「愛を拒むことはできなかったの・・・」

なぜでしょう・・・さらりと読んだだけではよくわからなかった、原作本をいまさらもう一度読み直しました。

「愛を拒むことはできなかったの・・・」
・・・これは自殺した？マリーが母に宛てた最後の手紙の一節。


舞台の上のルドルフとマリーは、なんとなくそこまでの純愛とは感じられなかったのです。
でも、この言葉をゆっくりかみしめるように読むうちに、ああ、そうか・・・と勝手に納得していました。

「拒めない愛」・・・ルドルフがわずか１７歳のマリーに求めたものは・・・
自分の生きていく意味を、自分の居場所を失った皇太子。
“一緒に死んでほしい”と願われた時、マリーは泣いて彼を抱きしめた、と。

残念ながら、そこまでの恋愛経験はないので・・・理解しがたいのですが・・・。

何かを突き抜けた“愛”なのでしょうか？
打算をも超えた“愛”なのでしょうか？



明後日は『ルドルフ』千秋楽。
・・・もう一度、確かめたい衝動を抑えられない私です・・・

雨だから・・・？

朝、起きた時からある歌が頭にくっついて離れず、気がつくと繰り返し繰り返し、そりゃあもうしつこいくらいに繰り返し・・・歌っているという経験はありませんか？

今日の私がまさに、それ。
しかも、♪レベッカァ～～でもなく、♪時代の主役だぁ～～でもなく
・・・
♪傘がないわけじゃぁ～ないけれどぉ～帰り～たく～なぁい～～

？？？なんでっ！？なんで、これなの？
・・・雨だから？
しかも、よくよく思い出してみれば・・・これってはるか～昔～のOL時代によくカラオケで歌ってたのよ（トシがばれますね）
で、気がついたら、昼休みのロッカー室で

♪飲ませて～くださいぃ～もう少し～今夜は帰らない～帰りたくない～っ～

頭っからフルコーラス！！で歌っていたのです・・・
いや・・・やっぱり日本人って、最終的には演歌なのかしら・・・？



なお、なぜ、この歌だったのかは・・・帰ってきてTVのCM見てわかりました

コミック 『エリザベート』 ～森川久美

原作・脚本はミヒャエル・クンツェ。
舞台『エリザベート』に嵌っていた頃、『エリザ』に関するものは何でも欲しくて、ひたすら買い漁った中の一冊のマンガ本です。

ずっとシシィとトートの二人に重点を置いて読んでいたので・・・気がつかなかった！！
後半は、ルドルフとマリーヴェッツェラのことが結構、描かれています。
しかも、ルドルフの孤独、ルドルフの絶望、ルドルフの破滅が、どういうわけか・・・なんだかすごくよくわかる。
マリーとの関係もね・・・
（・・・もしかすると苦労して読んだ小説より、ストレートに）

これって、舞台効果！？


もしも、もう一度『ルドルフ』を観たら、今度こそ深いものを感じ取れるかもしれない・・・とちょっと期待大です

プリンスのコラボ

知ってる人は、知ってたのでしょうが、私は“今”知りました。

井上くんが、武道館でライブ！！
しかも・・・実力派女性アーティストたちと異色のコラボ！？

出演は、イルカ、クミコ、白鳥英美子、吉田美奈子、姿月あさと、Bloom（敬称略）

イルカさんとコラボ？う～ん、井上くんのフォークって、どんな感じなんだろ？
クミコさんは、何度か一緒にコンサートしてるし、白鳥さんのクラッシック仕込みの美声なら井上くんとぴったりだろうなぁ・・・
・・吉田美奈子さん！！ソウルフルでファンキーなお歌を歌われるとか・・・新たな井上くんが誕生するかも。
そして、姿月あさとさんといえば・・・もしかしたら、あの鳥肌の立つような「闇広」が聴けるかも？？？
で、ごめんなさい・・・Bloom？まったく知らないんですけど・・・


ライブは
２００８年９月１８日（木）１４：００/１８：３０　　日本武道館
一般発売は、６/２８（土）だそうです。


・・・って、なんで！？また平日なのよ～～っ！！
しかも、武道館って、たしか九段下・・・？
・・・間に合うわけないじゃないのよぉ・・・

萌え・・・？

２階席の後方から観たくせに・・・ミョウにドキドキしたのは井上ルドルフと玲奈マリーの二人が寄り添って佇む姿でした。
“The Last Kiss”と副題がついているくらいですから、キスシーンは満載なのですが？ズバリ、そのシーンではなく、かといって、しっかと抱き合う二人でもなく、

・・・マリーを抱き寄せて静かに佇むルドルフ。

きれいなのよ。美しいのです
具体的にいえば、井上くんの顎のラインが玲奈ちゃんの鼻の横にすっと収まっている感じがいい。
たしか、井上くん１８０cm、玲奈ちゃん１６５cm？
・・・この約１５cm差が絶妙のバランスなんだなぁ～～

