 伊礼亮
ダンス 浅井信好、杉浦ゆら
旭純(Piano)、後藤秀人(Guitar)、石田純(Bass)、平里修一(Drums)
オープニングは篠笛の音で和風に。ステージ後ろ中央の高い場所で、紅いドレスの女子が舞っている。明らかにこの“明治座”仕様の演出。
そして、アッキー登場。曲は
「CHINA GIRL」
半分は黒のスーツ、半分はデニムにフリンジつきのロング丈のジャケット。下は黒のスカート。和洋折衷ってことか。
明治座の照明、なかなか美しい。(来年の「999」も期待・大!!)
ただ・・・私の今日のお席は花道の下手前方で、スピーカーが目の前。ズシンズシンと重低音のリズムが胃をパンチしてくる感があって、なんだか気持ちが悪い
もちろん、アッキーの歌声はいつも通り素晴らしかったけど
あ、ちょっと、アクシデントが。衣装の右手のフリンジがボタンに引っかかってしまい、アッキー、曲の合間にさりげなく必死で取ってました(笑)
その後、上手から若いジャニーズ風の男子が登場。詩の朗読を始める・・・へっ?この人、だれ?
最初は寺山修司の「お月様のびんづめ」。アッキーも朗読に加わり、二人で話を進めていく。
BGMは静かに流れる篠笛の音。(よく聴くと、「Fry me to the moon」だったりする
)
詩のあと、
「I have nothing」
詩のあと、
「I say good-bye」
詩のあと、
「見上げてごらん 夜の星を」
詩のあと、
「BLUE DREAM」
最後の詩は「青空を塗る男」・・・すみません。静かなお声が心地良すぎて・・・途中の2つはまったく記憶にありません
その心地よいお声の謎のお方は、伊礼亮さん・22歳。詩人で歌手、とのこと。
アッキーのことはあまりよく知らなかったらしい(あらら
)
でも、今までは年上の先輩方にサポートしていただいていたアッキーが、こうやって若い後輩を自分のコンサートに呼んだりするようになったんだなぁ、と。
MCのあとは、ミュージカルコーナー(?)
「僕こそ音楽」最近はいろいろな場面で何度も聴いているのだけれど、こんなに真近で歌われると、なんだかやっぱりドキドキ。
しかも花道に出てきて歌ってくれた時、そうだ!帝劇の『M!』の舞台にもちょっと前に張り出した花道のような部分があったっけ!と思いだして、アッキーのヴォルフがすごく懐かしくなって、ちょっとだけ泣きそうになった
そして、ステージの後方、白いライトを浴びながら、一段高いところから歌ってくれた
「人のツバサ」ああ、SHIROだーーー
今回は、さすがに間奏での何役ものセリフつきではなかったけれど
その間奏でさえ、舞台の情景がよみがえってきて懐かしかったなぁ。
その後は、『Beautiful』から二曲。
「作曲家の役なんで・・・歌わない。」(笑)やっぱりもっと歌いたかった?
すっごくカッコいい一曲
「On Broadway」をスタイリッシュなダンサーさんと。それに、すごく優しい一曲
「Walking In The Rain」
最後は、『ジャージー・ボーイズ』から。
「Can't Take My Eyes Off You」めずらしく日本語だった。英語で歌われると、どうしてもアッキー・ヴァリ風で、どことなくアッキーではない感がしてしまうけど、日本語だと、アッキーが歌ってる!と実感できる。それに
「Who Loves You」カーテンコールで盛り上がってたあの曲だ!!ああ~来年の再演が待ち遠しいよ~。
そして、後半はオリジナル。
「FLY」「 TO BE IS TO DO」「止まらない一秒」
「強制はしません」と言われたけど、せっかく盛り上がるとこ?だったので、ここだけスタンディング。
あれっ?と思ったのは「FLY」の途中ラップが入ったこと。なかなか良かった。カッコいいアレンジだった。
そして、あっという間に最後の曲
「Miracle of Love」・・・やっぱり名曲だわ。
アンコールは花道から来るか?と思ったけど、上手の客席からなんと☆
「MY WAY]で登場。白いTシャツ姿だったけど、これって、スーツに蝶ネクタイだったら、まるでディナーショーだよ(笑)
大ラストはやっぱり
「I WILL GET YOUR KISS」
これも篠笛が入ったりして、またまたいつもとちょっと違っていて、ステキだった。
明治座、というところだから・・・またいつもとは違うコンサートになっていた。
それでも、やっぱりアッキーの歌声は健在だった。
次は、来月。また聴きにいきます~~。