秋生のEtude

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劇団四季 『クレイジー・フォー・ユー』 7/12(水)マチネ

2023年07月15日 09時38分57秒 | 劇団四季
5月に観るはずが、当日公演中止になって観れなかった舞台『クレイジー・フォー・ユー』。
やっぱりあきらめられず、チケットを取り直しての、リベンジ観劇です。

劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』 2023.7.12(水) 13:30開演 KAAT神奈川芸術劇場

ボビー・チャイルド    萩原隆匡
ポリー・ベーカー     町真理子 
ランク・ホーキンス    渡久山慶
アイリーン・ロス     岡村美南
ベラ・ザングラー     荒川 務
エベレット・ベーカー   青木 朗
ボビーの母        中野今日子
テス           宮田 愛 
ユージーン・フォーダー  田島康成
パトリシア・フォーダー  花田菜美子


1930年代、ニューヨーク。銀行の跡取り息子、ボビーは仕事よりもダンスに夢中。
母親の命令で、砂漠の町の劇場をいやいや差し押さえに行くが、そこで出会った娘ポリーに一目惚れ。
ところが彼女は、ボビーが差し押さえに来た劇場のオーナーの娘だった。
フラれたボビーは、大物プロデューサーのザングラーになりすまして劇場を救う、という作戦に出る。
町の人たちと協力してショーを成功させれば、劇場も恋もうまくいくはず――
しかし皮肉にもポリーは、ボビーが化けたザングラーにぞっこん。
さらにそこへ本物のザングラーが現れた…… 大混乱の恋のゆくえは!?


なんと17年ぶりの『クレイジー・フォー・ユー』。一緒に観た娘その2はその時、中学1年生。
楽しいーーーっ!!
歌もダンスも最高。これこそ、ミュージカル・コメディの王道!!
ロープやつるはし、トタンにお盆、ありとあらゆる小道具が一瞬で舞台の中でリズムを刻む。
そして、キャストのだれもかれもがダンススキルの高いこと!(こういうの見ると、やっぱ、四季ってすごいなと思う)
車の中から、踊り子が何人も次々と出てくるのは手品みたい。しかもこの踊り子たちのピンクの衣装が可愛いんだわぁ。
ベースに見立てた女性たちの身体を抱きながらロープを弦にしてつま弾くあの秀逸なアイデア、ユニークで美しい。すごく印象に残るナンバー。メインともいえる「I Got Rhythm」は、もう圧巻!!楽し―楽しー楽し―
しっとりしたラブソングももちろんいいけど、イスを積み上げていく♪がんばれーの元気いっぱいな感じも士気が上がって大好き。音楽とダンスとリズム。とにかく、すべてが完璧なミュージカルだと思います。
そして・・・
ボビーは萩原さん。端正なお顔、スーツ姿のシュっとした姿勢がいいなぁ。そして、なんかすごくいい男。(この表現が一番合ってる気がする)ダンスもすっごくお上手。(振り付けもする方だそうです=敬二さんライン?)
ポリーは町さん。西部のちょっと男前の女性が似合ってる。あの青い花柄のドレスは変わらないんだ。ちょっとうれしい二人が踊るシーン、ポリーの青いドレスがくるくると花開くように揺れるのが素敵。
そして、なんといっても、ザングラーの荒川さん!!・・・私と娘その2が17年前に観たボビーです!なんか感激だわーー。
声が若い!というかアイドル時代のまま、かわいい。そしてダンスはまったく衰えてない。ちなみに荒川さんは、私と同い年。
大好きなボビーとザングラーの鏡合わせのような二人のシーンは歌声もダンスもバランスよく、息もぴったりで見応えあり。
ランクの渡久山さんは、長身で男前。ワイルドなのに、さらに気強いアイリーンの美南さんには、押されっぱなしでちょっとかわいい。強めの美南さん、こういう役、似合うよなぁ。

カテコは何度も何度もみんなで登場してくれて、ウエディングドレスのような真っ白なドレス姿のポリーと、きちっとキマったスーツ姿のボビーが舞台上で熱烈キス(学校観劇の高校生たちがどよめいた)

とにかく見終わってもずっと幸せでいられるミュージカル!!・・・観れてよかった。


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