毎日毎日・・・慣れない仕事で身体も心も疲れ果て・・・
ああ・・・癒されたい。(心の声)
なので、この公演をどんなに楽しみにしていたことか。
昨年の秋にリリースされたアルバムは「TSUKEMEN CINEMAS」。映画音楽で構成されています。
それならば・・・!!と、映画好きの娘その2が初めて同伴です。
朝から雨交じりの強風。気をつけないと飛ばされそう。
駅までの自転車をあきらめてバスで行きました。雨はどうにか止んだものの、とにかく風が強くて、横須賀中央から坂道を上ってやっとたどり着いたホール前は強風に煽られ、息をするのもたいへんなくらい。
スタッフさんの配慮で会場時間前でしたが、ロビーに入れてもらえてホッとしました
『TSUKEMEN LIVE 2016』 2016.4.17(日) 15:00開演 横須賀文化会館大ホール
・・・久々のTSUKEMEN。
1曲目の
「ジュラシック・パーク」は、ちょっと聴くのが緊張したけど、2曲目の
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」からは、その甘い曲調からか、ちょっとリラックスして聴けました。
おなじみの
「Take five for Elise」は、舞台降りしてきてくれて、すぐそばで聴くTAIRIKUさんの生のヴァイオリンの音色がなんともいえず・・・おしゃれだなぁ。
KENTAさんは残念ながら私たちの席の反対側担当(?)だったのであまり、よく見えず
最後は、SUGURUさんもお得意(?)のピアニカを手に降りてきてくれました。
「シェルブールの雨傘」は、前奏部分でまずグッときました。なぜか舞台版ではなく、映画のワンシーンが脳裏によみがえってきて(ギィとジュヌビエーヌが二人で街を歩くシーンとか)
ああ、なんて切ないんだろう
と胸が苦しくなってきて、あの繰り返されるメインのサビになったら、なんだか泣きそうに
「ニュー・シネマ・パラダイス」は、どこかで聴いたような・・・(娘その2曰く「おふくろ、もう一杯!・・・という武田鉄矢の声が聞こえる・・・」
)
面白かったのは、なんと「日本映画から・・・」と言って1部のラストに演奏してくれた
「仁義なき戦い」
あの、♪タララ~タリラ~~ってやつ。
もうびっくり!!・・・しかも、途中、あれれっ?モーツァルト!?
すっごいのをぶっこんでくるなぁ・・・
15分の休憩のあとの2部は、いつも通りの構成で。
今度はすぐそばにKENTAさん。すっとしてる。ほんとに小顔(笑)
そのあとは舞台の立ち位置が入れ替わり。
前にも聴いたSUGURUさんのソロピアノ。
アルゼンチン舞曲第3番「はぐれ者のガウチョの踊り」
すごい!!明るくない曲調なのにあのインパクトの強さったら!!
そのあとは、TAIRIKUさんとKENTAさんの
「パッサカリア」
TAIRIKUさんはヴァイオリンより少し大きめのヴィオラで。(その後、楽器についての説明あり)
たしかに、音に厚みが加わり、重奏のようなフーガのような。いつものソロとは違った感じ。
「SAMSARA」は、すごくドラマチックで力強く、広がりがあり迫力があり。
続く
「ムーン・リバー」は、とにかくおしゃれで美しい。
そして、やっと生で聴けた!!
「パイレーツ・オブ・カリビアン
」・・・なんか小躍りしたくなっちゃう
で、
「スター・ウォーズ」すごっ!!まさかのダースベイダーのテーマまで盛り込まれ、なんか本当に映画音楽だーー。それにしてもヴァイオリンの音に寄り添うピアノの音の変則的でリズムのとりにくそうなこと!!SUGURUさんのピアノって、マジすごい
ラストは
「ミッション」始まり方がすごい
いったいなにが起こるんだ?と思わせておいて、あの美しい展開!!まるで朝焼けの海のよう・・・
そして、アンコールは
「スペイン」「AKATSUKI」
本当は、大好きな『タイタニック』の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を聴きたかったのだけど・・・
それでも・・・やっぱりいいなぁ
いつも思うことだけど、ヴァイオリンの音の繊細さと優しさを直に感じられるのが、すごく心地いい。
それを支えてくれるピアノの音もやっぱり素晴らしい。
ああ、TSUKEMENを好きでよかった~
この日のために我慢して買わずにいたCDをゲットして、もちろんのこと、握手会に参加してきました(本当は初参加の娘その2に譲るつもりだったのに、娘その2は頑なに拒否!)
3人ともやっぱりTSUKEMENでイケメン(笑)
・・・SUGURUさんの手がポカポカに暖かかった
追記
実は、この横須賀文化会館・・・子供たちが中学生の時、合唱コンクールで使用させていただいてました。
娘その2は「そうそう、ここでみんなで朝早くから練習した」「ここでみんなでお弁当食べたんだ」・・・と懐かしく。
こんな形でまた来れるなんてねぇ・・・