そして、いざキスしようとすると、井上くんの左の横顔を隠すように、はらりと落ちてくるわずかな前髪の一束・・・

うっきゃーーーっ！！し、心拍数が上がるぅ・・・
ど、どうしよう！！これって・・・も、も、萌え～っ！？
そうか・・・私の場合、このはらりっと身長差がポイントだったのね・・・と気づいた舞台でした


えへっ・・・あいかわらず“どこ見てんのよ”な私でした・・・

『ルドルフ』 ５/２４（日） ソワレ

この次、もしこの舞台を観るなら絶対に２階席と決めていました。
昨夜、ナビザで確認したら“２階A席あり”とのことで当日券で観てきました。
・・・今回の目標は“起きて観る”（爆）


『ルドルフ』～The Last Kiss～　２００８・５・２４（土）１７：３０開演


２階A席の一番前列（つまりF列）下手サブセンターでしたが・・・B席はいっぱいなのに、私の後ろにはだれもいない。隣の下手席にはこれまた、ひとりもいない。
あららら・・・・・・まあ、おかげでゆったりと観れましたが。

２階席！！大正解でした。
大きなセットも、ひいて観ているので、前のように酔ったりしない。
たしかにみんな小さく見えたけど、２回目なのでどうにか全容は把握できてるし。
なんといっても照明の効果がすばらしい～
馬車のシーンのスピード感もよかった。
ルドルフとマリーとそれぞれの想いが絡み合うように表現される、ミラーボールのような照明もきれいでした。
躍動感があって、床の模様も美しい。
全体的に舞台は暗いので、ピンスポットで役者さんに当たる一条の光がシャープで美しく神聖なものに思えます。


で、２度目の『ルドルフ』。
前回ツッコんだ箇所はさておき、今回は多少理解できたような気がしました。

井上ルドルフ
熱っ！！
なにもかも抑圧されて“認められない皇太子”として沈み込む分だけ、マリーに励まされ？歌い上げる「明日への階段」
・・・若いなぁ～あの空に突き抜けるような高音。頬を上気させ、大きく腕を振り上げるあの昂揚した姿・・・希望に満ち溢れたあの表情はやっぱり引き込まれます。ただ、無邪気すぎるというか、父・フランツのような立派な大人から見れば、“おいおい”と思う発言も多く・・・
井上くんはステキでも・・・“ルドルフ”って男は、ダメでしょと思えちゃう。
そこが皇太子としての苦悩、マリーとの心中に至った箇所だと思えば、納得もできるけど・・・
う～ん、若いマリーにそれほどの説得力があったのか？すべてを投げ出すほど溺愛していたのか？なーんか、どっか、マリーに頼り過ぎてるルドルフの甘さが、男としては許せない・・・かも。

玲奈マリー
・・・野心家なんだな～登場の最初から「女に生まれた甲斐がない」と闘争心がたっぷりなせいか・・・ルドルフへの純愛という感じに見えないのよ。
いやいや、玲奈ちゃんはかわいいです。二人のラブシーンは絵のようにステキだった。
でも・・・ん～～～～～～。あ～なんだろう・・・
玲奈ちゃんの歌声って、はっきりしていて強気なところが好きだけど・・・心中までするような恋なら、もうちょっと“儚げ”な感じが欲しかったかな・・・

里奈ステファニー
とにかくドロドロしてます。・・・いえ、ルドルフとの関係が。
こじれにこじれて、素直になれない。所詮は妻をそうさせてしまうルドルフが悪いんですけど。
悪夢にうなされて、心配して駆けつけた妻に、他の女の名前を口走るのはそりゃあ、ミステイク！ですよ
前回は、ただただ主張の多いステファニーが怖くて、これじゃあ夫もイヤになるよ・・・となんか同情できなかったんですが・・・
今回は「妻は私よ」という形でしか愛を伝えられないステファニーが、哀れにさえ思えてきました。（やっぱり悪いのはルドルフ！！）


岡ターフェ
ルドルフがどうあがこうと“すべてを操っているのは私だ”という、あの何気に見下した目が最高！！
「命令次第」で、ルドルフに悪夢を見せる岡ターフェのSっぷり！！
井上ルドルフのうずくまる姿がミョ～ウにMっぽくて・・・あわわわ・・・なんかちがう世界なんですけど、ここの二人なんとなく禁断のやおい系の香りが・・・
後のシーンで、同じようにマリーを責める岡ターフェですが・・・絶対ルドルフとの方が絵になってる・・・ひえっ～～
常にピンと背筋が伸びていてとにかくお美しい。遠めでも正確な正三角形を作っているあの口ひげが・・・岡さんらしくて、密かにツボです

新納エドワード皇太子
たった５分でも、強烈な存在感。
「この短い一生の中で楽しめるときに充分楽しまなきゃっ！」
「遊べるのも今のうち…」
「派手にやろう！」
「もっと気楽になれ！」
悩みすぎるほど悩むルドルフの核心を突いたようなこの言葉の数々。
キラキラヒラヒラ見た目は軽めですが、ある意味、前向きに生きるためのすっごいヒントをくれてます。


浦井ファイファー
♪見たいものだけ見ればいい～・・・ここはウィーンさぁ～
いつになくしっかり聴きました。浦井くんの声って、きれいっ！！
ちょこ、ちょこ、っと歌うのではなく、もうちょっとまともな１曲を聴きたいなぁ。
それにあの中途半端な白塗りメイクじゃなくて、浦井くんの素のきれいな顔で見たかったなぁ・・・
（つまり期待するイメージより、出来上がったものが全部半端なイメージがいけないんだ！と思いました）だから、存在が○とか×とか言われちゃうのよ・・・



カテコの井上くん、テンションノリノリの高めで“フォーーッ！！”と連発。
・・・『ルドルフ』って悲劇だったよね～たしか・・・



帰ってきて、クリスピードーナツを食べながら、娘その２に感想を話したら、
「よく、寝ないでがんばりました」と褒められました・・・（爆）

ちょっと帝劇まで・・・

昼まで仕事して、それからバスで中華街へ行ってお土産のお菓子を買って、地下鉄に乗って、JRに乗って有楽町へ。
観劇のために上京したお友達とお茶して、その後、当日券で『ルドルフ』ソワレを観てきました。

これは、お友達との待ち合わせの前に時間があったので・・・つい並んで、つい買っちゃった噂のクリスピードーナツ


・・・・・



帝劇で、ずっと抱えてたせい？
帰ってきたら、箱が少しつぶれてチョコが溶けてた・・・

ええ～～～っん

チケット到着！！

待ちに待ったチケットが届きました。

・・・６月のアッキーのライブチケット！！

アッキーの手作りっぽい？袋？に入っていました。・・・なんか小学生みたいでかわいいなぁ～

で、この番号、どの辺のどんなお席なんでしょう？
・・・まったくわからん

アッキーの声がしっかり聴こえる席ならうれしいなぁ。
できれば、アッキーの歌う表情が少しでも見える席ならもっとうれしいなぁ

警報発令

どうも、４月の入学式以来、雨にたたられているのか？
GW前にみんなで仲良く、と校外研修で富士山の裾野まで一泊で出かけた時も、雨。
今日はテストの初日だというのに、台風接近中で、またも大雨。
・・・娘その２はなぜだか、雨に降られてばかりです。


さて、ひどい大雨ともなれば、警報発令ということになるのですが・・・
娘その２の高校の場合、朝の６時の時点でもし警報が発令されていれば、“自宅待機”ということになっています。
・・・とはいえ、昼までには雨も上がるというし、今日はテストの初日だし、判断しかねて、学校へ電話したのです。（遅刻しないためには、これがぎりぎり、という６時４０分に）

すると、電話に出られた先生（誰だかはわからない）は「特に休校の決定は聞いておりません。普通に来てください」とのたまわれ
“えーーーっ！？”と思ったけれど、そう言われては仕方がない、と娘その２はしぶしぶ、学校へ。


が、小一時間したところで、私の携帯に娘から連絡があり、お友達からメールがあって“家にいるよ”と聞いたので学校へ電話したら、「自宅待機です。家に帰りなさい。」と言われた、とのこと。
・・・あと２０分もすれば学校へ到着するところまで行ってしまっていたのに
・・・いったい、いつ“自宅待機”と決まったの？
結局、バス停で４０分も待たされた挙句、２時間近くかかって家に帰って来た娘その２。
当然、またもや制服はびちゃ濡れ、頭が痛くなって・・・帰ってきて、寝たそうです。
（結局、学校は休校になりました）


・・・おいおい、頼むよ～
決定するなら決まった時間に決定してよ
で、さっさと連絡網で流すとかしてよ
１０分やそこらで行けた中学の時とはちがうんだからさ～


娘その２と一緒に大声で叫びましたとも！！
「あ～～っ！！ったくもう～～っ！！」
遠くから通ってる、ってホントにイヤ。・・・でもって、そういう遠距離通学者のことも、少しは考えてよ。ばかぁ～～！！

へとへとへと

週末、とにかくフル稼働の２日間でした。
いつ食べて、いつトイレに行ったかも、記憶が定かではありません。
身体が疲れていると、気持ちもなぜだか連動してくるもので・・・

この私としたことが・・・いつになく弱気＆自己嫌悪＆落ち込み


・・・そんな日もありますって



でも！！家に帰ったら、すっごくうれしいことが待っていました！！
・・・ありがとう！ありがとう！！
優しい心に触れて、私は少しづつ元気になれそうです・・・